美唄市議会 令和6年第4回定例会 2024年12月9日
(1)職員の適性配置について/(2)地域公共交通について/(3)保健福祉行政について/(4)経済振興について/(5)教育行政について
2024年12月9日、美唄市議会の一般質問で、松山教宗議員が「職員の適性配置について」「地域公共交通について」「保健福祉行政について」「経済振興について」「教育行政について」について質問し、市長 桜井恒、教育長 石塚信彦が答弁しました。
- 質問者
- 松山教宗 議員
- 答弁者
- 市長 桜井恒、教育長 石塚信彦
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 13番 松山教宗
令和6年第4回定例会において、市長並びに教育長に、大綱5点について質問をいたします。大綱1点目は、職員の適正配置についてです。1点目は、管理職の事務取扱の現状についてであります。ここ数年、いわゆる2024年問題と言われる働き方改革によって、長時間労働の是正が進み、残業時間の上限を超えて残業させると、民間企業などは企業側が罰せられるようになりました。また、管理職になると管理職手当が支給となり、残業代は支払わなくても良いとされております。公務員は労働基準法などの労働関係法は適用を受けることができませんが、変わりに国家公務員法や地方公務員法があると認識しております。昨今の報道でも、公務員の残業代の未払い問題や組織体制として、適正な時間外を付けることができず、問題となっていることも聞き及んでおります。そこで現在、課長職及び課長補佐職が係長を兼務、あるいは事務取扱をしている部署、職員が現状どれぐらいあるのか、状況を伺います。二つに、事務取扱の時間外の対応及び管理職の権限の範囲についてであります。管理職、すなわち課長補佐職と係長の事務取扱をしていることで、管理職が係長の仕事をしなければならない現状にありますが、その職員については管理職手当のみの支給で、時間外勤務手当など、支給条件について伺うとともに、課長補佐職が労働基準法の管理監督者に該当しないのであれば、時間外手当を請求することができるとなっておりますが、管理職となり、管理職手当を支給しているから管理職と位置付けているものではなく、重要な行政上の決定を行う職員、重要な行政上の決定に参画する管理的地位にある職員、人事担当の部課長など、職員の任命に関して、直接の権限を持つ監督地位にある職員など、具体的な管理職の範囲について、人事委員会や公平委員会の定める規則によって定められておりますが、具体的な管理職の範囲、また課長補佐職に限らず、管理職の権限の範囲について市長にお伺いします。大綱2点目は、地域公共交通についてです。一つに、地域公共交通の現状についてであります。本年の定例会の一般質問において、中央バスが運行している滝川美唄線の廃止が本年9月末となっており、当該路線廃止後は、AIデマンドバスを利用し、利用ニーズ等を把握し、代替交通の手法等に係る検討を進めてまいりたいとの市長のご答弁でありました。本市においては、滝川美唄線の廃止の翌日である10月1日より、地方公共交通計画で予定していたAIデマンドバスの運行エリアを拡張し、美唄・茶志内間における運行を行っているものと承知をしております。そこで一つに、中央バス、滝川美唄線廃止後の市の対応について、最初に、当該路線に係わるAIデマンドバスの運行範囲及び乗降場所はどのように設定したのか。また、運行時間帯は滝川美唄線の運行時間帯と比べ、短くなっているのか、逆に長くなっているものなのか。また、現時点の当該運行エリアにおける延べ乗降回数及び平日、休日ごとの1日平均乗降回数について市長に伺います。二つとして、AIデマンドバス短期実証調査の利用状況について、現時点における延べ利用者数及び平日、休日ごとの1日平均利用者数、また、実証運行期間中の利用者数の推移について市長に伺います。大綱3点目は、保健福祉行政についてです。1点目は、受動喫煙防止条例についてであります。