深川市議会 平成28年第3回定例会 2016年9月13日
継続したスポーツの推進による健康なまちづくり
2016年9月13日、深川市議会の一般質問で、松本雅祐議員が「継続したスポーツの推進による健康なまちづくり」について質問し、教育部次長 上中正人が答弁しました。
- 質問者
- 松本雅祐 議員
- 答弁者
- 教育部次長 上中正人
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 3番 松本雅祐
本年8月、リオデジャネイロオリンピックが開催され、明け方までテレビに見入っておりました。メダルラッシュに沸き、日本は史上最多となる41個のメダルを獲得、柔道、レスリング、体操、水泳などお家芸の活躍に加え、バドミントンなどの初のメダルの獲得もあり、多くの感動をいただきました。その中で内戦や紛争により祖国を追われた選手が難民選手団を結成し、初参加したことは実に歴史的であったと思います。スポーツを通じた世界平和への貢献をうたうオリンピック憲章を具現化したものと言えるのではないでしょうか。そして、今、障がい者スポーツの祭典、パラリンピックが開催されております。日本選手も132人が出場しております。その中には、車椅子テニスの深川生まれの二條実穂選手や深川で合宿された陸上選手、陸上車椅子ブロック選手もおります。競技が終わってしまった選手もおります。また、メダルを獲得した選手もおります。日本選手も含め、全ての選手の活躍を応援したいと思います。スポーツ選手は4年後の2020年東京オリンピックを見据えております。東京オリンピックの開催をスポーツの裾野を広げるチャンスとして、スポーツ振興に力を入れる本市として、選手の育成に取り組み、深川の地からオリンピック選手を輩出していきたいと思うのは私一人ではないと思います。話は変わり、同じくこの8月中旬以降、北海道に三つの台風が上陸し、多くの地域が被害に遭い、深川市も大雨と石狩川の氾濫により、大きな農業被害等を受けました。このたびの災害で、本市ではおられませんが、亡くなられた方々へ衷心よりお悔やみ申し上げますとともに、被害に遭われた方々に心よりお見舞い申し上げます。私も被害状況を調査させていただき、改めて被害の大きさを実感いたしました。水田が水に浸かった農家の方は、「これから一日一日稲穂が垂れていくのを見るのが農家として一番うれしく、稲刈りのときが待ち遠しい。このときに災害が来た」とがっくりと肩を落とされた姿が焼きついております。私も議員として私にできることをしっかりと行動していく決意であります。通告に従いまして、一般質問させていただきます。1点目、継続したスポーツの推進による健康なまちづくりについてお伺いします。世界は類を見ない速さで高齢化が進み、日本では総人口に占める65歳以上の高齢者の割合が26%と過去最高を更新しました。深川市におきましては、高齢化率は高く、2040年には全国が36.1%であるのに対し、深川市は51.8%に達し、おおよそ10人に5人が高齢者になると見込まれ、超高齢化社会になってまいります。世界保健機関WHOによれば、2015年の男女合わせた日本の平均寿命は83.7歳、世界トップを20年以上連続でキープしております。昨年8月にはアメリカ、ワシントン大学での研究チームが2013年の健康寿命を比較しました。この健康寿命とは、健康上の問題がなく、日常生活を普通に送れる状態を指します。日本の健康寿命は、男性が71.11歳、女性が75.56歳でともに1位と発表されました。ところが、政府の「高齢社会白書」で気になる比較もあります。アメリカ、ドイツ、スウェーデンと日本の60歳以上の高齢者に近所とのつき合いについての意識調査をしたところ、「病気のときに助け合う」「相談したり、されたりする」という回答は日本が最も低かったのです。それを反映したように、「家族以外で相談したり、世話をし合うような親しい友人はいない」との答えも日本が一番多かったとの報告であります。日本以外の国では、同性、異性の友人が多いのが特徴的であります。文化の違いもありますが、長寿国日本として寂しい結果に思います。私のいる緑町東町内会では、町内会長を中心に協働まちづくりの一環として、健康増進・介護予防の観点から、昨年5月から9月末までの5カ月間、朝のラジオ体操を行いました。