深川市議会 令和7年第2回定例会 2025年6月19日
農福連携
2025年6月19日、深川市議会の一般質問で、有働正夫議員が「農福連携」について質問し、経済・地域振興部長 香川貴敬が答弁しました。
- 質問者
- 有働正夫 議員
- 答弁者
- 経済・地域振興部長 香川貴敬
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 3番 有働正夫
私ごとで申し訳ありませんが、今年のソバの播種作業が終盤に来ております。間で麦の追肥や除草剤の散布などをしながら、また天気の様子も見ながら仕上げはいつするのか、追っかけ播種をするのか、息子と相談しながら、ここまで仕事をしてきました。その播種作業も残りあと60町ほどで終わろうとしております。今年はいっぱい取れてくれ、病気がつかないように育ってくれなどと思いながら毎年播種作業をしておりますが、なかなか天候というのは思うようになってくれないものでありまして、ここ数年の異常な高温と雨の影響で思うような収穫量にはなっていないのが現状であります。私もいつまで働けるか分からない中で、何とか息子に経営を移譲する前に、最後に一花咲かせて現役を終わりたいものだと、近頃思っているところであります。それでは、通告に従い一般質問を始めさせていただきます。一つ目に、農福連携についてであります。障がいのある方々の就労を支援する取組でありますが、私自身、この取組には興味を持っており、いろいろ聞いて協力しますといっても簡単にはいかず、仕事の内容によってはこの取組は難しいところもあるようです。例えば、私が作付しているソバや麦では、ほとんどが機械仕事でありまして、起こして肥料をまいて仕上げをして播種をする、中間の管理作業もトラクターで防除をし、収穫は汎用コンバインで刈り取り、ダンプに積んで農協の施設に持っていき、一部は自分の納屋で乾燥、調整し、袋詰めをして出荷するというのが一連の流れである中、協力はしたいけれどもなかなか難しいと感じているところであります。深川市内でも、農家や企業、事業所などでこの事業に取り組まれているところはたくさんあると思いますが、それぞれどれぐらいの人たちがどういったところでどんな仕事をされているのか、その状況と、今後市としてはどのように進めていこうと考えているのかお聞かせください。
答弁 経済・地域振興部長 香川貴敬
農福連携についてお答えいたします。本取組につきましては、地域の農業と福祉の連携を促進し、障がいのある方々などに働く場を提供するとともに、生産者の労働力不足の解消にも寄与するものであり、現在、本市におきましてはJAきたそらちが主体となり、生産者からの要望を受けて、作業内容や作業環境等を丁寧に確認するとともに、就労支援事業所等と連携しながら取り進めているものであります。取り進めに当たっては、毎年2月にJAきたそらちが主体となって就労支援事業所、受入れ生産者、深川市、北竜町で構成する農福連携懇談会を開催し、取組の実績や反省点、次年度に向けた要望等について意見交換しながら進めているものであります。初めに、現在の取組状況になりますが、令和6年度の取組実績で申し上げますと、生産者の現場で行う施設外就労では、二つの就労支援事業所などと連携し、JAきたそらちのほか、5戸の生産者においてキュウリやナガイモの箱作り、アスパラの選果作業、出荷伝票の作成、花の収穫・剪定作業、米の小分け作業、苗箱洗い、家畜の餌配合作業などを実施し、延べ481日間、1,777人が作業に当たっていただいております。また、事業所内で行う施設内就労では、二つの事業所が4戸の生産者からの委託を受けて、花用のクッションの加工、ひもつき紙コップの製作、おもちゃカボチャの洗浄作業を実施しております。次に、今後の取り進めについてですが、農福連携の取組は、農業労働力の確保と障がい者の就労意欲の向上等につながる重要な取組として推進するものでありますが、一方で、就労支援事業所の指導員が不足し、施設外就労の対応に限界が生じているといった課題があることも認識しておりますので、このような課題を踏まえながら、農福連携懇談会等において情報共有を図り、行政として対応すべきことについても見極めつつ、引き続き、関係者と一体となって推進してまいりたいと考えております。