上富良野町議会 平成16年第4回定例会 2004年12月20日
(1)新年度の予算編成について/(2)収入役制度の見直しについて/(3)上富良野小学校の改築について/(4)学童保育について/(5)保育行政について/(6)特認校の通学支援について/(7)登下校時の防犯対策について
2004年12月20日、上富良野町議会の一般質問で、米沢義英議員が「新年度の予算編成について」「収入役制度の見直しについて」「上富良野小学校の改築について」「学童保育について」「保育行政について」「特認校の通学支援について」「登下校時の防犯対策について」について質問し、町長 尾岸孝雄、教育長 中澤良隆が答弁しました。
- 質問者
- 米沢義英 議員
- 答弁者
- 町長 尾岸孝雄、教育長 中澤良隆
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 9番 米沢義英
私は、さきに通告してありました点に、町長及び教育長に見解を求めるものであります。今、多くの国民や住民が、暮らしや福祉を守ってほしい、そういう要求がたくさん寄せられています。ところが、今、国が進めている三位一体の改革というのは、こういう流れとは逆に、雇用を減らす、福祉を切り捨てるという状況の中で、国民がどんどん暮らし向きが後退するという状況になっております。そういう中で、三位一体の改革が進められ、今年度が、今年が初年度という形になりました。とりわけ今回の行政改革という形の中で、財政規模が小さい自治体ほど予算が組めないという状況であり、悲痛の声が上がるという状況になりました。その背景には、交付税が約2兆9,000億円削減されるという状況になり、その分自治体の裁量権が、また事業を推進する上での内容が、当然縮小されるという状況になったわけであります。その中には、国が当然負担すべき負担金まで削減する、こういう状況であります。また、1兆3,000億円の国内国庫負担金等を減額しましたが、そのうち税源移譲をすると言っておきながら、税源移譲されたのは4,500億円という状況であり、当然それも自治体には大きな痛手になりました。そういうような中で、今求められているのは、交付税総額をきっちり確保する、そして義務的経費は、国がその趣旨に基づいて確保するという内容であり、全国の知事会、市町村会でも、この決議を上げるという状況になりました。今、国がしなければならないのは、住民の暮らし― 52 ―を維持するための財源確保であり、当然その国の責任をきっちりと果たすということが、今求められているのではないでしょうか。そういう意味では、自治体もそういう状況の中だからこそ、住民の暮らしを、また産業振興をしっかり財政難の中でも住民や職員の総意のもとでどう進めるかということが求められています。また、近ごろでは、自治体においては財政難を理由に、安易に住民負担を求めるという状況になってきております。私は、こういう意味で改めて町長の見解をただしますが、住民の暮らしを、福祉を、産業振興をきっちり守る、そういう立場からの新年度の予算編成というのが必要だと考えております。今年度当初の年度別資金計画では、来年度の予算規模は70億円という形になっております。また、そういう意味で来年度の予算総額というのは、大体この規模で落ちつくかと思いますが、どのような予算規模になるのか、また予算編成に当たっての重点政策というのはどういうものか、お聞きしたいと思います。さらに町長は、当面自立への道を選択しました。その道筋というのは、住民からしてみれば、まことに不自然で不透明であります。今回の町長選挙でも問われたのは、まさにそういう道筋では、住民の暮らし、町民の暮らしは守れない。どういうところに予算を重点的に配分するのか、そのことを一番町民の方が知りたいわけであります。財政難を理由にしての補助金、負担金の削減は、当然許せるものではありません。しかし、むだなものは当然見直さなければならないことは言うまでもありません。そういう意味では、町長は今後どのように住民に対して自立への道筋を示そうとしているのか、この点についても具体的な答弁を求めるものであります。次に、財政改革を今進めておりますが、新年度に向けても、補助金・負担金の削減が言われており、総じて15%程度の削減ということをしきりに言っておりますが、この中には当然住民や商工業、農業、産業にかかわる、住民にとっては切実な予算等もあります。そういう意味では、新年度に向けての補助金・負担金の削減項目というのはどういうものか、また、その総額というのは幾らになるのか、また、庁舎内においても当然住民に負担を求めるというのであれば、それなりの給与を含めた財政改革、削減の目標持っておられると思いますが、この点についても町長の見解を求めます。次に、新年度においては、今、国では地方交付税の削減を、さらに来年、再来年と、その総額7兆円から8兆円と言われております。これらの金額が当然削減されれば、地方自治体にもさらに大きなダメージを与えることは明らかです。そういう意味では、道においても、約4,000億円から3,000億円の地方交付税が削減されるのではないかということが言われておりますが、当町においてはどのぐらいの予算が減額されようとしているのか、わかる範囲でお聞きします。本来、地方交付税というのは、国民がどこに住んでいても、安心して暮らせるための財政措置であります。しかし、国は教育費や保育措置費など、義務的な負担まで削減するという状況であり、明らかに国みずからが財政措置のこの趣旨を放棄していると言わざるを得ません。そういう意味では、町長はこれらに対してどのような見解を持っておられ、今後どのようにされようとしているのか、これらの点についても伺います。次にお伺いしたいのは、収入役制度の見直しについてお伺いいたします。今、行財政改革の推進の中で、一部の自治体では収入役制度を廃止したところも出ております。町長はこの間、私の質問に対する答弁の中でも、次のように答えています。