深川市議会 平成25年第4回定例会 2013年12月5日
市民協働の取り組みについて
2013年12月5日、深川市議会の一般質問で、辻本智議員が「市民協働の取り組みについて」質問し、企画総務部長 坂本光央が答弁しました。
- 質問者
- 辻本智 議員
- 答弁者
- 企画総務部長 坂本光央
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 3番 辻本智
次に移ります。市民協働の取り組みについてであります。私はこれまでも、この議会論議の場で、市民の目に市役所の仕事がどのように映るかということで、工夫が必要ではないかというような話をさせていただいたり、あるいは公共交通網の整備や買い物支援のあり方等では、行政の意思決定の過程でもう少し市民の声を丁寧に拾い上げるべきではないかという質問をさせていただいたところであります。今回は、担当の所管の方には少々耳の痛い話で恐縮ですが、先月、地元で開催された町内会長会議の場で、何人かの町内会長さんから出された意見・発言内容に照らして、市民協働のあり方、進め方について行政の考えをお聞きします。具体例の一つでありますが、市街地の町内会長さんが発言されていた内容です。それは、町内の通学路に面した空き家からの落雪事故防止のための対策を行政に求めたものでした。詳細について、この場では詳しく述べませんが、地元の町内会長さんが一昨年来、管理者が不在で、特に積雪期の落雪事故防止の手だてを市に求めてきております。一昨年は、隣の住人の方が、いたたまれなくなって屋根雪をおろしたわけですが、その際に、屋根の上に上がってみますと、落雪防止のとめ金がかなり傷んでいるということを発見し、昨年には支所を通じて市に対応を求めております。たまたま昨シーズンは重大な事故には至らなかったものの、町内会では早急に手を打つ必要があるとして、4月には現地に支所の職員の方にも来てもらい、一緒に現場を確認し、さらに、7月の全市的な空き家の調査等でも、あえて写真を添えて市に提出いたしております。そして、今回の地区別町内会長会議に向けて、たしか8月1日付、山下市長名で、町内会からの要望がありませんかという文書が届き、その折にも町内会長さんは再々度記入し、今度は地区町内会連合会長が直接市役所まで出向いて提出しております。時系列的には以上のことでありますが、該当する地区の町内会長さんが話されるには、今年に入ってからも一向に、市のほうからは何の話もないと。夏の間に連絡もなければ、現状確認にも来てもらえなかったということであります。多度志地区では、この冬の降雪により、先月、11月11日の朝に、今シーズン初めて市道、道道の除雪車が出動しております。このときの積雪量は15センチであり、雪はそのままやむことなく降り続いて、翌日も道路除雪はなされております。こうした状況の中で、この2年越しに継続された市への要望案件への行政としての初めての回答が、同じ11月12日の午後から開催された地区別町内会長会議の席上で、文書としての回答になるわけであります。もちろん窓の外は一面の雪景色であります。席上、所管の方が、全市的な調査結果の集約状況、当該建物にはまだまだ相続を確認すべき血縁者が残されており、引き続き家屋管理の意思をその方々に確認中であるというものであります。当然ながら、地区の町内会長さんは強く発言を求められました。私はここであえて申し上げるわけですが、この事案を、単に担当者との認識のずれ、あるいは所管の落ち度などと言うつもりは毛頭ありません。実際に所管する方も、少々遅くなりましたが、現地に直接足を運び、町内会長さん立ち会いのもとで状況も確認し、行政としての必要な手だてを打たれているとお聞きもしております。ただ、町内会の要望は昨年から何度も繰り返し継続してなされており、その都度、複数の窓口、複数の部署を経由して、何人もの有能な市役所職員の目と耳と手を経由して、対応すべき部署に届いていたはずだと思います。ですから、その町内会長さんは特定の部署、特定の人と会話をしているということではなく、深川市役所という行政組織と会話を続けている、そこに話を続けていると認識し、冬が迫る中で、はらはらしながら市の対応、その返答に期待をかけていたということであります。つまりこのことは、市役所の行政の組織上、機構上に何かしら改善すべき点があるのではないかということを指摘せざるを得ないわけであります。所管の認識をお聞かせください。2点目ですが、このやりとりの中で、ほかの町内会長さんの方々からも次々と手が挙がりました。内容は、それぞれの町内から出された要望への回答というものが、一様に町内会長会議の中で文書という形で示されることへの意見であります。例えばですけれども、地元で具体的に挙がった話で、地デジ対応であるとか道路整備、そういった要望には、もっと早く該当者に、その地区に回答が欲しいのだと。事情を事前に説明してもらえば理解できるものもあるし、場合によっては町内の側として協力もできると、そういった内容であります。先ほどちょっと言いましたが、今回の要望取りまとめは、8月1日付で町内会長さんに依頼の文書が発送され、遅くとも締め切りが9月4日となっておりました。当地区の場合、支所で町内から要望を受け付けた場合、その日のうちか翌日の朝には企画課のほうに届いていたはずであります。市役所の組織上、返答に当たって必要な手続というのは当然あるわけですけれども、地域要望に対する行政の回答が少し時間がかかり過ぎているのではないかと思います。