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深川市議会 平成28年第4回定例会 2016年12月8日

全国学力・学習状況調査

2016年12月8日、深川市議会の一般質問で、佐々木一夫議員が「全国学力・学習状況調査」について質問し、教育部長 大西徳治が答弁しました。

質問者
佐々木一夫 議員
答弁者
教育部長 大西徳治

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 6番 佐々木一夫

では、最後の4番目の質問に移らせていただきます。全国学力・学習状況調査についてであります。昨日の朝日新聞によると、自民党は政治的中立確保のために、教員の処分厳格化の検討に入ったと報じています。一方で、この政権は、北海道大学をも筆頭に、大学教育の人件費予算を大幅に減らしている。教育こそ、人材こそが我が国の最大の財産である。その教育費の削減は、すなわち日本の国力の削減であると考えないことが不思議だと思っています。教育は、次世代の日本の担い手を育てるものであり、それは教師と親、学校と家庭、そして行政と社会との重大な共同作業であります。その重要な担い手である教師に対して、特定政党の考えを押しつけ、圧力と支配を強めるような方向性はファシズムであり、私は危険であり、教育現場に絶対によい結果を生み出さないと思っています。本題でございます。過日の北海道新聞で、学力テストの結果が、空知の平均点は、全国平均及び全道平均を全科目にわたって下回った旨の報道がなされていましたが、深川市については、さきの教育行政報告の内容どおりということで了解いたします。市長は、深川市の教育レベルの底上げを図ることを方針としていましたが、この結果をどう受けとめているのか伺います。また、学校教育の実態は、教師の職務であり、私が口を挟むのは慎まなければならないと思っていますけれども、一般論として、算数・数学よりも国語の点数が低いということは、文章読解力に問題がある可能性があり、子供の文章及び活字離れが危惧されます。本来、国語は全ての学科の基礎であり、読解力なしには、理数の問題も外国語の理解も進まないし、逆に学校授業以前に、読書量によって培われるものであり、また幼少期よりの読み聞かせ等によって本好きになり、国語力が培われるものと思います。学校教育だけの問題ではなく、家庭教育及び図書館利用等により、大幅な進歩があり、総合的な視点での教育が必要と思う。昨今、TPP推進等、社会のグローバル化推進の中で、英語教育の重要さが声高に強調される嫌いがありますが、日本語の理解がなければ、外国語も理解できないし、何より日本語のその表現の豊かさ、そしてその繊細さは、英語にはないものであり、日本人として、国語教育こそ重要とは考えないか伺います。また、ある意味当然なのかもしれないが、基礎編のA問題より、応用編たるB問題の点数が低く、特に算数・数学において顕著とされる。自身の経験に基づけば、全国レベルと北海道の応用問題は、傾向もグレードもバリエーションも違い、それが将来的には大学進学において大きな差異となってあらわれます。逆に応用問題は、経験則でもあります。一朝一夕には困難と解しますけれども、教育レベルを上げると宣言された以上、子供に今以上に広範な問題に接する機会を与え、応用力イコール考える力を育成する教育へとかじを切るべきではないかと考えまして、その考えを伺います。

答弁 教育部長 大西徳治(教育部長は2017年3月まで)

全国学力・学習状況調査についてお答えいたします。この調査の結果につきましては、本定例会におきまして教育長から教育行政報告で申し上げましたとおりでありますが、学力調査の結果において、小学校の深川市平均正答率は、全ての教科において全国平均を下回り、教科ごとの状況といたしましては、国語Aは、「書くこと」領域の正答率が全国と比べ低く、国語Bでは、「話すこと・聞くこと」「読むこと」がやや低い結果となり、算数では、数量関係でAがやや低く、Bにおいても全国を下回る結果となってございます。中学校の深川市平均正答率につきましては、数学は全国平均を上回りましたが、国語は全国平均を下回り、教科ごとの状況といたしましては、国語Aは、「読むこと」の領域が全国と比べやや低く、国語Bでも、「書くこと・話すこと」がやや低い結果となっており、逆に数学は、Aは「資料活用」が高く、Bでは「図形」「資料活用」の部分がやや高いという結果となってございます。また、学習状況調査におきましては、小学校・中学校とも、学校の授業以外での学習時間や家庭でテレビやゲームをする時間について、全国に比べ課題があるという状況でございます。教育委員会では、毎年この調査結果と要因を分析する中で、課題改善の方策を盛り込んだ「深川市学校改善プラン」を見直しておりますが、その中で各学校が作成する改善プランに対しまして、全国平均正答率を超える数値目標の設定を求めております。このことから教育委員会といたしましては、今回の結果について、小学校は全科目、また中学校の国語の教科において、全国平均正答率を下回ったことについて、大変残念な結果と受けとめているところでございます。このことを踏まえまして、本年度におきましても、深川市学校改善プランを見直し、各学校に示す中で、それぞれの学校においては、調査結果の全職員による分析のもと、課題、方策を明確にして、改めて策定された学校改善プランにより、学力向上の取り組みを進めているところでございます。次に、国語教育の重要性についての質問でありますが、母国語である日本語の国語力が全ての教科の基本であり、国語力を身につけさせることの重要性については、ご指摘のとおりと考えるところでございます。国語の教科の三つの領域につきましては、「話すこと・聞くこと」「書くこと」「読むこと」でございます。教育委員会といたしましては、特に「読むこと」に関しまして、学校内での読書に親しむ機会の充実・確保のため、朝読書の継続推進に向けて、市立図書館が貸し出す学校支援図書、いわゆるマナビィ文庫の取り組みですとか、文部科学省の学校図書館図書標準に定める蔵書の充足率の向上に努めてきておりますし、今後は学校司書の配置に向けて努力してまいりたいと考えてございます。次に、応用力、考える力を育成する教育についてであります。応用力とは、基礎知識を実践的に活用する力であり、知識を使って、新たな事柄に対応する力と受けとめており、応用力を身につけさせるためには、まずは基礎的な知識・能力を身につけさせることを基本として、その上で数多くの問題等に触れる機会を拡大していくことが必要と認識してございます。そのため、教育委員会では、先ほど申し上げました深川市学校改善プランにおいて、学力向上に向けた具体的な方策として、家庭学習の推進に向け、小学生には「家庭学習の手引」、中学生には「家庭学習ガイド」の配付を行い、また小学校の夏・冬休み中の学習機会の確保として、チャレンジ深川や、小学校の放課後を活用した放課後学習サポートを実施してきており、本年度からは中学校においても放課後学習サポートを実施するなど、学習機会の拡充に努めてきているところでございます。これらの取り組みで基礎知識を身につけ、知識整理能力を高め、より多くの問題演習を数多くこなすことにより、応用力が身についていくよう、取り組みの継続と充実に努めてまいりたいと考えてございます。

出典:深川市議会 平成28年第4回定例会 2016年12月8日 議事録 PDF(1ページ) 間違いを知らせる