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深川市議会 平成29年第4回定例会 2017年12月11日

参加した中で思ったことは、家庭での災害について

2017年12月11日、深川市議会の一般質問で、松本雅祐議員が「参加した中で思ったことは、家庭での災害について」質問し、市長 山下貴史が答弁しました。

質問者
松本雅祐 議員
答弁者
市長 山下貴史

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 3番 松本雅祐

続きまして2点目、防災についてお伺いします。いつ、どこで起こるかわからない自然災害が発生した際に、被害をできるだけ少なくするため、迅速な対応と住民同士の助け合いが必要であります。一人一人がみずから取り組む自助、地域や身近にいる人同士が助け合って取り組む共助、国や地方公共団体などが取り組む公助があり、それぞれが役割を果たし、お互いに連携し、協働することによって、市民と行政が一体となって地域の防災力を高めることができるのです。本年8月1日、本市は、市民防災の日に震度6強の地震を想定した防災総合訓練を深川消防署裏の石狩緑地公園で行いました。当日は各団体から約200人が参加し、自主防災会を組織している緑町東町内会の住民の方々も緊急避難時の訓練に参加し、2次災害防止のため単独行動を避けること、高齢者と障がい者を支援する誘導などを学びました。また、倒壊した建物や瓦れきの下敷きになった負傷者を救出する際に、物干し竿や衣服のトレーナーを利用した応急担架で搬送することを体験しました。参加した人は、本当に衣服で担架ができた、勉強になったと言っておりました。そのほかにもさまざまな訓練を行い、防災力向上のための防災訓練が終了しました。私も、当日は町内会の一員として参加させていただき大変勉強になりました。参加した中で思ったことは、家庭での災害についてであり、各家庭で一人一人が災害時にどのような意識を持って行動するのか、家族で防災意識を高めることも重要であると思いました。高知県佐川町では、わが地域を災害に強くするとの取り組みで、毎月第2日曜日を「さわやか家族防災会議の日」に設定し、町で独自に作成した防災チェックシートを配布しているそうです。防災チェックシートには、家族のデータや役割分担、家屋の周囲や屋内の安全確保、非常用持ち出し品や備蓄品などの確認項目とともに、台風や大雨、地震が発生したときの避難行動について段階的な判断基準などが示されており、いざというときに備えて準備できるような内容が網羅されているそうであります。また、家族防災会議の日は、佐川町として、防災行政無線やメール配信システム、広報紙で町民の方に毎月のテーマなどを発信し、防災チェックシートを活用した会議を行うように啓発しているそうです。お伺いします。1点目、国土交通省の調査研究では、北海道において30ミリを超える短時間雨量の回数が増加していて、約30年前に比べ約1.9倍になっており、今後も気象変動に伴う大雨による災害の可能性が高いと言われております。本市も昨年8月、台風の被害を受けました。本市の災害に対する知識や心構えを社会全体で共有する防災意識社会の構築について、市の考えを伺う。また、なぜ防災訓練が15年ぶりの開催だったのか。また、今後の開催についてお聞かせください。2点目、大規模災害が発生した際に、行政の皆さんは、災害対策の主体者として重要な役割を担います。しかし、行政みずから被災した場合、人や物、情報等、利用できる資源に制約が起こることもあります。災害時に制約を受けた場合でも一定の業務を的確に行えるようにするため、業務継続計画を策定することが重要であります。計画を作成する上で、重要な六つの要素があります。一つ目は、首長不在時の明確な代行順位及び職員の参集体制、二つ目は、本庁舎が使用できなくなった場合の代替庁舎の特定、三つ目は、電気、水道、食料等の確保、四つ目は、災害時にもつながりやすい多様な通信手段の確保、五つ目は、重要な行政データのバックアップ、六つ目は、非常時優先業務の整理であります。この6項目も含め、本市の業務継続計画の策定について伺います。また、防災無線は、大雨のときはつながらないとの指摘がありますが、大丈夫でしょうか。3点目、本市は、毎年8月1日を市民防災の日と制定し、市民の皆様に、年に一度、防災に備えて認識を深め、習慣化する機運を高めると言っておりますが、年に一度ではなかなか難しいように思います。このことから、防災チェックシートなどを配布し、災害に備える考え方を事前に整理して、自分はいざというときにどう行動するのかなど、明確に習慣づけるため、月に一度、仮称ですが、家族会議の日を設けてはいかがでしょうか。市の考えを伺います。

