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深川市議会 平成26年第2回定例会 2014年6月17日

空き家対策

2014年6月17日、深川市議会の一般質問で、宮澤孝司議員が「空き家対策」について質問し、市長 山下貴史が答弁しました。

質問者
宮澤孝司 議員
答弁者
市長 山下貴史

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 2番 宮澤孝司

次に、空き家対策について伺います。全国で空き家の増加が目立つようになり、老朽化した空き家倒壊の危険性や生活環境、もしくは景観の保全上の問題、さらには地域コミュニティーの活性化を低下させる原因になるため、空き家の発生の予防、活用及び適正な管理並びに跡地の活用に関し必要な事項を定めるため、各地で空き家管理条例を制定する動きが活発化しております。空き家率が上昇する中、空き家に対しては2つの方向性が考えられます。1つは、利用不可能な空き家の撤去を促進する方向と、2点目は、活用可能な空き家の利用を促していく方向であります。利用不可能な空き家の中には、周辺住民から持ち込まれる苦情や強制的な撤去を求めるものもあり、法的問題や自治体が費用を負担する場合もあり、進まないのが現状であります。活用可能な空き家については、空き家バンクなどのインターネット情報をもとに、広く入居者や購入者を募り、空き家減少の取り組みとして生かされております。また、空き家バンクは、移住・交流促進施策を実施している自治体の約半数以上が活用され、空き家解消に効果を上げております。深川市も人口減少や住民の高齢化により、空き家問題が深刻なものとなっております。老朽化し、利用不可能な空き家では、冬の屋根雪による落雪や倒壊の心配、管理放棄による雑草やごみの不法投棄などは地域の環境問題となっております。そんな中、長年、地域の問題となっていた空き家が、担当所管のご努力により、撤去されたケースもあります。ここで2点についてお聞きします。初めに、現在の深川市内の空き家状況について把握できる範囲内でお聞かせください。2点目は、深川市における空き家条例の制定につてであります。北海道内では、函館市が空き家等の適正管理に関する条例を制定し、今年1月1日から施行されましたが、まだまだ他の自治体では制定に至らないのが現状であります。しかし、今後、ふえる可能性のある利用不可能な空き家に対して、所有者の管理責任を問う上でも必要となると思われますが、市の考えをお聞きします。

答弁 市長 山下貴史(市長は2022年12月まで)

空き家対策についての質問にお答え申し上げます。1点目の空き家の現状についてでございますが、本市は昨年度、町内会長さんのご協力をいただきまして、空き家・廃屋等実態調査というものを実施いたしました。その調査をもとに、夏の状態、それから冬の積雪時の状況を把握しようということで、2回現地調査を行っております。その現地調査の結果と、それから今年度に新たに6件空き家に関する情報を得ましたので、それらを加えまして、現在市が空き家・廃屋等として公に把握いたしております件数は、総計62件でございます。この62件のうち、市が対応済みであると判断いたしました空き家は、例えば入居者がおられたというものが3件、既に解体されて除却されているといったものが3件、それから管理の状況がよろしいと判断できるものが19件、合わせますと25件が対応済みと判断いたしております。ただ、残りの37件につきましては、何らかの対応が必要な空き家と考えているところでございます。この対応が必要な37件につきましては、所有者が判明しておりまして、既に管理の改善等について市から通知させてもらっているものが20件、所有者がきちんとまだ把握できないということで、所有者の調査を行っているものが8件、相続放棄されておって、所有者による何らかの対応を求めるということは困難な物件が9件ということになっております。ただいま申し上げた所有者がわかって、通知を行った20件のうち、2件については関係者からそれを見てご連絡いただきまして、それこそ適正な廃屋の管理に向けて、準備というか、対応が進んでいるものが2件ございます。今後におきましても、こうした現地調査を定期的に行いますとともに、所有者等の把握に努めまして、不適切な管理状況にある空き家等の解消に向けて、引き続き市といたしましても努力してまいりたいと考えております。2点目、空き家条例の制定についてお尋ねがありましたが、議員のご指摘のとおり、現在、防犯や衛生面などで全国的に空き家が社会問題になってきておりますことから、最近、国会におきましても、空き家等対策の推進に関する特別措置法案といった議員立法の法案を提出する動きがあるやに聞いております。その法案においては、市町村が空き家等の対策について計画を策定する。そして、当該家屋等への立入調査や空き家の所有者を把握するために、今は禁じられておりますが、固定資産税の課税情報などについての内部利用を可能とするような内容が法案に含まれていると聞いております。本市におきましても、こうした国の法制化の動きなどについて、しっかり把握を行いますとともに、他の市町村における条例制定の動きなど、あるいはその取り進め方をどんなふうにしているのか、周りの様子、情報収集に十分努めまして、本市といたしまして、条例制定の必要性があるのかないのか、条例制定の必要性の有無や空き家・廃屋等への対応方法、どういうふうに具体的に対応していくべきかといったことなどについて、積極的に調査研究してまいりたいと、世の中の動きにおくれをとることなく対応してまいりたいと考えているところであります。

出典:深川市議会 平成26年第2回定例会 2014年6月17日 議事録 PDF(1ページ) 間違いを知らせる