みんなの議会

富良野市議会 平成21年第1回定例会 2009年3月11日

経済振興について

2009年3月11日、富良野市議会の一般質問で、広瀬寛人議員が「経済振興について」質問し、市長 能登芳昭、経済部長 石田博が答弁しました。

質問者
広瀬寛人 議員
答弁者
市長 能登芳昭、経済部長 石田博

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 3番 広瀬寛人

-登壇-さきの通告に従いまして、順次質問をいたします。マスコミ報道や経済指標の発表にも裏づけされている、昨年秋からの経済状況の悪化は、100年に一度の例えにも言いあらわされるよう、1920年代の世界恐慌を彷彿させる事態となってまいりました。この状況を打破するために、オバマ政権は、ルーズベルト大統領が行ったニューディール政策を参考に医療、教育、環境等の新たな社会資本整備を行うグリーンニューディール政策を実行しようとしております。ニューディール政策は、その規模などからも景気回復に4年以上を費やしましたが、規模こそ大変小さいですが、わずか1年で、圏域の経済を回復させた事例があります。地域通貨が世間に大きく取り上げられた1990年代後半に、その事例が多くの方々の知るところとなりましたが、日本では、1999年にNHKが特集を組んだ「エンデの遺言」で詳しく、そしてわかりやすく紹介されたことから、経済学者シルビオ・ゲゼルが提唱する老化するお金とその自由貨幣理論を実施に移したオーストリア、チロル地方のベルグルの取り組みは、貨幣と経済の関係を考える上で、大変重要な事案であると認識されるに至りました。人口わずか4,300人の町に、500人の失業者と1,000人の失業予備軍が存在する中、当時のミハァエル町長は、1932年の町議会でスタンプ通貨の形式をとった労働証明書という地域通貨を発行することを決議し、圏域の経済を立て直す成功を収めました。ベルグルの成功にならって、1933年には2,000近い都市で導入を検討しましたが、国家通貨システムの崩壊を恐れたオーストリアの中央銀行によって廃止に追い込まれました。この先例に習って、1999年4月1日から9月30日まで日本政府が実施した地域振興券は、一度きりの使用しか認めない商品券の一種として扱われ、当初の目的が達成できませんでした。経済学者からは、この地域振興券を一定期間内に複数回使用可能としたならば、ゲゼルの提唱した地域通貨になり得た可能性を指摘されております。現在、富良野市では、富良野商工会議所が取り組んでおります富良野市内共通商品券があります。発行日より6カ月間有効で、換金する場合には3%の手数料がかかる仕組みとなっております。そのため、小規模事業所では、受け取った商品券をみずからの消費にあて、換金をみずからが行わないよう工夫する行動が見受けられております。この流れは、圏域にお金が早い時間で回る総流通額を押し上げる効果をもたらしており、ゲゼルの提唱する地域通貨の要素を兼ね備えております。市民全般にその効果や理論が浸透し切れていない中、富良野市としては、敬老祝い金に活用いただくなど普及の後押しをしていただいております。このような中、ここ1カ月間の間に、全国の各自治体で、定額給付金に合わせて、地元でしか使えない商品券に、プレミアムをつけ、定額給付金の支給が、早急に地元経済に反映させる仕掛けづくりに取り組む報道が、紙面をにぎわしております。3月5日の日本経済新聞では、定額給付金に合わせて、独自の地域振興策をとる自治体が多く、プレミアム商品券を同時発売する例が目立つ。購入額に10%から20%を上乗せする例が多く、最終的には、300から400の自治体が取り組むと見込んでいると報じられております。道内でも、57市町村が準備に入っていると伺っております。1月30日の衆議院本会議で公明党の大田代表が、商店街の振興につながるような地方自治体での知恵、工夫を最大限尊重すべきだと求めたことに対して、麻生首相も地元での消費拡大につながるような市町村の支援を努めたいと地方の取り組みをサポートする考えを強調しております。