深川市議会 平成25年第2回定例会 2013年6月19日
道の駅のリニューアル
2013年6月19日、深川市議会の一般質問で、鶴岡恵司議員が「道の駅のリニューアル」について質問し、市長 山下貴史が答弁しました。
- 質問者
- 鶴岡恵司 議員
- 答弁者
- 市長 山下貴史
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 11番 鶴岡恵司
今年は融雪期がおくれ、加えて4月、5月が低温で日照不足、桜の開花も平年より半月ほどおくれるなど、まさに異常であります。ここ数年、毎年、異常気象と言われ、異常なのか、こういう状況が当たり前なのか、わからないような感もあります。そんな中、天候と向き合い、少ない作業チャンスに集中して作業を進め、最小限のおくれで田植え、また畑作物の播種作業を行い、ほぼ終えることができ、その後の天候回復もあり、平年に近い生育状況まで回復し、正直ほっとしているところであります。昨年12月末に安倍政権が再びスタートし半年近くになり、景気のいい話が聞こえてきますが、地方にいる私には、現状では実感は伝わってきません。成長戦略の中で、地域の農業所得を全体で10年後に今の2倍にするとのことですが、昨年、一昨年と農家所得は、作柄もよく、まずまずの額が確保されましたが、農家所得の半分は戸別所得補償による収入であり、仮に交付金・助成金が変わらないにせよ、農家所得を今の2倍にするには、所得率から計算しても、農産物価格が今の2倍にならないと確保できないのであります。また、その一方で、TPP参加により、消費者は農産物を安く買うことができますとの説明もあります。ただ、地方経済の活性につながる公共事業は、この8月以降、動き出すとのことであります。まだまだ見えないアベノミクスですが、経済の浮揚に期待しつつ、注視しなければならないと思います。今回の定例会、任期折り返しの定例会であり、2年間の議員活動の中で感じるのが、想像以上に地域の変化が早いことであります。例えば、深川市の人口は減少を続けていますが、その数字以上に感じます。人口の年代別構成が変化するから、そう感じるように思います。その分、市民と行政の感覚に温度差があるように感じ、その温度差を感じる部分を少しでも縮めたいとの思いを持って、通告に従って一般質問に入ります。初めに、道の駅のリニューアルについてであります。オープン10周年を迎える道の駅がリニューアルされるところであり、リニューアルに向けての実施設計を進める段階とお聞きしました。道の駅は、主要道路に設けられた休憩施設であり、当然、駐車場、トイレ、売店などを備え、またその地の産業や観光の情報も提供する施設であります。深川の道の駅は、オープン10周年で来場者が1,000万人を超える見込みであり、人口が集中している大都市とは違い、周辺市町を合わせても10万人ほどの状況では、年間100万人前後の来場者がある深川の道の駅は大健闘であります。道の駅で深川の産業・観光などの情報提供をし、深川に興味を持っていただき、さらに深川市の活性化にとの思いは、多くの市民が期待するところであります。道の駅には、休憩目的で立ち寄るわけですから、まずはゆっくりとくつろげることが重要であります。当然お子さんを連れた家族の利用も少なくないところであります。昨日の東出議員の質問の中でも触れていただきました農村青年部との意見交換会の中で、青年部の皆さんからの提案で、道の駅に、あるいはほかのイベントに興味を持ち、楽しみに子供を連れて出かけても、子供を休ませる場所はなく、疲れ果てて帰宅することになり、もう行かないという話になるそうであります。親子で休憩できるスペースを設けていただくと、そんなことはなくなるという気がするところであります。子育てを早くに卒業した私どもには気づかない視点でありました。お子さんを連れての行動は、ある意味、親も子も大変であります。そうした利用者にもゆっくりと心身ともにリフレッシュしていただき、道の駅から深川を感じていただきたいと思うところであります。今回のリニューアルの中で、ぜひキッズコーナーを設置していただき、お子さんを連れた家族がゆっくりと楽しんでいただける道の駅にとの観点から、1点目に、キッズコーナーの設置の考えについてお伺いします。次に、農産物直売所のコンセプトと運営方法についてであります。休憩に立ち寄った道の駅で、売店に並ぶ深川の特産品などが目にとまり、フロアを見、購入いただく流れであり、そうした利用者の中から、奥まったところにある農産物直売所を特産品売り場と同じフロアにし、充実してほしいとの要望があり、農産物直売所を特産品売り場と同じフロアに移動させ、さらに面積も拡張するとのことであります。