みんなの議会

深川市議会 令和2年第4回定例会 2020年12月10日

職員の勤務時間

2020年12月10日、深川市議会の一般質問で、田中昌幸議員が「職員の勤務時間」について質問し、企画総務部長 三浦浩二、市立病院事務部長 吉田博昭が答弁しました。

質問者
田中昌幸 議員
答弁者
企画総務部長 三浦浩二、市立病院事務部長 吉田博昭

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 13番 田中昌幸

次の質問に入ります。4点目の職員の勤務時間についてお伺いいたします。職員の新型コロナウイルス感染症の関係については、昨日、松本議員も質問されておりますが、若干趣旨の違う部分もありますので、質問させていただきたいと思います。職員の勤務状況について、第3回定例会の決算審査特別委員会で審査させていただき、令和元年度の職員の時間外勤務の状況などを資料で確認させていただきまして、改めて職場間での差が大きいことを認識しております。さらに、長時間時間外勤務者の上位の資料も頂き、年間360時間を超えている方も多くいることが明らかになっております。少子化の原因の一つとして、長時間労働と低賃金が挙げられ、この改善なくして、人口減少を回復することはできないと考えますが、市役所職員の勤務状況、特に時間外勤務については、市としても労使一体となった取組で、時間外勤務総体を減らしていく取組を続けられてきたことは、これまでの議会議論でも何度か伺っております。しかし、全体の時間が減っていても、職場間での格差、同じ課や係の中でも、個々の職員差が出てくることを解決するのはなかなか大変なことと思います。勤務時間を有効に活用して業務を行い、勤務終了後には、プライベートな時間はもちろんのこと、地域貢献や市民の活動などに有効に生かしていくことが重要で、そのための取組は継続して進めていかなければならないと考えます。ここで1点目、市職員の勤務時間の状況及び新型コロナウイルス感染時等の対応について、今年度の状況も含めてお伺いし、新型コロナウイルス感染症等、自宅での待機を命じた場合の職員、あるいは会計年度任用職員も含めた対応について、お伺いいたします。2点目、市立病院職員の勤務時間の状況についてお伺いする前に、改めて市立病院職員の皆さんをはじめ、エッセンシャルワーカーと呼ばれる方たちのコロナ禍にあって、心身ともに休まらない状況の下、献身的に任務を務められておりますことに心より敬意と感謝を申し上げたいと思います。昨年の第4回定例会で、看護師をはじめとする病院職員がいつまでもこの病院で働き続けていきたいと思えるような職場づくりにみんなで取り組んでいけるよう、設置者である市長を先頭に、働き方改革を進めていただきたいと考え、時間外、あるいは長時間病院にとどまる時間の改善をすべきということで、市の考えをお伺いしましたが、1年たって、どのような改善が進められているのかお伺いいたします。

答弁 企画総務部長 三浦浩二(企画総務部長は2022年3月まで)

私から質問の1点目、市職員の勤務時間の状況などについてお答えしたいと思います。初めに、病院を除く市職員の時間外勤務の状況と受け止めましてお答えしたいと思います。4月から10月までの7か月間の時間外勤務の時間数の合計で申し上げますと、職員1人当たりの平均では、本年度は約54時間でございまして、前年度同時期では約71時間でありましたので、17時間減少している状況でございます。減少の要因といたしましては、新型コロナウイルス感染症の影響によるイベントや会議が減ったことが大きな要因ではないかと思っておりますけれども、一方で、特別定額給付金の給付事業や、各種経済対策などの臨時的な対応による増加要因もありました中での減少でありますので、本市がこれまで実施してまいりました時間外勤務の縮減の取組や、働き方改革の意識が職員一人一人に定着してきているのではないかと考えているところでございます。その一方で、議員から御指摘のございました職場間や職員間における勤務時間の偏在も一部見受けられますので、これらについては適宜ヒアリングを実施するなど、状況把握に努めまして、業務分担の適正化や業務スケジュールの管理等、必要な事務事業の見直しを行う中で、適切な人事配置となるよう努めてまいりたいと考えております。次に、新型コロナウイルス感染症などにより自宅待機を命令した場合などの対応について、休暇の対応などについてお答えしたいと思います。まず、職員本人、または職員の親族に新型コロナウイルス感染症だけではなく、発熱等の風邪症状が見られる場合、あるいは小中学校などの休業により職員が家族の世話を行う場合といったときには、コロナ対策特別休暇を付与する新たな制度を設けて対応しているところでございます。このほかの取扱いでは、保健所によって、職員が濃厚接触者と判断され、所属長が自宅待機を要請した場合は、職務専念義務を免除するとしておりますし、職員本人が新型コロナウイルスに感染した場合は、病気休暇とするとしておりまして、これらについては、職員掲示板などにおいて職員へ周知を行っているものであります。なお、これらの休暇等については、再任用職員や会計年度任用職員についても、区別することなく同様の対応としているところでございます。