そこで、プレミアム付き商品券について、2点お伺いいたします。他市の取り組みを調査研究されているのか。また、この取り組みの経済効果をどのように認識されているのか。2点目、今後の課題解決や調整を図り、富良野市としてプレミアム商品券の発行に取り込む検討をされていくのかをお聞かせください。次に、臨時職員の採用についてお伺いします。前日の経済状況で、直接的被害を受けている内定取り消しや雇いどめ、それに伴うU、Iターンの実態についてお伺いします。私が把握している12月現在の富良野緑峰高校、富良野高校の就職希望者で、内定を取り消された者はいないとのことですが、緑峰高校では67名の就職希望者に対して9割の内定、富良野高校では38名の就職希望者に対して6割の内定と、いまだに就職先が見つからない生徒さんがいらっしゃるようです。大学や専門学校など富良野を離れて就職活動を行っている方の実態把握は、容易なことではありませんが、富良野出身者の就業実態や雇いどめや解雇など、就職先を見つけることができなく、U、Iターンを希望される方々への窓口をハローワークと連携して強化することが求められるのではと思います。また、各自治体が緊急雇用対策により、地元経済の下支えや比較的長期の臨時職員採用をして、安定した収入を確保しながら、並行して再度、就職活動を行うことができる支援づくりなどを考えられているところもあるとお聞きしております。平成21年1月末で、全国149自治体が解雇や雇いどめにあった非正社員らを対象に臨時職員や正規職員の前倒し採用などを実施して、採用総数は8,500人に及んでおります。富良野市では、地域ニーズに合った事業を起こし、地域の雇用再生のために、求職者等を雇用する機会を創出するため、市が委託事業を実施するふるさと雇用再生特別事業、並びに離職した失業者に対し、次の雇用まで短期の雇用、就業機会の創出をするため、市が委託事業や直接事業を実施する緊急雇用創出事業など、3,800万円弱程度の事業費を組み、雇用対策を実施するとお聞きしております。そこで、2点お伺いします。今春、卒業を迎える富良野緑峰高校、富良野高校の生徒さんの内定取り消しや期間雇用職員の雇いどめなど、実態把握をされているのか。2点目は、前述のような状況となった方々への支援として、臨時職員採用や前述の雇用対策として採用するなどの配慮を検討されているのかをお聞かせください。最後に、農商工連携促進法についてお伺いします。平成20年7月に施行された中小企業者と農林漁業者との連携による事業活動に関する法律、通称、農商工等連携促進法が主な支援対象と想定しているものは、新しい商品やサービスを売り出そうとしている業者同士の連携事業と商工業者と農林漁業者とのマッチングを試みる連携支援事業があります。事業の計画を立てて認定を受ければ、補助金や低利融資、債務保証、減税などの財政的支援が受けられます。農商工連携構想が最初に発表されたのが、平成19年11月で、昨年9月の第1回認定では、連携事業が65件、連携支援事業が4件でした。11月の第2回目認定では、連携事業が49件、連携支援事業が1件を対象としました。経済産業省と農林水産省の両省では、5年間で500件の優良事例を創出すると意気込んでおり、平成21年度の予算では、経済産業省155億円、農林水産省178億円と財政難で廃止されそうな事業が多い中で、破格の予算措置と言えます。補助金では、3分の2以内という規定から、当初の事業費、つまり種銭として3分の1は準備をする必要もありますが、これから4年間の間に農協や商工会、商工会議所などで積極的なPRと連携のヒントや連携を可能とするお見合いの場面づくり、先進事例の勉強会など、さまざまな方にこの農商工等連携促進法を活用いただく誘導が肝心かと考えます。そこで2点お伺いします。この制度の周知とモデル事例の周知などをどのように図っていくおつもりなのか。2点目に、市内の各関係機関と緊密な連携が必要と考えますが、体制づくりをどのようにお考えになっているのか。以上をもちまして私の第1回目の質問といたします。

