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深川市議会 平成30年第1回定例会 2018年3月5日

町内会活動の現状の問題点と活性化

2018年3月5日、深川市議会の一般質問で、木根昭夫議員が「町内会活動の現状の問題点と活性化」について質問し、市長 山下貴史が答弁しました。

質問者
木根昭夫 議員
答弁者
市長 山下貴史

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 7番 木根昭夫

それでは、最後の質問に移ります。三つ目は、町内会についてであります。町内会は、地域環境の整備や交通安全、防犯活動について、具体的に言えば、ごみの処理から街路灯の維持管理まで、多くが公共的な事業として行われているだけに、住民の組織的な参加が欠かせないのはご高承のとおりであります。また、最近では、地球規模の異常気象や大地震等が頻繁に発生しております。深刻な大規模災害に見舞われた地域では、近隣住民の助け合いや支えが重要な役割を果たしております。災害直後の救出から避難場、仮設住宅の暮らしを通じて、同じ地区で生活をともにする人々の気心知れた関係は、生活の迅速な再建に欠かせないものであります。長い伝統をもって地域の自治を担ってきた町内会の最近の状況は、孤独死の防止や認知症住民の徘回、生活の見守り、子供の安全、空き地・空き家の管理など、新たな課題が顕著化していく中で、行政からさらに新たな業務の委託がふえてきております。今後一層進む少子高齢化や人口減少により、町内会役員選出に各町内会は苦労しており、そのため町内会長と一部の役員に大きな負担がかかっている現状であります。また、その大変さを目の当たりにして、役員改選時には次期役員の担い手がいなくなり、次の世代へのスムーズな継承に支障を来すことになります。昨年、第4回定例会において楠議員が依頼委員の選出等の見直しについて質問しておりますが、改めて町内会活動の現状の問題点及び行政と町内会の今後のあり方について市の考えを伺います。次に、町内会の活性化についてであります。町内会の活性化には、若い人の活躍、参加が不可欠でありますが、世帯の人数が減って家事や育児、介護の負担が重くのしかかるようになり、地域の活動に参加することが難しい世帯がふえてきました。また、子供数の減少と塾、スポーツ少年団等の各種活動の参加により、子供会を解散する町内会もふえてきております。さらに、災害も高齢者介護も先のことと思いたい地域住民にとっては、町内会の存在は影が薄く、隣人とのつき合いが希薄となっている傾向にあります。したがって、各町内会の現状として、行事の参加者の高齢化と固定化により、年々参加者は減少していくことになっております。「町内の行事には参加しない。参加すると役員を押しつけられる」という話もよく耳にします。市の現職、OBの多くの皆さんには、地域貢献にご尽力いただいていることに感謝を申し上げる一方で、全く無関心な方がいることも事実であります。市職員のプライベートな部分に言及するのは難しいとは思いますが、協力を促すことも必要であると常日ごろ、私は考えております。町内会の活性化のためには、市職員を含めた若い会員のより一層の協力が必要と思いますが、市の考えを伺います。

答弁 市長 山下貴史(市長は2022年12月まで)

町内会活動の現状の問題点と活性化についての質問にお答えいたします。初めに、町内会活動の現状の問題点及び行政と町内会の今後のあり方についてでありますが、議員の質問の中でも触れられておりましたように、本市におきましても、少子高齢化や人口減少などによりまして町内会の役員の選出などに苦慮されている町内会も多いとお聞きしており、地域力の維持、強化を図る観点からも、何らかの対応が必要であると感じているところでございます。また、こうしたことを背景に、去る2月21日でございましたが、市内5地区の役員で構成する町内会連合会連絡協議会の正・副会長5人の方々の連名によりまして、本市に対して要望書が提出されたところでございます。その要望書の中で、具体的に4点、要望事項が挙げられておりまして、1点目に、市から依頼されている町内会ごとに、選出あるいは推薦する各委員の定数について見直してほしいというものでございました。なかなか適切な人選が難しいということが背景になっていることだと思います。2点目に、広報ふかがわを町内会長の皆様方に各戸配布をお願いしておりますが、これに折り込まれる文書等の数量やサイズがまちまちであって、なかなか取り扱いに苦慮する場合もあるといったことから、見直しを求めるというものでございます。それから3点目に、町内会加入と、行事参加について、特に若い世代の住民に強く情報発信をしてもらいたいというもの。最後4点目に、合併を検討している町内会への支援と、合併奨励交付金等の見直しは、多分増額を念頭に置いておられるわけでありますが、こうした見直しについて触れられておりました。4点とも町内活動の現状の問題点であると市としても考えているところでございまして、今後において、それぞれに対してどういったことが可能であるのか、どういったことがとり得る措置であるのかについて、真剣に検討してまいりたいと考えているところでございます。いずれにしましても、町内会は行政と市民の間をつなぐ大きな役割を担う存在でありまして、市民協働を推進する本市において大変重要なパートナーでありますので、市民の皆さんにこの深川に住み続けたいと思っていただけるためにも、町内会と行政がともに力を合わせて頑張っていくことが不可欠であろうと考えているところであり、努力してまいりたいと思っております。次に、町内会の活性化についてもお尋ねがございました。先ほど少し内容を申し上げた町内会連合会連絡協議会の要望事項にも、町内会への加入でありますとか町内会が行う行事への参加について、特に若い世代の方々への情報発信に努めるよう求める内容がございました。市といたしましても、町内会の活性化のためには、そうした若い世代の参加が欠かせないものと感じておりまして、今後、広報ふかがわ紙面におきまして、町内会行事への参加を呼びかける掲載記事を載せてPRしてまいりたいと思っておりますし、また、転入されてこられた方々に対して町内会への加入を勧める啓発チラシの配布などを行いまして、多くの方々に町内会への参加について関心を寄せていただけるように努めてまいりたいと考えております。また、市職員についてもご指摘がございました。市職員に対しましても、より一層町内会活動に協力し、かかわりを持っていくように、引き続き適切にその働きかけを続けてまいりたいと考えております。

出典:深川市議会 平成30年第1回定例会 2018年3月5日 議事録 PDF(1ページ) 間違いを知らせる