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深川市議会 平成26年第1回定例会 2014年3月6日

市立病院の経営

2014年3月6日、深川市議会の一般質問で、小田雅一議員が「市立病院の経営」について質問し、市長 山下貴史が答弁しました。

質問者
小田雅一 議員
答弁者
市長 山下貴史

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 4番 小田雅一

それでは、最後の質問に移ります。病院経営について伺います。深川市立病院の経営におきましては、平成21年に策定されました経営健全化計画に基づき、院長を初めとする先生方、そして病院事務職員の方々の日々の努力により、順調に計画どおりに推移しているところではありますが、7年計画の残すところあと2年となりました。今後も北空知圏域の中核病院として、良質な医療の提供と健全で安定的な経営を継続させるためにも、さらなる努力を必要としております。また、医師確保におきましても、これまでの答弁をいただいている中で十分理解しておりますし、今後におきましても、あらゆる手段を使って医師派遣の要請を継続して行っていただきたいと思います。ここで3点について伺います。まず1点目に、平成25年度の収支状況、あわせて病床利用率、また外来、入院患者における深川市と隣接町の利用比率について伺います。2点目に、人間ドックの検診状況についてでありますが、市で行っているがん検診、特定健康診査も十分に市民の健康管理に意義あるものでありますが、人間ドック診査によって健康管理をしていらっしゃる方も多いかと思われます。高度医療機器を使った人間ドックで定期的に検査を受けることは、無症状の段階で早目にチェックをし、早期に治療を行うためにもとても重要であると言えます。そこで、近年の人間ドックの受診件数の推移と収入状況について、またあわせて今後の考えについて伺います。3点目に、経営健全化計画の中で、将来の市立病院の経営形態については、経営のさらなる効率化や患者サービスの向上、迅速かつ機動的な経営を行うために最もふさわしい経営形態について検討を進めていきますと述べられております。今現在、北空知圏の広域連携として、夜間、休日の救急医療体制に近隣町より財政支援をしていただいておりますが、今後の市立病院の経営形態についても、北空知圏振興協議会の中で今置かれている市立病院の現状、課題を共通認識として持っていただきながら、しっかりと協議していくことが必要であると思います。まだ経営健全化計画半ばではありますが、市としてどのような考えがあるのか伺います。

答弁 市長 山下貴史(市長は2022年12月まで)