答弁 市長 能登芳昭(市長は2018年3月まで)

-登壇-広瀬議員の御質問にお答えをいたします。1件目の経済振興についての1点目のプレミアム付き商品券についてでありますが、総額2兆円の定額給付金支給と連動させる形で、全国の多くの市町村でプレミアム付き商品券の発行が検討されている状況とお聞きしておりますが、道内においても、2月24日時点で57市町村において、プレミアム付き商品券の発行を検討されており、さらにふえていくものと考えているところであります。地域内で流通する地域限定のプレミアム付き商品券につきましては、地域外では利用できないことから、特に都市に消費が流れる傾向が強い小規模市町村においては、地域内で消費が循環する効果が非常に高く、地域経済に及ぼす経済活性化の効果も大きいものと認識をいたしているところであり、今回の定額給付金に合わせ、各市町村でプレミアム付き商品券の発行に取り組むことは、各地域での経済活性化に結びつくものと判断しているところであります。本市といたしましては、プレミアム付き商品券の取り組みにつきましては、定額給付金の支給にあわせ、各関係団体との協議を進め、実施に向けて検討してまいりたいと考えているところであります。2点目の臨時職員採用についてでありますが、アメリカのサブプライム問題に端を発した世界的経済不況が、昨年秋より日本経済へも大きく影響を及ぼし、輸出産業を中心として期間雇用者や派遣労働者の雇いどめが増加し、さらには、正規職員の削減に及ぶ企業も発生しているところであります。内定取り消し及び雇いどめ、U、Iターンの実態把握につきましては、富良野沿線の高等学校に対し、毎年、新規学卒者の内定状況把握のための実態調査を実施しており、現在のところ、内定取り消しの発生については、報告されていない状況であります。また、富良野以外にある大学、短大、専門学校等の富良野市出身者の卒業者に関する内定取り消し状況につきましての把握は、困難な状況でございます。また、雇いどめによるU、Iターンの実態につきましては、ハローワーク富良野において、求職申し込み書に前職場の退職理由を記入することとなっており、自己都合、事業主都合、定年等の理由で離職したものの集計はされておりますが、さらに、離職した詳細な仕分けとはなっていないことから、ハローワークと随時協議はしておりますが、現在のところ、実態把握ができない状況でございます。富良野市出身者で内定取り消しがあった学卒者の臨時職員の採用につきましては、申し出があった場合は、検討をしてまいりたいと考えております。3点目の農商工等連携促進法についてでありますが、本促進法は、地域経済活性化のため、地域の基幹産業である農林漁業と商工業等の連携を強化することで、両者の強みを発揮した新商品の開発や販路拡大などの取り組みを支援するため、平成20年5月16日成立し、7月21日施行されたところであります。連携支援の内容といたしましては、中小企業者や農林漁業者を対象として、新商品開発や販路拡大に対し支援する農商工等連携事業とこれらの取り組みへの市で指導、助言等の支援を行う農商工等連携支援事業があります。農商工等連携促進法の施行以降の全国的な認定状況は、平成20年12月現在、農商工等連携事業の認定が114件、農商工等連携支援事業の認定は16件となっております。道内の認定状況では、すべて農商工等連携事業の八つの計画が認定されており、認定計画に基づき、恵庭市の農業者と札幌市の中小企業者の連携による大豆の粉入りラーメンや、新ひだか町の農業者と旭川の中小企業者の連携によるアスパラ酢や新野菜のピクルスなど、24事業者の連携による8事業が認定され、商品開発、販路開発拡大に対して支援を受けているところでございます。支援内容につきましては、中小企業者や農林業者が連携し、新商品や試作品の開発、また、市場調査等を行おうとする場合に対する低利融資や設備投資減税等の支援に加え、補助制度として対象となる経費としては、専門家の助言から新商品開発に係る経費、販売に要するマーケティング調査や宣伝費等、幅広く支援されることになっており、補助率は、補助対象経費の3分の2以内で、限度額は試作実験をする場合は3,000万円、試作実験をしない場合は、2,500万円となっております。これらの連携事業の制度内容や既に実施されているモデル事業についての周知につきましては、これらの事業への取り組み意向等の把握に努めるとともに、必要に応じて周知をしてまいります。また、連携事業を取り組むに当たって体制づくりにつきましては、連携事業の実施意欲のある中小企業者や農林業者との連携の機会創出に向け、JA及び商工会議所等と経済団体と十分協議をしてまいりたいと考えているところでございます。以上です。

再質問 3番 広瀬寛人

まず、プレミアム付き商品券について、再質問をさせていただきます。御答弁いただいた中で、各関係団体と協議を進めて、実施に向けて検討してまいりたいということで、大変私自身、実現が可能性の高い答弁というふうに受け取って喜んでいるところでございますが、その中でその関係団体との協議についての見解についてちょっとお伺いをさせていただきます。定額給付の実施時期は各自治体によってまちまちでございますが、この道内及び国内でのこのプレミアム商品券というのは、やはりタイミングがその給付に合わせた形で行うことが一番効果的であるということで、このあたりを各自治体とそこの経済団体が綿密な打ち合わせをしているというふうにお伺いをしております。これが富良野市で実現されるということであれば、富良野市と富良野商工会議所、この連携が非常に重要かというふうに思います。富良野市内共通券につきましては、商工会議所がラジオふらのを使いまして、その取り扱い店を宣伝をしたりして、普及を行っているところでございますが、こういったことが現実になってくることが見てくるならば、そういったことにあわせて広告宣伝、それはラジオに限らず、紙媒体も含めて取り組みができるかというふうに思います。有効なお金をさらに効果的に使うためには、そのようなタイミングを含めてのすり合わせが肝要かと思いますが、そのあたりの御見解をお伺いしたいと思います。

