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深川市議会 令和5年第4回定例会 2023年12月8日

中心市街地について

2023年12月8日、深川市議会の一般質問で、宮澤孝司議員が「中心市街地について」質問し、市長 田中昌幸が答弁しました。

質問者
宮澤孝司 議員
答弁者
市長 田中昌幸

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 12番 宮澤孝司

最後の質問に入ります。中心市街地についてでございます。商店街は市民に身近な存在であり、以前は駅を中心に集まった店舗が商店街を形成し、全国に広がりを見せておりましたが、平成24年の全国で1万4,989の商店街数をピークにし、その後、減少しております。コロナ禍における国等の自粛要請により、利用者の激減から営業時間の短縮など、コロナ禍でのダメージが大きく、新型コロナウイルスが5類になったとはいえ、コロナ禍以前に戻るのは大変難しいことであります。営業時間の短縮は続いているところもあり、事業の縮小や廃業などに追い込まれたところも少なくありません。深川市内でも空き店舗が増え、商店街中心部では、古くなった空き店舗は解体され、空き地になったところも多く見られます。このような中で、空き店舗に新たに出店する事業者や、長く空き家、空き地になっていたところに事業所を建設、開業された方もおります。このように、中心市街地は常にさま変わりしております。商店街組合では、加盟店が減少することで、組合活動に支障を来しているところもあり、今後は新たな組合組織の考え方についても求められております。ここで1点目です。田中市長も長く中心市街地を見ていると思いますが、空き地、空き店舗が増えた現在の状況をどのように受け止めているか伺います。2点目に、7月末をもって閉店しました大型衣料品店についてですが、閉店して4か月がたちました。閉店後、事業者が市を訪れ、今後についての話があったようでありますので、その内容についてお伺いします。3点目です。私は9月末に富良野市へ行く機会がありまして、そのときに宿泊した施設が、今回閉店した大手衣料品店の旧富良野店舗跡の建物であり、インバウンドをターゲットとした宿泊施設になっておりました。富良野市は、繁忙期になるとホテルの価格が上がるため、インバウンド用であれば国は支援するということで、簡易ホテルにリノベーションされたとのことであります。また先月、総務経済常任委員会の行政視察で訪れた岐阜県各務原市では、持家、空き店舗を賃借人がリノベーションし、貸し出しやすくするための取組に対して支援していくというものでありました。また、群馬県の自治体では、地元の人気食堂の経営者が高齢のため廃業するとの話を受け、まちでは後継ぎを希望する方の募集を行い、地域おこし協力隊として採用し、食堂の存続に成功しています。この群馬県の食堂は、昨日の夜、グルメ番組で紹介されたことにより、以前は地元の人気食堂でしたが、テレビ番組の影響で、昨日は行列ができる店になっておりました。この番組は御存じの方も多いと思いますけれども、お酒の飲めない男性が1人で食事をして楽しむというグルメ番組で、漫画から今はテレビドラマ化され、平日に再放送されているのですけれども、その番組を見たのがきっかけで、地元だけでなく、広く全国的にその食堂が知られたということです。その食堂の後継者を地域おこし協力隊として募集し、それを受けた方が一生懸命、先代から受け継いだ手作りにこだわって経営されているのがテレビ番組で紹介されたことで全国的に有名な店になりました。また、この店は地元食材を使っているのですが、そこの自治体は長ネギが有名なところで、長ネギと一緒に群馬ポークを使ったメニューがあります。この地域では、地元の豚肉を使った豚丼やソースかつ丼が非常に名物となっており、地域の飲食店のにぎわいにつながっているとのことです。すみません、これは余談になっていますけれども、深川市も地元の特産品をうまくメニューに取り入れて名物化し、地域の商店街の活性化につなげてはどうかと考えます。また、後継者という部分では、事業承継ということで、なかなか家族の中から探すのも難しいため、第三者の方で、受けていただける方に受けてもらうということも考えつつ、これも余談なのですけれども、最近、アトツギ甲子園というのが開催されているらしくて、これは後継ぎを探すのではなくて、後継ぎになった方が、先代から受け継いだ事業をどのように新しい方向へ挑戦していくかを発表する機会で、経営資源を生かした新規事業のアイデアを全国から集めて発表するアトツギ甲子園というものがありますので、こういうのも参考にしつつやっていただきたいと思っております。また戻りますけれども、現在の中心市街地に対しましては、空き地、空き店舗の活用支援や企業支援がありますが、先ほど言いました事業承継に対する支援なども含めて検討すべきと思いますので、今後の市の中心市街地に対する考えについて伺います。

答弁 市長 田中昌幸

今年最後の宮澤議員の質問にお答えさせていただきます。中心市街地について、3点の質問をいただきましたのでお答えいたします。初めに、1点目の空き店舗や空き地が増えた現在の状況をどのように考えるのかにつきましては、大型スーパーの移転などにより深川駅西側周辺に人が流れており、商店街周辺は空き店舗や空き地が増加していることから、市では、まちのにぎわいが薄れてきているとの現状を認識しておりまして、中心市街地の活性化とまちのにぎわいの創出は、この先のまちづくりの大きな課題と受け止めているところであります。次に、2点目の撤退した大型衣料品店との話合いについてでありますが、大型衣料品店の閉店後、事業者の方に市側を訪問していただきました際に、ビル管理会社の方から民間への売却、または賃貸に向けて対応を進めているとの現状報告を受けたところであります。この内容につきましては、本年、第2回定例会の一般質問で宮澤議員にお答えした以降、その状況には進展がないことから前回と同様の答弁となりますが、市といたしましては、ビル管理会社の意向に沿った形で店舗が活用されるよう、深川商工会議所などとも連携する中で、店舗の購入等を希望される方の情報提供について、可能な範囲で協力させていただくこととしております。そして、最後の質問の3点目、今後の市の中心市街地に対する考え方についてでありますが、議員にいろいろ御指摘いただきましたが、市では空き店舗や空き地が顕著となっておりますことから、解決策の検討を行うため、平成24年に深川商工会議所、商店街振興組合連合会、各商店街、北空知信用金庫などで組織する空き地・空き店舗活用支援の在り方に関する検討会を設置し、毎年、町なかの現状を把握した後に、意見交換や対応策を検討しているところであります。また、議員から特に事業承継に関しての質問もございましたが、事業承継につきましては、中小企業庁において、事業承継問題を放置すると、2025年頃までに累計で約650万人の雇用と22兆円の国内総生産、いわゆるGDPを失う可能性があるとの試算をしており、問題が深刻化していることから、相談窓口として北海道事業承継・引継ぎ支援センターを設置するなど、その支援に力を入れているほか、本市におきましても、経営者の高齢化が進み、後継者未定の事業所が数多く想定されますことから、市内金融機関におきましても、この事業承継の相談窓口が設けられているところであります。中心市街地の活性化とまちのにぎわいの創出は、1点目の答弁でも申し上げましたとおり、市のこの先のまちづくりの重要な課題と受け止めておりますことから、今後におきましても、議員の御提案も参考にさせていただきながら、起業支援・店舗改装等助成制度により事業者を支援するとともに、中心市街地に人を呼び込み、にぎわいを創出できるよう、本市といたしましても深川商工会議所をはじめとする関係機関との連携の下、引き続き取り組んでまいりたいと考えております。

出典:深川市議会 令和5年第4回定例会 2023年12月8日 議事録 PDF(1ページ) 間違いを知らせる