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深川市議会 令和5年第2回定例会 2023年7月19日

帯状疱疹

2023年7月19日、深川市議会の一般質問で、松本雅祐議員が「帯状疱疹」について質問し、市民福祉部長 米澤弘美が答弁しました。

質問者
松本雅祐 議員
答弁者
市民福祉部長 米澤弘美

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 8番 松本雅祐

次に、帯状疱疹についてお伺いします。高齢化が進む中で、今、問題になっているのが帯状疱疹であります。帯状疱疹は、水痘・帯状疱疹ウイルス、つまり水ぼうそうのウイルスによって発症する皮膚の病気であります。子供の頃などに水ぼうそうにかかったことがある人は、ウイルスが体内に潜伏していて、誰でも発症する可能性があり、日本人の成人の約9割以上の方が帯状疱疹の原因となるウイルスが体内に潜伏していると言われております。帯状疱疹が発症する原因は、加齢や疲労、ストレスなどが発症のきっかけとなる場合や、糖尿病やがんなど免疫力が低下する病気が原因の場合もあるそうで、50歳代から発症率が高くなり、80歳までに約3人に1人が発症すると言われております。症状は、皮膚に赤い斑点やあざ、水膨れ、びりびりと刺すような痛みで夜も眠れないなど、激しい痛みが起こると言われております。また、目や耳に症状が出た場合は、顔面神経麻痺など重い後遺症が残ることもあり、帯状疱疹は様々な合併症を引き起こすことで知られております。そして、治った後も痛みが続くこともあるそうです。帯状疱疹に効果的な予防方法として、帯状疱疹ワクチンがあり、50歳以上の方はワクチン接種で予防することができます。ワクチン接種は2種類あり、生ワクチンと不活化ワクチンがあります。生ワクチンは、皮下注射で1回で済み、費用は8,000円ぐらいかかるそうであります。また、不活化ワクチンは、筋肉注射で2回必要で、費用は1回2万円、2回接種なので4万円かかることになります。ですから、不活化ワクチン接種は、御夫婦で受けると8万円かかることになり、費用が高額となることから、接種を諦める高齢者も少なくないとお聞きしております。3人に1人が発症するなどの特徴や、重篤な症状や合併症が起こることが分かっており、予防にはワクチンが有効とされていることにもかかわらず、費用が高額であるというのが現状でございます。年を取られてから帯状疱疹が発症すると、痛みに耐える、またその姿を見る御家族の方はいたたまれないと言われております。ですから、帯状疱疹を発症しないための予防法やワクチン接種も含め、予防について周知することが求められると思います。そこで、お伺いします。1点目、本市の帯状疱疹への支援はあるのか、また予防法などの情報を周知しているのかお聞かせください。また、帯状疱疹のワクチン接種について、医療機関によって費用はどれぐらいかかるのかもお聞かせください。2点目、50歳以上で帯状疱疹を発症した人のうち、約2割が3か月以上痛みが続くと言われており、一定の年齢以上の方に対するワクチン接種は有効性も含まれ効果があると言われております。帯状疱疹の予防に効果的な帯状疱疹ワクチン接種費用の助成を行ってはいかがでしょうか、市の考えをお聞かせください。

答弁 市民福祉部長 米澤弘美(市民福祉部長は2025年3月まで)

帯状疱疹についての質問にお答えいたします。帯状疱疹は、議員がおっしゃるとおり、水ぼうそうが治癒した後に、潜伏しているウイルスが、免疫力が低下したときに活性化し、症状を引き起こすことによって発症するものであります。まず、質問の1点目の帯状疱疹の予防法としましては、ワクチン接種も効果的と言われておりますが、最も大切なことは、免疫力が低下しないよう、ふだんからバランスのよい食事、十分な睡眠など体調管理が重要と言われております。免疫力の低下を防ぐことは、帯状疱疹のみならず、感染症を含めたあらゆる疾病予防に有効であるため、帯状疱疹に特化した周知はしておりませんが、日頃の保健活動において周知を行っております。また、発疹やかゆみなどの症状が出現した際には、早めの抗ウイルス薬による治療を開始することが重症化予防のために重要であると言われておりますので、そのことも併せて周知に努めてまいります。続いて、ワクチン接種に関しましては、水痘生ワクチン、不活化ワクチンの2種類のワクチンともに、市内医療機関のほぼ半数の機関で、50歳以上の方を対象としまして接種が可能となっております。市内の医療機関における接種費用につきましては、自由診療でありますので、価格差がございまして、水痘生ワクチンは7,000円から7,700円で1回接種、もう一つの不活化ワクチンは1回2万円から2万4,000円程度で1人2回接種するものと確認しております。そこで、質問の2点目、帯状疱疹ワクチン接種への助成についてであります。帯状疱疹ワクチンは、現在任意接種であり、任意接種にはほかにもインフルエンザやおたふく風邪などの複数のワクチンがございます。国においては、帯状疱疹ワクチンを予防接種法に基づいて行う定期予防接種化を検討するワクチンの一つとして、ワクチンの効果や安全性、医療経済学的評価等について検討されている状況ですので、国の情報を注視しながら、ワクチン接種による副反応や発症及び重症化予防等の情報を把握するとともに、他市の助成状況も把握しながら、費用助成について研究してまいりたいと考えております。

再質問 8番 松本雅祐

1点再質問させていただきます。今、米澤部長から帯状疱疹ワクチンは任意接種ということで、ほかにもインフルエンザやおたふく風邪などの接種がまだ任意接種だと言われております。今、国では帯状疱疹ワクチンの定期接種が検討されています。私はなぜこれを勧めるかというと、冒頭にも言いましたが、高齢化ということで、2025年には団塊の世代の方が皆さん75歳以上になる。そして、2040年には高齢者がマックスになる。これから深川市においても高齢者の人口がどんどん増えていくのです。その中で、先ほどと重複しますけれども、3人に1人が発症し、重篤化するとを考えたら、いち早くワクチン接種に対して助成を行う必要がある。費用がかかるので、全額は難しいかもしれませんけれども、しっかり議論していただきたい。ですから、国の方針を待つのではなく、市独自で、ワクチン接種を進めてはいかがかと思いますので、もう一度答弁をお聞かせください。

答弁 市民福祉部長 米澤弘美(市民福祉部長は2025年3月まで)

再質問にお答え申し上げます。帯状疱疹は、皮膚の症状は数週間ほどで治癒するものですが、中には長い間、痛みが残る帯状疱疹後神経痛となる可能性もありますので、有効とされているワクチン接種を希望されている方も、各医療機関において少数ではありますが、いらっしゃると聞いております。帯状疱疹ワクチンは、先ほども申し上げましたが、予防接種法において任意接種の位置づけでありまして、その任意接種ワクチンについては、帯状疱疹のほかにもインフルエンザやおたふく風邪といったワクチンが複数ございます。任意接種ワクチンの接種費用について助成することにつきましては、幾つかの任意接種があるうち、どのワクチンを助成すべきか、十分な根拠を持たねばならないものと考えておりますし、繰り返しの答弁になりますが、ワクチン接種による副反応や発症及び重症化予防等の情報を把握するとともに、他市の助成状況も把握しながら、慎重に研究する必要があると考えております。また、先ほども申し上げましたが、帯状疱疹は、症状出現後、早めに治療することが重症化の予防には効果的と言われております。皮膚のかゆみや痛みが出た後に水疱が出現したときには、できるだけ早く受診することが望ましいとされておりますので、そのことも周知してまいりたいと考えております。

出典:深川市議会 令和5年第2回定例会 2023年7月19日 議事録 PDF(1ページ) 間違いを知らせる