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深川市議会 平成28年第1回定例会 2016年3月7日

雇用対策

2016年3月7日、深川市議会の一般質問で、楠理智子議員が「雇用対策」について質問し、経済・地域振興部長 平勉が答弁しました。

質問者
楠理智子 議員
答弁者
経済・地域振興部長 平勉

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 14番 楠理智子

東日本大震災については、先ほど小田議員も触れられておりましたが、間もなく丸5年になろうとしております。昨日の道新の記事では、復興が順調に進んでいないと感じている割合が72%、実施されてきた施策を評価しないが52%、被災地への関心が低くなっていると思う人が77%とありました。今でも避難生活を送っている人が、自主避難等も含まれていると思いますが、17万4,000人にも上っているということです。被災地の人口流出も続いています。福島原発事故では、今も収束がつかず、めどが立っておりません。原発事故による放射能汚染で全町民がいまだ避難を余儀なくされている町もあります。完全に復興を遂げるのは、まだまだ先のことだと思いました。被災地に添った気持ちで、もう一度復興の見直しを求められているのではないかと感じるとともに、先日高浜原発が再稼働されましたが、再稼働した途端に自動停止ということも起きております。改めて福島第一原発事故も含めて、原発ゼロを目指すべきと思いつつ、通告に従い一般質問を行います。初めに、雇用対策についてです。有効求人倍率が上がっており、景気は上向いてきていると言われております。完全失業率は下がってきており、労働力不足で売り手市場になっているとのことです。就業者の数はふえていますが、正規雇用より非正規雇用がふえているのが現状です。働く場所はふえているかもしれませんが、不安定雇用もふえていると言えます。同一労働・同一賃金と安倍首相は言っておりますが、実現すれば働く条件はよくなると思いますが、具体的施策は出てきておりません。ライフスタイルに合わせた多様な働き方と言われておりますが、不安定雇用につながる懸念もあります。改正労働法は、働く側にとって有利であるとは言えない内容です。働く人々にとって賃金、労働条件をきちんと知り、守らせる取り組みも進められていると思いますので、お伺いいたします。1点目は、労働教育と周知についてです。近年、長時間労働や過労死など、残業代の未払いなど、働く人にとってさまざまなことが問題になっております。労働時間は1日8時間、週40時間などの原則的なことが働く側にとって認識が薄らいでいることもあるのではないでしょうか。働いている人はもちろんですが、事業主にも認識を深めてもらうための周知も必要と考えますので、お伺いいたします。2点目は、賃金や労働条件の改善についてです。北海道の最低賃金が昨年10月より時給が764円になりましたが、これは最低賃金であって、この金額で生活できる賃金とは言えません。安倍首相の最低賃金1,000円の発言もありましたが、最低賃金の底上げを市としても国へ要望していくことも考えていくべきだと思います。また、育児休業や介護休暇を男性も女性も取得しやすい体制づくりや意識の変革が長時間労働への改善にもつながると思います。事業所への働きかけや支援も必要と考えますので、お伺いいたします。

答弁 経済・地域振興部長 平勉(経済・地域振興部長は2017年3月まで)

雇用対策について、1点目、労働教育と周知についてお答えいたします。事業主が労働者を雇用する場合は、労働契約を結び、就業規則などを周知しなければなりませんが、そういった原則的な事柄、知識について、事業主と労働者双方に認識してもらうことは大変重要なことと受けとめております。このような認識のもと、これまでは法令遵守の啓発・周知等を市のホームページや広報紙、ポスター等で、あるいは商工会議所の会報に同封させていただく形で実施するとともに、事業主に対しましては、隔年で実施している労働基本調査の際に、また労働者に対しては、3年ごとに実施している労働者就労・生活実態調査の際に、それぞれ労働に関する施策・制度の資料やチラシを同封するなどして啓発等に努めてきたところであります。いずれにしましても、今後とも労働基準監督署を初めとする国や道などの関係機関等との連携を図る中で、法令遵守に向けた取り組みを進めてまいりたいと思いますし、また関係団体などの要請で周知する機会があれば、積極的な啓発等に努めてまいりたいと考えているところであります。次に、2点目の賃金や労働条件改善についてお答えいたします。最低賃金制度は、最低賃金法に基づき、国が賃金の最低額を定め、使用者はその最低賃金額以上の賃金を支払わなければならないとされているものですが、安倍首相は昨年11月24日に開催されました経済財政諮問会議において、最低賃金を引き上げ、全国平均で1,000円を目指すと表明されたところであります。これは最低賃金の引き上げで消費を拡大させるものと考えますが、景気回復の実感に乏しい地方にありましては、景気の底上げを図ることは大変重要と考えておりますので、今後とも国の動きを注視するとともに、いろいろな機会を通じて、地方の声、実情等を国等に伝えてまいりたいと思います。また、育児休業、介護休暇の取得しやすい体制づくりについてでありますが、市としましては、できるだけ多くの事業所が育児休業制度を導入できますよう、市の育児休業取得支援助成金制度等の周知に努めておりますが、育児休業や介護休暇につきましては、法に基づき、男女を問わず、労働者の権利として認められているものでありますので、今後、労働者がふだん的に取得できるような環境の醸成といった点についても検討してまいりたいと思います。いずれにしましても、男女がともに子育てや介護を分担しながら、安心して働き続けることのできる職場環境づくりは、少子高齢化の流れに歯どめをかける上でも重要な課題と認識しておりますので、法や制度の周知を初め、適切な対応に努めてまいりたいと思います。

出典:深川市議会 平成28年第1回定例会 2016年3月7日 議事録 PDF(1ページ) 間違いを知らせる