深川市議会 平成26年第4回定例会 2014年12月2日
携帯アプリを利用した住民サービスの取り組みの考え方
2014年12月2日、深川市議会の一般質問で、宮澤孝司議員が「携帯アプリを利用した住民サービスの取り組みの考え方」について質問し、企画総務部次長 小杉邦久が答弁しました。
- 質問者
- 宮澤孝司 議員
- 答弁者
- 企画総務部次長 小杉邦久
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 2番 宮澤孝司
次に、携帯アプリを利用した住民サービスについてお伺いします。スマートフォン業界では、来年5月以降に発売の新製品から、総務省の方針によるSIMロック解除により、格安スマートフォンを含めた他社回線への乗り入れが容易になり、携帯通信サービスを提供する会社間で利用者の獲得競争が激しくなると言われており、この機会にガラ携からスマホへ乗りかえる方もふえるようであります。深川市商店街振興組合連合会主催の携帯端末講習会「iPadをはじめよう」では、持ち運びの手軽さやアプリの豊富さから多くの参加者があり、初めての方から、iPadを持っているが使い方を習いたい方など、手軽さから高齢者の間でも利用者が増加しております。また、一部自治体では、高齢者への情報サービス媒体として支給されているところもあり、今後普及が見込まれております。視察で訪れた金武町は、平成24年4月1日より「フェイスブックの町」宣言をし、フェイスブックを積極的に活用したまちづくりに取り組んでおります。主な活用状況は、金武町で行われる行事、観光情報などを発信し、金武町のPR、防災に関する情報など行政情報を町民に提供する、町の写真を募集し、タイムラインで表示することで、フェイスブックユーザーで町の歴史年表をつくるなどであります。今年度からは、携帯アプリLINEを利用した住民サービスを始め、災害発生時、イベント告知、子育て支援情報などの情報発信に活用されております。特に、台風の多い沖縄県では、台風の状況により、公立学校の臨時休校など当日の朝決定した際に迅速な対応が可能であり、以前は有線放送などが主な広報媒体でありましたが、契約が必要で子育て世帯の加入率の低いこともあり、LINEを取り入れたそうであります。また、他の自治体でのアプリ利用の事例としましては、愛知県半田市の「マイレポはんだ」があります。住民がスマートフォンを利用して地域の身近な問題を手軽に解決する先進的な取り組みで、道路の陥没や施設の破損など気がついたところを写メで撮り、場所、状況を投稿すると専用アプリの地図上に表示され、市の担当者が投稿内容を確認して対応するシステムであります。先ほどのLINE同様、アプリの利用は経費の部分では大きな負担になりませんが、運用に対するポリシーや掲載不適切事項など、運用においてのガイドラインは各自治体で設ける必要があり、運用には慎重さが求められるところであります。しかし、今後このようなアプリの採用に向けた検討は必要だと思われますが、お考えをお伺いします。
答弁 企画総務部次長 小杉邦久(企画総務部次長は2016年12月まで)
携帯アプリを利用した住民サービスの取り組みの考え方についてお答え申し上げます。現在本市は、市民と行政との情報伝達の手段といたしまして、広報紙などの紙媒体によるほか、ホームページ、フェイスブック、携帯電話のメール機能を用いました学校安心メールや災害時の緊急速報メールなどの情報通信技術を活用いたしました情報伝達を行っております。このようにさまざまな媒体を用いまして、市民の側の環境の違いに対応しながら、情報をできる限りくまなく伝えられるよう努めているところでありますが、そうした媒体を際限なくふやすということには当然なりませんので、ご提言のような新たなサービスを活用するにしても、これら既存のサービスとあわせた中で、導入コストやその効果などを見きわめ、取捨選択を行うということが基本になろうかと考えております。そこで、ご提言のございましたLINEでございますが、これは現在運用しておりますフェイスブックと、利用形態などにおいてそれぞれ特徴、違いがございますものの、扱う情報の性質においては、さほど違いはないものと、そのように認識しているところでございます。また、半田市の例も、その有用性は理解いたしますが、住民から寄せられた情報の真偽や緊急度を確認するという必要な手順を考えますと、現状でも市民の皆さんや町内会などからのお電話などで寄せられる情報に随時職員が対応させていただいておりますので、本市の規模の場合は、こうしたシステムを導入することで住民のサービスが大きく変化するとは考えにくいのではないか、そのように考えております。したがいまして、ご紹介いただきましたアプリにつきましては、さらに運用面などの実態を確認させていただきたいと、そのように考えております。いずれにいたしましても、議員からもご指摘がございましたが、今後もさまざまなサービスが提供され、本市の市民サービスの向上に役立つものも多く出てくるものと考えられますことから、今後におきましても、市民の利用環境の変化などの把握や、従来の手法にとらわれることなくサービスに関する情報収集に努めまして、十分に研究させていただきたいと、このように考えております。