深川市議会 平成29年第1回定例会 2017年3月7日
文化活動の支援
2017年3月7日、深川市議会の一般質問で、楠理智子議員が「文化活動の支援」について質問し、教育部次長 上中正人が答弁しました。
- 質問者
- 楠理智子 議員
- 答弁者
- 教育部次長 上中正人
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 15番 楠理智子
2番目の質問に移ります。2番目は、文化活動の支援についてです。深川市には、「み・らい」、生きがい文化センター、東洲館などの文化施設があります。さまざまな人たちや団体の方々の利用があり、深川市以外からの利用もあると聞いています。市内在住で音楽、絵画、書道などで活躍されている方々もいらっしゃいます。一昨年になると思いますが、深川中学校の吹奏楽部が東日本の大会で金賞に輝きました。拓殖大学のミュージカル上演も毎年の行事になっております。市外から来られる方もいると聞いております。深川市にゆかりのある方で活躍されている方もおり、深川市内において演奏会を開催するなどしております。アマチュアで文化芸術に携わり楽しんでいる人も少なくないと思います。また、国の指定を受けている遺跡もあり、その整備も必要と考えます。文化芸術への支援活動についてお伺いいたします。1点目は、深川市所有の美術品などの管理についてです。深川市に寄贈された書や絵画などを所蔵していると思いますが、その管理はどのようになっておりますか。美術品等調査一覧を見ますと、所蔵している施設は本庁舎や公民館などさまざまで、管理しているところはそれぞれの所管になっているようですが、全体的な把握、管理はどの部署が行っているのでしょうか。また、東洲館所蔵の管理についてもお伺いいたします。2点目は、絵画などの企画展の開催によるまちの活性化についてです。アートホール東洲館は、絵画や書道の常設展示をしているほか、市内外の人の作品の展示会が行われ、深川市以外の人の入場も多いと聞いています。また、企画されている絵画展などでは、深川市以外の人も多いと聞きます。市内に呼び込む工夫も、スポーツ合宿の誘致だけでなく検討すべきと考えますので、お伺いいたします。3点目は、所蔵美術品企画展の開催についてです。深川市が所蔵している美術品は、松島正幸氏、小川東洲氏などのほかにも所蔵している美術品がありますので、定期的な企画展を東洲館だけでなく、公民館などでも開催し、市民に知ってもらう工夫も必要ではないかと考えますので、お伺いいたします。4点目は、深川市ゆかりの文化人への応援についてです。広報ふかがわの2月号に深川市出身の独立時計師、菊野昌宏さんの記事が掲載されていました。また、1月の道新にフルート奏者の佐藤友美さんの記事が載っていました。小川東洲氏など、有名な人がおりますが、ほかにも活躍している人もいるのではないでしょうか。深川出身であることもPRしつつ、応援し、講演や演奏会などの開催も検討してはと考えますので、お伺いいたします。5番目に、遺跡の保存についてです。昨年11月に音江の環状列石が国の指定を受けて60周年を記念してシンポジウムが開催されました。遺跡の保存の充実を図り、観光スポットとしても発信していくべきと考えますので、お伺いいたします。
答弁 教育部次長 上中正人(教育部次長は2017年3月まで)
文化活動の支援についてお答え申し上げます。5点ございましたので、順次お答え申し上げます。まず、1点目、深川市所有の美術品などの管理についてであります。平成27年度から28年度にかけまして、私ども教育委員会におきまして、深川市が所有する美術品の調査を実施いたしまして、東洲館以外の施設で絵画や書、彫刻等、155点の所有作品について、状況を把握し、管理台帳等を作成したところであります。その詳細につきましては、市ホームページに掲載しておりますが、うち120点は小中学校や社会教育施設など教育委員会で所管し、そのほかについては各部課で所管しているものでありまして、それぞれの美術品は寄贈の経緯や歴史があるため、各所管の責任において適正に管理保存しているところであります。また、アートホール東洲館が所蔵しております小川東洲氏の作品45点と松島正幸氏の作品142点につきましては、東洲館において適正に管理保存してございます。なお、市の保有する美術品の展覧会につきましては、東洲館の協力を得まして、「深川市所蔵作品展」のタイトルで、昨年10月1日から15日までの期間で19点の作品展を開催いたしました。初めての企画開催となりましたが、通常の企画展の入場者と比較いたしますと非常に多くの方々が来場され、市民の関心が高い企画であったと考えられますことから、平成29年度におきましても作品を入れかえて、同様の展覧会を開催する予定であります。次に、2点目の絵画などの企画展の開催によるまちの活性化についてお答えいたします。アートホール東洲館では、平成28年度は47件の展覧会を計画し、これまで4月の深川市美術交流協会会員展を皮切りに、当館も含め、北海道立近代美術館や神田日勝記念美術館など、道内主要5会場で巡回開催されました第10回北海道現代具象展や東洲館主催の10号公募展を開催したほか、この後も2件の展覧会開催を予定してございます。入場者につきましては、多いもので市内外から450人近くの方が鑑賞に来られているところであり、平成29年度につきましても、引き続き多彩な内容の展覧会を開催する予定となっております。また、昨年9月に文化・スポーツにおける合宿事業を推進し、交流人口増加を目的として設立いたしました「深川市文化・スポーツ推進機構」による「学びと集いの郷きたそらちホスピタリティプロジェクト」においても、平成29年度は東洲館を主会場にデッサンから作品の仕上げまでを行う絵画合宿事業を企画するなど、文化面でも市外からの入場者・参加者を得られるよう事業を展開していきたいと考えております。次に、3点目、所蔵美術品等の企画展の開催についてお答えいたします。開催会場につきましては、公民館等での開催をとの質問でありますが、美術品をよりよい状態で保つためには、常時の湿度管理や照明の工夫などが必要となり、また移動の際の作品保全の点からも、美術品展示の専門施設であります東洲館での開催を今後も計画していくところであります。次に、4点目の深川市ゆかりの文化人の応援についてお答えいたします。深川市出身の道外で活躍されている方につきましては、質問の中で紹介のありましたフルート奏者の佐藤友美さんに関しましては、ご本人とも連絡がとれ、私どもが報道機関へ情報提供を行ったところでございまして、このように道内外に今後も情報収集にアンテナを張り、必要な情報等を発信してまいりたいと考えております。また、生きがい文化センターや「み・らい」、東洲館では、指定管理者の主催事業によります地元にゆかりの方の演奏会や展覧会を、それぞれの会場において議員の質問の意義に沿って積極的に開催しております。今後におきましても、情報収集に努め、多くの事業開催につながるよう関係機関への情報発信等に努めていくことを考えているところであります。次に、5点目、遺跡の保存についてお答えいたします。昨年11月13日に開催いたしました音江の環状列石国指定60周年記念のシンポジウムにつきましては、市内外から予想をはるかに超える参加をいただき、市民の関心の高さをうかがい知ることができたところであります。また、現在、さらに市民の文化財に対する関心を高めるため、市内文化財を紹介するハンドブックを作成中でありまして、今後、市民や小中学校、関係機関に配布することとしているところであり、これらを契機に本市にすばらしい文化財があることを広く伝えてまいりたいと考えておりますし、さきにも述べました文化・スポーツ推進機構の推進員として、昨年11月より学芸員を配置しておりますので、その機構の事業として文化財に親しむ事業を実施するほか、市として適正に文化財を管理し、情報発信に努めていきたいと考えております。