みんなの議会

深川市議会 令和元年第4回定例会 2019年12月10日

市内公立高校での学校給食の提供

2019年12月10日、深川市議会の一般質問で、松本雅祐議員が「市内公立高校での学校給食の提供」について質問し、教育部長 小林功欣が答弁しました。

質問者
松本雅祐 議員
答弁者
教育部長 小林功欣

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 2番 松本雅祐

それでは、3点目、市内の公立高校での学校給食の提供についてお伺いします。市内にある公立高校では、本年度の入学者が、深川東高校が募集120人に対し入学者が37人で、83人の定員割れ。深川西高校は、募集120人に対して86人の入学、34人の定員割れとなり、両校合わせて117人の定員割れでありました。ここ数年、2校は定員割れが続いております。要因はさまざまありますが、大きな要因は、中卒者数の減少であります。本市の中卒者を見てみますと、平成26年度から29年度は160人台で推移していましたが、昨年は135人と減り、本年は163人とまた戻りましたが、令和3年以降は120人台になる。ですから、今後も定員割れが続く可能性が高いと考えます。定員割れが続いており、北海道教育庁学校教育局は、市内2校に対しまして、深川市内において、欠員の状況が望ましい学校規模を下回る学校があることを考慮し、再編を含めた早急な定員調整の検討が必要との通達がありました。実際、一昨年は、西高校では募集人数が減り4クラスから3クラスとなり、来年度は東高校におきまして、流通経済科と情報処理科の二つのクラスが編成され、総合ビジネス科の1クラスになります。受験生の確保は、高校の存続を進めていく上で、とても重要であります。ですから、他の高校も特色や魅力づくりを発信して、生徒の確保に努めております。私も実際、さまざまな機会を通して、両校の保護者の方々と魅力づくりについてお話をさせていただきました。その語らいの中で、異口同音に聞かれたのが、朝は毎日忙しく、慌ただしい朝になっている。その中で、高校に通う子供のお弁当をつくるのは本当に大変ですとの声でありました。共稼ぎやひとり親家庭など、家庭状況はさまざまですが、お弁当づくりは大変で、特に遠隔地から通学されている家庭は、なおさら負担が大きいのであります。また、お弁当づくりで、夏の時期だと気温が高いので食中毒にならないように、また、冬は食べるときに冷たくなるということで、メニューを毎日考えるのも大変と言われ、保護者の方の負担は大きくなっております。生徒によっては、お弁当をつくれない家庭もおり、途中でパンを買ったり、コンビニで弁当を買ったり、偏った食事をしている生徒もおります。今は、西高校では校内販売を行っておりません。このような状況もあり、保護者の方から、高校でも温かく、栄養バランスのとれた学校給食が出れば助かる、ありがたいと多くの声をいただきました。高等学校での学校給食の提供は、道内でも、北海道立足寄高等学校が2015年6月から、町内小中学校に提供している学校給食を足寄高等学校で希望する生徒へ提供しております。そこには生徒確保などを目的とし、地方創生関連交付金を活用して、給食費を全額補助しています。また、これは本州でありますけれども、茨城県の清流高校では、2016年6月から町内の人口減少を防ぐ地域活性化対策の一つとして、大子町が費用の半分を補助し、給食費の自己負担は1食250円、町では年々在校生が減少し、定員割れの状況が続いており、魅力づくり活性化事業として、安くて栄養バランスのよい給食を提供したいと始めたそうであります。ほかにも学校給食を提供している公立高校があり、いずれも生徒や保護者からの要望、または少子化が進む中、地域活性化対策や給食を調理する施設の余裕を受け、市町村と教育委員会が対応し、高等学校においても学校給食が提供されている状況があります。本市で平成27年度に策定したまち・ひと・しごと創生総合戦略の中でも、2校存続に向け、教育分野の魅力を高めるためには、両道立高校の存続と定員確保に努めることが重要と示しており、26年度より、市内公立高校に対して魅力づくり事業を行い、2校の存続に向けての支援を行っております。第2期まち・ひと・しごと創生総合戦略の策定でも、公立高校の魅力づくりが重要な要素として位置づけられると考えております。子供たちの成長の最も大事な時期である高校生にとって、温かく栄養バランスのよい学校給食は、牛乳や地元野菜の摂取など食育にもなり、生徒は心身ともに健康な成人として育まれることになると思います。そこでお伺いします。本市には北空知圏学校給食センターきたそランチがあり、給食を2,200食つくれる機能を有しております。現在は深川市、沼田町、秩父別町、妹背牛町、北竜町の小中学校に給食を提供しております。聞くところによりますと、現在1,950食前後を提供しているとお聞きしました。今後この管内の児童生徒数は減少傾向にあり、公立高校に提供できる環境も整うのではないでしょうか。私たち大人が願うのは、子供たちが健やかで伸び伸びと学校生活を送れることであり、給食を提供することにより、安心して、健全な育成を一層推進することができると考えます。深川市の教育の特色として、市内の公立高校2校に学校給食を提供し、魅力を高めてはいかがでしょうか。市の考えをお聞かせください。