美唄市受動喫煙防止条例は平成28年7月から施行し、本市独自の条例として対策を講じてきております。当時を思い起こしますと、この条例は行政からではなく、議会から提出した案件、いわゆる議員立法的な案件であり、議会と行政がしっかりと議論を深めつつ構築し、提案をされてきたものであります。これは先進事例として、他自治体や全国の医療関係、また、タバコ産業界や報道関係などからも大きな注目を浴びた中での成案であり、施行されるまでには、関係者のたゆまぬ努力の成果であったと感じております。その後、この条例を基に啓発推進が図られ、国は東京オリンピック開催に際し、国際化を進める上で、開催前の令和2年4月に国の改正健康増進法の全面施行に伴って、本市条例を改正しているところでありますが、新型コロナウイルス感染症の感染拡大により、人との交流が避けられたこともあり、受動喫煙防止に対する意識や公共施設や事業所、飲食店などにおいて、受動喫煙防止対策が十分にとられていない現状や、昨今、紙巻きタバコより加熱式タバコの方が有害物質が少ないとのイメージから、全国的に加熱式タバコの使用も増えてきていることが懸念をされております。市民、とりわけ妊産婦や子どもたちの健康、受動喫煙から守るための市独自の受動喫煙防止対策を風化することなく、この条例の意義や目的をしっかりと再認識し、啓発推進運動を継続して取り組むことがとても重要であると考えます。そこで、本市の受動喫煙防止条例施行後の取組と成果・課題について、市長の認識を伺います。大綱4点目は、経済振興についてです。一つに、交流拠点施設についてであります。交流拠点施設「ゆ~りん館」は、平成15年12月にオープンしてから、今年で21年目を迎えようとしております。ゆ~りん館は、本市に多くの人が訪れる交流の場所であると承知をしております。第7期美唄総合計画、地域資源を生かした「にぎわい」と「活力」あふれるまちづくりの中で、国内外からたくさんの人が本市に滞在し、関係交流人口の増加に向けた取組を進めることで、令和7年度には、観光入込客数を60万人、宿泊者延数4万人とする目標が設定されております。その中、ピパの湯ゆ~りん館は、第一次観光アトラクションとして、訪問の根本的な動機に位置付けられ、本市観光資源として、関係交流人口の増を目指すに当たり、主力であることが観光ビジョンに記載されていることは承知のことと思います。これまで管理においても幾度も質問をし、交流拠点施設等においてもそうでありますが、昨年の令和5年12月には、ゆ~りん館は20周年を迎えました。それを踏まえ、施設などの経年劣化も当然あり、温泉施設の水回り全般の設備については、これまで度々、故障等により修繕や改修など時間を要することも多々あったと思います。そこで、20周年を機に、故障してからでは修理に時間を要するので、しっかり施設整備を進めてはと、質問をしてきました。その中、本年10月には、交流拠点施設整備事業として、専決の補正予算を行ったこともあり、改めて温泉施設や温泉水に係る配管の老朽化、源泉水量の減少など、資源でありますので、開館当時からも変化をしていると思われる状況から、施設整備や点検、修繕や更新など、しっかりと進めるべきであると考えますので、今後の施設の修繕や維持管理、整備計画はどのように考えているのか、市長に伺います。また、入館料は利用料金制で、指定管理費なしで運営されていることは承知しております。昨今の物価高騰や光熱費高騰により、近隣温泉施設の入浴料は値上げしているとお聞きしております。そこで、ゆ~りん館の入館料の考え方について市長に伺います。大綱5点目は、教育行政についてであります。一つに、教育行政報告「美唄市いじめ問題審議会」についてであります。まずは、被害に遭われた児童、並びに保護者の心のケアを最優先にしっかりと取り組んでいただくとともに、学校や保護者、関係者がしっかりと連携し、見守りの強化を図っていただくとともに、子どもたちが安心安全に学校生活を送れるよう、フォローアップや環境の構築を進めていただきたいと思います。