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深川市議会 令和3年第2回定例会 2021年6月17日

職員のコンプライアンス

2021年6月17日、深川市議会の一般質問で、田中昌幸議員が「職員のコンプライアンス」について質問し、企画総務部長 三浦浩二が答弁しました。

質問者
田中昌幸 議員
答弁者
企画総務部長 三浦浩二

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 13番 田中昌幸

それでは、最後の質問をいたします。職員コンプライアンスについてお伺いいたします。この質問については、ちょうど4年前の第2回定例会で一般質問を行っているものです。繰り返しになりますが、改めて取り組むべき事項を示しつつ、お伺いさせていただきます。まず、職員の法令遵守、いわゆる職員のコンプライアンスとして守るべき範囲は、法規範、内部規範、倫理規範の3点であり、法規範とは、行政で決められた法律や条例など、法としての拘束力のある規則。内部規範とは、職場内部で決められたルールや業務マニュアルなどの規則。そして、倫理規範とは、職務上守らなければいけない倫理や、人として守らなければいけない社会的な倫理。つまり、コンプライアンスとして守るべき範囲は、法律や役所内のルールはもちろん、一般道徳で考えられている、するべきこと、してはならないものも含まれていることになります。また、コンプライアンス違反の原因は大きく分けて二つとされており、一つ目は、違反しやすい組織体制になっている、二つ目は、啓発活動が不十分で浸透しておらず、職員にコンプライアンスが意識されていない、このどちらかと言われています。さらに、コンプライアンスで徹底すべき要素は、まず一つ目に、職員の行動基準を作成すること。行動指針を定め、職員全員でそれを共有することがコンプライアンス体制をつくっていくための第一歩であり、また守るべき法令や条例、規則、違反行為発見時の処罰などを明示するコンプライアンスマニュアルを作成することで、違反が起きないようにする意識啓発に生かせるものであります。二つ目に、相談しやすい職場環境づくりをすること。これはコンプライアンスに対する行動を活性化させ、実効性のあるものにするために、情報共有や意見交換を行える職場環境づくりが必要になります。三つ目には、起こり得るリスクを明確にし、対策すること。徹底的に起こり得るリスクについて深掘りし、様々な危険性を明確化し、加えて各現場でのリスクとそれへの対応策を考えることで、コンプライアンスの活動がより身近なものとなります。四つ目には、職員に対して研修を行うこと。研修とは、コンプライアンスの啓発活動で、コンプライアンス体制が整っても、きちんと研修、教育が行われていなければ、職員に浸透しないので、非常に重要なことであります。五つ目には、コンプライアンスの文書を最新に保つこと。コンプライアンス体制の維持、運用のために、文書を常に最新版に保ち、それらを管理して、関係者に必要な情報を適宜公開することも重要であります。六つ目には、モニタリングや内部監査を行うこと。行動基準で定められた基本指針やコンプライアンスマニュアルなどが適切に実施されているか、またコミュニケーションが円滑に機能しているかを継続的に検証します。アンケートなどを配付して日常的にチェックしたり、問題が発覚した場合に是正措置が取られたのかを確認することで、コンプライアンスが機能していることを検証し、違反防止に努めることなどが挙げられます。これら以上の要素を徹底することで、コンプライアンスが維持されると言われておりますが、4年前には、外郭団体の経理等については仕組みをつくり、職場内にマニュアル等を徹底して進められている答弁がありましたし、予算審査でも毎年のように確認させていただいておりますが、他の点については課題が多かったところです。ここで3点お伺いいたします。1点目、職員のコンプライアンスマニュアルの配付と使用について。4年前にはマニュアルはないとのことであったが、その後、市としてどのような取組をしてきたのかお伺いいたします。2点目、相談や研修の体制について。相談しやすい職場環境をつくることや、職員に対しての研修体制については、市役所に入庁してすぐだけではなく、少し仕事に慣れた3年後とか、役職が変わるなどの機会ごとにしっかりと研修するべきと考えますが、その後、どのタイミングで実施されてきたのかお伺いいたします。3点目、業務のデジタル化により、とかく職場内での会話が消えている状況では、あえて職場内の日常的な声かけなど、コミュニケーション醸成が必要となると考えますが、この取組の考えについてお伺いいたします。

答弁 企画総務部長 三浦浩二(企画総務部長は2022年3月まで)

職員のコンプライアンスについて3点質問いただきましたので、お答えいたします。答弁が若干前後する場合がありますけれども、御了承いただきたいと存じます。1点目の職員コンプライアンスマニュアルの配付と使用についてでございますが、コンプライアンスに特化したマニュアルの作成、配付は今のところ行っておりませんけれども、法令遵守に係る啓発の取組といたしましては、新規採用職員に配付しております職員のしおりの中に、公務員として守るべき基本的な事項を記載しております。この職員のしおりについては、新規採用職員のみならず、庁内イントラネットを活用し掲載して、全職員に周知しているものでございます。また、コンプライアンスの意識の浸透については、継続的な取組が重要と考えておりまして、例えば全職を対象としたコンプライアンスに関するDVDを用いた研修についても今後予定しているものでございますが、これらをはじめ、様々な場面において効果的に職員に周知する手法について、研究してまいりたいと考えているところでございます。次に、2点目、最初に研修のタイミングについてお答えしたいと思います。職員の研修につきましては、体系的には職場研修、職場外研修及び自己啓発の三つを柱といたしまして、深川市職員研修規則に基づき、毎年、職員研修計画を定めて実施しているところでございまして、研修実施のタイミングといたしましては、新規採用時、採用後4年目、係長昇格時、管理職昇格時にそれぞれ階層別の研修を実施しているほか、希望者には予算の範囲内で専門実務研修、能力開発研修などをそれぞれのタイミングで実施しているものであります。次に、2点目のうちの相談しやすい職場環境づくりと、3点目のデジタル化の中での職場内コミュニケーションの醸成について、関連がありますので併せてお答えいたします。相談しやすい職場づくり、職場内でのコミュニケーションの醸成のための取組といたしましては、先ほど申し上げました係長職昇格時、管理職昇格時に職場内でのコミュニケーションに関する科目も組み込まれた研修を実施しておりまして、このような研修を引き続き行っていくとともに、例えば毎年庁内イントラネットにて通知している時間外勤務命令等取扱基準において、時間外削減の取組として、職場内でのコミュニケーションについて職員に周知を行っておりますし、このほかにも様々な場面を通じて職員への周知を図ってまいりたいと考えているところでございます。議員のおっしゃるとおり、職場内でのコミュニケーションの醸成は大変重要でありますので、上司、部下、同僚間など、相談しやすい職場の環境づくりに今後とも努めてまいりたいと考えております。

出典:深川市議会 令和3年第2回定例会 2021年6月17日 議事録 PDF(1ページ) 間違いを知らせる