深川市議会 平成25年第1回定例会 2013年3月5日
市立病院の経営健全化
2013年3月5日、深川市議会の一般質問で、田中裕章議員が「市立病院の経営健全化」について質問し、市立病院事務部長 川端政幸が答弁しました。
- 質問者
- 田中裕章 議員
- 答弁者
- 市立病院事務部長 川端政幸
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 9番 田中裕章
次に、深川市立病院の経営健全化について、何点かお伺いいたします。山下市長は、重要な政策の課題の一つに深川市立病院の経営健全化を挙げております。平成21年度には、市立病院経営健全化計画が策定され、健全経営に向け努力されておりますが、一般会計から特別支援をされており、それを繰り入れしてようやく均衡が保たれているのが現状であります。深川市立病院は、北空知圏において中核病院として、深川市、また北空知においては、なくてはならない病院であり、医療機能の維持充実は深川市民の願いでもあります。そのような中、市民からは整形外科医の常設を切望する声が多く聞こえてまいります。そのたびに、「市立病院の担当者も市長も頑張っております。こればかりは相手がいることなので、もう少しの期間、見守ってあげてください」と私は説明いたしております。しかし、市民にしているその説明も限界を感じております。身内、知人に何かあったとき、市立病院で治療を受けられず旭川市や滝川市に搬送される。その間に何かあったらどうするのだと、市民との会話の中にもよく出てきています。市政執行方針で、山下市長は、安定した市立病院の経営を目指すためには医師の確保が課題となっているとおっしゃっておりました。確かに、医師の補充ができれば収益のアップができ、市立病院の安定経営につながるものと私も認識いたしております。しかし、医師確保問題は、それだけではなく、市民の安全、そして安心が密接にかかわっております。そういった観点から何点かお伺いします。まずは、山下市長の医師確保に対する考え方と意気込みを伺っておきます。次に、現在の取り組み状況と今後の行方についてお聞きいたします。さらに、他市町の協力体制、大学との連携について、その状況についてもお聞きいたします。
答弁 市立病院事務部長 川端政幸(市立病院事務部長は2013年3月まで)
市立病院の経営健全化について、3点にわたり質問いただきましたので、順次お答え申し上げます。初めに、1点目の市長の医師確保の考え方についてですが、市立病院にあっては、北空知二次医療圏の中核拠点病院として、深川市民はもとより、北空知管内の住民の皆さんが安心して生活できる医療を提供し、総合的に診療できる体制づくりが必要であると考えているところです。このことから、現在、常勤医師が不在または不足となっています整形外科や内科の医師を中心に、市長も院長と連携を図りながら、医師確保に向けて意欲的に取り組んでいるところです。次に、2点目の取り組み状況と今後の行方についてです。現在まで、医師確保に向けてさまざまな取り組みをしていますが、この1年間の主な取り組みを申し上げますと、道内の三医育大学講座や各関係機関などに定期的、また随時に訪問を繰り返し、特に整形外科にあっては、出張医の派遣元であります旭川医科大学整形外科講座の人事異動もありましたことから、市長と院長とで再三にわたり新たに就任した教授にお会いし、この地域や市立病院の窮状も訴えながら、常勤医師の派遣を強く要請しているところです。また、市立病院や深川市にかかわりのあります医師の方々との懇談の機会を設けるなどしながら、今後の医師確保につながる取り組みも行っているところです。さらに、公的な医療紹介機関や民間医局を訪問するなどしながら、情報の提供や収集などに努めるとともに、昨年、新たに東京都内に医学部を持つ大学講座を紹介いただきましたことから、従来からの大学とあわせ、現在、道外二つの大学に対しましても、今後の医師派遣に向けた検討をお願いしているところです。このような取り組み状況の中で、本年4月からの診療体制としましては、残念ながら整形外科の常勤医師の確保までには至りませんでしたが、内科医師1人、外科医師1人が増員となる見込みであることから、常勤医師数は、昨年4月の19人から本年4月には21人となる予定です。なお、昨年から受け入れしています旭川医科大学及び神奈川県東海大学医学部の6年生を対象とします地域医療学習については、本年は昨年を6人上回る17人の医学生をそれぞれ2週間ずつ受け入れすることとしておりますことから、受け入れ体制を充実させながら、将来的には市立病院の医師確保につながっていくことの期待もしているところです。次に、3点目の他市町や大学との連携についてでありますが、現在、各大学などから、週に延べ20人強の出張医師の派遣をいただいており、その内訳としましては、各大学からは、整形外科や皮膚科、内科などの外来診療のほか、当直や手術の応援などとなっており、また昨年から月1回、市立札幌病院からも当直医師の派遣をいただいているところです。さらに、深川医師会から、日曜・祝祭日の当番医の応援のほか、市内医療機関や独自に公募しました医師による外来や健診センターでの診療をいただくなど、多くの関係医療機関や団体・個人からのご支援、ご協力をいただき、24時間365日の診療体制を維持しているところです。いずれにしましても、今後ともあらゆる対策を講じながら、市立病院の最重要課題であります医師確保に向けて、成果が上がるまで取り組んでまいります。
再質問 9番 田中裕章
1点だけ再質問をさせていただきたいと思います。内科医、外科医が1人ずつ増員となると。大変厳しい状況の中、結果を出している担当者の努力に敬意を表しますが、市民が一番切望しているのは整形外科医でありますので、最優先に取り組んでいかなければならないと思っております。以前は、医師確保について、市民にも、知人や家族で何か情報があれば呼びかけをしていたと記憶しております。取り組み状況中にはその部分がなかったと思いますので、その辺の状況についてお聞かせいただきたいと思います。
答弁 市立病院事務部長 川端政幸(市立病院事務部長は2013年3月まで)
医師確保に向け、市民に情報をいただく呼びかけについて再質問いただきましたので、答弁いたします。市民の皆さんから医師確保につながる有益な情報をいただくということも必要なことと受けとめており、全家庭に配布しております市立病院の広報誌ほほえみに、医療に関する情報の提供をお願いする掲載をするとともに、市内で開催されます会議などの場においても、医師確保につながる情報の提供をお願いするなど、機会を見つけながら、その取り組みを行っているところです。また、市職員全員にも、医師確保につながる情報の提供を依頼しているという状況にございます。今後においても、幅広く情報の収集に努めながら、あらゆる対策を講じながら医師確保に取り組んでまいります。