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深川市議会 平成28年第4回定例会 2016年12月8日

ICTを利用した取り組みについて

2016年12月8日、深川市議会の一般質問で、宮澤孝司議員が「ICTを利用した取り組みについて」質問し、市長 山下貴史が答弁しました。

質問者
宮澤孝司 議員
答弁者
市長 山下貴史

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 2番 宮澤孝司

次に入ります。2点目の質問も、会派での視察先である三重県玉城町での事業、ICTを利用した取り組みについて伺います。三重県玉城町は、人口約1万6,000人、高齢化率25.2%の自治体であります。視察では、玉城町のこれまでのさまざまな取り組み事例を伺うとともに、多くが総務省の事業採択を受けていることが特徴でありました。特色ある事業としては、税金に係る事業では、新規滞納者だけに絞ったコンビニ専用納付書による収納システム、全国で初の取り組みとして、平成19年4月1日から、税金、国民健康保険料、水道料金など、個人が支払うさまざまな公的分野の収納について、登録型のクレジット決済システム、1歳半健診時に絵本に交換できる2,000円の絵本引換券を発行するブックスタート事業、住民基本台帳と福祉情報系システムとがリンクしたGISを活用した要援護者支援システム、住民一人一人に合わせ受診できる項目を絞って通知する検診申し込みシステムなどが挙げられます。中でも、多くの地方自治体が抱える高齢化社会での足となる公共交通に係るオンデマンドバスシステムの実証実験の実施であります。この事業は、民間路線バスの大幅な縮小を受け、平成9年から29人乗りのマイクロバス2台で運行を開始した福祉バスの低迷から、オンデマンド交通を導入し、高齢者の利用増を実現しております。車両は、マイクロバスから10人乗りのワゴン車に変え、予約・運行には、東京大学大学院が開発したオンデマンドシステムが採用されているのが特徴で、今までは利用者とオペレーターとのやりとりから、オペレーターが路線をつくり配車していましたが、このシステムを導入したことにより、電話やスマートフォン、パソコンからの予約が可能になり、電話予約に対しては、今まで同様オペレーターが対応し入力、受けた情報は計算システムがデータシステムとのやりとりで路線作成や配車を行い、効率のよい運行がなされており、実証実験をして、大きな成果を上げております。また、利用者増は、高齢者の外出機会の増加から、健康維持、介護予防と医療費の削減へと結びつくとしております。本市でも、昨日の補正予算では、公共交通整備等による活き活きライフ事業が可決され、既存バス路線でのICカードシステムの調査が行われます。深川市地域公共交通網形成計画では、実施スケジュールとして、公共交通空白地域における移動手段を確保する目標を掲げ、平成28年から29年には、施策事項として、公共交通空白地域におけるデマンド型乗り合いタクシー等の導入検討が挙げられております。今後のデマンド交通におけるシステムを検討する上では、玉城町におけるシステムは先進的で貴重な参考事例となると思いますので、今後の進め方も含め、市の考えをお聞きします。

答弁 市長 山下貴史(市長は2022年12月まで)

ただいまのICTを利用した取り組みに係る本市の公共交通の進め方について質問がありました。議員もまさに触れられましたが、本市は本年3月に深川市地域公共交通網形成計画というものを策定いたしましたが、その中で三つほど大きな目標を掲げております。そのうちの一つに、公共交通空白地域における移動手段の確保ということを挙げまして、その中で公共交通空白地域におけるデマンド型タクシー等の導入の検討ということに言及いたしているところであります。それを受けて、現在、所管において、デマンド型交通に関する調査などを進めているところでありますけれども、北海道が行いました直近の生活交通現況調査というものの結果によりますと、バスやタクシーによるデマンド型交通について、既に道内の54の市町村が導入している状況にあるということでございます。この54の市町村の中には、順調に利用者数を伸ばしている事例もある一方で、主に高齢者が利用することから、電話等での予約が面倒といったことなどの要因で、利用者数が伸び悩んで、運営に苦慮している自治体も多いと伺っているところであります。しかし、デマンド型交通の実施など、新しい交通施策を展開する上では、議員が質問で言われたように、ICT技術の導入ということについては、どういう事業であれ、事業の効率化やデータの見える化など、多くの利点があるものと思われます ので、今後、本市においても、全国の成功事例を参考にしながら、市内を走る鉄道、路線バス、タクシーなどの既存の地域公共交通機関との関係や費用対効果などの点を含めて、総合的に勘案いたしまして、将来にわたる持続可能な公共交通網がしっかり形成できますように、地域や交通事業者の皆様方などの意見も伺いながら、適切に検討をしっかり進めてまいりたいと考えております。

出典:深川市議会 平成28年第4回定例会 2016年12月8日 議事録 PDF(1ページ) 間違いを知らせる