今後、地方自治法の改正が見られる、その動向を見たい、あるいは自治体財政の規模に合った改革をしたいと述べております。町長は、今後住民に負担を求める、住民とともに自立の道を模索するということを言っているわけですから、それなりの痛みというのも、当然覚悟しなければならないでしょう。そういう意味では、収入役制度の廃止というのも、当然その具体的な目標として掲げなければ、私はならないと考えています。そういう意味で、町長のこの収入役制度の見直しについて、どのような見解を持っておられるのか、お伺いいたします。次に、上富良野小学校の改築の問題について伺います。上富良野小学校は、1線校舎が、昭和35年に建設、58年に一部改修、平成15年に一部改修という形の中で、また2線校舎は昭和36年建築、58年改修、3線校舎は昭和45年、46年と建築され、平成3年、平成15年に部分的な改修が進められました。もう既に44年、43年、21年と年数も経過しており、床がはがれる、壁が落ちる、また、壁が落ちそうになっている。トイレの排水が修復するけれども詰まるという状況の中で、老朽化しています。また、同時に、この校舎は改修・改築を繰り返したという状況の中で、今、登下校時による不審者の問題が全国的にも波紋を投げかけており、何よりも、仮に不審者が侵入した場合、この校舎は死角が― 53 ―余りにも多いという状況の中で、その不審者の侵入を見逃すという状況にもなりかねません。また、同時に、耐震構造から見ても、早急な改修や改築が当然求められています。また、前教育長は、この問題に対して、第5次総合計画のできるだけ早い時期にと答弁しております。以上のことを述べまして、町長にお伺いいたしますが、町長は選挙公約の中で、上富良野小学校の改修に平成18年度から着手したいと述べていますが、改修と改築では、内容に大きな違いがありますが、いかがでしょうか。それとも、改修後に改築に入りたいというのか、答弁を求めます。次に、学童保育についてお伺いいたします。学童保育は、学校開放後も子供が安心して過ごせるための居場所づくりであり、同時に働く親にとっても切実な要望でもあります。その上で、1998年に児童福祉法に位置づけられた事業です。しかし、この間、問題や課題も見えてきました。それは、指導員の体制が不十分である、施設が狭いという問題。児童館と併設しているために、指導員が子供に十分目が行き届かないという問題などなど、たくさん課題も山積みされるという状況であり、当町においても定員15名という状況の中では、当然無理があり、また、このような課題もたくさん上富良野町にも見えてきました。しかし、この間、私の質問に対しても、町は次世代育成計画ができるまでという形の中で、相変わらず消極的な態度をとってきました。現場の意見を、また親の意見も聞かないという状況の中では、安心した福祉や暮らし、子育て支援ということにはなりません。また、ある親からは、次のようなことを聞きました。学童保育について悩んでいる母親が役場へ行ったら、子供を見るのは親の義務だと言われました。当然それは親の義務でありましょう。しかし、行政というのは、相談したらきっちりとそういうものに対して耳を傾ける、また、親ができない部分を行政が手助けし補い、そして子育て支援するというのが本来の行政の役割であります。ですから、余りにも冷たい、こう嘆いていました。私は、こういったところにも町長の職員に対する指導がどうだったのか、あるいは指導されているけれども、職員の方がそれを受けとめていなかったのか、あるいは母親の言葉の聞き違いだったのか、いろいろと疑問が浮かび上がってきます。いずれにいたしましても、学童保育というのは、本来学校の敷地内に設置すべきものだと私は考えておりますが、財政難ということもありまして、既存の施設を使うということも大切でありましょう。しかし、そういうことも含めて、町長は今回の選挙公約の中にも、学童保育の充実をうたわれておりますから、今後どのような体制で学童保育の充実に努めようとしているのか、これらの点についての見解を求めます。次に、保育行政についてお伺いいたします。延長保育や一時保育は、社会の就労環境の変化の中で、働く親にとっては切実な要望になってきております。その要望を受けて、特別保育実施要綱がつくられました。その中には、親が子育てと社会参加の両立をきっちりとできるための支援の措置ということがうたわれ、また同時に、親の子育ての不安を解消する、緩和する、こういうことも述べられています。上富良野町では、この延長保育や一時保育のニーズがたくさんあります。上富良野町においては、民間施設が2カ所ありますが、うち1カ所は、もう既に実施しておりますが、もう1カ所のわかば愛育園については未実施という状況であります。既に保護者アンケートも実施しているということを聞きました。その中には、当然延長保育に対する要望が書かれているということも聞きました。しかし、実施においての不安もあるということを語っていました。それは、補助対象は6名が目安という状況の中で、もしも6名を切った場合の財源の保障がなければ、実施できなという話であります。そういう意味では、今、次世代育成プラン、エンゼルプランの中には、ひとしく延長保育や一時保育、学童保育等についても、行政がしっかりと支援するということがうたわれております。そういう意味では、民間保育所に対しても、きっちりとした財政措置を行って、これらの要望にこたえるべきだと考えておりますが、この点についての見解を求めるものであります。次に伺いたいのは、特認校の通学支援の問題であります。特認校とは、豊かな自然の中で、少人数の特色を生かし、さまざまな体験、活動や心の触れ合いを通して児童を育てることを目的に、本来の学区を越えて通学することが認められた学校であります。今、登下校時には、現在ハイヤーで、ジャンボタクシーで相乗りしながら登校してきております。しかし、近年、教育委員会においては、財政難ということもあるのでしょう、登下校時のジャンボタクシーについては、見直しできないかということが打診されたそうであります。