深川市議会 令和5年第1回定例会 2023年3月3日
市立病院診療の効率化
2023年3月3日、深川市議会の一般質問で、大前昭代議員が「市立病院診療の効率化」について質問し、市立病院事務部長 高田光徳が答弁しました。
- 質問者
- 大前昭代 議員
- 答弁者
- 市立病院事務部長 高田光徳
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 5番 大前昭代
では、次の質問に移ります。市立病院診療の効率化について伺います。以前より、診療待ち時間について、毎回、何時間も待っているなどの声が絶えず、病院側も少しでも待ち時間を快適に過ごしてもらうため、椅子を多く用意したり、コロナ禍においては、薬だけの場合、診察なしで処方箋をもらえるなど、できる限りの対応をして頑張ってこられたと思っています。しかしながら、特に内科の待ち時間を解消するには、まだまだ工夫が必要と感じています。内科は診察室も多く、午前中はほぼ3人体制で、その中には物忘れ外来や神経内科などもあるため、患者が集中するのもうなずけます。ですが、ドクターが使用している電子カルテの情報をプリントするためのプリンターは、診察室にはありません。受付窓口3番にあるプリンターを共有しているのを、皆さんは御存じでしたか。受付窓口3番は、内科、消化器科、循環器科、呼吸器科の対応をしており、ここに設置されているプリンター1台で検査結果や予約受診票をプリントしているので、ドクターがプリントするたびに看護師さんが診察室から窓口に走り、ドクターが一斉にプリントした場合は、順番に印刷されるため、必要な書類が印刷されるまで待たなければなりませんし、多数印刷された中から該当するものを選び出して、また走って診察室のドクターの元へ持っていかなければならない光景を何度も見かけました。そんな光景を見るたびに、看護師さんは大変だなと思うと同時に、これはとても効率が悪いのではないのかとも思っていました。そんなときに、私も患者として受診した際に、ある先生から、診察室ごとにプリンターがあればすぐに印刷して、検査結果など患者さんに見せながら話ができるのですがと言われたことがありました。確かに、私も検査の承諾書や検査結果が出たときなど、ドクターが印刷したものを看護師さんが取りに行っている間、ドクターと世間話や時間潰しのような会話をした記憶がありました。そんなに長い時間ではなく、恐らく1分かかるかかからないかぐらいの時間だったと思いますが、たとえそれが30秒といえども、会話もなく、看護師さんが戻るまで無言だったとしたら、それは気まずいものだし、余計に長く感じるものだと思います。それでも1人に対して30秒から1分のロスがあったとして、それが10人いれば10分になり、50人いれば50分になる。その状態が各診察室で行われていて、プリンターを置くことでその10分、50分が短縮できるのなら、そして、ほかの病院から来てくださっているドクターの診療の効率を上げるためにも一役買うのだとしたら、プリンターの設置を考えてもよいのではないかと思います。ここで質問の1点目ですが、内科において、1人の診察で印刷される書類は平均何枚か。また、何人のドクターが電子カルテの情報を印刷するプリンターを共有しているのか伺います。質問の2点目、内科の受診患者1人につき診察時間を1分短縮できた場合、1日の診察時間はどのくらい短縮されるのか伺います。質問の3点目、内科の診察室に1台ずつプリンターを設置した場合の病院事業会計に与える影響を伺います。また、今後のプリンター設置の考えについても伺います。
答弁 市立病院事務部長 高田光徳(市立病院事務部長は2025年3月まで)
市立病院診療の効率化について、3点の質問をいただきましたので、順次お答えを申し上げます。1点目の内科患者1人に印刷される書類の平均枚数とプリンターを共有する医師の数についてでありますが、患者ごとに診察内容が異なりますので、正確に印刷枚数をお答えすることは難しいですが、電子カルテシステムを活用し、診療に係るペーパーレス化を推進しておりますので、印刷する書類が最小限になるよう運用しております。ただし、紙でお渡しする書類は現状もあり、具体的には、同意が必要な検査の説明書、血液検査の結果表、そして最新予約表などでございます。プリンターの共有数につきましては、現状、内科は最大4人の医師が同時に1台のプリンターを共有している状況でございます。診察中に書類を取りに行くということは、議員御指摘のとおり、診察時間の遅延につながりますので、検査結果等は、通常、電子カルテ上で確認し、患者へ説明しており、診察前に血液検査等を行った場合は、検査結果が自動的に各課外来に事前に出力される仕組みでありますので、既に出力された結果表をもって診察を行う運用としております。さらに、同意書等につきましては、診察終了後に看護師から説明させていただくことで診察時間が長くならないよう対応しておりますので、各診察室にプリンターがない状況でも影響はないものと考えておりますが、診察中に急遽、印刷が必要な場合があれば、看護師などが印刷物を取りに行くこともありますので、再度、運用や利便性を確認してまいりたいと考えております。次に、2点目の1人の診察時間を1分短縮することによる1日の診療時間の短縮平均についてでありますが、直近6か月間での内科の平均受診者数を申しますと、曜日により診察する医師の数が違いますが、1日平均130人程度でありますので、1人1分の短縮化が図られた場合、単純計算で1日当たり2時間程度の短縮効果になると思われます。最後に、3点目の内科の各診察室にプリンターを設置した場合の病院事業会計に与える影響と、今後の設置の考えについてでありますが、設置に係る費用としましては、内科の診察室は5室ありますので、1室当たり5万円程度の設置費用で計25万円、プリンタートナーなどの消耗品、電気代などのランニングコストが年間3万円程度と想定しますと、病院事業会計への影響は少ないですが、患者サービスの向上と費用対効果、また、各診察室の広さが異なっており、設置場所の確保も考慮しなければならないと思っております。現状の運用では、さきにお答えしましたとおり、プリンター増設設置の必要性はないと考えておりましたが、改めて診察中の印刷物の用途等も確認させていただき、医師、看護師とも十分協議しまして、少しでも外来診療が円滑に進み、待ち時間の短縮が図られるよう研究してまいりたいと考えております。