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深川市議会 平成29年第2回定例会 2017年6月16日

公立高等学校配置と支援

2017年6月16日、深川市議会の一般質問で、田中昌幸議員が「公立高等学校配置と支援」について質問し、教育部長 荒井清光が答弁しました。

質問者
田中昌幸 議員
答弁者
教育部長 荒井清光

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 16番 田中昌幸

2点目の質問に入ります。公立高等学校配置と支援についてお伺いします。今月初めに、北海道教育委員会から平成30年度から32年度の公立高等学校配置計画案が公表されました。ここで早速質問に入りたいと思いますが、1点目は、深川市の公立学校配置につきまして、4年前から再編を含めた見直しが言及されてきておりますが、今月初めに配置計画案が公表され、学区別の検討事項と現状及び課題で深川市内は「再編を含めた定員調整の検討が必要」及び「平成32年度に深川東高校で1クラス減(学科検討中)」とされております。この間の数々の取り組みにつきましては、市教育委員会としての取り組みも評価させていただいているにもかかわらず、とうとう具体的な動き、提示がされてしまったという思いでありますが、この深川東高校で1クラス減となった経過について、まずお伺いしたいと思います。ことし6月の配置計画案がホームページにも記載されており、この資料によりますと、北海道内の高校入学者数、これは中学校の卒業者数とニアリーイコールということでありますが、この配置の計画ができた平成18年度で5万3,778人でしたが、29年度は4万5,689人と8,000人以上減少しているという資料となっております。さらに計画年の平成32年度は4万2,517人と、さらに現在より3,000人以上減少することが明らかになっております。これは全道の数字ですが、市内公立高2校につきましても、今年度入学者は4間口160人定員の深川西高校で122人、欠員が38人、3間口120人定員の深川東高校で62人、欠員が58人、合計で96人の大幅な欠員となっておりまして、この人数は北空知管内の生徒数の今後の推移を見ても、極めて深刻な状況と言えると思います。平成18年策定の新たな高校教育に関する指針での配置基準では、市内2校以上ある高校のどちらかが2クラス以下になった場合は、市内で再編を進めるという項目があるなど、現在の基準では、その決まり事の中で粛々と再編統合が推し進められることになってしまいます。一方、これまで深川市教育委員会も市内各2校のほうも、市内2校の存続を維持したい意向で、数々の取り組みをしており、この考え方は現在も変わっていないと認識しております。ここで質問の2点目でありますが、現在、北海道教育委員会では、平成18年8月に策定した「新たな高校教育に関する指針」の見直しに着手しておりますが、市としての意見反映について考え方をお伺いします。10年以上続いた現在の配置基準は、まさにクラス削減、学校統廃合を進める上で、いわゆる水戸黄門様の印籠にまさるとも劣らないもので、例外を許さず、粛々と統廃合が進められてきたという認識をしております。北海道では、JR北海道の鉄路の見直しなど、先ほど留萌本線の質問もさせていただきましたが、まさにこの地域の死活問題の課題も同時に押し寄せておりまして、今回の配置基準の見直しにより、子供たちの学校の選択肢に幅を持たせることや、少人数学級の実現への期待は非常に大きいものがありますので、市としての意見反映にも大いに期待してお伺いさせていただきます。3点目、これまでの市内公立高校の魅力づくり検討会及び市内公立高校のあり方に関する意見交換会の直近で開催した際の内容と、山下市長、早川教育長から北海道教育委員会などへの市内公立高校2校維持への働きかけの状況についてお伺いしたいと思います。4点目、現在の市内公立高校2校への支援状況について、これまでも4年間にわたる魅力ある高校づくりに基づいた高校支援により、学校、生徒、保護者に非常にありがたいことと高く評価されております。その支援状況について、直近の状況をお伺いさせていただき、今後、教育大学生など外部講師を招いた学力向上への取り組みなど、さらなる支援拡大の要望があった場合の教育委員会の考え方について、あわせてお伺いしたいと思います。

答弁 教育部長 荒井清光(教育部長は2019年3月まで)