これを聞いた学校や親からは、不安の声が上がっております。登下校時の待機の時間や、また時間帯がなかなか合わないという状況であります。今多くの方々は、この現状維持を望んでおりますので、この点についての今後の対応― 54 ―について、教育長に見解を求めます。次に、登下校時の防犯対策についてお伺いいたします。全国的にも、登下校時の児童をねらった犯罪が相次いで今浮上しています。町においても、児童が不審者に声をかけられた、尾行されたということなどの通報が寄せられております。また、その対応も迅速にされているようであります。ビラの配布や、各機関に呼びかけて防犯対策もとられているようであります。さらに一部の学校では、防犯ブザーなどを購入するということを聞きました。もちろん地域も含めた防犯対策、警戒というのは必要でありましょうが、それらを含めて、今後、防犯ブザーの購入に対しての補助や、あるいは現状について、今後どのように対処されようとしているのか、以上の点について、町長及び教育長に見解を求めるものであります。
答弁 町長 尾岸孝雄(町長は2008年12月まで)
9番米沢議員の1点目の新年度予算の編成に関する3点の御質問にお答えさせていただきます。まず、現在の行財政の運営方針については、既に御案内のとおり、社会経済情勢の急激な変化の中で、地方自治体を取り巻く環境は、大変厳しい状況にあることを深く認識し、その対応策として、当面自立に向けた上富良野再生アクションプランの新行財政改革実施計画を立ち上げ、実行に取り組んでいるところでございます。このことは、少なからず町民の皆様に痛みを伴うことでもありますことから、既に年度当初の執行方針で述べ、御理解と御支援、御協力をいただくべくお願いを申し上げているところでございます。さて、1点目の新年度予算規模とその重点はとのことでありますが、さきに示しております中期的な財政見通しから、大きくかけ離れる要因がないものと考えていますので、規模的には75億円以内と思っているところであります。また、重点施策では、さきに述べたとおり、歳出構造改革の観点から、その成果を見きわめることが重要であり、先行投資的な事業は極力控え、潜在的機能を効果的に発揮させるよう努力しなければならないと考えております。このようなことから、限られた財源の中で、オープン間もない保健福祉総合センター施設の機能を最大限発揮すること、また子育て支援については、拠点施設となる仮称子供センターは、既存施設の活用により、支援及び活動ができるよう取り組んでまいりたいと考えております。また、懸案であります公民館の改修工事では、図書館機能を十分に発揮することが可能となるよう、北海道の地域政策総合補助金事業としての採択を受け、整備を進めていく考えであります。また、島津地区見晴台公園についても、さきの村上議員に述べたように、低迷している地域経済に刺激を加えるきっかけとなるよう期待を持って、実施に向け計画の具現化に努めてまいりたいと思っております。また、自立に向けた対応についての御質問でありますが、このことは前段でも申し上げましたように、新行財政改革実施計画に基づく具体案ができた段階で、都度議会や広く町民へお伝えしなければならないものと考えております。次に、2点目の補助金・負担金などの削減項目と削減総額と役場内部での削減目標についての御質問にお答えさせていただきます。先月19日に、各部署に新年度予算の編成方針を指示したところでありますが、現時点での収支試算では、4億6,000万円の歳出超過が予測されることから、その調整方法として、財政調整基金の一部取り崩しを前提に、投資的経費を除く裁量的経費、経常経費などでは、2億1,000万円の見直し削減に努めることとしているところであります。この中には、過去からも大幅に削減を図っている人件費についても、さらに努力目標を設定したところであり、聖域を設けず、あらゆる角度から幅広く見直しを行うことが大きな成果を上げることにつながるものと考えておりますので、今後も議会や町民の皆様と十分に議論を交わしながら理解を求めていかなければならないと存じております。次に、3点目の交付税に関する御質問でありますが、議員も御承知のとおり、国が進める三位一体改革に関連して、大幅な削減の方向が出されようとしておりますことから、私といたしましては、地方6団体に結集して、制度的に地方固有の貴重な財源である地方交付税制度を今後も守っていかなければならないと考えております。なお、新年度における削減予想額のお尋ねでありますが、国は2006年までは必要な額を確保するとの発言もありますので、本年度のようなことにはならないものと思いますが、国が示す詳細な内容を十分に見きわめることができ得ない現段階では、何とも申し上げることができません。次に、2番目の収入役制度の見直しについての御質問にお答えさせていただきます。収入役につきましては、町の公金管理において重責を担っていることは御承知のとおりであります。地方自治法により、収入役制度を廃止いたしますと、町長もしくは助役がその事務を兼掌することに― 55 ―なり、実際にその事務につきましては、課長職を配置して行うことになります。現行におきます収入役と課長職を置いた場合の費用において、際立った大きな差異がないものとすれば、現在、収入役において一般会計、特別会計、そして企業会計、消防事務組合の会計を含めたすべての会計の出納管理並びに資金の運用調整等を行っている状況など、公金管理の重要性を考えましたときには、収入役を廃止することには慎重に検討していくことが必要と考えておりますので、御理解を賜りたいと思います。次に、3点目の上富良野小学校の改築に関する御質問にお答えさせていただきます。まず、改築と改修についての見解でありますが、改築につきましては、その建物自体の全体もしくは一部を取り壊し、新しく建物を建築することであり、改修とは、その建物の模様がえを行ったり、建物の一部を修理、修繕することであると理解しております。