答弁 市立病院事務部長 吉田博昭(市立病院事務部長は2022年3月まで)

職員の勤務時間についての2点目、市立病院職員の勤務時間の状況について私からお答え申し上げます。昨年第4回定例会で質問いただきました看護師の勤務時間について、その後の取組状況や改善の内容についてお答えさせていただきます。初めに、看護師の時間外勤務時間の短縮に向けた改善の項目についてでございますが、前回の答弁におきまして、各病棟での診療科における特性に合わせた業務の効率化及び簡素化に向けた見直しを行うことや、多職種間におけるタスクシフトなどを挙げさせていただいておりました。その後の取組状況でございますが、業務の効率化・簡素化といたしまして、病棟において、数点の改善に取り組んでおりますので、報告させていただきます。1点目としまして、時間を要しておりました勤務交代時の看護業務の申し送りを廃止しております。このことにより、看護サービスの低下を招くといった事象は発生していないところでございまして、申し送りに要しておりました30分ほどの時間を、勤務準備として患者情報を収集する時間に充てることが可能となったことにより、一部慣例となっておりました始業前の早期出勤の改善にもつながっているものと評価しているところでございます。2点目としまして、各委員会や各会議の見直しでございます。それぞれの委員会等の必要性自体を見直しております。また、開催する間隔を空けることや、開催時間の短縮に努めることにより、準備に要する時間を縮減するなど、個々の負担を軽減するとともに、退勤時間が遅くならないよう配慮しているところでございます。3点目として、看護記録方法の見直しであります。従来の記録方法を変更し、簡略化して、記録するようにしております。また、ナースステーションにおいて固定端末より入力していた看護記録を、持ち運びが可能なノート型端末より入力することにより、病室において患者の記録等をタイムリーに記録することが可能となり、看護記録の入力に要する時間の短縮が図られたところでございます。次に、多職種間によるタスクシフトについてでございますが、看護師が担っておりました一部の薬剤業務について、薬剤師の採用により、患者への服薬指導や薬の分包などの業務を薬剤部へ移譲することができました。このことにより、看護師の負担軽減につながっているものと捉えております。以上、申し上げましたほかにも、看護師業務の負担軽減の取組としまして、地域包括ケア病棟において実施しております二交代制勤務を一般病棟においても導入いたしました。二交代制勤務の一般的な評価によるメリットとしましては、勤務中の休息時間を十分確保できる、体力の回復や作業の効率化が図られる、翌日が休日となるシフトとなるため、十分な休養を取ることができるとされているところでございます。一般病棟における二交代制勤務は、強制するものではなく、これまでの三交代制勤務との選択を可能としておりますので、看護師それぞれのライフスタイルに応えることができる運用としているところでございます。その他の取組としましては、働き方改革への対応でもございますが、出退勤時間について個々に記録しており、時間外勤務命令や業務以外での院内滞在理由を把握することで、必要以上に早く出勤していないか、業務終了後は速やかに退勤しているかを確認し、院内滞在時間の短縮を促すよう努めているところでございます。なお、このような取組を通じましても、手術や緊急入院対応、委員会活動などにより、退勤が遅くなること、またコロナ禍の影響により、入院患者が減少しているといった傾向もございますが、おおむね現在は18時半から19時頃までには退勤できる状況となっているところでございます。今後におきましては、これら取組の検証を行うとともに、さらなる業務の改善や職員の意識改革にも取組を進めてまいりたいと考えております。最後に、事務系職員の退勤の状況についてでありますが、事務職員においては、日中、他の部署の職員からのシステム修正などの要請や各種診療報酬内容についての相談、物品の補充や納入に関する職員や業者への対応などに多くの時間を要しており、通常の事務業務が後回しになってしまう状況がございます。そのため、その日のうちに処理することが必要な業務が残り、退勤時間が遅くなってしまう現状にございます。第3回定例会決算審査特別委員会におきまして、辻本議員からの質疑にもお答えしておりますが、若手のプロパー職員の成長に伴う各職員の業務量を考慮し、特定の職員に業務が集中することがないよう改善に努め、状況に応じた管理職による業務遂行を継続して行うとともに、適正な人員配置や職員間の業務バランスの調整を図ってまいりたいと考えております。