そこで、先日の本会議、教育行政報告が教育長からありました。そこには、いじめの重大事態として、本年6月から9月にかけ、市内小学校において上級生から下級生に集団暴力事案等があり、11月26日、当該校から教育委員会に対し報告、27日、教育委員会議の臨時招集と今後の対応の協議、同日に総合教育会議において、報告・協議があったと時系列でありました。教育長は、今後の対応については、当該重大事態に係る事実関係を明らかにするため、いじめ防止対策推進法に基づく第三者委員会「美唄市いじめ問題審議会」を設置し、調査を行い、結果をご報告いただくとありました。さらに、報告にはない新聞報道等などでは、10月22日の学校での定例アンケートにて事件が発覚し、その後、学校側が児童へのヒアリングなどを行い重大事態に認定、11月29日に全児童の保護者向けの説明会があったとあります。そこで、この問題が起こり、発覚、認識、対応、報告等、問題解決のための対応について、今回、第三者委員会、いじめ問題審議会が設置されることに至り、その経緯と趣旨等について伺いたいと思います。また、今後はこの審議会が中心に調査されていくということでありますが、具体的に所掌事務や権限、委員の構成、会議の開催など、そして調査の内容や結果報告の流れについて、どのようなものなのか教育長に伺います。
答弁 市長 桜井恒
管理職の事務取扱の現状についてでありますが、初めに、課長職及び課長補佐職における係長の事務取扱の発令につきましては、令和6年4月1日現在の市長部局の職員配置で申し上げますと、市長部局5部、20の課室中、課長職及び課長補佐職全体で44人のうち、保健福祉部2人、経済部2人の合わせて4人に発令しているところであります。次に、事務取扱の時間外勤務の対応につきましては、管理職における係長の事務取扱は二つの職が横並びによる同格の関係ではなく、上下の関係となるため、上位の職である管理職が主たる職に位置付けられ、当該管理職は、労働基準法第41条第2号の規定により、「監督若しくは管理の地位にある者」として、労働時間、休憩、休日の規定は適用されず、他の管理職と同様に時間外手当は支給されないことから、美唄市給与条例及び同条例施行規則の規定により、管理職手当を支給しているところであります。次に、管理職の範囲につきましては、美唄市給与条例及び同条例施行規則では、行政職給料表5級である課長補佐職等から7級である部長職等にあるものとされており、また、管理職員等の範囲を定める規則では、主幹、課長補佐、課長、部長等にある者と明確に定められているところであります。また、管理職の権限につきましては、美唄市行政組織規則では「課長職は課及び室の事務を掌理する」、「課長補佐職は課及び室の事務を整理する」など、管理職の職務について規定されているほか、美唄市財務規則及び美唄市事務専決規程では、市長の権限に属する事務を能率的かつ効率的に処理するとともに、内部責任の範囲を明らかにするため、管理職の職務権限として、事務の専決及び代決について、規定されているところであります。次に、地域公共交通の現状についてでありますが、初めに、中央バス滝川美唄線廃止後の市の対応につきましては、AIデマンドバスによる実証運行を行うこととし、運行範囲については、美唄・茶志内間とし、中央バスの利用者の利便性を損なうことのないよう、滝川美唄線の停留所17箇所、上下線合わせて34箇所のバス停留所を、そのままAIデマンドバスの乗降場所としたところであります。次に、運行時間帯につきましては、滝川美唄線は7時から15時の間の4往復でしたが、AIデマンドバスは7時から19時までとしたことから、運行時間帯は拡大しております。次に、美唄・茶志内間の乗降回数につきましては、10月と11月の2か月間で、約600回となっており、1日当たりの平均乗降回数は、平日では14回、休日では7回となっております。