深川市議会 平成29年第1回定例会 2017年3月6日
ふるさと納税
2017年3月6日、深川市議会の一般質問で、小田雅一議員が「ふるさと納税」について質問し、経済・地域振興部長 平勉が答弁しました。
- 質問者
- 小田雅一 議員
- 答弁者
- 経済・地域振興部長 平勉
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 12番 小田雅一
昨年7月26日未明、神奈川県相模原市の障がい者施設に刃物を持った男が侵入し、抵抗できない障がい者の方を次々と殺害するという、まことに卑劣で残忍な犯行が発生しました。日本の犯罪史上まれに見る事件であり、被害者のうち19人が死亡し、26人がけがをされました。この施設に入っている全員が知的障がい者の方で、身体の不自由な方もおり、地元の人の話では、ほとんど体を動かすことができない方もいたということであります。また、地域とのかかわりを見てみますと、夏祭りには施設の人たちを呼んだり、逆に、施設で催しが開かれるときには地元の人が招かれたりと、地域の中で長く交流が続けられているということであります。また、かつてこの施設で働いていたという人も地域にはおられ、それだけに、この事件は地元の人たちにとってショックな出来事であり、とても残念でなりません。お亡くなりになられた方のご冥福をお祈り申し上げるところでございます。さて、一般的に、障がい者の方が施設へ入所することは自然な流れと言われる背景には、障がい者の方は自分ひとりでは何もできない、保護されるべきであるという考え方があると言われておりますが、本当にそうでしょうか。施設の中で生活し、あらゆる行動を職員に担ってもらわなければならないほど、彼らは何もできないのでしょうか。自分のことは自分で決定し、日々生活するということは、私たちが生きていく上でごく自然な思いであり、本質であります。そこには障がいの有無などは関係なく、施設での生活は、入所者の方にとって真に望み、心から自分らしいと感じられる場ではないでしょうか。障がい者の方が地域へ出ていこうとする試みが、健常者中心の社会において何らかの変化をもたらすきっかけとなっているのではないかと思うのです。市議会議員となって多くの方と出会い、話をする機会があり、障がい者の方との交流もさせていただいておりますが、ふれあいの家主催のクリスマスパーティーも毎年楽しみにしているところであります。また、昨年の10月9日にふれあいの家による舞台「夢公演~あなたへのラブレター」が深川市文化交流ホールみ・らいにおいて上演されました。上演に至るまでの練習は大変であったと思いますが、550名もの観客を前に、物おじせず、堂々と演じられたことに感動したところでありますし、幸せな気持ちにさせていただいたところであります。ぜひこのような機会が多くできますことを期待するところであります。では、通告に従い一般質問をします。最初の質問になりますが、ふるさと納税について伺います。この関係については、平成28年第1回定例会の一般質問で近沢議員より、また、第4回定例会で田中議員より質問がされております。それぞれの答弁の中で、平成28年度の寄附金額は6,000万円を目指し、この寄附金額を達成するためには、何よりも返礼品の充実が重要との答弁がされております。深川市の平成27年度のふるさと納税は3,000万円を超える実績となっていますことは、返礼品の見直しを行ったことと、ふるさと納税サイト等でのPRがあってのことと言えます。2月に、東京有楽町にある株式会社トラストバンクが運営する「ふるさとチョイスcafe」へお邪魔し、ふるさと納税の現状や取り組みについて調査してきました。ここでは、ふるさと納税未経験者の方にもわかりやすくふるさと納税の説明がなされており、自治体や生産者、事業者など、地域の方々とその地域ならではの物や人を発信するイベントを行ったりしております。また、限られておりますけれども、特産品を使った試食もできますし、全国自治体の取り組み状況についても知ることができる場所でありました。そこで、このことを踏まえ3点質問いたします。1点目は、平成28年度の納税額の状況について伺います。2点目は、ふるさと納税に対するお礼の品についてですが、平成27年度より拡充され、返礼の品において多くのメニューをそろえておりますが、どのようなものが人気の高い商品として選ばれているのか。また、今後のふるさと納税に対するお礼の品の新たなる取り組みがあればお聞きします。3点目は、人気のある商品は季節限定の農産物であると思いますが、平成28年度の取り組みの中で、寄附していただいた方の要望に十分応えることができていたのか伺うとともに、今後の商品確保に向けた取り組みとして所管の考えを伺います。
答弁 経済・地域振興部長 平勉(経済・地域振興部長は2017年3月まで)
ふるさと納税についてお答えいたします。初めに、1点目の平成28年度の納税額の状況についてでありますが、ふるさと納税については、寄附者の年収が確定する12月がピークとなりますことから、本市では特に11月から12月末にかけて、新規の返礼品の投入やふるさと納税ポータルサイトでの情報発信機会の充実に努めたところであります。その結果、12月一月の納税額が2,000万円を超え、本年2月末現在での累計納税額が6,300万円、寄附件数につきましては4,800件を数えまして、本年度の目標としておりました6,000万円を達成したところであります。なお、本年度についてはまだ1カ月の期間を残しておりますので、引き続き納税額の確保に努めてまいります。次に、2点目のふるさと納税に対するお礼の品についてでありますが、本年度は、前年度の47品目から71品目に返礼品の充実を図っており、そのうち69品目を寄附者の皆様から選定いただいております。人気の返礼品としましては、農産物の分野ではバレイショとタマネギのセットが700セットで一番多く、以下、ゆめぴりかが550セット、新たに投入しましたサクランボが200セットの順となっております。また、加工品の分野では、無添加ポテトチップスを加えましたところ、好評をいただき、関連商品を含め900セットで一番多く、次に、商品供給のめどが立ち、昨年9月に取り扱いを再開しました北海道こめ油が630セット、次に、ふかがわシードルと各種特産品セットで470セットとなっております。今後の展開としましては、寄附金額帯をこれまで1万円、3万円、5万円の3区分としていたところに、新たに2万円の区分を加え、1万円と3万円のすき間を埋める返礼品を用意していくほか、本市の主要作物であるお米をいつでもおいしい状態で食していただけるよう、複数の配送回数を設定した定期便の導入を検討してまいりたいと思っております。次に、3点目の、返礼品が寄附者の要望に応えることができていたのか、今後の商品確保に向けた考え方とのお尋ねについてでありますが、平成28年度の返礼品につきましては、現在までに69品目の累計として5,400件余りを寄附者の皆様へお届けしており、この間、農産物または農産加工品を使った一部の返礼品におきまして品切れが生じ、寄附者の皆様の要望に応えることができなかったケースがあったところであります。返礼品の数量を十分に用意できなかった背景には、農産物の出荷量がその年の状況によって変動が大きいことや、契約出荷が主流の生産現場において新規に供給できる数量が限られていること、また、返礼品の必要数量を見通すことができないなどの要因が考えられます。しかし、寄附金額の上積みを目指している本市にとって、寄附者の皆様からの需要の高い返礼品は必要不可欠でありますので、返礼品の取扱窓口として協力いただいているJAきたそらちや深川振興公社と引き続き協議・連携をとらせていただきながら、返礼品の確保に積極的に取り組んでまいりたいと思っているところであります。