みんなの議会

深川市議会 平成25年第3回定例会 2013年9月3日

企業誘致

2013年9月3日、深川市議会の一般質問で、田中裕章議員が「企業誘致」について質問し、経済・地域振興部長 藤田正男が答弁しました。

質問者
田中裕章 議員
答弁者
経済・地域振興部長 藤田正男

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 9番 田中裕章

それでは次に入りたいと思います。二つ目の企業誘致についてお伺いいたします。企業誘致につきましては、本年の第1回定例会でもお伺いいたしましたが、その際には、企業誘致の考え方、特に市長のトップセールスに対する考え方、また、今後の方向性などを尋ねたところであります。そして、その答えとしては、優遇制度の大幅な改正を初め、機会あるごとに、市長自身も積極的にトップセールスをしていくこと、さらに今後の方向性では、本市の特性が一番生かせるという点で、農畜産物を活用する食品製造関連会社には毎年アプローチをしていることや、本市が北海道のほぼ中央に位置していることから交通の要衝にあり、利便性が高いことなどもアピールし、誘致を進めていくことなどが述べられました。今般、さきの新聞報道によって、広里工業団地内の誘致の現状が明らかになったところでありますが、そういったことでは、一つ、結果に結びつけていたいただいたところであります。特に、道外企業の進出ということでは、実質的には22年ぶりということで、久しく企業誘致がなかった当市としては、大変ありがたい企業進出であると考えるものであります。本市が抱える問題の一つに、先ほども質問しました人口減少、少子高齢化といったことがありますが、雇用対策として企業誘致に取り組むことは、経済の活性化のみならず、人口減少対策の一つにもなると考えます。そこで、新聞報道では清水物産グループとあり、日本国内に5カ所、中国国内に5カ所、拠点施設を持つということでありますが、もう少し詳しく、会社の概要や現在の状況、また、食の安全の取り組みなどについてもお聞かせいただきたいと思います。次に、雇用や深川産品の利用について、開業の際、どれくらいの雇用が見込めるのか。また、深川産の野菜などの利用はどのくらい見込めるのかをお伺いいたします。この件については今後の協議になっていくものと考えますが、今、企業が考えている方向性がわかれば、お聞かせいただきたいと思います。最後に、その他の広里工業団地、企業誘致についての状況をお聞かせいただきたいと思います。

答弁 経済・地域振興部長 藤田正男(経済・地域振興部長は2015年3月まで)

企業誘致につきまして3点ご質問いただきましたので、順次お答え申し上げます。初めに、進出企業の概要と現在の状況などについてであります。昨年12月3日に、東邦金属の跡地及び建物を購入された清水物産株式会社でありますが、清水物産グループの一企業でありまして、千葉県千葉市に本社を置き、主に生鮮野菜の卸売や水煮製品・冷凍野菜等の製造を行っている会社であります。同グループでは、工場や物流センターなど日本国内に5拠点、中国国内に5拠点を構えておりますが、現在、全国的な展開を図るために、本市と北九州市に拠点施設を設けるべく、平成26年稼働に向けてその準備をしている状況にございます。取り扱う農産物は、ショウガやニンニクを主力に、芋、ゴボウ、ニンジン、タマネギなどで、商品構成はショウガが40%程度、ニンニクが30%程度、そのほかが30%程度でありまして、また、現在、産地は中国産が約70%、国産が約30%となっておりますが、今後一層、国産比率を高める方針と伺っているところでございます。なお、北海道に進出いたしました狙いは、北海道は主要農産物の生産量が格段に多いことでございまして、今後さらに仕入れの量をふやしたいこと、また、販路につきましてもまだまだ拡大していきたいと伺っているところであります。そのほか雇用や売り上げの関係につきまして、本社と茨城県稲敷市にある関東工場では、正社員、アルバイト、パートを含め170人の従業員が働き、前年度末の売上高は、清水物産株式会社のみで約45億円となっております。それから、現在の状況でございますが、7月10日には職員1人が赴任されまして、また、工場の関係では、一部簡易的なものもございますが、先月の時点で電話、電気、地下水ボーリング工事などが終わり、建物の保存登記も8月1日に終了しているところであります。今後、この職員の方を中心に、整備方針等が検討されるということでありますが、所管としては、ことしに入り3度目となりますが、先月8日にも本社を訪問し、各種届や補助金などにつきまして説明並びに協議を行ってきたところであります。今後とも、会社として地域に貢献したいと伺っておりますし、当市としましても、できる限り応援してまいりたいと考えているところであります。次に、食の安全の取り組みについてですが、同グループでは、品質管理を徹底するとともに、その意識が高く、このことが毎年の売上高の増加につながっているものと存じますが、具体的には、製品の生産から加工・出荷までを速やかに調査できるトレーサビリティシステムを導入しているほか、中国国内の工場は全て新設で、各工場では国際規格でありますISO9001認証やHACCP認証を取得するなど、品質管理及び品質保証に関する意識づけを徹底しております。さらに、中国自社工場内に残渣農薬等の検査センターを設けているところでありまして、自社製品のみならず、中国国内企業約80社からの検査業務を受託しているなど、品質の管理に対して高い意識を持っていると伺っているところであります。次に、雇用や深川産品の利用の関係でありますが、今後の施設整備につきましては、本社の方針決定によることになりますが、現在、まだ計画書が出ていなく、現段階では雇用等についてお示しできませんが、できるだけ地元雇用ができる展開をお願いしているところであります。また、深川産の野菜の利用につきましては、当初から地域の特色ある農産物も取り扱いたいとお聞きしておりまして、価格や確保できる量的なこともあるとは思いますが、地域として応援していくことも大事なことと考えておりますので、今後、具体的な話になった段階で、関係団体等を紹介してまいりたいと存じます。最後に、他の企業誘致の状況についてでありますが、清水物産株式会社のほか、苅谷建設興業有限会社と株式会社Mz原田でありますが、それぞれ7月までに具体的な整備等が行われております。まず初めに、苅谷建設興業有限会社につきましては、音江町豊泉に本社を置かれておりましたが、事業拡大を図るため、本年2月6日に、空き工場となっていた建物や事務所、土地を購入され、その後、機械類の購入や事務所の改装を行い、本社機能を移すとともに、新規従業員として2人の方を雇い入れられたところでございます。次に、株式会社Mz原田につきましては、国道維持工事等における冬期間の滑り防止材、砕石でありますが、それをストックするための施設を設置されたところでございます。前定例会で解散が認められました深川土地開発公社と、本年3月1日から10年間の事業用定期借地権を締結されたところでありますが、今後、解散に伴う清算業務の中で、市と再契約する予定であります。このほか、お問い合わせ等をいただいているケースもございますし、現在、企業立地意向調査による企業訪問も例年より早めて実施しておりますので、今後、1社でも2社でも立地に結びつけられますよう、優遇制度PRのほか、粘り強く訪問活動等に努めてまいりたいと存じます。

出典:深川市議会 平成25年第3回定例会 2013年9月3日 議事録 PDF(1ページ) 間違いを知らせる