次に、AIデマンドバス短期実証調査の利用状況につきましては、10月と11月の2か月間の延べ利用者数は1,513人、1日平均利用者数は平日が30人、休日は14人となっており、実証運行期間中の利用者数の推移につきましては、開始当初、1週間の平日の平均は15人でしたが、11月の第4週は36人となっており、徐々に利用者が増加してきているところであります。次に、受動喫煙防止条例についてでありますが、初めに、これまでの取組状況につきましては、ポスターやチラシ、クリアファイル等の配布のほか、美唄駅にタペストリーを掲示し、周知啓発を行うほか、学校や公園の半径100メートル以内の喫煙、歩きタバコ防止を呼びかけるステッカーを掲示するなど、環境整備に努めてまいりました。令和元年度からは、市内小中学校の児童生徒から、タバコと健康についての学びや気持ちを自由に表現した作品を募集し、子どもたちからのメッセージ展を開催することで、子どもやその家族、周囲の大人に対して、禁煙や受動喫煙防止への動機付けを図っております。また、令和5年度には、美唄市医師会と共催で5年ぶりに健康づくり講演会を開催し、「今わかってきた加熱式タバコの本当のこと」をテーマに、道北勤医協ながやま医院の松崎道幸院長から「加熱式タバコは、紙巻きたばこと同様に喫煙や受動喫煙による健康影響があること、電子タバコについては、子どもの喫煙を促進すること」について科学的な根拠に基づく対策の必要性について講演いただいたほか、禁煙治療費助成事業を行うなど、禁煙支援の充実を図ってきております。次に、成果につきましては、美唄市医師会と旭川医科大学が共同で行った調査研究において、条例施行後に脳卒中や心筋梗塞による救急搬送が減少するなど、取組の効果が明らかとなっております。また、令和5年度に実施した、保育所・幼稚園・小中学校に通う児童生徒の保護者を対象とした意識調査の結果、受動喫煙に関する認知度は98.3%と高く、受動喫煙の健康影響についても8割を超える理解が得られていることから、これまでの様々な取組によって、受動喫煙防止に対する意識の醸成が図られたものと評価しているところであります。一方、課題といたしましては、市民意識に変化は見られるものの、同調査において、子どもや妊娠されている方がいるときにタバコを吸うとの回答が71.4%と高く、発育過程にある子どもたちや妊娠中の方がいまだに受動喫煙の影響を受けており、引き続き対策が必要と考えているところであります。次に、交流拠点施設についてでありますが、平成15年12月にオープンしてから、本年12月15日で21年目を迎えるところであり、入館の現状としまして、コロナ禍以降には利用者は回復し、道道美唄富良野線開通に伴い増加の状況となっております。施設につきましては、施設の老朽化が進んでいることもあり、令和3年度は886万円、令和4年度は832万円、令和5年度は1,295万円の修繕費を要している状況にあり、本年度の予算は1,264万円計上しましたが、それ以外に上水ポンプ室内にある流入流量調整弁の不具合が生じ、緊急性があることから、去る10月9日付けで、専決で補正予算418万円を計上させていただいたところであります。このため、令和7年度には、温泉施設及び源泉に係る実態調査を行い、今後、計画的な修繕等を進めてまいりたいと考えております。次に、入館料につきましては、美唄市交流拠点施設条例では、中学生以上の大人700円、子ども(小学生)310円、幼児無料と定めておりますが、指定管理者が条例設定金額の範囲内で、入館料大人650円、子ども300円、幼児無料と設定し、施設の運営を行っております。また、指定管理料は支払いしておりませんが、毎年、市に対し交流拠点施設負担金を納めていただき、交流拠点施設整備基金として積立てを行い、修繕等が生じた場合には、必要な額を充当し、施設の維持管理を行っているところであります。今後の入館料改定につきましては、指定管理者と協議を行うとともに、近隣の温泉施設の状況を把握するなど慎重に判断してまいります。
答弁 教育長 石塚信彦
