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深川市議会 令和4年第1回定例会 2022年3月3日

目に余るコロナ禍での国の場当たり対応

2022年3月3日、深川市議会の一般質問で、太田幸一議員が「目に余るコロナ禍での国の場当たり対応」について質問し、市長 山下貴史が答弁しました。

質問者
太田幸一 議員
答弁者
市長 山下貴史

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 7番 太田幸一

2番目に入ります。目に余るコロナ禍での国の場当たり対応についてお伺いいたします。目に余るというこのフレーズ、実は4月1日付の北海道新聞の社説の見出しであります。そういうことからしても、極めて現在、国の新型コロナウイルス感染症に対する各方面への対応に、もたつきといいますか、住民との思考にかなりの認識の違いといったものが出ている状況と思います。このことについて、何点かお伺いしたいと思います。一つ、PCR検査及び抗原検査キットのトラブルが国民生活センターや消費者相談室等に多く届いていると聞く。市内での検査キットの過不足の現況と、担当所管等への問合せ件数を伺う。二つ、1回目と2回目のワクチンの供給経過を伺う。また、3回目接種は、国ではファイザー社製ワクチンの不足により、モデルナ社製ワクチンを配分するとしています。ワクチン接種をちゅうちょする市民がいると思われますが、接種の状況について伺う。三つ、園児・児童へのオミクロン株感染拡大が顕著になっており、国でも5歳から11歳の小児へのワクチン接種が必要と言われていますが、深川市の状況を伺う。四つ、困窮世帯の窮乏は、日本の特に大学を含め教育環境において厳しく、OECDの統計で日本の教育予算は加盟国中で下位に位置しています。市は国の予算の無駄遣い等を教育に回すよう、国に制度改革を求めるべきと考えますが、いかがでしょうか。

答弁 市長 山下貴史(市長は2022年12月まで)

ただいま目に余るコロナ禍での国の場当たり対応について質問いただきましたので、お答えいたします。まず、1点目のPCR検査及び抗原検査キットの過不足の現況と、担当所管等への問合せ件数についてお尋ねがありました。最初に、北海道におけるPCR等検査無料化推進事業について申し上げたいと思いますが、これはオミクロン株への感染が全国的に拡大していることから、北海道は、道民であれば誰でも無料でPCR検査や抗原定性検査を受けることができる事業を令和3年12月27日から実施しているところであります。その内容は、道内の調剤薬局等の中にPCR等無料検査所252か所、抗原定性無料検査所385か所開設しているものでありますが、この無料検査所の多くは、検査に立ち会う薬剤師等の不足から、1日に5件程度しか受け付けることができず、すぐには検査を受けられない状況であるとお聞きいたしております。なお、この無料検査所については、深川市内には開設されておりません。続いて、抗原検査キットについてでありますが、現在は比較的購入しやすい状況にありますが、一時は全国的に不足し、薬局等で購入することが難しいため、感染への不安を感じておられる方が検査できない、受けられないという困難な状況になっていたところであります。それらのことに関する市への問合せ等についてでありますが、本市では、陽性となった方や濃厚接触者と接触したが、保健所の検査の対象外とされて不安を感じておられる方に対しまして抗原検査キットを配付する、抗原検査キット配付事業を独自に実施し、また、熱が出てしまった方につきましては、これも従来から申し上げておりますが、市立病院において、医師等の判断によりPCR検査を実施してきております。市立病院におけるこれまでのPCR検査等の検査件数は、令和2年2月からカウントしまして、4年1月までの2年間で2,870件の検査を実施するなど、市民の感染への不安解消に努めていることもありまして、これまで北海道のPCR等検査無料化推進事業に対してクレームなどは特になく、ただ、どこでそうした検査を受けることができるのかといった内容の問合せを一、二件受けている程度でございます。次に、2点目の新型コロナワクチン接種におけるワクチンの供給経過についてでありますが、1回目、2回目の接種時のワクチンの供給状況については、全国的に供給が遅れておりましたが、本市においては令和3年6月までに2万2,762回分のワクチンが供給され、接種のピークでありました7月でもワクチンが不足することなく接種を進めることができておりまして、その後も12月までに9,360回分の供給を受けるとともに、近隣の町から譲り受けたワクチン1,332回分と合わせ、合計3万3,454回分のワクチンを使用し、順調に接種を進めてきたところであります。3回目の接種におけるワクチンの供給状況については、これまでに医療従事者用の分ということでファイザー社製のワクチンが3,510回分、それ以外の方の分として、武田/モデルナ社製のワクチンが6,150回分供給されているところであります。このため、現在までに武田/モデルナ社製のワクチンを使用した接種を1万687人の方に接種券を発送いたしておりますが、2月25日現在で80.2%に当たります8,575人の方が既に予約を完了されておりますことから、本市においては、ワクチンの種類の違いによる接種の進捗への影響は少ないものと思っているところでございます。次に、5歳から11歳の小児へのワクチン接種の状況についてでありますが、本定例会の一般会計補正予算第11号の質疑において、松本議員にもお答えしておりますが、5歳から11歳の方への小児接種については、妹背牛町、秩父別町、沼田町、北竜町及び雨竜町から、深川市内の小児科で接種が実施できないか相談がございましたことから、市内の小児科医に相談しましたところ、この1市5町の広域での実施について医師の快諾をいただきましたので、3月8日から津田こどもクリニックで、そして翌9日からは市立病院においても広域による個別接種を開始し、深川市では820人、5町では447人、合わせて1,267人の小児の方が市内で接種できるよう、現在、準備を進めているところであります。なお、オミクロン株の感染拡大により、3回目となる新型コロナワクチン接種については、感染予防のための重要な役割を担っておりますので、多くの方に接種を推奨しているところでございますが、無論のこと、これは強制ではありませんし、特に小児への接種については、接種を受けられない方へのあらぬ偏見、差別に対して配慮していくことが必要でございますので、市のホームページやチラシ等の配付により、この点の周知を徹底してまいりたいと考えております。次に、4点目、大学生の教育環境における制度改革につきましては、国が人生100年時代を見据えた経済社会の在り方の構想ということで、平成30年6月に公表しました、人づくり改革基本構想におきまして、高等教育の無償化を掲げており、これに基づき、令和元年に大学等における修学の支援に関する法律を改正し、2年4月から授業料等の減免制度の創設及び給付型奨学金の支給の拡充を行う修学支援の新制度を開始しているところであります。この授業料等免除制度は、特に優れた人であって、経済的理由により極めて修学が困難である方を対象にした制度でありまして、具体的には住民税非課税世帯の子供たちに対し、国立大学の場合は授業料及び入学金を免除、私立大学の場合は授業料と入学金の一定額を減免するものであります。また、給付型奨学金の支給の拡充につきましては、対象者である一定要件を満たした大学、短期大学、専門学校などに在籍している学生に対しまして、これまでの住民税非課税世帯に加えて、これに準ずる世帯についても収入に応じた給付が受けられるように拡大されました。また、令和2年には、新型コロナウイルス感染症の拡大に対応するため、家計が急変してしまった学生については、急変後の所得に基づき、奨学金制度の対象者の要件を満たしているかを判定できるように制度の見直しを行ったと理解いたしております。これらのことから、大学生の教育環境につきましては、国において一定の制度改革が進められてきていると認識しているものであります。

出典:深川市議会 令和4年第1回定例会 2022年3月3日 議事録 PDF(1ページ) 間違いを知らせる