答弁 市長 能登芳昭(市長は2018年3月まで)

広瀬議員の再質問については、担当の経済部長の方から御答弁させていただきます。

答弁 経済部長 石田博(経済部長は2010年3月まで)

広瀬議員のプレミアム付き商品券についてお答えさせていただきたいと思います。前段、お話ございましたように、大変こういう状況の中、また定額給付金の給付という中、また全国、全道の流れの中につきましては、先ほど申し上げ、御指摘のとおりかと思います。そこで私どもも早急にということで、関係団体、特に商工会議所さんとも等々打ち合わせさせていただきまして、大枠、現在のとこで大枠でございますけれど概略を固めさせていただいているところでございます。まず1点につきましては、給付の時期の関係でございますが、これにつきましては定額給付金の関係がございますので、できるだけこれにマッチングさせて合わせた中で対応していくというような状況を考えているところでございます。それから、いま商工会議所さんがやってございますところの富良野市内共通商品券をこのプレミアム付き商品券ということで対応をしていきたいというふうに考えてるところでございます。また、総額につきましては、1億1,000万円と、1億1,000万程度を総額ということで考えさしていただいてございまして、1組、1万1,000円の販売を1万組ということで1億1,000万ということで現在考えてございます。なお、この1組、1万1,000円を1万円で販売していただきまして、差額の1,000円、プレミアム分につきましては、市で支援をしてまいりたいというふうに考えてございます。したがいまして、1,000円が1組、1,000円でございますので、1万組でございますと金額が1,000万円ということになろうかと思います。それで、ほかの詳細につきましては、また今後詰めなければならないと思いますけれども大枠につきましてはですね、現在のところ以上のような形で対応してまいりたいというふうに考えているところでございます。以上でございます。

再質問 3番 広瀬寛人

検討段階といいながら、これだけ精査された数字をお聞かせいただきまして大変ありがたいというふうに思っておりますが、今の部分で1億1,000万、1組、1万円に対して1,000円分いうことで1,000万の事業費部分を考えられてるということでございます。富良野市内共通商品券につきましては、昨年、一昨年の流通額が約1年間で5,000万弱というふうにお聞きをしておりますので、2年間分の流通額分を最終的にこれをすべて市民の皆さんが購入いただければという仮定ではございますが、非常に大きな経済効果の施策だというふうに認識をいたします。そのような中で、この富良野市内共通商品券につきましては、食品、日常食品を扱う大手流通販売店の中で、富良野市内に本社のない会社の中で、3社ございます中で、1社がこの共通券が使えるということで、2社については使えないという状況がございます。この商品共通券が冒頭、始まった時点で、私がお聞きしている範囲では、残り2社のうちの1社は、この商品共通券に加盟をしたいと考えたけど、商工会議所の会員でないということの中から会員になるかならないかいうことで、最終的にならないということで商品共通券についても使えない状況になったというふうにお聞きしております。このような大規模な経済施策を打つ中では、事業者をぜひ広く多くはかってですね、市民の皆さんが利便性が高まるようにしていくべきだというふうに思います。その観点から見ますと商工会議所と連携をして、行政としても、大手流通事業所の中に、こういった事業者の中に、こういった共通券のほうに加盟をいただくような呼びかけをこの際、再度行うと有効ではないかというふうに考えますがいかがでしょうか。

答弁 経済部長 石田博(経済部長は2010年3月まで)

広瀬議員の御質問にお答えさせていただきます。いま御案内のように確かに市内の大手ということで使えないところもあると私どもも伺ってございます。この辺につきましては、この案を協議する中で商工会議所さんともですね、御協議申し上げまして、この大手のみならずですね、これを機会に少しでもですね、会議所さんの会員になり、またその他の方でもこの商品券の取り扱いが1店でも多くなるようにですね、しようということで御協議申し上げているところでございます。以上でございます。

