深川市議会 平成28年第3回定例会 2016年9月15日
リフォーム助成制度の見直し
2016年9月15日、深川市議会の一般質問で、田中昌幸議員が「リフォーム助成制度の見直し」について質問し、建設水道部長 堀川正樹、経済・地域振興部次長 伊藤久人が答弁しました。
- 質問者
- 田中昌幸 議員
- 答弁者
- 建設水道部長 堀川正樹、経済・地域振興部次長 伊藤久人
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 16番 田中昌幸
5点目の質問に入ります。リフォーム助成制度の見直しについてお伺いします。個人住宅のリフォームに対し一部助成することで、良質な住環境整備にあわせ、市内企業に仕事を生み出すリフォーム助成制度が始まって、8年目になりますが、制度開始時には、申し込み初日で受け付け終了になるほどの人気ぶりで、助成額の増額補正などで対応するなど、予想以上の潜在的な需要の多さと、そのことによる市内事業者の積極的なセールス活動が起こりました。近年は需給も安定し、受け付け早々に申し込み締め切りという事態はなくなっているようですが、事業量としては毎年相当な額が積み上がっていると思います。ここで質問の1点目でございますが、住宅リフォーム助成制度の取り組み状況について、これまでの事業実施件数、事業総額、助成額、費用対効果の割合、リフォームの特徴的な内容についてお伺いします。住宅リフォームにもいろいろな工種がありますが、外壁・屋根など外回りの塗装は、おおむね10年をめどに更新することが塗装屋さんなどに聞くと聞かされます。また、一度に何百万円も用立てできるオーナーはそうそういるわけではなく、まずは外部のリフォーム、次は内部の設備、次はバリアフリーなどと家計と相談し、数年置きながらリフォームを進めていく考えもありますここで質問の2点目でありますが、制度創設から8年目となりますが、外壁・屋根塗装等は10年をめどに塗りかえするのがよいとされ、10年以上経過した方は、新たに助成対象とすることや、外壁改修の後に内部のバリアフリー化改修をするなど、工種、内容が違えば、5年程度以降で新たに助成対象とするなどの見直しについて、継続的な需要喚起と助成制度の充実、あるいはリピーター要望に応える意味でも、この制度の見直しの検討を始めてはいかがでしょうか。住宅オーナー、事業者双方、市民の皆さんに非常に評判のよい制度で、期待も大きいところですので、市の考え方をお伺いいたします。店舗等リフォーム制度は、住宅リフォーム助成制度と空き地空き店舗助成制度のすき間を埋める制度として、関係者との丁寧な議論を経て始められ、現在4年目となっておりますが、住宅リフォーム助成制度と同様に質問の3点目、店舗等リフォーム助成制度の取り組み状況について、これまでの事業実施件数、事業総額、助成額、費用対効果の割合、リフォームの特徴的な内容についてお伺いいたします。質問の4点目、2点目の住宅リフォームと同様に、リピーターへの対応や小まめなリフォームを促進する意味でも、制度の見直しについて検討するとともに、長崎県大村市で取り組まれているような飲食店のトイレに特化して、バリアフリー化や障がい者対応トイレへの改修など、飲食店等のトイレほかバリアフリー化の制度を拡充することについて、市の考えをお伺いいたします。
答弁 建設水道部長 堀川正樹(建設水道部長は2017年3月まで)
リフォーム助成制度の見直しについて、私からは1点目と2点目の住宅リフォーム助成制度についての質問にお答えいたします。まず、1点目の住宅リフォーム助成制度の取り組み状況についてでありますが、平成21年より実施しております住宅リフォーム助成は、今年度で8年を迎え、過去7年間の実績と今年度9月7日までの受け付け実績の合計でお答え申し上げますと、申請件数1,269件、助成額2億1,595万9,000円でございまして、工事契約金額は17億507万5,000円、費用対効果の割合につきましては、助成額に対する工事契約金額の割合でお答えさせていただきますが、約7.9倍となっている状況であります。また、リフォームの特徴といたしましては、外部の壁や屋根の改修が多く見受けられ、内装の改修や台所や浴室、トイレ等の水回りの改修等、多岐にわたっている状況となっておりますし、これまでの効果といたしまして、住環境の改善を促進するとともに、市内の建築関連業者の仕事確保や地域経済の活性化に寄与しているものと考えるところであります。次に、2点目の10年以上経過した方は新たに助成対象とすることや、内容が違えば5年程度以降で新たに助成対象とするなどの見直しについてお答えいたします。議員の質問にもありますが、建物の経年劣化を抑制するには、定期的な改修等が必要であり、制度創設より8年を迎え、再度の改修や別の改修を考えている方もおられ、市にもそのような問い合わせをいただいているところでございます。リフォーム助成制度に関しましては、スタート当時は、財源を国の緊急経済対策に伴う交付金などで事業を実施してきたところでございますが、近年はそのような有利な財源の確保が難しく、起債や一般財源で実施している状況にございます。また、今年度の受け付け状況を見ますと、まだ受け付け期間中でありますが、現在170件以上の申し込みがあり、しばらくは1回目の需要があるものと考えているところでございます。所管といたしましては、2回目の申請受け付けに関しまして、いずれは必要とは考えておりますが、公平性や財政状況を十分見きわめ、市民や施工業者の声も聞きながら、今後検討してまいりたいと存じます。
答弁 経済・地域振興部次長 伊藤久人(経済・地域振興部次長は2017年3月まで)
私からは、3点目と4点目の店舗リフォーム助成制度に係る部分についてお答えいたします。まず、3点目の取り組みの状況についてでありますが、本助成制度は平成25年度に創設したものでありますが、事業実績につきましては、過去3年間の実績と今年度9月8日までの受け付け実績の合計で申し上げますと、申請件数45件、助成額1,007万3,000円、工事契約金額約4,633万5,000円、助成額に対する工事契約金額の割合は約4.6倍となっております。次に、リフォームの特徴的な内容でありますが、制度創設当時は、市内全域を対象とした店舗リフォーム助成は道内初の試みと紹介等されましたが、現時点においても、空き店舗ではなく既存店舗の改修助成という点では、全国的にも余り例がないものと思っているところであります。また、工事内容は、外壁や屋根、内装の改修ほか、シャッターやトイレ、店舗照明のLED化も対象とするなど、多岐にわたっているところでありまして、特に最近は維持経費の減につながる照明のLED化が多い状況となっております。こうした点が特徴かと考えているところであります。次に、4点目の飲食店等のトイレほかバリアフリー化制度の拡充についてでありますが、トイレの改修については、制度創設当時から推奨工事一例として、パンフレット等で紹介しまして、その改修促進を図ってきているところでありますが、現在まで8件のトイレ改修に対し助成を行っております。そこで、リピーターへの対応やトイレに特化したバリアフリー化など、新たな拡充制度ということでございますが、今年度の申請件数は18件と、先ほど申し上げました4年間の実績の4割を占めている状況でありまして、制度自体かなり浸透してきているものと考えておりますが、市内の事業所数、店舗数から考えると、まだまだ需要はあるものと考えているところであります。ご提言いただいたリピーターへの対応、あるいは新たな拡充制度といったことについては、毎年、本助成制度の受け付け終了後に「空き地・空き店舗活用支援の在り方に関する検討会」を開催いたしまして、制度検証を行っているところでありまして、本件もこの中で協議等したいと考えておりますが、いずれにいたしましても、起債など限られた財源で実施しているものでありますので、今後とも市民や商業者等の声を聞きながら慎重に検討してまいりたいと思います。