深川市議会 平成25年第1回定例会 2013年3月7日
学校の備品
2013年3月7日、深川市議会の一般質問で、和田秀隆議員が「学校の備品」について質問し、教育部長 平山泰樹が答弁しました。
- 質問者
- 和田秀隆 議員
- 答弁者
- 教育部長 平山泰樹
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 8番 和田秀隆
まず初めに、もうすぐ東日本大震災から2年が過ぎようとしています。改めて、犠牲になった方々に哀悼の意を表します。また、これまでも、そしてこれからも被災者に寄り添いご尽力くださる皆さんへの敬意を申し上げて、通告に従い一般質問を行います。最初の質問は、学校の備品についてです。現在の学校現場は、パソコンやデジタル教材などの導入でICT化が進んでいて、私が義務教育を受けていたころとは随分とさま変わりしているようですが、変わっていないものといえば、机と椅子、それと黒板とチョークとラーフル、黒板消し、これが教育界の三種の神器なのは変わらないようです。しかし、最近、保護者の方と知人の教職員さんから、チョークの粉の吸引による衛生面のお話を聞く機会がありました。チョークの基本原材料は、硫酸カルシウムのものと炭酸カルシウムのもの、それに硬化剤・離型剤・蛍光増白剤・鉛・クロム・炭酸粉、それと各種化学薬品で、この中の炭酸カルシウムというのが貝殻などからつくられていて粉が飛びにくいダストレスチョークとなっています。製造メーカーに伺うと、炭酸カルシウムのものでも、微細粉、化学添加物粉が呼吸器を通じて体の中に入り込んだ場合、ぜんそく等胸部疾患が起きやすく、特に子供は、ぜんそくはもちろん、アトピーにもなりやすいとのことです。ダストレスチョークの粉の出方というのは、粒子が重たいので、宙に舞わずに降るように落ちますが、ちょうど子供が顔の高さより上で板書を行うとき吸引しやすい状態になります。有害ならもちろん、無害であっても不衛生なことに違いはないでしょう。机と椅子については、現場の声として、文部科学省の学校環境衛生基準で机と椅子の号数が適切か、毎学年1回の定期検査を行うとありますが、児童の成長が早く複数回を行うときなど非常に非効率だと聞きます。可変式のものであれば、中高学年の児童なら自分で調節できるので、学年ごとの大移動やその他の移動も必要なく、教職員はチェックするだけで済むわけです。ここで2点伺います。1点目に、子供の成長に合わせることのできる可変式の机と椅子の導入についての見解。2点目に、全国的にも電子黒板の導入が費用面の問題で進まず、黒板からホワイトボードへと移行する動きとなっていますが、衛生的な板書の実現に関して現状と今後の取り組みを伺います。
答弁 教育部長 平山泰樹(教育部長は2015年3月まで)
学校の備品について答弁申し上げます。初めに、子供の成長に合わせることのできる可変式の机と椅子の関係です。高さを調節することのできる机と椅子については、パンフレットや取り扱い業者からの情報などによりますと、長所としては、入学時から卒業までの6年間または3年間、同じものを使用することが可能であるということが言われています。短所としては、固定式に比べて同じメーカーの商品で比較すると1割から3割程度高価であります。現在、市内の小中学校で児童生徒が使用している机と椅子については、議員がおっしゃっている固定式と呼ばれるもので、使用する子供の身長に合わせて何種類かの規格からその子に合った高さのものを選択して使用しています。現段階では、学習環境において支障はないと考えており、可変式のものを導入する考えはありません。次に、衛生的な板書の実現であります。ご指摘のように、市内の小中学校においては、学校のコンピューター室や家庭科室などを除き、おおむね黒板を使用しています。学校で主に黒板を使用している理由としては、書いたり消したりすることが容易にできるということ、学校設備として普及しており、使用に当たってチョークなどの経費が安価であるということもあります。また、チョークを使用して黒板に文字を書くことの特徴としては、国語の先生などにお聞きしますと、国語において文字を教える際には、とめや払いを表現することが比較的チョークのほうが容易にできるということがあります。このことは、ホワイトボードにマーカーで文字を書いた場合、なかなか難しいというお話も聞いています。衛生的な板書に関しての現状についてですけれども、議員が詳しくおっしゃっていますが、現在使用しておりますチョークについては歯磨きなどに使われる炭酸カルシウムを主原料とした製品であり、従来の製品よりも人体に安全で粒子も重く、粉の飛散も少ないダストレスチョークという製品を使用しています。また、黒板消しについても、学校にクリーナーを設置し、黒板消しを清掃する際にはチョークの粉が飛散しないような対応に努めています。教育委員会としては、現状においては衛生的な板書が行われていると認識しています。今後も、引き続き現状の取り組みを継続していきたいと考えています。
再質問 8番 和田秀隆
2点目のみ再質問します。ホワイトボード、それからチョークと黒板の問題ですが、教師の方には伺ったと。子供には聞きましたか。また、これからそういう子供の目線で少し調べてみるという意識はあるのかどうかお聞かせください。
答弁 教育部長 平山泰樹(教育部長は2015年3月まで)
黒板といいますか、板書の利用といいますか、その役割はやはり先生が子供たちに対して教えていくのが主要な役割です。それを見てきちんと理解し、はっきり国語等で活用できることはやはり大事だと思っています。子供たちに特に聞いていませんけれども、現在の状況を続けていきたいと考えています。
再々質問 8番 和田秀隆
再々質問になります。板書は先生が書くものだと。だけれども、私は、さっき環境基準の話をしましたが、板書が何をあらわすか。子供が先生に質問されて前に行って書くのも板書なのです。最初に言ったとおり、書いた際に少し衛生的ではないと言っているのです。押し問答になってしまいますので、ぜひ一度現場へ行って子供の意見を聞いてもらえますか。どうですか。
答弁 教育部長 平山泰樹(教育部長は2015年3月まで)
私どもとしては、まず学校訪問で教室の様子ですとか、あるいは校内の様子をきちんと把握するなどに努めていますし、また、その際には子供たちと話もしています。ただ、このことに限って調査する考えはありませんけれども、これからもできるだけ、より学校現場の声を聞くなど、よりよい教育環境となるように努力したいと考えています。