再質問 3番 広瀬寛人

はい、続きまして臨時職員採用の件について移らさしていただきます。現在私の掌握してると同様に、富良野での高校生の内定取り消しはないということで、安心をしているところでございますが、ここで先ほど御答弁いただいた中で、内定取り消し等があった場合には、学卒者の臨時職員については、採用について申し出があった場合には検討してまいりたいということで答弁をいただきました。これはありがたいことだと思っております。ただこのことをですね、いわゆる就職活動されてる方に周知をしていかないといけないというふうに思います。現在、富良野市のホームページのいわゆる商工、労働、雇用の部分を開きますと、雇用促進協議会が行っております平成20年度の事業についてページを割いて掲載をされております。この内容は、既に応募が終わった事業でございまして、この20年度事業完了する事業でございます。ぜひ今、職を探している方々に与える情報として、先々の部分の情報をやっぱり早く提供していく必要があるのかなというふうに思います。今の御答弁いただいたような内容、それから雇用促進協議会等では20年度の事業が完了して認定をされると21年、21年度と引き続き大きな枠で、この雇用促進に対しての色々なセミナーですとか、コンシェルジュなどの資格を取得するためのセミナーが受けられる等、大きな枠があるかと思います。そういったことをですね、早目にホームページを含めて市民の皆様に周知する必要があるかと思いますが、お考えをお伺いさしていただきます。

答弁 経済部長 石田博(経済部長は2010年3月まで)

広瀬議員の再質問にお答えさせていただきます。臨時職員の関係でございます。先ほどございましたように、市内の高校に関しましては私どもの1月末現在の調査では、富良野高校が希望者が32名、内定者が24名、未定者が8名、緑峰高校につきましては希望者が67名、内定者が62名、未定者が5名と、こういう御報告をいただいているところでございます。またいま議員御指摘のございましたように私どもの方にもこの二つの高校から、内定の取り消しということがあったということの御報告はいただいていないということございます。それから、先ほど市長からの答弁にもありましたように、内定の取り消しが富良野市以外の大学等々、またはUターン、Iターンにつきましてはですね、なかなか現状の中では把握が困難ということで御理解を賜りたいと思います。それからいまお話しにありましたように私ども、ふるさとの雇用、または緊急雇用創出事業等々で、21年度に対しましてもですね、できる限り雇用を図っていこうということとともに、できるだけですね、御指摘のようにいろんな面での雇用が、アルバイトも含めた短期雇用も含めたものがですね、されますようにホームページ等々で情報の早急なですね、できるだけ早い周知を図ってまいりたいと思っております。以上でございます。

再質問 3番 広瀬寛人

はい、それでは最後に、農商工等連携促進法についてお伺いをさせていただきます。実はこのチラシは、3月9日に札幌で行われましたフォーラムの案内チラシでございますが、市内の私の知人である経済人、もしくは農家のいろいろな方にお伺いする中で、やはりこの農商工連携促進法については、まだまだ一般の市民の方が知られている状況にはないというふうに私自身は認識をしております。その中で先ほど御答弁いただいた中にもありますように、昨年の秋から3回にわたる認定の中で130件近くが認定をされております。その認定内容を私も幾つか拾い出してみましたが、本当に有機野菜を新しいお菓子に原材料に使ういうことで、農業者とお菓子屋さんのような商業者を結びつけるという非常にシンプルな形での計画についても認定をいただいていると、認定の内容については、先ほど御答弁いただいたように大変経済的にメリットのある内容になってるかというふうに思います。富良野市内の農業生産物、それからこの観光地としての商品販売の枠を持っている富良野市としては、この促進法を使わない手はないと思うぐらい大変魅力ある助成事業だというふうに感じております。島原市のホームページではですね、この商工観光課のホームページの中で大々的に農商工等連携の部分を案内をいたしまして、町中の農業者、商業者等に案内をしております。やはりここまで踏み込む形が必要なのかなということを感じております。また、3分の1の、いわゆる元手、事業資金につきましても、簡単に準備できない部分があったとするならば、これは5年間の事業ですので商工会議所、商工会、農協等いろいろな団体の中の事業計画に盛り込んでいただいて、2年、3年の計画の中で事業戦略を練って、この認定にチャレンジするのが有効かと思います。私が調べてる中では現行のところで認定の率がですね、9割を超えていると、つまりハードルが非常に緩やかな中で、この恩恵を預かっている申請者が多いということですので、ぜひこれは富良野の市民の皆さんに積極的に広めていただきたいというふうに思っておりますが、そのあたりの見解をお伺いします。

