深川市議会 平成27年第2回定例会 2015年7月9日
鳥獣被害
2015年7月9日、深川市議会の一般質問で、宮澤孝司議員が「鳥獣被害」について質問し、経済・地域振興部長 平勉、建設水道部次長 小林健二が答弁しました。
- 質問者
- 宮澤孝司 議員
- 答弁者
- 経済・地域振興部長 平勉、建設水道部次長 小林健二
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 2番 宮澤孝司
次に、鳥獣被害について伺います。先日、新聞紙上で「腹ぺこ熊出没」とあり、夕張メロン1個1,000円から1万円程度で取引されるものが10個、熊に食べられた記事がでありました。農業が主体である空知管内では、例年多くの農業被害の報告が挙げられております。中でも、最近はアライグマによる農産物への被害が急増しているとのこと。本来、北海道には生息しないアライグマでありますが、ペット等の放し飼いにより野生化し、繁殖、急増し、多くの農業被害をもたらしていると聞いております。深川市内においても、サクランボなど被害が出ているとのことで、収穫期を迎えるに当たり大変心配されるところであります。また、中心市街地では、カラスやハトのふんによる被害が問題となっており、本町通りでは早朝と夕方に多くのカラスが電線に飛来し落とすふんで歩道が汚され、そのたびに周辺の商店で清掃が行われております。また、古い建物にすみついたハトが周辺の歩道にふんを落とし、地域の環境問題になっております。市街地では、多くのカラスの群れが移動し、飛来する箇所があるようですが、カラスの飛来を避けるなどの策が今後の課題であり、ハトがすみついた建物に対しては、状況の把握や所有者への報告、指導や対策についてのアドバイス等の取り組みが必要であると考えます。市民の環境衛生の観点から、行政側の積極的な取り組みが望まれるところであります。このような状況から2点について伺います。1点目は、本市でのアライグマによる農作物の被害状況であります。作物の品種と件数、加えて被害に対する対応についてもお聞かせください。2点目は、カラスやハトのふん害に対する市の対応について伺います。
答弁 経済・地域振興部長 平勉(経済・地域振興部長は2017年3月まで)
鳥獣被害についての1点目、アライグマによる農作物被害と市の対応についてお答えいたします。初めに、道内における状況でございますけれども、アライグマの生息が確認された市町村の推移と農業被害についてご説明申し上げます。平成6年度が24市町村、約12万円、12年度が87市町村で約3,400万円、24年度が142市町村で8,400万円となっており、年々増加している状況にございます。こういった状況の中、北海道では平成11年度にアライグマ対策検討委員会を設置し、排除に向けた対策方針や具体的手法等について検討を重ねてきたところでございます。次に、本市における過去3年間の農業被害と捕獲頭数についてご説明申し上げますと、まず農業被害につきましては、平成24年度が1件で40万円、被害作物につきましてはトウモロコシでございます。平成25年度が3件、43万円でトウモロコシ、ブドウ、スイカ、野菜等でございます。平成26年度が1件、5万円で野菜というふうにJAきたそらちから伺っているところでございます。捕獲頭数につきましては、平成24年度が音江地区で45頭、25年度が音江地区6頭、多度志地区1頭で合計7頭、26年度が音江地区9頭、多度志地区2頭で合計11頭となっております。次に、市の対応状況についてですが、「特定外来生物による生態系等に係る被害の防止に関する法律」の規定に基づきまして、平成24年1月に策定いたしました「深川市におけるアライグマ等の防除実施計画」において、農林水産大臣及び北海道地方環境事務所長から確認を受け、きたそらち鳥獣害防止対策協議会と連携して効率的な防除に努めておるところでございます。今後におきましても、生態系に係る被害の防止を図るため、分布拡大の防止、生息数の低減を図るとともに、完全排除を目指し、防除に取り組んでまいりたいと考えているところでございます。
答弁 建設水道部次長 小林健二(建設水道部次長は2015年12月まで)
私からは鳥獣被害についての2点目、カラスやハトのふん害に対する市の対応についてお答えいたします。カラスやハトなど鳥獣保護法の狩猟鳥獣に登録されている動物などについては、一定期間内での狩猟が認められているほか、農業地帯などで農作物に被害があるような場合には、依頼者の負担において、市の委嘱するハンターや狩猟免許を受けた人が有害鳥獣捕獲の申請による許可を受け、駆除することも可能でありますが、市街地では銃の使用ができないため、駆除が困難なものとなります。このため、市民からカラスやハトのふんによる被害相談があった場合には、衛生上の問題や美観を損ねるものでもありますので、建物や樹木がカラスやハトの巣とならないよう、施設管理者の責任において対策をとられるように地元の町内会から要請していただき、相談者や町内会から求めがある場合には、市から要請について対応したいと考えておりますので、環境課のほうへご相談いただきたいと思います。なお、今年度、農政課では、カラスやハトを寄せつけない用具を試験的に購入しており、カラスが集まる場所において、効果の検証を実施する予定となっておりますので、この用具についての相談がありました際には情報提供させていただきます。