さて、さきの議員にもお答えしましたように、上富良野小学校の校舎の一部は、築44年を経過する、上富良野町の学校では一番古い校舎であります。現在の第4次総合計画においては、校舎の整備計画はありませんが、建物の適切な管理を行うため、必要に応じて修理、修繕を行ってきておりますし、今後も適切に管理するよう教育委員会に指示しているところでもあります。しかしながら、上富良野小学校の校舎整備の方針については、できるだけ早い時点で、現在の校舎の修理、修繕をしながら、できるだけ長もちさせることを考えるべきなのか、あるいは新築をすべきか、建物の耐久度や管理上の問題、そして財政上どちらが有利かの見きわめを総合的に判断し、将来計画の方向性を定めておく必要があると考えております。次に、4点目の学童保育についての御質問でありますが、両親の就業や疾病等のために、適切な養育ができない家庭の低学年児童を対象とした放課後児童健全育成事業を現在実施しているところであります。この事業は、対象児童の保護者及び学校との十分な連携のもとに、学校から自宅に帰らずに直行で児童館に来た子供に対して、安全に配慮しながら、児童館の厚生指導員による遊びの指導や各種行事等を行い、その体験を通じて留守家庭児童の健全育成を進めている事業であります。現在、東児童館での放課後児童健全育成事業の登録者数は19名、西児童館の登録者数は4名となっておりまして、現在のところ待機児童はいない状況であります。しかし、今後は少子化の進行が予想される中にあって、子育て支援対策の観点から、また核家族化による留守家庭児童の健全育成の観点から、学童保育のニーズはますます重要であると認識しているところであります。具体的な対応としましては、先ほどの村上議員にもお答えいたしましたが、児童館の運営内容の充実や学校空き教室等の活用に加えて、学童保育ニーズの高い東児童館での受け入れ体制の整備に向けて、厚生指導員増員等の検討を進めてまいりたいと考えておりますので、御理解を賜りたいと思います。次に、5点目の保育行政についてでありますが、御質問の延長保育につきましては、保護者のニーズを把握するために、わかば愛育園のほか、中央と西保育所においてもアンケート調査を行ったところであります。その結果、全保育所で要望が高いことから、町の次世代育成支援行動計画に沿って、3保育所のすべてで来年度から実施するよう前向きに検討、協議を進めているところであります。また、一時保育につきましては、母親の出産、入院、家族の入院付き添い、介護、農作業従事等の事情により、一時的な保育を必要とする幼児に対して、随時受け入れを行っているところであります。今後も引き続き保育所の入所状況の範囲内で柔軟な対応を図ってまいりたいと考えておりますので、御理解を賜りたいと思います。
答弁 教育長 中澤良隆(教育長は2008年9月まで)
6番米沢議員の6点目、特認校の通学支援について、まずお答えさせていただきます。江幌小学校は、豊かな自然の中で少人数の特色を生かし、さまざまな体験活動や心の触れ合いを通じて児童を育てることを目的に、平成3年度から本来の学区を越えて通学する特認校として認め、運営を行ってきております。平成6年度から、江幌小学校の自然環境に恵まれた小規模校で学ぶことを希望する児童が通学しておりますが、特認校は児童が正規の通学区域を越えて通学することから、登下校時には保護者の協力を求めるものと決められております。当初は、保護者の送迎や定期バスに乗車して通学していたところであります。その後において、保護者の送迎が困難な状況と、定期バスが学校の時間帯と合わず、子供たちが学校が開く時間より早く到着することから、同校のPTAと地元住民会から送迎の交通手段確保の要望書が出され、教育委員会では、平成10年度より特認児童の通学手段の対応として、ハイヤー借り上げにより登下校を開始したところであります。現在では、児童数20名のうち12名が特認児童として、ジャンボハイヤー1台で通学しております。― 56 ―本年10月から町営バスの運行形態が見直されたことにより、江幌小学校に到着する時刻は、以前に比べ改善されましたが、発車時刻が早いことと、児童が乗車してから学校へ着くまでのバスに乗っている時間が長く、児童にとって負担が大きい等の課題があります。特認児童の通学手段の確保策として、当面はハイヤー借り上げを継続していきたいと考えておりますが、児童数の動向や全町的な視野での比較等も十分行いながら、江幌小学校の今後の登下校の交通手段のあり方を学校や保護者とも十分協議しながら対応してまいりたいと考えております。次に、7点目、登下校時の防犯対策についてお答えいたします。本年11月6日から、上富良野小学校の児童が何者かに声をかけられ、車に乗せられそうになるという不審者事件が連続して発生しました。今回の事件では、これらの対応策として、上富良野小学校では富良野警察署、上富良野交番に直ちに通報し、パトロール強化を要請するとともに、児童に対しては早目に帰宅することや、子供だけで外出しないよう注意徹底を図ったところであります。さらに、保護者や各学校に不審者事件の発生を文書で流し、注意を呼びかけ、下校時の監視強化のために教職員、PTAによる通学路のパトロール等を実施いたしました。また、教育委員会では、町職員全体にいち早く周知して、児童生徒の安全確保に目を向けるよう呼びかけ、防犯協会事務局等の関係者により、通学路を公用車で巡視いたしました。加えまして、防災無線により、不審者に対する注意の呼びかけやチラシを作成して、新聞折り込みにより広く住民に周知し、またタクシー会社や郵便局、自衛隊にも監視するよう依頼し、地域全体で監視の目を強化するよう対応を図ってまいりました。防犯ブザーについては、各家庭において自衛策の一つとして子供に持たせたり、学校単位で買いそろえたりして、小学校児童の約30%が所有していると把握しておりますが、今回の一連の対応のように、地域の大切なお子さんを守るという見地から、地域全体で監視の目を強め、事件の未然防止につながるよう、これからも取り組んでまいりたいと考えております。