要望が上がれば、職員がまずもって現地に赴き、状況を確認する。解決に時間を要する場合にはその理由を理解してもらう。つまり、市民と同じ目線でまず現状を確認し、認識を共有すると、そういった行動を機敏にとれないのかと思います。実際にそうしたほうが、市民の方の感情も含めて、その後の行政運営に係るエネルギーというのは格段に少なくて済むはずだと思います。市民との協働ということを行政の主要な手法として掲げているわけですから、組織上、もう少しフレキシブルな対応が求められていると感じております。町内会長会議の運営の面からも、その会議自体が、要望に対する現在進行形での回答にしたほうが、会議の運営上も時間が短縮できると思います。来年度以降の町内会長会議のあり方について、考えがあればお聞かせいただきたいと思います。なお、3点目の空き家の管理責任の所在については、割愛いたします。
答弁 企画総務部長 坂本光央(企画総務部長は2014年3月まで)
市民協働の取り組みについての1点目、町内会長からの要望に対する所管対応についてと、2点目の町内会長会議の運営手法の改善点について、関連がございますので一括してお答え申し上げます。町内会からいただきました要望への対応につきましては、関係所管におきまして可能な限り迅速な対応に努めることをこれまでも基本としておりますけれども、ご指摘いただきました内容につきましては真摯に受けとめさせていだきまして、意向の十分な把握や情報提供、可能な対応の迅速な実施など、ご質問のような市民との協働の機会を逃すようなことのないように、改めて全ての所管に対しまして、適切な対応と業務執行管理の徹底を図るよう求めてまいりたいと考えております。さらに、町内会長会議の運営方法につきましても、要望集約とともに、その対応状況も把握するよう市側の手順を改めるほか、ご提言いただきました会議運営のあり方などにつきましても、町内会連合会連絡協議会の役員の皆さんと十分に協議させていただく中で、改善に努めてまいりたいと考えております。ご承知いただいておりますように、町内会長会議は、市長以下全ての理事者が出席しておりますけれども、このように、市にとりまして町内会は、市民との協働の窓口として最も重要な組織と位置づけておりますことから、今後におきましても、町内会長会議が、町内会、市双方にとりましてさらに意義ある会議となりますように、必要な改善を図りながら、適切な要望対応、会議運営に努めてまいりたいと考えているところでございます。
再質問 3番 辻本智
再質問させていただきます。今ほどの答弁の中に、全ての所管に対し適切な対応と業務執行管理の徹底を図るよう求めていくという文言がございました。私は、事前に職員の方とも何度も話をして、やっぱりわかっていただいていないというか、部長まで伝わっていないなと思って、今、聞いていたのですけれども、私、先ほども言いましたように、ある特定の所管の落ち度だとか、職員の何かしら仕事のミスだということは毛頭ないと申し上げたつもりです。市として来年度に向けて機構改革もされているということであるから、市の機構上の点検する実例として、機構上、組織体制上、何らかの検討をすべき課題はないかというお尋ねを申し上げました。あえて余り言いませんけれども、町内会長さんから何度もボールが投げられているわけです。例えば、かみ砕いて言うと、それは雪が降ったときの落雪防止、しかも通学路に面した空き家の話であります。例えばボールが何度も投げられている。複数の職員の方がそのボールを受け取って、横へ横へ、横へ横へと言うのは大変失礼な言い方ですけれども、担当所管のほうにそのボールを渡していたのだろうと思います。誰一人としてそのボールに書かれたメッセージに気をとめる職員の方はいなかったのか。今、言いましたように、落雪時の通学路ですというメッセージであれば、必ずしも防災担当の空き家担当の所管ではないはずです。通学路であれば教育委員会、学務課だってかかわるわけです。落雪となれば、それは維持管理係だって雪の時期の話かというふうになります。交通事故、通学時の安全ということであれば、協働推進係ということではないのかというふうにも話としてはなるわけです。市民から投げられたボールに書かれたメッセージを複数の職員が手にしているわけですから、そのときに、そのメッセージを読み取ってベストなボールの受けとめをするような機構上の検討が必要ではないかと、私は何度も事前にそういった説明をさせていただきました。もう一度お答え願います。
答弁 企画総務部長 坂本光央(企画総務部長は2014年3月まで)
再質問にお答えいたします。町内会を初めといたします市民の皆様方からのいろいろな要望などにつきましては、物によりましては、直ちに対応できるもの、それから非常に多額な経費を要して、国の補助金なり道の補助を受けなければなかなか進められないもの、法令上のさまざまな制約があるもの、全庁的な調整を図らなければならないもの、さまざまございます。そういったこともありながら、第五次深川市総合計画の中にもございますように、市民との協働という、このことについては、市の所管はもとより全職員にとって、市民との協働というのは非常に重要な事項であるということについて、徹底されていると考えておりますけれども、今ご指摘いただきましたさまざま内容、横の連携だとか市の組織的な問題というご提言と受けとめさせていただきますので、こういったことについてどのような対応ができるか、適切にお答えできるような仕組みづくりについて庁内的に十分に検討してまいりたいと思っております。