深川市議会 平成27年第2回定例会 2015年7月9日
「まち・ひと・しごと創生」
2015年7月9日、深川市議会の一般質問で、宮澤孝司議員が質問し、市長 山下貴史が答弁しました。
- 質問者
- 宮澤孝司 議員
- 答弁者
- 市長 山下貴史
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 2番 宮澤孝司
ことしは戦後70年目に当たり、歴史認識の違いから、国内・国外問わず、さまざまな問題が起こっております。長い日本の歴史上、大きな変革が二度あったと言われております。一つ目は、武士の社会が終わり、江戸幕府に変わる新たな中央集権国家と資本主義の起点となる明治維新であり、もう一つは、太平洋戦争終結後、日本国憲法制定に先駆け、農地改革や女性に初めて参政権を与えるなど、本来の民主化への道を開いた戦後と呼ばれる時代であります。時代の変革には、常に先人のパワーあふれる考え、行動が随所に見られ、歴史上の人物として語り継がれており、まさに時代が必要として生かされた人々であります。最近の大河ドラマでも取り上げられております吉田松陰も、その一人であります。30年という短い生涯でありましたが、伊藤博文を初めとする明治時代の政治家に大きな影響を与えております。まさに時代が必要とした人間の一人であります。吉田松陰の考え方や行動の背景には、中国の思想家、孟子の言葉があります。「至誠にして動かざる者は、いまだこれあらざるなり。誠ならずして、いまだよく動かす者はあらざるなり。」、この言葉の意味は、「誠意を尽くして事に当たれば、どのようなものでも必ず動かすことができる。逆に不誠実な態度で事に当たれば、何物をも動かすことは決してできない」であります。私も今回の選挙で議席をいただいたことに感謝するとともに、少なからず深川市の市政に携わる人間として、時代に生かされていることを実感し、事に当たるときには誠意を尽くし、自分の考えが通らないからと誠意なく他人を誹謗中傷することなく、誠意を尽くせば、必ず人の心を動かすことができると信じ、4年間、努めてまいる所存でございます。それでは、通告に従い一般質問に入ります。なお、4番目のJR留萌本線については、昨日の松原議員の質問に対する答弁で理解しましたので、割愛いたします。初めに、「まち・ひと・しごと創生」についてでありますが、先ほど松本議員から大変迫力のある質問があり、その中でも私も2点についてお伺いいたします。人口急減、超高齢化社会という我が国が直面する大きな課題に対し、政府一体となって取り組み、各地域がそれぞれの特徴を生かした自立的で持続的な社会を創生できるように「まち・ひと・しごと創生本部」が設立されました。「まち・ひと・しごと創生」に向けた各自治体の考えはさまざまでありますが、日本創成会議分科会から発表されました消滅自治体リストにより、人口減少への危機感が一層強まり、子育て支援、介護事業、地域医療、自治体連携など、地方が抱える問題へ積極的に取り組まなければならないのが現状であります。4月には、我々地方議員の勉強の場として、北空知議会議長連絡協議会主催の地方創生事業についての研修会が企画され、各自治体の事業だけではなく、深川市を中心とした北空知圏での今後の取り組みについても期待されるところであります。深川市では、平成26年度補正予算において、国の地域活性化・地域住民生活等緊急支援交付金を活用して、多くの事業に取り組んでおります。「深川市まち・ひと・しごと創生総合戦略」の策定も事業の一つであり、今後、深川市が進める事業の根幹となり、国に対し自立性、将来性、地域性をアピールするものであります。総合戦略策定に向けては、多くの市民の意見を取り入れることはもとより、これからの深川市を担う若年者、子育て世代の考えに重きを置き、具体的に事業を企画することが重要と考えます。ここで2点について伺います。初めに、深川市まち・ひと・しごと創生総合戦略推進協議会についてであります。5月に発足したと聞いておりますが、構成メンバーや今後の協議会の進め方について伺います。2点目は、庁舎2階廊下の壁に張り出されている若手職員のワークショップでの意見交換など、庁舎内での積極的な取り組みについてもお聞かせください。
答弁 市長 山下貴史(市長は2022年12月まで)
「まち・ひと・しごと創生」についてのお尋ねに答弁いたします。1点目の深川市まち・ひと・しごと創生総合戦略推進協議会についてでありますが、この協議会は、深川市の総合戦略の策定及び推進に当たりまして、広く市民の皆さんからのご意見・ご要望をお聞きするために設置したもので、その構成メンバーは町内会などの住民代表の方を初め、産業界、教育機関、金融機関、労働団体、メディア、行政機関など25の団体から推薦のありました委員25人で構成しております。5月25日に当協議会の第1回目の会議を開催いたしまして、私から委員の皆さんに委嘱状を交付させていただき、「まち・ひと・しごと創生」の概要、この協議会を設置した趣旨などについて、ご説明いたしたところであります。この協議会の進め方としましては、今後、会議を2回程度開催する中で、庁内で作成いたします総合戦略の素案をもとに幅広く議論、ご審議していただきまして、本市にふさわしい総合戦略となるように議論していただくことを考えているところであります。そこで、今申し上げた前提となる素案の検討・作成につきましては、庁内の各所管、各課で発案、発議した事項がもちろんあるわけですが、この事項のほかに6月に市ホームページで市民の皆様にいろいろなアイデアの募集を行いまして、その際に提言いただいたものや、協議会の委員の皆様方にも既に同様にアイデア、意見などを募集、提案していただいております。そういったものも含めまして、庁内に設けております課長クラスの検討委員会におきまして総合的にいろいろな提言などを整理いたします。その大枠で整理したものについて、協議会にそれを提起させていただきまして、幅広く協議していただこうという考えであります。なお、この協議会の協議経過といいますのは、できれば随時ホームページでお知らせしてまいりたいと考えているところであります。以上が協議会としての進め方についてでありますが、協議会での手続のほかに、そこのまとまりぐあいと連動いたしますけれども、パブリックコメントの実施や、もちろん市議会でのご論議をいただいた上で、できれば本年の10月中にはぜひ策定したいと考えているところでございます。そこで、2点目の庁内の取り組みについてでありますが、庁内において地方創生に関係が深いと思われる13の課の課長によります深川市まち・ひと・しごと創生総合戦略庁内検討委員会というものを組織しておりまして、そこで鋭意、戦略素案の取りまとめをしているところでございます。この取りまとめ作業に当たりましては、それぞれの所管課からの発議・発案のほかに職員提案も募っております。そして、職員提案の一環として、議員も触れられましたが、40歳未満の若手職員によるワークショップも開催したところであります。それを通じて次世代を担う職員からの意見・提案等も出されておりますので、それらも取り入れて検討を進めたいと思っております。前段で申し上げましたことですが、総合戦略の素案につきましては、庁内の各課で発議・発案した事項のほかに、市民の皆様方や協議会の委員からご提案いただいたアイデアなどを含めまして、庁内検討委員会において総合的に大枠で整理し、それを素案として取りまとめ、協議会にお示しして、ご意見、ご論議いただきます。その上で、またパブリックコメントの実施や議会でのご論議もいただいて、庁内の最高意思決定機関であります庁議において本市の総合戦略を正式に決定したいと考えております。