いじめ問題審議会についてでありますが、初めに、設置に至る経緯と趣旨につきましては、全国でいじめが背景にあると考えられる子どもの生命・身体の安全が損なわれるような痛ましい事案の発生があり、国では、いじめ防止等のための対策を総合的かつ効果的に推進することを目的に、いじめ対策推進法が平成25年6月に制定され、同年9月に施行されています。本市においては、平成27年に同法の規定に基づき、本市におけるいじめ防止等の対策の推進を図るため、教育委員会の附属機関として、「美唄市いじめ問題審議会」を設置しています。次に、本審議会の所掌事務につきましては、教育委員会の諮問に応じて、いじめの防止等のための対策や法律に規定する調査及び審議を行っていただき、答申をいただくこととなります。次に、本審議会の委員構成につきましては、学識経験者やいじめの防止等に関する知見を有する者、5人以内で組織すると定めています。次に、会議の開催につきましては、これまで年1回から2回開催し、いじめの状況の確認と対策について、審議いただいておりますが、いじめ重大事態に対する調査は無かったところであります。次に、審議会での調査につきましては、重大事態と同種の事態の発生の防止と事実関係を明確にするための調査を行うものとなり、当該調査に係るいじめの事案の関係者と直接の人的関係又は特別の利害関係を有しない委員で構成され、公平性及び中立性が損なわれないように行ってまいります。また、調査を行ったときは、当該調査に係るいじめを受けた児童等及びその保護者に対し、当該調査に係る重大事態の事実関係等、その他の必要な情報を適切に提供することとなります。教育委員会としましては、いじめは絶対に許されるものではなく、未然防止に向けた「いじめを生まない環境づくり」に取り組むとともに、学校や保護者、地域の皆様との連携による組織的な見守り体制の強化等により、早期発見・早期対応に努めてまいりたいと考えております。
質問 13番 松山教宗
まず1点目は、管理職の事務取扱の現状についてでありますが、平成30年に北海道胆振東部地震により大規模な停電、ブラックアウトによる避難所の開設や、令和3年の大規模水道事故による給水活動など、災害や事故等で職員の方々には大変ご尽力をいただいておりますが、災害や事故等により、職員の休日出勤や深夜までの長時間労働が強いられております。管理職になると勤務に応じた振替休暇のみで、災害や事故が収束しても、通常業務が残っているため、休暇の取得もままならないとの現状があると聞いております。災害や事故のみならず、イベントで休日出勤をしている管理職も同様、いろいろな部署の管理職が振替休暇を取得できず、勤務しているとの現状であり、職員の管理職への魅力の衰退や、新しい職員の採用不足につながっているのではないかと感じております。そこで、管理職における事務取扱の時間外勤務の対応については、上位の職である管理職が主たる職に位置付けられ、時間外手当は支給されておらず、管理職手当のみ支給しているところでありますが、災害事故等の発生により、管理職が時間外に業務を行うことが増えてきており、振替休日も取得できない状況でありますので、管理職に新たな手当等の支給についてのお考えと、また、そのような手当を支給している市が他にあるのか、状況等を市長にお伺いします。2点目は、地域公共交通についてでありますが、市長から2点のご答弁をいただきました。滝川美唄線においては、中央バスと比べ、美唄と奈井江とは接続していない現状にあります。旧路線のバス停はそのまま維持され、また、運行時間帯も長くなっており、美唄茶志内間の1日当たりの利用者数は平均で7人程度の利用があったという理解をさせてもらいました。現在、市街地を中心に運行している「のるーと美唄」の実証運行期間は12月末となっておりますが、現時点においての茶志内美唄間の乗降回数を鑑みると、実証運行期間後においても、少なくても当該運行エリア内においては、切れ目なくAIデマンドバスを運行させることが必要でないかと考えますので、市長の見解を伺います。3点目は、受動喫煙防止条例についてでありますが、課題解決のために、より一層の対策の強化が必要であると私は考えております。