深川市議会 平成29年第1回定例会 2017年3月8日
有害鳥獣駆除
2017年3月8日、深川市議会の一般質問で、和田秀隆議員が「有害鳥獣駆除」について質問し、経済・地域振興部長 平勉が答弁しました。
- 質問者
- 和田秀隆 議員
- 答弁者
- 経済・地域振興部長 平勉
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 5番 和田秀隆
それでは、引き続き次の質問に移ります。6番目の質問は有害鳥獣駆除についてであります。初めに、あらかじめ申し上げておきますが、この質問は、本来質問すべき方がおりますが、その方に了承いただいて取り上げさせていただきました。また、現在は狩猟に専念しておられるであろう大先輩に敬意を表し行いたいと思います。昨年の一般質問では、委嘱ハンターの認定について取り上げましたが、全てに共通の問題となっているのが、狩猟にかかわる人材の高齢化と人手の確保であり、現在、有害鳥獣駆除の現場では、特に体躯の大きいエゾシカの残滓処理にご苦労されていると聞いています。私自身、狩猟後の解体や残滓運搬をお手伝いした経験がありますが、その場で四肢を切り離しても、胴体部分は非常に重く重量物で、1人では手に負えないというものでした。ハンターの高齢化で作業が困難になっているというのもありますが、ハンターが狩猟と処理を一度に行うと、1頭に対し長い時間を要することになるので、現在のような捕獲数を維持できなくなるおそれがあります。ハンターさん自身の意見を聞くと、他の自治体では、行政や関係機関がこの残滓処理を担っているとも聞いておりますし、現在のような捕獲数を維持できなくなるおそれがあると。また、農業被害を拡大しないためにも、現状の捕獲数は落とせないと考えられます。これは今後というよりも、近い将来必ず起こる障害ですので、市が残滓処理の施策を講じるべきと考えますが、考えをお伺いします。
答弁 経済・地域振興部長 平勉(経済・地域振興部長は2017年3月まで)
有害鳥獣駆除についてのエゾシカの残滓処理について、お答えいたします。初めに、エゾシカの駆除の状況でございますが、本市では、農林業被害防止のため、有害鳥獣駆除を一般社団法人北海道猟友会北空知支部の会員で支部長の推薦を受けたハンターに委嘱し、1年間を通してエゾシカの駆除に努めておりまして、平成27年度は261頭、今年度につきましては、1月末現在で265頭の駆除をしているところであります。エゾシカの駆除後の残滓処理に係る他市町村の取り組み状況についてですが、空知管内では、公共及び民間の処分施設を利用し、埋め立てや焼却処分を行っている場合が多く見受けられ、運搬業者と委託契約を結び、有害鳥獣駆除員が駆除したエゾシカを市が運営している処分施設へ搬入する処理や、行政の職員が、有害鳥獣駆除員が駆除したエゾシカを近隣の処分施設へ搬入する処理をしている取り組みがあると伺っております。また、北海道環境生活部環境局エゾシカ対策課が公表しております微生物によるエゾシカの減量化処置手引書によりますと、処理施設の余力が不足している場合、エゾシカのような大型野生動物の処理は施設にとって負担となっている事例も見受けられることから、道内の複数の市町村等において、微生物が有機物を分解する作用を利用し、廃棄物として処理する量を減らす試みが実施されております。また本州では、鹿やイノシシなどの残滓を処理する際に、バイオトイレの技術を応用し、骨、角、ひづめ等も全て分解し、処理後の残滓が全くないという処理装置が開発されておりまして、市町村への納入実績もあると伺っております。このように、エゾシカの残滓の処理は、市町村の規模、農林業被害の規模、駆除頭数、有害鳥獣駆除員の人員等を勘案し、地域の特色に即した取り組みが行われておりますことから、本市といたしましても、より多くの情報を収集し、研究していくとともに、有害鳥獣駆除員を初め、国、道、JAきたそらち等の関係機関・団体と十分に協議を行い、本市の状況に適した処理方法について検討していく考えであります。
再質問 5番 和田秀隆
再質問いたします。前向きな答弁だったなと理解をしております。さまざまな手法があり、これから検討すべき課題もあるかと思いますが、市の考えとして、タイムテーブルでどのくらいの間に決めていきたいなということを考えておられるか、お聞きします。
答弁 経済・地域振興部長 平勉(経済・地域振興部長は2017年3月まで)
残滓処理の問題につきましては、私ども喫緊に解決すべき事柄と捉えております。本市の状況に適した処理方法について、関係機関などと連携して協議・検討を早期に進めていく考えでございますので、ご理解いただきたいと思います。