質問 9番 米沢義英
町長にお伺いいたしますが、新年度予算の中で、補助金等の削減がうたわれております。どういう内容のもの、どういう項目等が削減されるのかということでお伺いいたしましたが、総体的には出ているかと思いますが、詳細についてわかりません。やはり一番求められているのは、こういう問題でも、やはり議会にも住民にも、きっちりとどういう項目が削減されるのかということも提示して、そこから論議をやはり深める必要があるのではないかと。いつまでも出さないということであれば、不信感が増すわけですから、例えば今回の特認校の問題、あるいは学校問題で言えば、スキーに行くときのスキーの補助の問題。それと、あと住民で言えば、廃品回収等の補助金の削減もしくは廃止ということがうたわれているかと思いますが、こういう、住民側にとってみれば切実な問題です。大文字焼きの問題もあるでしょう。商工会の振興補助の問題等もあります。そういう問題も、どういうものが削減の対象になっているのかというのが、一向に見えてきておりません。そういう意味では、自立への道ということを町長が言っているわけですから、その自立への道というのは、住民にしたら、どこまでそれでは補助金・負担金の削減を我慢して、公共料金の値上げ等を行えば、住民の暮らし向きが一定方向安定してくるのかと。よくならないにしても、安定してくるのかというところが、やはり不安なわけです。こういうことを住民にしたら聞きたいわけですから、その方向性をきっちり、自立ということであれば示しなさいと、このことを私は一番聞きたいところなのです。もう一つ問題は、補助金の削減等ということで、比較で15%ということで言われておりまして、各担当の課長にも言ったということでありますが、しかし、各担当の課長にしたら、15%といったら、どこをどう削ったらいいのかわからないと、こういう時世の中で。担当の課長にしたら、それぞれが必要な予算なわけです。そういう意味では、そこに町長のやはりトップとしての判断が必要なわけです。例えば、福祉や農業に重点を置くのだったら、ここにこれだけの予算をつけてまちづくりを進めたいのだという具体的なやっぱり問題を提起しない限りは、職員の方だってね、そうそう削減といったって、本当に難しい話だと思って、昨日の一般質問の答弁のやりとりの中で聞いていたわけです。やはりそこが、自立の道へと進むのであれば、めり張りの財政運営ということで、町長もそれなりに努力はされているかと思いますが、やはりそこをどう進めるのかという、まちづくりにとって一番必要な観点であり、地域振興策だというふうに考えておりますので、この点どのようにお考えなのか、もう一度お伺いしたいのと、その削減しようとしている補助金・負担金というのはどういうものか、きっちり議会や住民等にも示していただきたいというふうに考えて― 57 ―おります。次に、新年度予算にかかわって、今日もテレビ、新聞等々で報道されましたが、約地方交付税等は4,000億円ぐらいが減っているのではないかということであります。そういう意味では、町長は当然新年度予算というのは、国の予算でもありますので、不透明な部分もたくさんあるかというふうに思いますが、ただはっきりしていることは、来年、再来年と、引き続き補助金の削減ということがうたわれているわけですから、それと増税ということがうたわれているわけですから、ここがはっきりしているわけですから、それをやられたら、自立への道ということも、合併した自治体においても、当然大変な状況になることは明らかであります。そういう意味で、今、各市町村会や知事会も、この交付税の総額をきっちり維持しなさいということを言っているわけです。ところが今回の予算編成の中を、国のを見ましたら、今年度予算をベースにするということを言っているような話をしておりました。今年度予算ということは、もう既に特例債等の削減や交付税の削減ありますから、前から必要な財源が削減されて、さらに削減されて、さらに削減するという話でありますから、当然地方自治体の、やはり暮らしを維持するための基本的な財源ですから、この財源をやはり確保するということを、町長は自治体のトップとして責任を持って、やはり国に義務的な経費も含めて、地方が維持できるだけの交付税を確保すべきということをやはりうたうべきだと思いますが、陳情、要望もするべきだと思いますが、この点、もう一度確認しておきたいというふうに考えております。次に、収入役制度の見直しについてお伺いいたします。答弁の中では、一般会計、特別会計の会計その他の財政運用も含めて調整しなければならないから難しいのだということを言っております。しかし、この上川管内でも、既に収入役制度を廃止している自治体というのは、9町村に上ります。その中では、条例もつくって、収入役をやはり廃止して、課長あるいは出納室という形の中で、課長待遇という形の中で係を配置しているということも出てきております。いろいろ聞きましたら、やはり財政的な効果が上がるということを言われています。人材はどうするのですかということであれば、内部から異動して十分配置できるのだということであります。各種の行事については、きついけれどもいろいろな町長、助役、あるいは担当の課長、あるいは教育長も含めて総出で歩いているということを言っておりました。もう一つは、電算事務が今進行しておりまして、そういった意味で、もう既に情報公開もありますから、やはり一定の力量のある課長がそこに座れば、十分財政運用でも決算でも、所管の課長等が行っておりますから、私はやれると考えております。そういう意味では、きっちりとした住民に負担を求める、あるいは行政改革ということであれば、みずからもこういう問題に対して、聖域ではないという立場に立って、行財政の一環としてやる必要があるのではないかと、やるべきだと私は考えておりますが、この事務処理の観点もあわせて、十分優秀な人材もおります。電算の会計処理もできております。