そして、本年も開催しております。緑町公園を活用し、朝6時半になると自動的にラジオ体操が流れる仕組みになっております。昨年のスタート当初は、町内会長を初め4人のスタートでした。その後、町内会報や口コミなどで参加者がふえ、地元の方のみならず、近隣の町内会の方も参加するようになり、今では20人前後の方が毎日参加しております。ちなみに私も参加しており、本日も参加してまいりました。ラジオ体操は、朝のすがすがしい空気の中で一日のスタートをしてまいります。たった3分、第二体操を含めると7分、13の動きから構成される全身運動で、体を前後左右上下に動かすことで、頭から爪先までバランスよく刺激を与えられるよう考案され、それにより有酸素運動、筋トレ、ストレッチ、バランス運動の四つの効果を同時に得られる有効性の高い運動です。早歩きのウオーキングと同じぐらいカロリーを使うとも言われております。いつでもどこでも誰でもできる全身を使った運動です。音楽に合わせて自然に体が動き、皆が集まって一斉に行うことで、新たな連帯感も生まれ、コミュニケーションを図ることもできます。実際ラジオ体操に参加している方にお聞きしました。「体操前の前後に皆さんで近況報告や情報交換など、おしゃべりするのが楽しみ、そして体が軽いのよ。もしラジオ体操がなかったら、朝からずっと家の中にいたかもしれません」と言っておりました。また、本年、地域の子供会夏休みラジオ体操会を一緒に行いました。期間中いつも参加される方は、子供たちや保護者の方と楽しく会話し、地域の世代間交流もでき、楽しかったと言ってくれました。年を重ねても、健康で友人や地域の方と交流を結び、支え合いながら生活できるまちづくり、健康づくりは大切だと思います。お伺いします。1点目、本市で高齢化対策、介護予防、地域交流などでラジオ体操を開催している町内会や地域はあるのでしょうか。また、地域で継続して行われている運動はあるのかお聞かせください。2点目、本年、山下市長は施政方針の中で市民の健康づくりについて、市民がみずから健康づくりに取り組めるよう支援するとともに、地域や関係者、団体と連携し、地域で支え合いながら、健康づくりを進めることのできる環境づくりを推進してまいりますとおっしゃっておりました。ラジオ体操は日々の健康づくりのために年齢を問わず、いつでも気軽に行える体操として親しまれ、取り組める運動です。高齢者だけでなく、いろいろな世代、子育て世代なども含め、幅広く参加できる工夫もしながら、本市としてラジオ体操の推進で健康なまちづくりの環境整備はできないでしょうか。お聞かせください。
答弁 教育部次長 上中正人(教育部次長は2017年3月まで)
継続したスポーツの推進による健康なまちづくりについてお答え申し上げます。1点目の高齢化対策、介護予防、地域交流などでラジオ体操を開催している町内会や地域の実態についてであります。特にラジオ体操を町内会や地域コミュニティー等で楽しみながら、長期間継続して行っている団体は、町内会等市内主要団体等に確認いたしましたところ、質問で触れられております緑町東町内会1町内会しかございませんでした。また、地域で継続して行われている運動につきましては、各町内会や各サークルでパークゴルフやゲートボール、卓球を週や月単位で例会として行っていると伺っているところであります。次に、ラジオ体操で健康なまちづくりの環境整備についてであります。日常的に運動やスポーツに親しむことは、心身ともに充実し、活力ある生涯をより豊かに過ごしていく上で大切であります。また、地域住民の健康づくりや交流を深めることにもつながってまいります。ラジオ体操は、それぞれの体力や年齢に合わせ、加減ができる、誰もがよく知る、幼少から親しんできた身近な運動であると理解しております。市民皆スポーツを推進する私どもにとって、ラジオ体操の推進による健康なまちづくりにつきましては、質問の中でも触れられているように既に積極的な取り組みをされている町内会の例があるように、地域や人とのつながりを大切に、子育て世代を初めとする幅広い世代の参加に期待できる有効なツールとして、関係機関・団体の協力のもと、その全市的な取り組みが推進できますよう努めてまいりたいと考えているところであります。