再質問 13番 田中昌幸

再質問させていただきます。2点ともでございますが、1点目の新型コロナウイルスに感染した等の場合の対応ということで、一般職員については、病休が付与されても有給になるかと思いますが、会計年度任用職員は病休はたしか無給になると思いますので、同等の扱いと言われましたが、収入に関しては減額されざるを得ない。特に新型コロナウイルス感染症の場合は、完全に陰性が確認されるまで、2週間ほど絶対に出勤できないということでいくと、1か月の半分、給料が減額されてしまう。このようなことが起きると、とても生活できる状況ではないと認識しますので、義務免等何らかの対応を併用するような形ができないのかと答弁を聞いて感じましたので、この点について改めてお伺いしたいと思います。もう1点、病院職員の時間外勤務の状況、決算審査特別委員会の中で辻本議員が質疑しまして、事務部門については非常に問題があるという認識は私も共通ですので、ぜひ改善を進めていただきたいと思いますが、看護職場、特に病棟看護職場については、昨年指摘させていただきました後に、かなりの改善がされていると実感しております。特に9時ぐらいまで残っていた者が、6時半から7時ぐらいには帰られるということで、これは非常に高く評価すべき内容だと答弁を聞いて思いましたが、実際にそうなったことで、病棟看護師の皆さんがどのような感想を持たれているか、もしそういったことで聞いているところがあれば、お聞かせいただければと思います。

答弁 企画総務部長 三浦浩二(企画総務部長は2022年3月まで)

再質問にお答えいたします。1点目の再質問の会計年度任用職員の病気休暇についてでございますが、会計年度任用職員の勤務時間等に関する規則におきまして、議員もおっしゃるように、会計年度任用職員は無給となっているものであります。この内容は、今は国と同様の取扱いとしているものですけれども、このたび新型コロナウイルス感染症という未曽有の事態でございますので、新型コロナウイルスに関する病気休暇に限っては、他市の事例を参考にしながら、少し検討させていただきたいと考えております。

答弁 市立病院事務部長 吉田博昭(市立病院事務部長は2022年3月まで)

再質問にお答え申し上げます。病棟の看護師、現場の声は直接聞いているのかについてでございますが、アンケートを取るなど、現場の声を直接確認するといった状況にまでは至っていないところでございます。ただ、看護部長が適宜病棟を訪れまして、現場の生の声を伺っている状況がございます。その声としましては、以前より大分早く帰れるようになった、おおむね6時半から7時頃までには帰れるようになったという声が寄せられていると報告を受けております。また、二交代制勤務の導入に関しましても、5東病棟におきましては、三交代制勤務職場でございましたが、選択制ということで、強制することのない中で、二交代制勤務と三交代制勤務混在で病棟運営していたところですけれども、最終的に全員が二交代制勤務を選択した状況になっております。この現場の職員の声では、以前よりも大分体が楽になった、三交代制勤務には戻りたくないといった声も伺っているところでございます。

出典:深川市議会 令和2年第4回定例会 2020年12月10日 議事録 PDF(1ページ) 間違いを知らせる