それに耐え得る状況が私はつくれると考えておりますので、この点についてどういうお考えなのか、もう一度お伺いしておきたいというふうに考えております。次に、上富良野小学校の改築の問題では、当然財政負担がかかる話であります。答弁の中では、将来的にどうしたらいいのかという形の中で、どちらがいいのかと、改修すべきか新築すべきか、財政的にどうなのかということを見きわめたいということでありますが、いつごろその見きわめをしようとしているのかお伺いいたします。学校からもいろいろな要望が出されているかと思いますが、トイレも改修はするのですが、もう既に排水が詰まって、においが、臭気がとれないという状況であります。床も本当はゆがんで、はがれてきているという状況で、3線校舎に至っては壁が落ちそうだという状況であります。何よりもまして、やはり不審者が入ってきた場合の対応という点でも、教室から、職員室からその不審者の侵入が全く、あった場合に見えないという状況であります。そういう意味では、いろいろな防犯カメラもつけてほしいという声も出されているかというふうに思います。そういう意味で、早急にこれらの対策、お金がないということもあるでしょうが、やはりこういったところに財源のやはり確保をきっちり私はすべき、そういう時期ではないかというふうに考えておりますので、その目途等について、もう一度どのようにされようとしているのか、私は一定のところまで改修しても、また直さなければならないという形の繰り返しであれば、やはり改築という判断が必要かと思いますので、この点についてもお伺いいたします。次に、学童保育所の問題については、空き教室等を最終的には利用するということの体制であるかというふうなことでありますが、もう一度確認したいのは、現状の指導体制をやはり増員ということでうたっておりますが、これは当然のことだというふう― 58 ―に考えております。町長は、本来親の意見というのは、今、西児童館と東児童館に預けているけれども、もう学校終わって行かせるだけでも心配だと言うのですね。今、不審者等の騒ぎがあって、その間、万が一何かあった場合に、どうするのだろうと考えたら、基本は学校にやっぱり置いてほしいという声であります。この間、学校にはなかなか置けないという話で、便宜上、西児童館と東児童館ということに設置されておりますが、そういうことも含めて、将来的な考えも含めて、もう一度、町長の見解というものも聞いておきたいというふうに、伺いたいというふうに思います。次に、保育問題については、来年からするということでありますから、ぜひ実施していただきたいというふうに思います。また、同時に財政措置、6人が一つの目安というふうになっているかというふうに思いますが、万が一この6人定数切れた場合でも、町としてはその財政支援を行って、わかば愛育園に対してもきっちりと行うかどうか、この点明確にしていただきたいというふうに思います。次に、特認校の問題でありますが、今、教育長が述べられたように、帰りの時間等の問題。登校時の余りに早く着くという問題。学校からは、バスの運行に合わせたら行事ができないという問題。また、こういう問題が出されております。何よりもやはり地域に入って子供たちが伸び伸びと学校行事に参加できるという環境が損なわれるのでないかということが心配されております。そういう意味では、私は当面と言わずに、当然その人数が5人とか2人になれば別の問題でしょうが、現段階では、引き続き現状維持という形で確認してよろしいのか、この点をお伺いしたいというふうに思います。次に、登下校時の防犯対策の問題では、いろいろな対策をとるということは本当に大切なことであります。そういう意味では、町もそれなりの対策というのもとっているわけでありますが、防犯ブザーに対しては、東中においては何らかの奨励金があったということ、みずから買うということを校長先生言っておりましたが、ほかの小学校においては、各自持っている子もおられると思いますが、やはり財政的に必要であるということであれば、町としても教育委員会としても、きちっとした対策をとるべき、予算をつけてとる必要があるというふうに思いますが、この点についてお伺いいたします。
答弁 町長 尾岸孝雄(町長は2008年12月まで)
9番米沢議員の再質問にお答えさせていただきます。まず、新年度予算編成に当たりましての諸問題、補助金等の削減等々の地方交付税等々の御質問でありますが、まず基本的に御理解いただきたいのは、補助金・負担金等の削減ということで対応しておりますけれども、基本的に私はそれぞれの中で今までお答えさせていただきましたように、どこの何の補助金を削減せという指示は各課にしておりません。総体的な額の中で、15%の削減を目標に予算要求をしてこいということで指示をいたしているところでありまして、それぞれの所管では、それぞれの事業評価をしながら、相手のあることでございますから、その相手の組織等々と十分な調整を図りつつ、ただ減らすということではなくて、節減できる部分を今節減してくれということで、それぞれの対応をさせていただいていると。基本は、今節減できる部分がそれぞれの組織の中でないかということを見きわめながらお願いをしているということでございまして、場合によっては、その組織においては、15%でなくて20%というところもあろうかと思います。また逆に、現状よりも何%かふやさなければならないというような事業評価がそれぞれの課で対応して出てきた場合においては、それらはそうあるべきというふうに認識しております。ただ、総体的に15%の削減を図るということが基本で予算編成の指示をしているということでございますので、どうかひとつ、るるいろいろな組織のお話が出ましたけれども、その組織に対して15%、この組織に対して何%というような指示は一切しておらんということで御理解をいただきたい。ただ、基本的には節減を目的として対応をその組織と調整を図り、事業評価をして対応をするということで指示をしているということで御理解を賜りたいというふうに思います。