深川市議会 令和元年第2回定例会 2019年7月5日
外国人の就労
2019年7月5日、深川市議会の一般質問で、宮澤孝司議員が「外国人の就労」について質問し、経済・地域振興部長 伊藤久人が答弁しました。
- 質問者
- 宮澤孝司 議員
- 答弁者
- 経済・地域振興部長 伊藤久人
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 8番 宮澤孝司
それでは、次の質問に移ります。外国人の就労についてです。本年度4月、外国人労働者の受け入れを拡大する改正出入国管理法が施行され、新たな残留資格として、特定技能を設け、国は5年間で最大24万人余りの外国人受け入れを見込んでおります。外国人労働者への依存度調査では、2018年、北海道での外国人労働者は2万1,026人で、労働者全体から見ると125人に1人であり、9年前の2009年は6,125人で、425人に1人から見ると、9年間で3.4倍となっており、依存度の伸び率では、全国平均の2.4倍を上回り、沖縄、福岡、鹿児島に次いで、全国4位となっております。道内でも受け入れが進んでおり、深川市と自治体規模において違いがありますが、上川管内占冠村では、昨年1月時点で人口増加率が全国の市町村で最も高く、15.26%で、村内人口1,450人のうち外国人が4分の1以上の380人であり、外国人観光客の入れ込み増加や新規リゾートホテル開業に当たり、外国人労働者がふえております。しかし、季節的なものであり、定住には結びついていないのが現状であるとのことです。近隣では、妹背牛町で2カ所の事業所が外国人を受け入れており、一製造業事業所では30人の雇用があり、毎週土曜日、日本語教育などを行っていると聞いております。深川市内では、介護施設においてフィリピンから来られた9人の介護実習生の受け入れがあるとのことであります。また、市内建設業での外国人労働者数は、把握しておりませんが、外国人の就労希望者があれば、受け入れの考えはあると伺っており、このように市内の事業所においても、外国人労働者受け入れに対して前向きな考えであることが感じられます。しかし、全国的に外国人労働者がふえる中、課題も多く、不法就労者や治安等に係る問題を起こすケースや、雇用後に労働条件でトラブルになるケースも多いようであります。本市としましても、外国人の就労希望者が安心して深川に来られるよう、また地域としても安心して外国人労働者を受け入れられる環境を深川市としても確立することが必要と考えますので、2点について伺います。1点目は、近隣市町における外国人の就労状況について伺います。2点目は、外国人の労働者受け入れに当たり、受け入れ希望の企業と、農業であればJAきたそらち、建設・製造・福祉・飲食・サービス業であれば深川商工会議所などの関係団体と連携し、日本語や日本文化などの教育面では、深川国際交流協会や拓殖大学北海道短期大学に協力いただき、外国人就労に向け、情報共有を図り、本市として取り組む必要があると思いますので、市の考えを伺います。
答弁 経済・地域振興部長 伊藤久人(経済・地域振興部長は2020年3月まで)
外国人の就労についてお答えいたします。まず、1点目の近隣市町における外国人就労状況についてでありますが、外国人の雇用につきましては、平成19年に雇用対策法及び地域雇用開発促進法が改正されたことによりまして、全ての事業主に対しまして、外国人労働者の氏名、在留資格、在留期間等を厚生労働大臣へ届け出ることが義務づけられたところであります。そこで、質問の近隣市町における外国人就労状況の人数や業種等についてでありますが、市町村ごとの数値については開示されておりませんで、ハローワークごとになるのですが、北海道労働局が毎年1月に公表しているハローワーク滝川管内の数値では、64事業所で250人の外国人雇用の届け出がなされております。また、職種については、今度は都道府県単位の数値になってしまうのですが、北海道全体の数値を申し上げると、道内外国人労働者は、先ほど議員の質問にもありましたが、2万1,026人でありまして、そのうち製造業が27.5%、5,781人、卸売業が12.7%、2,670人、農業・林業が12.6%、2,640人と続きまして、次いで教育・学習支援業、宿泊業・飲食サービス業といった状況になってございます。現状では、こうした数値しかないわけですが、ちなみに深川市における外国人の住民登録の状況について、最新の数値で申し上げると、7月2日現在、110人の方が住民登録されておりまして、そのうち永住者や留学生の方などは除きますが、就労目的と思われる方は、在留資格の区分があるのですが、この集計では29人と把握しているところでございます。次に、2点目の外国人労働者受け入れの今後の取り組みについてでありますが、近年の生産年齢人口の減少を背景とした深刻な人手不足の影響で、日本国内全体の外国人労働者の数は、10年前の平成21年には約56万人でありましたが、30年には約146万人と過去最高に達しました。また、議員の質問にもありましたが、本年4月に出入国管理及び難民認定法が改正されたことに伴い、今後、外国人労働者数はさらに拡大が見込まれるところでございます。さらに、議員からご提言のありました外国人労働者の情報共有についてでありますが、本市では現在、農業分野において検討を進めておりまして、具体的には本年2月にJAきたそらち、深川未来ファーム及び深川市により構成します農業分野での外国人材活用検討会議を立ち上げ、外国人材の活用に向けた情報収集などの調査・研究を行っているところでございます。しかしながら、農業分野以外においても、建設業や介護職場等でも労働力不足は深刻と伺っておりますことから、情報収集を図ることは大変重要と認識しておりますので、今後、経済団体や業界団体、また拓殖大学などと連携する中で、外国人労働者数や雇用における課題等の把握に努めてまいりたいと考えております。