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深川市議会 令和4年第4回定例会 2022年12月6日

鉄路及び地球環境を守れ

2022年12月6日、深川市議会の一般質問で、太田幸一議員が「鉄路及び地球環境を守れ」について質問し、市長 山下貴史が答弁しました。

質問者
太田幸一 議員
答弁者
市長 山下貴史

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 7番 太田幸一

二つ目の質問に入りたいと思います。鉄路及び地球環境を守れということでお伺いします。10月14日は、御承知のように日本で初めて新橋・横浜間をおか蒸気と言われるSLが鉄路を走って150年という1世紀半が経過し、今日、御承知のように新幹線や北海道においては青函トンネルに代表される高速化・近代化が進められた。もともと鉄路は、残念でありますけれども、赤字という大きな事象の中で廃止が私たちの周りを見ても進められてきたということであります。しかしながら、鉄道の長所は、今日的にCO2が少なくて、環境保全で比較しても非常に顕著な形がある。さらに、大量輸送、高速輸送、こういった大きな価値観があり、北海道から考えてみますと、新幹線が札幌のほうに来ることで計画されていますし、既に御承知のように、青函トンネルというものも海底のトンネルを当然含めて、高規格といいますか、新幹線仕様に進められています。既に触れておりますけれども、日本だけではなくて、地球上の環境においては、今日、水から燃料水素を取り出すという方向に向かっていくようなことなど含めて、資源のない私たちの国としては、環境を好循環させるといった考え方と鉄路というものは、こういった循環の輪に組み込まれるということが求められているのだろうと思います。ここで2点伺いたいと思います。一つ、地球環境の価値観からは、地方の鉄路も公共の福祉で見るべきと考える。貨物輸送の長距離トラックとJR貨物グループのフレートライナーを比較すると、コスト及び環境の負荷等に雲泥の差があり、鉄路を守り、環境を守ることにつながると考えるが、いかがか。二つ、欧米諸国等の先進国では、CO2削減、再生可能エネルギー、省資源に対する機運が高まっている一方で、国連常任理事国ロシアによる核兵器使用の可能性や国内において原子力発電所の運転期間の延長など、地球環境保全を無にするゆゆしき動きがあるが、国際的に明確に否定すべきと考える。深川市としても、関係機関への訴えをはじめとして強化すべきではないか。

答弁 市長 山下貴史(市長は2022年12月まで)

鉄路及び地球環境を守れということで、2点質問がありましたので、順次お答えいたします。初めに、1点目、鉄路を守ることは地球環境を守ることにつながると考えるが、いかがかといった質問であります。国は、他の交通機関と比較しても、鉄道はエネルギー効率に優れており、大量輸送等が可能な鉄道の特性が発揮される輸送へとシフトが進めば、交通分野全体の環境負荷の軽減に資することができるとしているところであります。しかしながら、人口減少や高齢化が進む中、北海道内では新幹線の札幌までの延伸開業による並行在来線廃止の問題から、貨物列車の存続が危ぶまれているといったことや、JR北海道の業績改善のための事業範囲の見直しによって、赤字路線となるローカル線が廃線されるなど、鉄道を取り巻く環境が一層厳しさを増しているところであるわけであります。北海道における道外への貨物輸送量については、92%が海上輸送、鉄道は7%、航空輸送が1%となっておりますが、近年では船舶まで輸送するトラックの運転手や海上輸送の船員の高齢化などにより、労働力不足が問題となっているところでありまして、こうした労働力不足や環境への問題を考えましても、鉄道は非常に優れた輸送手段であるとともに、通学や通院など人の移動手段としても地域住民の生活を支える重要なものであります。今後におきましても、鉄道の在り方やJR北海道の経営問題などについて、全国市長会などを通じまして、十分改善が図られるよう、本市としても国に要請を続けてまいりたいと考えております。次に、2点目の質問でありますが、国際社会において多くの国や地域がカーボンニュートラルの実現を目指すことを表明しておりますように、地球温暖化対策として、温室効果ガスであるCO2の削減を目指すことは極めて重要な課題であります。CO2の削減を進めるには、排出源となっている活動ごとに対策を講じていく必要があり、アメリカやEU諸国では直接的なCO2排出の割合が高い発電所などのエネルギー転換部門において、CO2の排出量を抑えられる原子力発電の割合が、他の地域よりも多くなっております。しかし、原子力発電は、CO2の排出量を抑えはしますけれども、安全性への懸念があり、危険な放射性廃棄物の処理も必要となるといった点も忘れてはならないと思います。日本におきましても、こういった事情は同様でありまして、原子力発電所の運転期間の延長などの問題につきましては、原子力への不信や不安を抱える住民への配慮に欠けることがないように、地域を含め、しっかりとした議論が必要であると考えております。また、ロシアによる核兵器使用への懸念につきましては、国際会議の場で我が国は「ロシアの核兵器による威嚇は断じて受け入れられない。核兵器が使用されることがあれば、人類に対する敵対行為である」などと訴えたと政府発表がありましたことから、市といたしましても、その考えをもちろん支持するものでありますし、これまでも非核平和宣言都市として、非核三原則の堅持と恒久平和の実現を願い、核兵器の廃絶を訴えてきているところでありまして、今後におきましても、これまで同様に取組を進めてまいりたいと考えております。

出典:深川市議会 令和4年第4回定例会 2022年12月6日 議事録 PDF(1ページ) 間違いを知らせる