今回のリニューアルで農産物直売場を拡張することについては、今年3月の第1回定例会で同僚の小田議員が質問され、特産品売り場と同じフロアにし、運営についてはJAきたそらちと検討するとの答弁でありました。私も車で出かけた折には、道の駅があれば立ち寄りますし、直売所には特に興味がありますので、必ず見て回ります。意外に加工品が多くて、新鮮な青果の扱いは少ないように感じています。あっても別棟のプレハブ、あるいはテントにテナントのような感じで生産法人・生産者・団体が直売しているという形態が多いような印象を持っています。確かに品ぞろえをどうするのか、どれほどの量を用意するのか、足りない場合、売れ残りが出た場合どうするのか、また農産物の生産がない時期はどうするのか、不特定のことが多いことから、運営が難しいのだと思われます。JAきたそらちが運営にかかわることを想定していると思われますが、年々、農家の経営規模拡大に伴う労働力不足により、青果物の生産・集荷量が減少していますし、直売所の性格から、販売する農産物が産地と消費者の交流・評価に大きな影響を与えます。生産者または生産部会等のかかわりも検討すべき事項と考えています。また、時期により品ぞろえ・量にぶれが出ることが予想されることから、農産物販売スペースを固定せず、共有スペースといいますか、ほかの用途にも使えるよう利用に幅を持たせる必要があるとも感じているところであります。生産者や消費者双方に意義のある直売所を期待し、市長の所見をお伺いしたいと思います。
答弁 市長 山下貴史(市長は2022年12月まで)
道の駅のリニューアルに関して2点質問がありましたので、お答え申し上げます。1点目に、キッズコーナーの設置についてお尋ねがありました。道の駅の建物リニューアルにつきましては、議員も言われたとおり、これから実施設計を進めるところでありまして、その中で休憩あるいは情報発信といった機能の充実、利用者の動きやすさというか、動線、そして買い物のしやすさなどの利便性の向上など、さまざまな視点を考慮に入れて、設計してまいりたいという考え方であります。そこで、提言がありましたキッズコーナーの設置についてでありますが、家族での道の駅の利用というのも大変多うございますので、子供さんが来て楽しめるスペースの確保というのも大事な視点だろうと思いますし、また小さい子を連れた利用者にとりましては、例えばキッズコーナーのように安心してそこで子供を遊ばせられるような場所があれば、落ちついて道の駅をご利用いただけるのではないかと、そういった点などはまさに議員のご指摘のとおりだと思います。せっかく道の駅にお立ち寄りいただくわけでありますので、利用される方々が少しでもくつろいでいただけるように、そして楽しく道の駅に滞在していただきたいという思いを持っておりますので、まさにキッズコーナーの設置といったことも考慮に入れるべき大切な要素の一つとして、これから進めます全体的な設計の中でどのように配慮できるか、前向きに検討してまいりたいと考えております。2点目、農産物直売場のコンセプトと運営といったことについて質問がありました。この点については、鶴岡議員もご指摘のとおり、第1回定例会の中の小田議員の質問にもお答えしておりますけれども、現在の農産物直売所の改修プランとしましては、農産物直売所のまずはスペースを拡張すると。大変狭いと思われますので、そのスペースを拡張するとともに、現在、物を売っている物販コーナーと壁で直売所は隔てられておりますが、その壁を取り払いまして、連続した一体的なフロアにしたいと考えております。その中で、深川のまちが農業のまちであるということを強くアピールできるような、そして利用者の買い物の利便性の向上といったことも十分図れるようなレイアウトにしていきたいと考えているところでございます。また、今ご指摘のあった農産物直売所の運営方法につきましては、現在テナントとして運営してもらっておりますJAきたそらちのご意見・ご要望を十分聞かせていただいているところでありますが、ご指摘にもありましたように、農産物の販売につきましては、やはり年間を通じて例えば野菜等の販売品の品ぞろえとか、あるいは量の確保といったことについては、なかなか難しい問題・課題があるだろうと認識いたしておりますので、拡張されます農産物販売スペースの利活用につきましては、JAきたそらちの皆さん方や関係の方々のご意見などを十分参酌させていただきながら、今、議員が言われたような共有スペースのようなものも考えてはどうかという提言もございましたが、そうした共有スペースとしての使用といったことなど、利用に幅を持たせるような柔軟な対応も可能となるように十分検討を行ってまいりたいと考えているところでございます。