美唄市受動喫煙防止条例は、市民、とりわけ妊産婦や子どもたちが受動喫煙の影響を受けない、より一層健康づくりを推進していくことが目的となっており、今後、条例が重視され、自ら防ぐことのできない子どもたちが受動喫煙の影響を受けない環境づくりのためには、より一層、市民運動として取組が必要であると思います。市としてどのように取組を強化していくのか再度、市長にお伺いしたいと思います。4点目は、ゆ~りん館についてでありますが、現状は分かりました。今後、4年後ぐらいに25周年を迎えると思いますので、それに向かって、調査をしっかり進めていただきたいと思っております。そこで再質問させていただきますが、ゆ~りん館の整備計画はどれぐらいの期間で計画を立てようとしているのか、また財源はどのように考えているか伺います。次に、隣接する体験交流施設やパークゴルフ場は、交流拠点施設が開設した翌年にオープンしており、今年で20年を迎える、経過しようとしている中で、利用者数に変化が生じていると思います。最近ではRVパークの整備など、時代のニーズに合わせたリニューアルも必要かと思いますが、交流施設の現状と今後の方向性について伺います。また、近隣では、月形町が温泉を改修し「道の駅」として9月にリニューアルを行っております。時代の変化とともに、本市における施設の在り方も変わってよいと考えておりますが、25周年を迎えるに当たって、ゆ~りん館が関係交流人口増を目指す上で、また、身の丈に合い、地域資源を活用するという観点においても、交流拠点施設の機能強化が必要ではないかと考えますし、当面、本市は大型公共事業が続き、必要であるという認識はありますけれども、道の駅を建設、設置に進めていくのは厳しい状況がうかがえますが、ゆ~りん館を機能的に、当面、強化をしてはどうかと考えますが、併せて市長にお伺いをいたします。
答弁 市長 桜井恒
管理職への手当についてでありますが、管理職が臨時又は緊急の必要等がある場合において、週休日等にやむを得ず勤務に従事したときに支給される管理職員特別勤務手当につきましては、道内35市中27市が支給しているところであり、空知管内におきましては、10市中2市が支給している状況で、支給対象となる内容としましては、主に災害時の対応となっております。本市につきましては、管理職員特別勤務手当を支給していないものの、近年、自然災害等の発生により、管理職が時間外や周休日に緊急に対応することも増えてきておりますことから、こうした他市の状況を踏まえ、検討してまいりたいと考えております。次に、「のるーと美唄」の実証運行期間についてでありますが、1月以降の「のるーと美唄」の運行につきましては、美唄・茶志内間の2か月間の利用実績を踏まえますと、代替交通の必要性があると認められること及び「のるーと美唄」に対する市民の皆様の理解が十分に広がっていないと認識していることから、実証調査を継続することとし、引き続き、美唄・茶志内間の利用実態等を把握していくとともに、「のるーと美唄」の市民の皆様への周知活動を続けてまいります。次に、今後の受動喫煙防止対策の取組強化についてでありますが、本市の受動喫煙防止対策は、令和5年度策定の「びばいヘルシーライフ21(第3期)」において、市民、地域、行政が一体となって、アクションプランとして取り組む重点テーマとなっており、加熱式タバコを含めた健康影響の普及啓発、あらゆる組織や団体へ受動喫煙防止に関する情報の発信、市内小中学校での喫煙防止教育、禁煙治療費助成事業等による禁煙への動機付けを図ることとしております。このため、今後の取組といたしましては、コロナ禍で令和2年から中止していた商工会議所会員の事業所を対象に、受動喫煙防止対策や従業員に対する禁煙支援などについて調査するとともに、公共施設や新たな事業所、店舗やイベント会場を含めた施設に対し、改正健康増進法や市条例の周知啓発を行ってまいります。