広尾町議会 令和4年第3回定例会 2022年9月9日
季節労働者の冬期雇用対策について
2022年9月9日、広尾町議会の一般質問で、旗手恵子議員が「季節労働者の冬期雇用対策について」質問し、町長 村瀨が答弁しました。
- 質問者
- 旗手恵子 議員
- 答弁者
- 町長 村瀨
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
件名は町のサイトの一般質問の一覧の表記です。
質問 11番 旗手恵子
季節労働者の冬期雇用対策について町長に質問します。コロナ危機によって、景気の低迷、生活の困難が長期に及んでいるところに物価高騰が襲いかかり、暮らしと営業に深刻な影響を及ぼし、家計を直撃しています。今回の物価高は、高齢者世帯ほど影響が深刻だと言われています。お年寄り世帯は、消費支出に占める食料費の割合が高くなる傾向があり、在宅時間が長いため、光熱水費の変動も大きく影響します。加えて、2019年10月、当時の安倍政権は、消費税率10%への引上げを強行し、その一方で高齢者の生活を支える年金の支給額を削減しました。このような状況の中で、季節労働者の冬期間の生活を支えるために、町独自の冬期雇用対策事業が必要と思います。大樹町では、毎年、季節労働者の仕事をつくり、今年も通年雇用促進支援事業として芽武地区の農業用排水路支障木伐採処理作業を予算化し、仕事のない時期の生活の一助となっているということです。今年度は参加人数14人、528万円の事業費を計上しているということです。士幌町、幕別町でも工夫をしながら実施をしているといいます。本町でも、季節労働者の冬期雇用対策事業を改めて検討、実施すべきではないでしょうか。町長の答弁を求めます。
答弁 町長 村瀨(町長は2024年3月まで)
旗手議員の質問にお答えいたします。季節労働者の通年雇用化に向けて、平成19年度から帯広・南十勝通年雇用促進協議会が通年雇用促進支援事業を推進しているところでありますが、広尾町では、直近で平成30年度に2名の方が季節労働者から通年雇用者となった実績しかありません。現在の物価高の影響はもとより、雇用情勢は厳しい状況にあるところであります。過去には、冬期間の雇用の確保と生活の安定を図る事業と位置づけ、平成20年度、平成23年度に明渠排水の雑木処理工事、平成27年度には旧職業訓練センター解体撤去工事、旧陶芸棟解体撤去工事、平成28年度には旧かもめ児童会施設の解体撤去工事、平成29年度には豊似公民館の解体撤去工事を実施してきたところであります。町独自の冬期雇用対策をとの質問でありますが、町独自の財源での実施につきましては、費用対効果などを勘案し検討していかなければなりませんが、国から交付される交付金の活用を含め、総合的に判断していきたいと考えております。また、今年の1月から水産商工観光課にて、地域おこし協力隊が広尾版ハローワークの構築を手がけておりまして、町内での求人情報の一元化や合同チラシの発行などに取り組んだことによりまして、3の事業所で3名が雇用に結びついております。今後におきましても、一人でも多くの方が雇用に結びつくよう、関係機関や各事業所と情報共有しながら雇用機会の創出を図ってまいりたいと思います。以上、答弁とさせていただきます。
質問 11番 旗手恵子
今、町長の答弁をいただきましたけれども、本当に今、物価がもうどんどん値上がりして、いろんな自治体でも、それぞれの対策を打っているところだと思うのです。報道を見てもそういうことが分かります。仕事がなくなる期間、北海道の場合、どうしても夏場働いていた人も冬は失業するという方がかなりの人数いるわけでして、その人たちの生活をどういうふうにしてサポートしていくかというのも大事な課題になっていると思うのです。広尾も以前は、町長、今おっしゃったように、いろんな仕事をつくって、季節労働者の雇用の確保ということで努力をしていたことは、私もよく知っています。ただ、ここ4、5年、取り組んでいないということで、やっぱりこういう大変な状況のときに、町としても何かできることがないかということで工夫、検討する必要があるのではないかなというふうに思うのです。びっしりの仕事でなくても、働きたいけれども個人の力では働くことができないと、そういう人たちに対してのサポートの体制といいますか、そういうことと併せて、こういう事業をしたらいいのではないかということは役場の人たちが一番よく分かっていることだと思いますので、その辺について工夫できないかどうか、お答えをいただきたいと思います。
答弁 町長 村瀨(町長は2024年3月まで)
住民の方の生活を守るということ、やはり行政として大事な仕事だと思っております。これまでもご質問を受けたところでありますが、本町といたしましても、今、説明したとおり、いろいろ工夫をしながら取り組んでいるところであります。その人たちの仕事の確保のために非効率な仕事をつくるというのは控えなければならないというふうに思っております。工夫するというのは、冬期間にでも工事ができるというところで、これまでも整理をさせていただいているところであります。通年雇用支援、季節労働者対策として、事業はそういう名目になっていませんけれども、冬に工事ができるものであれば、差し支えなければ冬に工事を出して季節労働者の仕事を確保するということ、考え方は変わっておりません。今年も6月に補正をさせていただきまして、解体工事2件、補正予算を組んだところであります。確かに非効率ではないかといえば、やっぱり冬に出すと除雪費が余分にかかります。そこは許容範囲なのかなというふうに思っていまして、そういった工夫をしながら仕事の確保に努めてまいりたいと思います。
質問 11番 旗手恵子
士幌ですとか幕別ですとか、やはり継続しているところも簡単に継続しているわけではないのです。ですから、どういうふうにして冬の仕事をつくるということと、町の環境改善だとかそういうことにつながっていくかということでいろいろ考えて、季節労働者も高齢化してきているということもありますから、そうそう難しいというか、専門技術を持った人でなければできないという仕事は、私が今、言っていることにはなじまないことだと思うのですよ。それで、そういう工夫をしながら、就労センターのようなところに、そういう季節労働者で働きたいけれども仕事がないという人たちを取り込んだりということでやっているという話も聞いているのです。ですから、町長もそれを否定しているわけではないと思うのですが、やはり今、物価がこれだけ上がって、みんな生活が大変、そして寒い冬に向かって心配だという声も聞いておりますので、そういうことについて前向きな検討をお願いしたいと思いますが、期待してよろしいでしょうか。
答弁 町長 村瀨(町長は2024年3月まで)
そういった方々の生活を守る観点で、事業を工夫しながら実施してまいりたいと思います。