みんなの議会

深川市議会 平成30年第2回定例会 2018年6月19日

登下校時の見守りについて

2018年6月19日、深川市議会の一般質問で、宮澤孝司議員が「登下校時の見守りについて」質問し、教育部長 荒井清光が答弁しました。

質問者
宮澤孝司 議員
答弁者
教育部長 荒井清光

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 2番 宮澤孝司

次の質問に入ります。次の質問は、登下校時の見守りについてですが、昨日の朝、大阪を襲った地震により、登校時の女子児童が学校のプールを囲む外壁が倒れたことによって亡くなったという大変痛ましい事故がありました。これは登下校時の通学路の安全性が問われるところであります。改めて亡くなられた児童のご冥福をお祈りいたします。登下校時の見守りにつきましては、昨年の第4回定例会で携帯電話による見守りサービスの利用はできないかという質問をしましたが、今回は携帯電話以外での見守りサービスについて利用できないものかお伺いします。登下校時の見守りについては、再チャレンジということでありますが、5月に新潟市で下校途中の女児殺害事件が起こりました。登校時は同じ時間帯なので、多くの児童が周りにおりますが、下校時は学校を出るときは数人でも、自宅に近づくと1人になるケースが多く、今回の事件も自宅近くで1人になったところで起こったものであります。また、今年度に入り、一已小学校区内で不審者に関するメールが二度保護者に送信されたところであり、登下校時の安全性を心配する保護者も多いことと思われます。このような中、携帯電話の見守りサービスだけではなく、さまざまなシステムにより、登下校時の見守りサービス機能が全国的に広がっております。全国の商店街ポイントカードでは、IC化が進み、ポイントカード機能が多様化しており、本来加盟店での買い物金額に合わせてポイントをつけるのがポイントカード事業でありますが、最近は小学校の登下校時の見守りサービスや高齢者の見守りサービスなど、ICカードになったことで、地域の安心・安全な暮らしに貢献する地域カードとなっております。登下校時の見守りサービスは、商店街がICカードを無料で小学生に配付し、児童は登校時と下校時に学校の玄関にあるカードリーダーにカードをかざすと、登録された保護者の携帯アドレス宛てにメールが送信されるシステムであります。このシステムと同等のものは、登下校の見守りメールシステム単独でも導入することが可能であり、カードリーダーは無料で学校に設置され、カードも無料で全生徒に配られ、メールサービスを受けたい保護者が利用料として月に250円を負担するものであります。今回導入を検討してはと提案する見守りシステムは、カードではなく、ICタグをかばんにつけるタイプのもので、登校時、学校の玄関に入ると、登録先のアドレスにメールされ、下校時は玄関を通過するとアドレスにメールされるシステムであります。メールが送信されることで、登校時は学校に着いたことを確認でき、下校時は学校を出た時間を確認することができ、帰宅時間を予想することもできるので、保護者が得られる安心の一つとなるサービスであります。このシステムでは、玄関にセンサーを取りつけるとともに、防犯カメラを取りつけ、タグをつけた児童が通過すると、保護者へメールを送信すると同時に、防犯カメラで服装や一緒にいた児童を撮影し、職員室のパソコンで映像管理でき、事件や事故に遭った際の捜査等に役立てることができます。経費面では、ICタグは無料で全児童に配付され、センサーと防犯カメラの設置は無料であり、保護者に登下校を知らせるメールサービスを受けるために、税込みで月430円かかるだけであります。このシステムは、大阪にあるNPOにより開発、事業化されていますが、きっかけとなったのは、2001年に起こった大阪池田市児童殺傷事件のような幼い児童を狙った事件等の悲劇を再び起こしてはならないとの思いだそうであります。現在、北海道内でこのシステムを導入している小学校は93校あり、札幌市で72校、札幌市以外では21校であり、近隣の滝川市では全6小学校、旭川市では5校となっております。新潟市の事件以降、文部科学省でも登下校の見守りに関しては重要項目に挙げております。深川市としましても、早期にこのようなICタグを利用した見守りシステムを導入すべきと思いますので、お考えを伺います。

答弁 教育部長 荒井清光(教育部長は2019年3月まで)

登下校の見守りについて、小学校登下校時の児童の安全確保と保護者に登下校の情報を伝える機能を持つICタグを利用した見守りシステム導入の考えについて質問いただきましたので、答弁申し上げます。本市小学校児童の登下校時の安心・安全の確保につきましては、これまでPTAや地域の方々による見守りや交通安全指導、「すきやき隊」などによる見守りなどの取り組みに加え、学校だよりや学校セーフティメールによる保護者への情報提供などを行ってきたところであります。このたびご提言いただきましたシステムでは、児童のランドセルにICタグを取りつけ、児童玄関に設置する防犯カメラとセンサーにより、児童の登下校の画像と通過時刻をパソコンに記録すること、さらに希望する保護者には、児童が登校時・下校時に児童玄関を通過したことをメールで通知する機能を有するということでございます。これにより、どのように児童の安全確保への活用が可能であるのか、また保護者にとっての有効性等につきまして、管理用パソコンなどの設備に要する経費、さらに管理上の人的負担、そしてICタグの紛失・破損時の対応を含めた保護者負担も含めた導入・運用に係る費用と効果など、既に道内においても導入事例が複数あると紹介いただきましたので、今後、道内各市の状況をお聞きし、利用実績や導入効果等について調査を進めてまいりたいと考えてございます。

出典:深川市議会 平成30年第2回定例会 2018年6月19日 議事録 PDF(1ページ) 間違いを知らせる