市立病院の経営について3点質問がありましたので、お答え申し上げます。初めに、平成25年度の収支状況等についてのお尋ねでありますが、25年度の収支状況ということにつきましては、まだ年度末まで若干期間がございます。今後の収入、支出に不確定要素がございますので、1月末までの実績ということで申し上げたいと思います。この1月末までの実績として、収益的収支につきましては、事業収益が34億9,349万7,000円となっておりまして、前年同期比で申し上げますと104.5%になっております。このうち、医業収益につきましては31億3,324万3,000円、同じく前年同期比105.9%になってございます。一方、事業費用につきましては33億5,840万8,000円で、同じく前年比103.3%、うち医業費用は31億7,828万5,000円でございまして、前年比で103.3%ということになっております。収益的収支は、今の差し引きで申し上げて1億3,508万9,000円の黒字となっております。これは、前年同期比で147.7%ということでございます。次に、資本的収支について申し上げます。資本的収入につきましては1億2,128万9,000円で、これは前年同期比でやはり102.4%となっております。また、資本的支出につきましては2億5,508万3,000円でございまして、前年同期比でこちらは96.9%となっております。この資本的収支は、差を申し上げますと1億3,379万4,000円のマイナスということでございますが、これは前年同期比では92.3%と縮小になっているところでございます。これらの収益的収支と資本的収支、これを合わせました1月末の病院事業会計全体の収支で申し上げますと、トータルで129万5,000円のプラスとなっておりまして、前年に比しまして5,470万4,000円ほどの改善ということになっているものでございます。また、単年度の不良債務額の解消幅でございますが、計画値で申し上げますと、これは1億9,600万円ほどを計画値として見ておりましたが、この計画値を若干下回るものの、ほぼそれに近い数字で解消が図られるのではないかと、そんなふうに見込んでいるところでございます。次に、病床利用率について申し上げますが、平成25年度の本年1月末までの1日当たりの平均入院患者数が186.8人となっておりますので、許可病床は270床、これに対しましては69.2%、それから実際に稼働しております実稼働床、これは203床でありますが、これとの比率でいうと92.0%というふうになっているところでございます。また、深川市と近隣の町の皆様方の利用実態についてでございますが、近隣町につきましては、2次医療圏の仲間ということで妹背牛、秩父別、北竜、沼田、この4町を合計した患者数と、本市内の患者数ということで申し上げますと、1月末現在までの平成25年度の累計数に占めるそれぞれの割合、入院患者におきましては、深川市の患者さんの割合61.2%で、4町が31.3%であります。また、外来患者におきましては、深川市内の患者さんが66.8%で、4町が28.4%ということでありますので、大体3割ぐらいはほかの町の皆様方の利用ということになっているところでございます。以上、1点目に対するお答え。2点目、人間ドックの受診件数と今後における考え方についてであります。市立病院における人間ドックは、現在の病院を新築する際に専用のスペースを設けまして、設備や体制も整えて平成18年度から本格的に実施しているものであります。平成18年度以降、受診件数は、前年を下回った年度も若干ありますけれども、おおむねその利用者数は増加傾向でございまして、収益は毎年前年を上回るという状況が続いております。平成24年度、25年はまだ終わっておりませんので、24年度と最初の年度であります18年度を比較してみますと、24年度は受診件数が1,624件で、これは18年度と比べると、18年は866件でありましたので、ざっと1.9倍に拡大しております。また、収入で見ましても、24年度は4,744万円の収入ということになっておりまして、18年度は2,709万円でありましたので、こちらのほうはざっくり言って1.75倍ということでございます。いずれもそういうことで着実に増加をしている状況でございます。また、念のため申し上げますと、医業収益全体に占める人間ドック収益の割合は、平成18年度は0.76%ということで1%未満でございましたが、24年度は1.3%ということで1%を超えるまでに上昇しておりまして、病院事業会計における重要な収入源の一つということになっているものでございます。今後におきましても、さらなる受診者の確保に努めますとともに、オプション検査の追加などによる1人当たりの受診単価を上昇させるような工夫をいたしまして、収入の増加を図ってまいりたいと考えております。ただ、残念ながら、今の設備、体制の状況からいって、1日当たり10人程度の検査を受け入れるのが限界ということでございますので、この点もあわせてご理解をいただいておきたいと思います。3点目に、将来の病院の経営形態の考え方についてでございます。議員の質問にもありましたように、今、市立病院は経営健全化計画の途上でありますので、まずは病院を挙げて、市を挙げて、資金不足比率20%というのが早期健全化段階の基準でありますが、これを上回っておりましたものを是正するということで取り組んでおりますが、この資金不足比率を切ると、このことに、まず最大の目的を持ちまして、経営健全化計画の達成に向けて最大限、今後も取り組んでまいりたいと考えております。その上で、将来の病院の経営形態ということにつきましては、議員からも触れていただきましたが、北空知圏振興協議会の民生部会において、ここがいろいろ議論する場ということになりますが、ここで昨年度は、喫緊の課題として夜間、休日の救急医療体制について、それをどう維持していくかということについて検討し、一定の結論を得て、それが今実行に移されつつあると、こういう状況でございますが、この民生部会において平成26年度は、「北空知管内における地域医療及び介護サービスの提供体制の確保と連携」ということをテーマに会議を開催する予定となっておりまして、この部会の中で、我々としては市立病院の実情を丁寧に会議のメンバーに説明させてもらい、市立病院の経営状況、それから経営課題等について、会議参加者の理解を深めていただこうと考えております。その上で、今後将来にわたって市立病院が北空知管内における地域医療の確保と連携に果たしていくべき役割について、しっかり位置づけを議論していく。そして、将来的にどのような立場あるいは位置づけで市立病院がその役割を果たしていくことが必要なのか、あるいはまた適切なのかということについても速やかに議論を進展させていきたいと、そのように我々としては考えているところでございます。

出典:深川市議会 平成26年第1回定例会 2014年3月6日 議事録 PDF(1ページ) 間違いを知らせる