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深川市議会 平成29年第3回定例会 2017年9月6日

地域医療

2017年9月6日、深川市議会の一般質問で、近沢弘幸議員が「地域医療」について質問し、市長 山下貴史が答弁しました。

質問者
近沢弘幸 議員
答弁者
市長 山下貴史

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 4番 近沢弘幸

それでは、2番目の地域医療について。第1回定例会の一般質問で、佐々木議員が市民子弟の医科大学、医学部進学者の特別奨学金制度等の答弁で、旭川医科大学との良好な関係を深め、市立病院の常勤医確保に努めたいとありました。現在は、その制度を利用して、数年後には市立病院の研修生として来てもらえる学生が1人いると伺っています。都市では、医師の数が過剰な状態と聞きますが、札幌、旭川以外は医師不足に悩んでいるにもかかわらず、8月上旬の新聞報道では、平成30年度から旭川医科大学の医師制度地域枠を17人から5人削減し、12人とする方針との報道がありました。いずれ医師が余る時代が来るのが理由とあったが、この制度の趣旨を理解されていないのではと、耳を疑わざるを得ませんでした。道内の2次医療圏、入院治療まで対応できる21カ所のうちの一つ、北空知圏は、上川中部に近く、宗谷、根室、日高等は全道の医師数の半分にも満たないようです。深川市立病院も医師不足のため、地域診療科ごとの医師偏在が顕著になり、深川医師会との連携で市立病院休日当番医の協力を得まして、夜間、休日の急病診察体制を維持、確保しているようです。ですが、勤務医の減少と開業医の高齢化による、医師数の減少と診療所の閉鎖等で、北空知域内での初期及び2次救急医療がより困難になり、日中の診療業務に支障を来しかねない状況の中での地域枠の縮小は、地域医療の医師確保に逆行することになると考えます。ここで、2点伺います。1点目、国が医師定員を10%削減し、今日の医師不足を招いているのも一因と考えますが、北空知の医師数確保に対する市の考え方について。2点目、納内診療所の医師が6月中旬に撤退し、患者、地域としては困惑と心配があります。送迎サービスを受けて市立病院に受診しておりますが、一日も早い後任の医師の確保による診療所の再開を待ち望んでおります。後任医師の確保についてお伺いいたします。

答弁 市長 山下貴史(市長は2022年12月まで)

地域医療について、2点の質問に順次お答えいたします。初めに、北空知の医師数確保に対する市の考え方についてという点でありますが、議員のご指摘のとおり、現在、医師不足に起因しまして、深川市立病院において、一部、診療部門の休診が生じておりますことに加えて、休日、夜間の救急医療に従事する医師確保の困難性が増してきているという現状にあり、2次医療圏であります北空知の医師数確保は地域にとって大変大きな課題となっているところであります。そうした見地からしまして、今回の旭川医科大学から出されました北海道の地域枠医師制度におけます奨学生の定員の削減といった方針につきましては、本市も含めて、医師不足に悩んでいる自治体の間で困惑が広がっているというように認識しているところでございます。市といたしましては、これまでも深川保健所が地域医療構想を達成するために設置しました北空知保健医療福祉圏域連携推進会議という会議におきまして、当地域に従事していただける医師確保のための協議を行ってきております。それとともに、これも従来から行ってきておりますが、北海道医師会あるいは空知地方総合開発期成会などを通じまして、医師確保の要望に力を入れてきたところでございます。今後におきましても、国や道が中心となり、総合的な医師数の確保対策に向け、精力的に取り組んでいただくよう強く要請を続けてまいりたいと考えているところであります。また、関連いたしまして、この北空知圏域では、住民が医療や介護が必要な状況になっても、できる限り住みなれた地域で、安心して安全に生活を継続できるように、地域医療及び介護サービスの総合的な提供体制を確保するために、平成28年度に、北空知地域医療介護確保推進協議会を1市4町で共同設置しておりまして、その中で、深川市立病院内に北空知地域医療介護連携支援センターという連携体制の拠点を設置したところでございます。今後は、北空知地域医療介護連携支援センターを中心にいたしまして、救急医療を含む地域医療と、介護のサービス資源や医療と介護の人材の維持・確保のために、行政を初め、関係機関・団体が連携し、1市4町で広域的に問題解決に取り組むといったことを考えております。こういった取り組みの中でも、医師数の確保について継続的に協議し、また、行うべき行動をとってまいりたいと考えているところであります。以上が1点目に対するお答えであります。次に2点目の、納内診療所後任医師の確保についてという点でありますが、後任医師の確保につきましては、7月18日から本市のホームページに医師募集について所要の情報を掲載するとともに、医師の紹介業務を行っている北海道地域医療振興財団に対しまして、今後の医師確保について相談しているところであります。現時点での募集に対する問い合わせ等の状況としましては、幾つかの医師あっせん事業者から情報提供をいただいておりますが、このほかに、医師個人からも2件の問い合わせ等がございまして、今後、具体的な経営の中身ですとか、勤務等に関する希望あるいは条件などについて面談を行うなどして、医師の方と協議を進めてまいるというところでございます。なお、医師確保とあわせまして、納内診療所における望ましい診療体制、あるいは、そのあり方といったことについても、地域の方々のご意見などを十分聞かせていただきながら、それらについてもよく検討を進めてまいりたいと考えているところでございます。

出典:深川市議会 平成29年第3回定例会 2017年9月6日 議事録 PDF(1ページ) 間違いを知らせる