深川市議会 令和6年第3回定例会 2024年9月4日
災害対策の見直し
2024年9月4日、深川市議会の一般質問で、大前昭代議員が「災害対策の見直し」について質問し、市長 田中昌幸が答弁しました。
- 質問者
- 大前昭代 議員
- 答弁者
- 市長 田中昌幸
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 7番 大前昭代
次の質問に移らせていただきます。災害対策の見直しについて伺います。7月23日から24日にかけて降り続いた大雨により、多度志地区に避難指示が発令され、その後、雨竜川が氾濫し田畑が浸水する被害が出ました。被災された皆様には心よりお見舞い申し上げます。そして、8月8日16時42分、宮崎県日向灘を震源とするマグニチュード7.1、最大震度6弱の地震が発生し、その後も地震は活発な状態が続き、ひずみ観測地点で地震に伴うステップ状の変化が観測されたため、気象庁では南海トラフ地震に関する評価検討会を臨時開催し、この地震と南海トラフ地震との関連性について検討を行い、南海トラフ地震臨時情報、巨大地震注意を発表し、避難体制の準備等の呼びかけを行いました。また、台風も次々と発生し、北海道には直接被害はなかったものの、熱帯低気圧により高温の日々が続きました。このように、近年は毎年のように日本のどこかで災害が起こっており、日本は本当に災害の多い国になってしまったと感じております。本市においても、防災ガイドブック、ハザードマップを作成し、市民の皆さんに配布しているところでありますが、その内容の見直しは行っているのでしょうか。深川市強靭化計画も策定していますが、本年までの計画となっており、北海道も、国において令和5年7月に国土強靱化基本計画の見直しが行われたこと、また、道政の基本的な方向性を示す総合計画の見直しが進められていることから、6年度中に次期計画を作成するとし、これを機に防災ガイドブック、ハザードマップの内容の点検や見直しが必要な部分もあるのではないかと思っています。特に現行の防災ガイドブック、ハザードマップは、石狩川や雨竜川などがあることもあり、水害中心の内容になっているのではないかと思います。しかしながら、深川市強靭化計画の中で想定されている十勝沖、釧路沖の地震が起こった場合の市内最大震度として震度4、増毛山地東縁断層帯で地震が起こった場合、市内最大震度として震度6強、全国どこでも起こり得る直下型の地震が起こった場合、市内最大震度として震度6強の予想がされている中、避難所として使用される施設または避難所へ向かう経路の安全確認などの状況はどのようになっているのでしょうか。令和3年に策定した深川市耐震改修促進計画(第2期)には、避難施設一覧表の掲載の施設は全て耐震改修済み、もしくは学校のみ体育館のみなどもありましたが、耐震改修されているとありました。しかしながら、多数利用建築物を対象とし、平成20年度に策定した前計画では、27年度までに多数利用建築物の耐震化率を90%とすることを目標としていましたが、令和2年度時点の多数利用建築物の耐震化率は77.5%とあり100%ではないことも記載されていました。また、災害時の電気においても、環境問題、ゼロカーボンなどの取組が世界中で進む中、ソーラーパネルを設置することなども考えていく必要があるのではないでしょうか。ここで質問の1点目、深川市耐震改修促進計画(第2期)に記載されている避難施設の現状及び多数利用建築物の耐震化率の現状を伺います。質問の2点目、現行の強靭化計画の中で、深川市における最大震度が震度6強など大きい地震を想定されていますが、防災ガイドブック、ハザードマップには地震への備えとして、身の回りの地震対策や地震が起きたらなど分かりやすく書かれているものの、避難経路で気をつける場所や地震のときには通らないほうがよい道、より安全に避難所に行ける経路などは地図に落とし込まれておりません。避難所電源用ソーラーパネルの設置や防災ガイドブック、ハザードマップに避難経路上の危険箇所記載など、対応策を再検討する考えについて伺います。
答弁 市長 田中昌幸
災害対策の見直しについての、深川市耐震改修促進計画についてお答え申し上げます。深川市耐震改修促進計画は、阪神・淡路大震災の教訓を踏まえ、建築物の耐震改修の促進に関する法律が制定され、その後北海道の耐震改修促進計画の策定や全国各地で大地震が頻発していることを受け、平成21年3月に深川市耐震改修促進計画を策定し、東日本大震災や耐震改修促進法の改正及び北海道の計画の見直しを踏まえて、令和3年に深川市耐震改修促進計画(第2期)を策定したところであります。質問にあります避難施設につきましては、36の施設が指定避難所に指定されており、全ての施設で耐震性を有しております。一方、学校、病院、賃貸住宅などの多数の方が利用する建築物で、階数・面積の要件に該当する多数利用建築物は市内に71棟あり、そのうち55棟が耐震性を有しており、計画策定時の耐震化率は大前議員御指摘のとおり77.5%となっているところであります。このうち、公共施設で耐震性のない建築物は3棟ありましたが、高等看護学院と市庁舎は建て替えが完了したため、残りは中央公民館の1棟のみとなっており、公共施設は現状39棟中38棟が耐震性を有しており、耐震化率は97.4%となっております。民間施設につきましては、32棟中19棟が耐震性を有しており、耐震化率は59.4%となっております。市内全体としましては、現状71棟中57棟が耐震性を有しており、耐震化率は80.3%となっております。次に、2点目の防災ガイドブックの見直しについてお答えいたします。本市の防災ガイドブックは、洪水など大きな災害が発生したときに、市民一人一人が命を守る行動を取ることができるように作成したものでありまして、ハザードマップや非常時の持ち出し品、避難所などについてまとめてあり、市内全世帯へ配布しているほか、地域での防災教室などにおいて活用しております。大前議員も述べられていたとおり、地震が発生した際には、建物等が倒壊し避難所までの経路が通行できない場合なども想定されますので、市民の皆さん一人一人が避難経路の危険箇所を事前に確認することは大変重要な取組の一つであると認識しております。したがって、防災ガイドブックを改正する際には、避難経路の危険箇所やその事前確認の重要性等について、より皆さんに伝わりやすいものとなるよう、掲載内容について十分検討してまいりたいと考えております。また、避難所における電源確保対策としてのソーラーパネルの設置につきましては、発災時を想定した場合、有効な取組の一つであり、地球環境の保全にも効果のある取組であると考えておりますが、こうした電源設備等の整備に関しましては、避難所に限らず公共施設全体の維持・管理の中で検討していく必要がありますので、各施設の利用状況や施設全体における改修等の必要性、整備に向けた財源等も含め総合的に研究してまいります。