答弁 市長 山下貴史(市長は2022年12月まで)

防災についての3点の質問にお答えいたします。まず1点目、災害に対する知恵や心構えを社会全体で共有し、災害に備えるという防災意識社会の取り組みについてであります。政府は、これまで日本各地で発生しました大規模な災害の教訓を踏まえまして、まさに社会全体で自然災害に備えるという防災意識社会への転換を推進しているところでございます。本市におきましても、市民、事業者、そして市がともに災害に関する知識と必要な心構え、さまざまな災害に備える、そういう必要がありますことから、議員も述べられました、ことし8月1日に地域住民の防災意識の啓発及び防災関係機関との協力体制の確立を図るために、防災関係機関8団体と緑町東町内会自主防災会の協力を得ながら、深川市防災総合訓練を15年ぶりに実施したところでございます。市全体が災害は必ずいつか発生するという意識を持ち、災害に備える体制を確立するということが重要なこととなりますことから、今後も、防災訓練や講習会などにおいて、しっかり啓発に努めてまいりたいと考えております。なお、防災総合訓練は15年ぶりと、まさに久しぶりの開催となったわけでありますが、平成14年度以降は、自助、共助といったことが、減災を推進する上で最も重要なことと捉えまして、自主防災組織の設立に向けまして、町内会が実施する避難訓練への支援に力を入れるということで経過してきたところでございます。この自主防災組織の設立は、やはり、地域住民の結束力が高まるとともに、防災意識の向上にもつながるものと考えておりますので、今後におきましても、自主防災組織の設立に向けた防災訓練を基本としつつ、必要な時期に総合訓練を行ってまいりたいと考えているところでございます。2点目に、災害時に、行政みずからも被災した場合の業務が的確に行われる業務継続計画について、るる指摘、質問がございましたが、大規模災害が発生した際、市は、応急体制の主体となって重要な役割を担っていかなければなりません。そのほかにも、災害対策のみならず、通常の継続して行わなければならない行政事務も多々ある中で、庁舎や、あるいは電気、通信機器が使用不能な状況の中で、さまざまな初動体制、それから通常業務なども行わなければならない、そういったことを想定しなければならないのは当然であります。したがって、災害時に適切な対応をとることができるように、議員から質問があった、あらかじめ業務継続計画のようなものを策定し、優先的に実施すべき業務を特定しておく。それとともに、対応する体制や手順、対応に必要な資源の確保等を定めておくということは大変重要なことだと考えます。この計画は、重要な要素として、議員も触れられた6項目の要素を基本として定めるものであろうと思います。この点については、本定例会で、さきに水上議員にお答えさせていただいたとおり、今のところ、6項目のうち、市長不在時の職務代行者の順位、それから、庁舎被災時の代替庁舎の場、通信手段の確保については、現在の深川市地域防災計画の中で、一定程度、定められております。しかし、非常電源や災害対応を行っている職員への、例えば食料等の確保でありますとか、行政データのバックアップの必要性、非常時に優先すべき業務の整理といったことについてはきちんと定めておりませんので、災害時への必要な備えの一つとして、業務継続計画の策定に向けて、しっかり協議検討をしてまいりたいと考えております。次に、3点目の家族会議の日を制定してはどうかという質問でございます。災害は、いつ起きてもおかしくありませんので、当然のこと、学校や職場などで、家族が離れ離れの状況の中で災害が発生するといったことはあるわけでございます。そのため、各家庭において、災害発生時の自分の身の安全の確保や、お互いの安否確認の方法などについて、日ごろから話し合いをしていただくことが大切であるということは申し上げるまでもないわけであります。このため、本市におきましても、町内会やシルバークラブ、あるいは学校で開催しております防災講習会の際に、日ごろから、家族で防災についてよく話し合いの場を持っていただくことが大切である旨をお話ししてきているところでございます。そこで、提言のあった家族会議の日を制定し、月に一度、家族で話し合いをするといったことは、防災を啓発する上で大変有効なことではありますけれども、制定にはいろいろと手続上の検討課題もあろうかと思いますので、この段階では、まずは8月1日の市民防災の日を推進して、災害時にとるべき対応などについて、この日を中心に、ぜひ家族でお話をしていただく、そういう場を持っていただけるように周知に努めてまいりたいと、現在は考えております。

出典:深川市議会 平成29年第4回定例会 2017年12月11日 議事録 PDF(1ページ) 間違いを知らせる