公立高等学校配置と支援について、4点質問いただきましたので、順次答弁いたします。初めに、公立高等学校配置計画案が公表された経過についてお答えいたします。空知北学区の高校配置計画においては、平成24年に提示された計画から欠員が40人以上生じている学校について、学科の見直しや定員調整などについて検討が必要という課題が示され、さらに26年の計画からは、深川市内において再編を含めた定員調整の検討が必要と示されてまいりました。今年度に入り、4月に北海道教育委員会が開催した公立高等学校配置計画地域別検討協議会では、空知北学区の中卒者の増減に対応した高校配置のあり方として、改めて深川市内には望ましい規模を下回る学校があり、欠員の生じている学校もあることから、再編を含めた定員調整の検討が必要、また欠員が40人以上生じている学校について、学科の見直しや定員調整などについて検討が必要などの現状課題として、さらに議員の質問にもございました平成32年度の見通しには、1から2学級の調整と示すなどについての説明がなされ、そしてその後、意見交換がなされたところでございます。これらの経緯がありましたが、北海道教育委員会において、平成32年度に深川東高校が1学級減という案を含む公立高等学校配置計画案が決定され、今月6日に30年度から32年度までの空知北学区の高校配置計画案の中で公表されたところであります。次に、2点目、平成18年に策定された新たな高校教育に関する指針の見直しに対する市としての意見反映についてであります。北海道教育委員会では、平成27年11月から昨年10月にかけて、現行の指針の検証作業を終えており、指針の見直しについては、本年9月ごろには素案が示され、本年度末をめどに新しい指針を作成する予定と聞いてございます。現行の指針は、一定規模の生徒及び教職員を維持する観点から、学級数が減った学校の再編整備を強く打ち出したものでありましたことから、議員の質問の中でも触れられたとおり、学校の選択肢の幅を持たせることや、少人数学級実現に向けて指針の見直しに本市の意見が反映されるような取り組みが必要であります。昨年6月、深川市議会から提出いただいた「新たな高校教育に関する指針」の見直しに係る意見書を初め、地域別検討協議会でいたただいた意見や本市からの要請などの取り組みに加え、今後においても地域の実情に応じ、小規模校を安易に再編統合せずに存続できるよう、来月予定されております今年度第2回目の地域別検討協議会において、新しい指針への意見・要望を整理した上で提出するなど、引き続き北海道教育委員会に働きかけを行ってまいります。次に、3点目、これまでの市内公立高校の魅力づくり検討会などの直近での開催内容と北海道などへの働きかけの状況についてであります。今年度に入りまして、意見交換会の開催はございませんが、5月30日に深川西高校、深川東高校の魅力づくりに向けた検討会を開催し、経過報告として、この春の中学校卒業者の進学状況の報告の後、両校の校長から、それぞれ高校の魅力や特色ある取り組みなどについて提示いただきました。その後、意見交換を行いましたが、ここで主なものを申し上げさせていただきます。初めに、進路を決めるとき、先生の立場として、少しでも勉強を頑張らせるために、何ランクであればあの学校に行けるよというアドバイスをする。それから、この学校は何々をしていて、深川西高校はこうだよという説明がないという意見。中学校の先生にも地元の高校のことを理解してもらわなければと思う。地元に通うメリットとか、デメリットをもう少し詳しく親の選択肢として出してほしいという意見がございます。また、深川西高校と深川東高校の校長先生の説明を聞いて、すごく魅力的に思った。私の子は私立高校へ通っているが、地元の高校生が非常に楽しそうに見える。進路などの実績が伴えば、保護者は安心して地元に通わせることができるという意見がございました。また、まず基本は、両校に存続してほしいということ。深川市の助成は非常にインパクトがある。説明にあった深川西高校や深川東高校の活動を市民は知らないので、積極的な広報活動が必要である。深川は農業のまちだから、生産科学科という農業の部分だけは生かしてほしいと思っているという意見があったところでございます。なお、この中の意見を踏まえまして、早速、両校の魅力づくりの取り組みについて、改めて市民の皆さんに知っていただけますよう、両校と連携しながら、広報ふかがわ7月号での特集を準備しているところでございます。北海道教育委員会への2校維持への働きかけの状況についてでありますが、北海道教育委員会へは昨年、当時の教育長が訪問し、高校配置について要望と意見を提出しているなど、昨年来より繰り返し働きかけを行ってきております。本年4月以降は、教育長が両校を訪問して、校長、教頭との意見交換や、空知教育長会議の際に教育局長へ要請を行い、また公立高等学校配置計画地域別検討協議会終了後には、道の担当者と意見交換するなど、あらゆる機会を捉えて取り組んできており、今後も市内2校体制を維持できるよう、今後はさらに市長とも積極的に協議を進めまして、北海道教育委員会に対しての働きかけをしてまいります。最後に、4点目の2校への直近の支援状況と、今後さらなる支援拡大要望があった場合の考え方についてであります。平成28年度の2校合わせての支援交付金の実績を申し上げますと、外部講師招聘など将来の目標や意識づけ等に3件、95万2,000円、模擬試験や資格取得試験の受検に778人、107万5,000円、英語力強化など学力向上に279人、97万9,000円、そして通学交通費助成に68人、147万4,000円の合計448万円の助成を行ったところであります。今後の教育大生を外部講師に招くなどの支援拡大でございますけれども、現在も深川西高校では放課後や長期休業中の講習を開講しており、教職員が指導に当たっていると聞いてございます。学力向上に向けた新たな取り組みについて要望があった場合には、両高校とも緊密に連携をとって進めてきている事業でありますので、十分に協議したいと考えてございます。

出典:深川市議会 平成29年第2回定例会 2017年6月16日 議事録 PDF(1ページ) 間違いを知らせる