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深川市議会 平成25年第2回定例会 2013年6月19日

高齢者の交通対策

2013年6月19日、深川市議会の一般質問で、宮澤孝司議員が「高齢者の交通対策」について質問し、市民福祉部長 籔友博が答弁しました。

質問者
宮澤孝司 議員
答弁者
市民福祉部長 籔友博

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 2番 宮澤孝司

次に、高齢者の交通対策についてお伺いします。先ほど鶴岡議員からは生活交通確保対策について質問がありましたが、私は高齢者のハイヤー利用について絞ってお伺いします。日本の高齢化社会の進行は、世界でも飛び抜けており、高齢者ドライバーの交通事故が大きな問題となっております。高齢化社会の交通の問題点は、高齢者の交通事故の問題、運転免許の返納と車なし世帯の増加、日常生活における移動難民者の増加、地域コミュニティーの崩壊などが挙げられ、その中でも特に自動車事故における高齢者の割合が急増していることであります。高齢者ドライバーによる交通事故はここ10年間で、65歳以上ドライバーによる事故は1.5倍、75歳以上のドライバーによる事故が2.2倍とふえ続けている状況であります。また、このような交通事情の中、自家用自動車免許の自主返納者もふえ、ほとんどが65歳以上で、市町村の支援等が返納者増加の要因のようであります。私の自宅のご近所にも、お二人とも80代で、車を持たないご夫婦がおられます。近くの外出は徒歩ですが、少し遠くなるとハイヤーを利用するのが日常生活となっております。特に、冬の外出はハイヤーを利用することが多く、1回の利用距離はさほど長くありませんが、回数がふえると、外出のたびに金銭的負担も多くなるとのことです。深川市では、高齢者の交通対策として、高齢者バス利用助成事業があります。最寄りのバス停から中心市街地など一定区間の路線バスを定額で利用できるシステムであります。バスを日常的に利用できる地区の方々には、利用度が増す助成事業ではあると考えます。しかし、市街地では、バス路線から離れた地域も多く、また高齢者世帯の密度の高い中、年齢や健康状態により、歩くことは可能でも、バス停までの数百メートルを歩くことは困難な方、座る場所のないバス停では、暑い夏、寒い冬のバスを待つことを考えれば、ハイヤーを呼んで自宅から出かけるほうが安心・安全であることから、車を持たない高齢者世帯ではハイヤーを利用することが多くなるのが現状であります。平成23年9月末のデータでありますが、深川市内の高齢者のいる世帯は49.7%で約5,600世帯、夫婦とも高齢者の世帯は14.4%で約1,600世帯、高齢者単身世帯は13.9%で約1,500世帯となっております。この中で車を持たない世帯となれば、もう少し少ない数となると思います。安全上の理由から車を持たなくなり、外出が少なくなり、特に深川のような豪雪地帯になると、冬期間の徒歩での外出は、高齢者にとっては危険を伴うものとなります。そのような環境の中、通院や行政サービスを受けるときなど外出の際は、ほとんどがハイヤー利用になり、少しでも負担を軽減する必要があると考えます。このような点から、高齢者世帯がふえる現状での高齢者の交通対策として、高齢者の外出支援ハイヤー助成制度を新たに取り入れるべきと考えます。現在、深川市では、人工透析患者ハイヤー助成制度や重度障がい者ハイヤー助成制度はあります。高齢者へのハイヤー助成条件としては、車を持たない高齢者世帯であり、対象年齢や所得、助成金の金額など、さまざまな条件があると思いますが、このような助成制度ができれば、高齢者の外出回数もふえ、イベントなどへの参加も可能になり、また運転免許の自主返納者もふえ、高齢者の交通事故対策につながると考えますが、市の考えをお聞かせください。

答弁 市民福祉部長 籔友博(市民福祉部長は2017年3月まで)

高齢者の交通対策についてお答え申し上げます。今ほど議員より、高齢者ドライバーの交通事故対策も含め、車を持たない高齢者世帯への外出支援ということで、高齢者の外出支援ハイヤー助成制度のご提案をいただいたところでありありますが、高齢者を含む市民の生活の足の確保につきましては、先ほどの鶴岡議員の質問に対し企画総務部長から、各地域の実態やニーズに合ったサービスをどのように考えるか、サービスの公平性や既存のサービスの継続性をいかに保つか、所要の財源をいかに確保するかなど、将来を見据えた生活交通対策を今後研究してまいりたいとお答えしておりますので、ご理解いただきたいと思います。私からは、介護を要する高齢者や障がい者に対する福祉施策の観点からお答え申し上げます。現在、バスやタクシーなどの公共交通機関の利用が困難な車椅子使用の重度の要介護高齢者や障がい者に対し、病院への通院や理容院・美容院等への外出を支援する移送サービス事業を実施するとともに、高齢に伴う疾病や負傷で障がい者となる高齢者も少なくないわけでありますが、そういった方も対象に重度障がい者ハイヤー料金助成事業や人工透析患者通院交通費助成事業などの事業を実施しているところでありますが、所管といたしましては、こうしたより外出が困難な高齢者や障がい者への支援事業の維持・充実に努めてまいりたいと考えております。

出典:深川市議会 平成25年第2回定例会 2013年6月19日 議事録 PDF(1ページ) 間違いを知らせる