深川市議会 平成30年第2回定例会 2018年6月19日
市立病院での特定健診、がん検診の状況と今後の取り組み
2018年6月19日、深川市議会の一般質問で、木根昭夫議員が「市立病院での特定健診、がん検診の状況と今後の取り組み」について質問し、市立病院事務部長 吉田博昭が答弁しました。
- 質問者
- 木根昭夫 議員
- 答弁者
- 市立病院事務部長 吉田博昭
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 7番 木根昭夫
それでは、三つ目の質問に移ります。三つ目は、特定健診、がん検診についてであります。昨日、松本議員のポイント制度の導入に対する答弁がございましたが、私は深川市立病院における特定健診、がん検診について、収益を向上させる観点から質問いたします。人生100年の時代を迎え、私たちはますます自分自身の健康に十分注意を払い、健康年齢を延ばしていく必要があります。健康ブームと言われ、テレビ番組で例えばオリーブオイルがよいと放送されると、翌日にはスーパーマーケットの陳列棚が空っぽになり、入荷が間に合わない状況になります。また、昨今では、2人に1人ががんになると言われ、実際私の近親者、友人を含めて、がん患者が大勢いらっしゃいますが、がんの発見が早期であれば、がんと上手におつき合いしている姿に勇気をいただいております。改めて申し上げるまでもなく、特定健診、がん検診は、病気の早期発見、生活習慣病の改善の動機づけになりますが、年に一度の特定健診、がん検診は、深川市に限らず、どの自治体も受診率が低い傾向にあり、市の広報活動も苦戦している状況であります。深川市立病院は、北空知の中核病院として、深川市民ばかりでなく、近隣自治体住民のがん検診等の受け入れをしているようですが、深川市立病院の受診者数の状況を伺います。また、今後の受診者数をふやす取り組みについても伺います。まず、がん検診に関して、あくまで深川市で実施しているがん検診の実績になりますが、平成29年度はがん検診全体で約1,920万円が委託料として支出されております。この委託料の支払い先について、深川市立病院で受診される件数、金額はほぼ3割弱となっており、残りの7割は、他の委託先である北海道対がん協会、旭川がん検診センター、旭川厚生病院に支払われている状況です。また、特定健診につきましても、ほぼ同じような割合、状況になっております。私は、特定健診、がん検診を以前は「デ・アイ」で受診しておりましたが、ここ数年は深川市立病院で検診を受けております。そのメリットとして、一つ目は、その日のうちに検査結果がわかること、二つ目は、尿酸値と血液検査の項目が若干多いこと、三つ目は、検査用スエットの貸し出しがあるので、ボタン・ファスナー等の服装の気遣いが要らないこと、四つ目は、検査後のお茶のサービスがあり、そこでお茶を飲みながら、五つ目として、がんサロンで気軽に健康相談等ができること、六つ目は、あくまで主観的ながら、バリウム検査が丁寧であること等が挙げられます。その点を広くPRして、受診者数をふやし、それが深川市立病院の収益を少しでも向上させることにつながるのではないか。繰り返しになりますが、深川市立病院の特定健診等の状況と今後の受診者数をふやす取り組みについて伺います。
答弁 市立病院事務部長 吉田博昭(市立病院事務部長は2022年3月まで)
市立病院での特定健診、がん検診の状況と今後の取り組みについてお答え申し上げます。初めに、市立病院での特定健診、がん検診の受診状況についてでありますが、市立病院健診センターでは、深川市を初め、近隣市町からも多くの皆様に人間ドック、特定健診、がん検診などを受診いただいており、平成29年度の健診者総数は2,195人で、事業収益は4,900万円を見込んでおります。この事業収益は、市立病院における医業収益の約1.4%を占めるものであります。このうち特定健診者は640人で、収益額は493万6,000円であり、受診者数、収益額ともに平成28年度と同程度になっております。次に、平成29年度のがん検診受診者についてですが、検査件数は5,529件であり、検査種別ごとに検査件数の順で、その内訳を申し上げますと、肺がん検診が1,662件、大腸がん検診1,580件、胃がん検診1,087件、乳がん検診529件、子宮がん検診465件、前立腺がん検診206件となっております。なお、がん検診においても、平成28年度と同程度の受診件数となっているものです。このがん検診受診者のうち、市の助成によるがん検診は543件で、収益額は570万3,000円であり、平成28年度と比較し、件数で37件、収益額で62万3,000円の減少となっているところであります。次に、受診者数の増加に向けた今後の取り組みについてでありますが、健診センターにおいて受け入れが可能な健診受診者数は、健診センターで診察を行う医師やバリウム検査、心電図検査、エコー検査などを行う臨床検査技師などが外来患者及び入院患者の一般診療も担っていることに加え、検診に使用いたします検査機器なども一般診療と併用していることから、受け入れが可能な受診者数は1日につき13人程度としております。現状の受診者数は13人に達していない状況にあり、健診者の確保についても課題の一つと認識しているところであります。健診者の確保に向けてのこれまでの取り組み内容について紹介申し上げますと、まず平成29年度から乳がん・子宮がん検診につきましては、市の集団検診を市立病院で実施しております。また、乳がん検診につきましては、NPO法人J.POSHのジャパン・マンモグラフィー・サンデーの取り組みに賛同し、平成28年度より毎年10月の日曜日一日を乳がん検査が受けられる日曜日に指定し、健診センターで乳がん検診を実施するなど、平日において子育てや介護、仕事、家事などで忙しく、検診を受けることのできない女性の皆様にも、受診の機会を提供する取り組みも行っているところであります。さらに、今年度からは内科医師が増員となりましたことから、健診日を週4日から5日へ拡大したところであります。今後の取り組みとしましては、市民福祉部健康福祉課とも連携し、事業内容やPR方法、健診未受診者対策などについて協議を深めるとともに、当院に設置する人間ドック・健診委員会においても、受診者の確保やサービスの向上などに向けた協議を重ねる中で、受診者の増加対策を講じてまいりたいと考えております。いずれにいたしましても、健診の目的は、自己の健康管理への指標を認識いただくとともに、疾患の早期発見・加療にありますので、一人でも多くの住民の皆様に受診していただき、要精査となった場合は、速やかに専門医へ受診されるよう、市立病院の立場で住民啓発、受診勧奨に可能な限り努力してまいる所存であります。