答弁 教育部長 小林功欣(教育部長は2020年3月まで)

市内公立高校での学校給食の提供についてお答えいたします。教育委員会では、普通科高校である深川西高校と、商業・農業系高校である深川東高校の市内公立高校2校体制を維持することは、子供たちの将来の選択肢の幅を持たせるためにも、ぜひとも必要と考えており、そのために両高校の魅力づくりの取り組みに支援しているところであります。また、2校の存続は、子供たちの進路選択にとどまらず、地域づくりの面においても重要であるとの考えから、市内小中学校及び両高校の関係者、深川商工会議所、北空知の教育委員会で構成する深川西高校・深川東高校の魅力づくりに向けた検討会での議論を踏まえまして、両高校からの要望をお聞きする中で具体的な支援内容などを定め、公立高等学校の魅力づくり事業といたしまして、これまでも支援を行ってきております。現在の支援内容は、生徒の研修等開催経費や、模擬試験・資格取得試験の受験助成、通学交通費助成、学校PR助成、さらに今年度からは助成対象を拡充しまして、部活動に関する助成を加えたところであります。公立高校への学校給食の提供につきましては、これまで魅力づくりに向けた検討会での検討経過や、両校及び両校のPTAからの要望などは伺っておりませんが、質問にありましたように、北空知圏学校給食センターの調理食数は、1市4町、16の小中学校を対象に2,200食の調理が可能なところ、現在は1,950食前後を提供している状況ですので、今後の圏域の児童生徒数の減少を考えますと、給食センターの運営において将来的な課題となり得るものと受けとめております。今後とも、中学校卒業者の進路先として市内公立高校を選択していただくため、両高校の魅力づくりの取り組みに支援してまいりますが、その中でどのような取り組みがより求められているのか、あるいは効果的と考えられるのか、魅力づくりに向けた検討会で意見を伺い、また両高校からの要望、さらには両高校と市内小中学校との定期的な連絡会議を昨年から開催しておりますので、それらの中で協議を深めてまいりたいと考えております。

再質問 2番 松本雅祐

再質問させていただきます。2点お伺いします。今ほどの答弁の中で、給食センターきたそランチの運営において、将来的な課題となると受けとめているという答弁がありましたが、これは高校に学校給食を提供するということも含めての受けとめなのか、それが1点目。2点目は、今、部長からありましたように、学校側やPTA側、または検討会議から要望を吸い上げる、現場の声を聞いて魅力づくりを進めるというのはよいのですけれども、私が言いたいのは、教育委員会側から、こういうことをしてもっと魅力をつくってはどうかということです。学校給食を推進して両校に打診してみるとか、PTAに聞いてみるとか、そういうことをして魅力づくりを高めていくという部分で、学校給食を求めている保護者の方も多いですし、これはもう一回検討していただきたいと思いますので、この2点の答弁をお願いいたします。

答弁 教育部長 小林功欣(教育部長は2020年3月まで)

再質問にお答え申し上げます。初めに、きたそランチについてでありますけれども、きたそランチの調理食数、今現在2,200食の調理が可能なところ、現在は1,950食前後ということでありますので、今後の可能性といたしましては、高校に提供することも可能な状況と、きたそランチとしては可能と考えております。次に、2点目の要望の関係でありますけれども、市内公立高校2校への支援につきましては、魅力づくりの取り組みによりまして、生徒がふえて、また両校が存続することを目的としておりまして、限られた財源の中で、より効果的な支援となりますよう、これまで学力向上、部活動、通学費用にかかわる事業に優先的に取り組んできたところであります。公立高校への学校給食の提供につきましては、先ほども申し上げました将来的な課題となり得るものと考えておりますけれども、検討会におけるこれまでの協議の中では取り上げられていないものでありまして、まずは教育委員会といたしましては、それらの協議の中で決められた、現在求められている支援内容を優先すべきものと考えております。

再々質問 2番 松本雅祐

再々質問させてもらいます。今の2点目ですけれども、PTAから要望がない、検討委員会からもそういう話がないということでしたけれども、私が先ほど言ったのは、教育委員会側から、学校給食を提供したら魅力づくりになるのではないかという提案を発信する。声を聞くのではなくて、こちら側から発信するという行動をとって、魅力づくりを高めてはどうかということを聞いているので、もう一回ここだけ答弁をお願いします。

答弁 教育部長 小林功欣(教育部長は2020年3月まで)

再々質問にお答え申し上げます。教育委員会としましても、内容について検討させていただきまして、学校ともまた相談させていただきたいと思います。

出典:深川市議会 令和元年第4回定例会 2019年12月10日 議事録 PDF(1ページ) 間違いを知らせる