それから、地方交付税の問題につきましては、議員の御意見と私も全く同感でございまして、国に対しては、町村会を通じて常にお話を申し上げておりますし、それは中で最もこの地方交付税というのは、各自治体において重要な財源の一つであるというようなことから、国に対しましては、それぞれの― 59 ―自治体の財源調整機能と財源保障機能を残した地方交付税制度の存続を強く要望をいたしておりますので、私も今後もこの要望につきましては、その都度対応を図って、国に対しまして今、申し上げました二つの財源機能を果たしていくように、強く要望してまいりたいというふうに思っておりますので、御理解を賜りたいと思います。次に、収入役制度でございます。この収入役制度で、議員御質問にもございましたように、私は職員の皆さん方にも、その能力は持っているものというふうに認識いたしているところであります。ただ、先ほどお答えさせていただきましたように、今、特別職と一般職の年俸の差というのが非常に縮小されてきております。私といたしましては、先ほどお答えさせていただきましたように、財源的に、財政的にどちらが対応なのか、課長職を置くことと、収入役職を置くことによって、年間で何百万円もの差があるということであれば、当然にして職員の異動によって、職員の出納室なり何なりの対応の中で、今までのような会計課なりの対応の中で課長職を置いて進めていくということも、当然に検討しなければならないというふうに思っておりますが、今これから行財政改革の中で、職員の人件費についても手をつけていかなければならないし、我々特別職についても、その対応を図っていかなければいけないというふうに思っておりますので、これらの職員の課長職の年間年俸と、収入役職の年俸とがどこまですぼまるのかということを見きわめながら、私はその責任の度合い等々から考えながら判断をしていきたいというふうに思っておりますので、ひとつ御理解をいただきたいなというふうに思います。次に、上富良野小学校の改修の問題でありますが、私は基本的に考えるのは、これからは建物を壊して新しくしていくという時代は終わったと。これからは、現状の施設をいかに長く利用するか、使えるかということが基本であるというふうに考えておりますので、上富良野小学校の現状につきましては、十分認識いたしておりますので、これらにつきましては、早急に来年度予算で調査をさせていくような予算を組んでいきたいなというふうに思っております。その中で考えられることは、これから上富良野小学校の改修をすることによって、10年なり15年なりの利用できる状態にするためには、どれぐらいの財政投資が必要なのかと、それから新築するということになると、どれぐらいの財政投資が必要なのかと、そこを見きわめながら財源的な措置をも含めて検討しつつ、どちらが財政的な負担が軽減できるのかということを十分来年度から調査をさせていただきまして、改修ということになれば、私は早急に第4次総合計画の中で、今期の中で手をつけていきたいというふうに思っておりますが、改築ということになれば、既に前教育長からもお答えさせておりますように、第5次総合計画の中で位置づけせざるを得ないというふうに認識いたしておりますので、そういったことで、来年度その調査を進めたいというふうに思っておりますので、御理解をいただきたいと思います。それから、学童保育につきましても、これにつきましても、過般、校長会とも調整をさせていただきまして、上富良野小中学校の校長先生全員の中で、この学童保育についての空き教室の利用等々についての理解を求めております。そういったことを含めながら、教育委員会の方にも指示をいたしておりまして、これにつきましては、最大限空き教室を利用する、そういう対応の中で取り進めていけないかと。議員から御質問にありましたように、御意見にもありましたように、新たに施設を建てるということは、現状では100%不可能でありますので、現施設を利用して対応していくと。それまでの間は、東西の児童館の対応で充実強化を図っていきたいというふうに思っておりますので、御理解をいただきたいと思います。それから、保育行政につきましても、先ほどお答えさせていただきましたように、次年度から実施に向けて進めていきたいというふうに思っておりますので、御理解をいただきたいと思います。
答弁 教育長 中澤良隆(教育長は2008年9月まで)
9番米沢議員の御質問にお答えをしたいと思いますが、まず、特認校のタクシー通学の件でありますが、学校、地域、保護者からの継続要望を受け、また課題等につきましても教育委員会として承知しております。当面として、継続していきたいと考えているところであります。しかしながら、財政難も一つの理由ではありますが、この10月にバスの運行が大幅に改正となりました。その中で、平成10年度当時の課題でありました学校に非常に早く着くというような課題につきましては、解消することができたところであります。その反面、里仁線と江幌静修線が統合路線になりましたことから、子供たちが乗っている時間が非常に長くなったというよう新たな課題も起きています。そのようなことから、これらの課題解決に当たりまして、財政上の課題解決、それから、今言ったような問題の解決について、今後あらゆる方策について保護者、また学校と十分協議していきたいとい― 60 ―うふうに考えているところであります。もう1点、防犯ブザーの件でありますが、お答えさせていただきましたように、約30%の所有率の状況であります。防犯ブザーの価格につきましては、上は数千円から下は105円というような状況で把握をいたしているところであります。今、学校等の指導もありまして、この所有率につきましては、非常に向上してきている段階という受けとめ方をしているところでもあり、今のところ補助についての考え方は持っていないということで御理解をいただきたいと思います。以上であります。
質問 9番 米沢義英