答弁 経済部長 石田博(経済部長は2010年3月まで)

広瀬議員の農商工等連携事業に関しまして、御質問にお答えさせていただきます。いま、議員御指摘どおりこの法律は、20年の7月ということなもんですから比較的若い法でございます。したがいまして、まだなかなか周知がされてないという面もあろうかと思いますが、御案内のようにこの法律は中小企業と農林業者が連携して行う販売促進等々の取り組みに対して支援を行うということで、従来の国の縦割りから見ますと、農水省と経産省が一体となった事業の取り組みを行うということで、省庁間の壁が取り外されたということでは、そういう面では大変画期的な事業だということで私ども認識しているところございます。そういう中で、富良野への事業者等々への案内等々も含めてまして、現在、御案内かと思いますが、富良野の農業者及び商業者、観光業者との取り組みというのは数多くやっているところでもございます。例えば、農産加工推進につきましては、山部の生涯学習センターの農産加工室におきまして、農村女性が3団体が製造の免許を取っていただきまして、味噌ですとか、酢ですとか、ピクルスですとか、そういうものを製造している団体もございます。または先般、新聞でも報道いただきましたけど、地産地消交流会ということで農業者と商業者またはホテル経営者と約100名ぐらいがお集まりいただきまして、今後これらのものをどうやって、経常的に販売していくにはどうかというような情報交換も行ってございますし、または普及センターさんが中心になりまして、進化する郷土料理を食べる会ということで、地元の食材を使ったレシピ集も第2弾ということで出さしていただいてございます。また、先般も富良野の漬物キャンペーン、漬物コンクールということで、ことし第3回目になりますけど、これらのものも市内の主婦の方また農家のお母さん方で漬物を持ち寄ってコンテストもやっていると、すなわちこの辺も最終的には何とか企業化へいかないだろうかということで、特に1点目の農産加工推進等々につきましては、今年の1月に札幌より中小企業診断士をお呼びいたしまして、個別の相談会も実は開催をさしていただいてございます。そういう中から資金の面、ルートの面、それから商品開発の面等々を含めてですね、個別相談をさしていただいたところございます。そういうことで、大変これらの事業にこの法、またはこの支援事業がマッチングするということで私ども十分認識してございますので、今後、これらの方々、特にこれらの方々の意向も踏まえましてですね、JAさん、商工会議所さんとともにですね、推進に取り組んで参りたいと思います。以上でございます。

再質問 3番 広瀬寛人

最後に考え方ということでお伺いをいたしますが、今、経済部長の方から御答弁いただいた内容含めまして、中小企業の地域資源活用プログラム等、助成事業、補助事業というのはいろいろなメニューが多岐にわたってございます。ただ、このいろんな助成事業、補助事業をまず1点目は情報を得ること、これがなかなか一般市民にはハードルが高い。2点目には、その法律を読んでそれが自分がエントリーできる、採択にかけられるような事業に持っていくことが可能なのかという構想、これについてもハードルが高いと、そんな中、この事業については、こういう枠組みでこんなことをすると申請しやすいんだよという、そのモデルケースのような事例を皆さんに御理解いただくような働きかけによって、そういったものにチャレンジする機運が生まれてくるのではないかというふうに思います。その点では、この農商工連携促進法に限らずですね、なるべく噛み砕いた形で多くの方に情報を流して、その中からチャレンジをいただき、この経済状況を打破するために施行された多くの助成金、補助金を有効に活用いただくことが肝要じゃないかというふうに考えますので、そのあたりについてお伺いします。

答弁 経済部長 石田博(経済部長は2010年3月まで)

広瀬議員の御質問にお答えさしていただきたいと思います。いまお話しのように確かにいろんな法律等々も出てまいります。なかなかモデル等を使って優しく噛み砕いた説明が必要かというふうに思ってございますので、それにつきましても今後十分に御意見としていただき、私ども取り組んでまいりたいと思います。以上でございます。

出典:富良野市議会 平成21年第1回定例会 2009年3月11日 議事録 PDF(30ページ) 間違いを知らせる