また、市内小中学校において喫煙防止教育を行い、将来、子どもたちがタバコを吸わなくなることで、受動喫煙のない環境づくりを目指すとともに、タバコに関する子どもメッセージ展や健康づくり講演会の開催、広報紙メロディー等による情報提供などを通じて、受動喫煙防止対策に取り組んでまいります。次に、交流拠点施設についてでありますが、来年度の調査後、おおむね5年程度の整備計画を予定しており、財源につきましては、交流拠点施設整備基金を予定しております。次に、隣接する交流施設についてでありますが、体験交流施設につきましては、平成16年5月にオープンし20年が経過しており、利用者数は、平成16年度の752人に対し、令和5年度では460人と減少し、オープン当初の6割程度であり、毎年1回、登り窯で作品を焼き上げるイベントの作品数についても、当時の3割程度まで減少している状況にあります。また、パークゴルフ場は、平成17年5月にオープンし、19年が経過したところであり、当時の利用者数が年間3万207人であるのに対し、令和5年度は7,901人で、当時から3割程度の状況になっております。このため、陶芸体験やパークゴルフ場は時代の変化とともに利用者は減少傾向にあり、陶芸施設やパークゴルフ場の今後の在り方につきましては、利用者や関係団体の意見も伺いながら、協議が必要であると考えております。また、敷地内の利活用につきましては、コロナ禍以降の生活スタイルに変化が生じたことから、令和4年度に新たにRVパークを5区画整備し、オープンしてから月平均約30台の利用があり、特に休日は予約が取れない状況から、本年度に3区画を増設し、時代のニーズに合った利活用に努めてきたところであります。次に、交流拠点施設の機能強化につきましては、本年8月26日に道道美唄富良野線が開通し、多くの車両などが通行していることや周辺エリアには「東明公園」のほか「安田侃彫刻美術館アルテピアッツァ美唄」や「炭鉱メモリアル森林公園」など、炭鉱遺産が点在していることから、交流拠点施設「ゆ~りん館」にも多くの観光客をはじめ、関係人口、交流人口が集まるような機能も検討しなければならないと考えております。いずれにしましても、交流拠点施設や交流施設につきましては、関係者等と協議しながら時代のニーズに合った観光・交流の魅力的な施設となるよう、しっかり検討してまいります。
質問 13番 松山教宗
市長にお伺いさせていただきますが、平成28年7月に美唄市受動喫煙防止条例が執行し、本市においても、全国、全道に先駆けて、この対策を推進したと思います。そして健康増進法、国の改正に伴いまして、受動喫煙防止条例も併せて改正し、推進啓発を進めておりましたが、先ほども申し上げましたけれども、コロナ禍により社会全体の流れが鈍化したように少し見受けられますし、推進啓発力、意義、目的が最近薄れてきているのかという懸念もございます。そこで、風化させることなく、子どもたちのためにも、今後さらに受動喫煙ゼロを目指し、手を緩めることなく、対策を推進していくことが私は重要だと考えております。そのため、再来年で施行後10年を迎えようとしておりますので、例えばそれを目途として、これまで推進してこられました、石本医師会長や日本の受動喫煙研究の第一人者であります、また、条例成案に関して大変お世話になった中村先生など、最新の研究データを基に健康寿命の増進や医療費の抑制、健康で安心安全な啓発をより一層深めていくことが、本市においても重要だと考えておりますので、改めて市長のお考えをお伺いしたいと思います。
答弁 市長 桜井恒
受動喫煙防止対策のより一層の推進についてでありますが、市民、事業所、保育所、幼稚園、学校など、あらゆる組織・団体との対話を重ね、科学的な根拠に基づく対策の必要性や成果・課題について共有を図りながら、市民運動として地道に理解と協力の輪を広げていくことが必要であると考えております。いずれにいたしましても、市民、とりわけ妊産婦や子どもたちが受動喫煙から守られ、住み慣れた地域でいつまでも安心して健康に暮らし続けられるまちづくりを目指し、庁内横断的な連携の下、受動喫煙防止対策を推進してまいります。