収入役の問題について、大変収入役を前に置いて失礼かと思いますが、やはり財政改革の点から、助役兼務という形の中で、現出納室に、いわゆる現行の課長を座らせてやっているところも幾らでもあります。そういうやっぱり体制をとれば、上富良野でも可能だというふうに私判断するわけであります。ですから、新たに人が配置するという形になるのかもしれませんが、そこら辺は、この条例をもってしても、新しく10万人以下の自治体については廃止することもできるという新制度もできましたし、現行の条例の中でも、収入役を廃止した中で、助役兼務という形の中でできるということもうたわれていますので、そういう趣旨から、やはりそういう具体的なところまで踏み込む必要があるのではないかというふうに私の認識としては考えておりますので、この点を含めて、今後もう一度検討される必要が十分あるのではないかというふうに考えておりますので、もう一度お伺いいたします。次にお伺いしたいのは、補助金・負担金の削減の問題で、これを議会の方にもきっちりと新年度予算になれば示していただけるのかというふうに思いますが、早目に示していただいて、どういうものが削減の対象になろうとしているのかというところで、やっぱり自立の道という形の中で進むべきであるとしたらば、やはり住民にもともに論議をしてもらうということが最大限必要ではないかというふうに考えております。その点が、やはりもう一度きっちり示していただきたいと思いますが、あわせて、前後しますが、自立の道ということで、財源は確かに移譲すると思います、これからの予算編成の中で。やはり一定のものを町民の方に、こういう形になったものをやはり町長は示す必要があると思います。確かにいろいろ形はあります。この間、行政改革という形で、補助金は何%カットだとかという形で示してはおりますが、しかしそれは、何か見てましたら内部的な資料であって、住民が望んでいるものとはちょっとかけ離れているのではないかと。他の町村では、やはり自立の道を選んだところでは、きっちりとした形でやっぱり住民に論議をしてもらうという方策もとっておりますので、そういうものも含めて、もう一度検討していただきたいというふうに考えております。以上、含めて、あとは上小については、来年度から調査して、どうあるべきかということで検討するということでありますから、この点をきっちりとやっていただいて、この点も大いに議会で論議したいと思いますので、この点については、答弁はよろしいです。
答弁 町長 尾岸孝雄(町長は2008年12月まで)
9番米沢議員の再々質問にお答えさせていただきます。まず、1点目の収入役制度、これにつきましては、議員おっしゃられるとおり、私もそう認識しております。ただ、先ほどお答えさせていただきましたように、責任ある部署でございますので、課長職を置いてするも、収入役という個別の責任を持つ者を置いてするも、財政的にどれだけの差が、負担増があるのかと。課長職を置くことと、新たに置くことと、収入役職がいることによる、その財政的な負担の状況を見きわめた中で私は判断したいと。ですから、これから特別職の報酬審議会等々の御審議をいただきながら、私としては今後見直しをしたいというふうに思っておりますし、職員の人件費にもこれから手をつけていかなければならないという認識を持っておりますから、そういったことを見きわめた中で判断をしたいと。職員もできるということは、私もそう認識しております。ですから、そういうことで判断をさせていただきたいということで、またその状況のあるときにつきましては、また議員の皆様方や町民の皆さん方に御説明申し上げて、御理解をいただきたいなというふうに思っております。次に、補助金等の削減についてでありますが、これは予算の中では御説明申し上げれると思いますけれども、先ほど来お答えさせていただいておりますように、現状ではそれぞれの組織と、それぞれに節減策について調整を、担当と組織と調整をさせていただいた中で対応しておりますので、初めからこの組織の補助金を何%削減するよという固定した形で進めておりません。ですから、皆さん方のところに、例えば来年度予算では、何々組織を15%削減しますよということをお示しすることができないと。これから今予算編成に入りまして、担当と組織― 61 ―との調整の中で動いてくるということで、予算の確定までには、皆さん方にお示しできるのかなというふうに思っておりますので、そういった状況であるということをひとつ御理解いただきたいなと。それから、自立に向かっての財政アクションプランにつきましては、行財政改革ということで、町民の皆さん方にも、議員の皆さん方にもその計画をお示しさせていただき、平成20年までの我が町の財政状況の見通しということで、2月に策定させていただいて、それぞれ議員の皆さん方にも、町民の皆さん方にもお示しをいたしているところでありますが、その後の中では、今までは24億円ほどの財源不足という見通しでありましたが、結果的には、見直しを図りますと、26億円ほどの財源不足という状況になるという見通しを立てまして、そういうようなことから、今、行財政改革の実施計画を立てさせていただきまして、32項目にわたりましての対応を進めていくということでございますが、その細部につきましては、これから町としてある程度の対応を進めつつ、町民会議の皆さん方と意見の調整をさせていただきながら、町民会議の意見を聞きながら、この26億円の削減についての細部についての32項目の削減目標を定めまして、早急に定めまして、それらにつきましては、議会の皆さん方、町民の皆さん方にこういう分野でこれだけの削減を図り、こういう分野でこれだけの削減を図って、平成20年における26億円の不足財源の確保を図っていきますよと。そして21年からは、歳入に見合った歳出構造の財政運営ができるようにしますよということでお示しをさせていただきたいなというふうに思っておりますので、ひとつそういった段階では、早急に議員の皆さん方、町民の皆さん方に示していくというふうに考えておりますので、御理解をいただきたいと思います。