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深川市議会 平成25年第1回定例会 2013年3月5日

平成25年度の予算編成

2013年3月5日、深川市議会の一般質問で、田中裕章議員が「平成25年度の予算編成」について質問し、企画総務部長 坂本光央が答弁しました。

質問者
田中裕章 議員
答弁者
企画総務部長 坂本光央

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 9番 田中裕章

昨年暮れに、3年3カ月続いた民主党政権に終止符が打たれました。その要因とされる一つは、民主党の政権担当能力の欠如だと思うものであります。外交を見ますと、鳩山元総理の時代から始まり、東アジアに重きを置き、結果的に尖閣問題では、そこに領土問題自体存在しないものを中国につけ入るすきを与えて、現在では、日本の抱える領土問題の一つとなってしまいました。もう一つ挙げさせていただきます。民主主義国家における国家運営の原則は法治主義にあると考えます。しかし、民主党政権下では、国家戦略室や行政刷新会議を初めとする法的根拠のない組織が乱立し、特に東日本大震災に際して、菅政権は、緊急災害対策本部、原子力災害対策本部、安全保障会議などの法令上の根拠と権限を持つ組織を活用せず、法的根拠のない本部、会議を次々に乱立し、その結果、指揮命令系統が麻痺し、迅速な対応や国民への情報提供ができず、戦後最大の人災を引き起こすこととなりました。さらに言えば、民主党が掲げた官僚主導を打破し政治主導へ、民主党が声高らかに唱えた改革論でありましたが、この一見斬新にも見えた統治機構改革のもくろみは、政権交代以後の現実の中で、政治的混乱を深め、政権の足を引っ張り、政権政党としてのリアリズムの欠如を浮き彫りにする真逆の結果になったものと思うものであり、政治主導は政務三役会議と称する政策決定の場からの単なる官僚排除となり、政府内の意思決定過程を機能停止させ、官僚システムが有する知見や経験を使いこなせなくなるという事態を招きました。まだまだ事例を挙げれば切りがありませんが、こうした法治主義を無視した幼稚な国家運営は、民主党の国家統治能力の欠如を物語るものではないでしょうか。健全な国家観を持ち、主権と国民を守るに足りる外交・防衛政策や経済・エネルギー政策を果敢に推進できる政党が政権を構築できなければ、今、そこにある危機を乗り越えることは到底不可能だと言えるのではないでしょうか。さて、山下市長が誕生してはや6年になりますが、その間、2度の政権交代で、大変厳しいかじ取りを任されてきたわけですが、特に今回の政権交代は予算編成のさなかで、先の見えない形での編成となりました。山下市長と担当部局のご苦労に敬意を表するものであります。先日、山下市長の1期目の公約を引っ張り出して拝見させていただきました。どの公約を見ましても、非常に手がたく、公約どおりにかじ取りをしていると感じました。山下市長のぶれない考え方と行政運営の手腕に敬意を表して、通告に従い一般質問をさせていただきます。今回の質問につきましても、昨日の市長の市政執行方針を受けまして、その中から、山下市長が当市の課題と位置づけている部分を取り上げて質問をさせていただきたいと思います。質問に入る前に、あらかじめ申し上げておきます。6番目の(3)高齢者の住宅支援についてと、7番目の経済・産業に関する分野についての(1)と(2)、8番目の(1)については、重複または諸事情のため割愛をさせていただきますので、あらかじめ申し上げておきます。それでは質問に入ります。初めに、平成25年度予算編成についてお伺いします。ここ数年、当市においては緊縮型の予算編成が行われておりますが、今回の予算編成は、前段申し上げたとおり、昨年暮れの政権交代後の編成で先が見えにくく、予算編成においては大変ご苦労をいただいたことと思うものでございます。そこで、今回の予算編成においての特徴と目玉、また国の方針転換に対応した予算編成はできているのか。市長の目指す深川市、そのリーダーシップは予算編成にどのようにあらわれているのか。さらに、市内にある公共施設を見ましても老朽化が目立ってきております。予算を編成するに当たって、そうしたスクラップ・アンド・ビルドの考え方が必要になってくると思いますが、老朽化した建物、組織のスリム化等について、その考え方はどこにどのように反映されたのか伺います。また、以前、2度ほど質問した経過がございますが、京都のある市では、市民の声をより多く予算編成に反映させ、市民と協働で予算編成を行っている市がございます。そうすることによって、市民の市政参画、市民の満足のいく予算編成ができることとなります。以前の答弁では、検討課題として研究するという答弁だったと記憶いたしております。その考え方について研究した結果をお知らせください。

答弁 企画総務部長 坂本光央(企画総務部長は2014年3月まで)

平成25年度の予算編成についてお答えいたします。まず初めに、1点目の来年度予算の特徴と目玉についてでありますが、新年度予算の編成は、市長を先頭に、財政収支改善の取り組みを引き続き反映させ、健全財政を確保しつつも、市民へ良質な行政サービスを提供し、地域の課題を解決することとして、さらに限られた財源を有効に活用するため、職員の創意工夫を図り、効率的な予算運営ができるよう編成作業を行ったところです。一般会計予算の規模については、平成24年度の大型事業の終了に伴い、全体予算額は前年比4.1%減少しておりますが、市長の市政方針にもございましたように、地域経済活性化と少子化対策、加えて北空知圏域の広域連携の推進に重点を置いた予算案としております。質問の新年度予算の目玉となる事業については、予算の概要にも掲載させていただいておりますが、五つの事業を挙げさせていただいたところです。まず、一つ目として、オープン10周年目を迎える道の駅ライスランドふかがわの駐車場増設などのリニューアルの実施と10周年の記念イベントの開催。二つ目として、鉄北地区コミュニティセンターの平成26年度完成に向けた建設の準備。三つ目として、市内で営業されている店舗のリフォームに伴う費用の一部助成。四つ目、五つ目として、少子化対策として、2人目以降のお子さんを望むご夫妻に対して、出産後の母体及び子の健康を考慮し、妊娠する力の高い時期での妊娠を促すことを目的とした周知や広報啓発を実施し、あわせて適期に出産され多子となる子育て世帯の経済的負担の軽減、2人目以降のお子さんが生まれた子育てファミリー世帯がよりよい子育て環境を求めて住みかえをした場合、その家賃の一部を助成する事業であります。次に、質問の2点目の国の方向転換に従った予算編成となっているかについてでありますが、昨年末の政権交代の影響を受けまして国の予算編成がおくれ、本市の予算に国の施策を十分反映させることができない状況でありますけれども、一方で国の補正予算が示されたことから、その内容を考慮し、事業の前倒しなどを行って、本年度予算の編成を行ったところです。年度がかわり、春には国の新年度予算が成立いたしますので、その内容を受けて、調整すべきは調整するなどの対応をしてまいりたいと考えております。3点目のスクラップ・アンド・ビルドの考え方についてでありますが、市としましては、社会情勢の変化により、課題解決の実態にそぐわなくなっている事業については、当然でありますけれども、事業の見直しを行っておりますし、また並行して、新たな行政課題の解決のため、新規事業を構築・予算化し、新年度予算にも反映させております。また、継続している既存事業につきましても、その手順や手法などの見直しを行い、予算に反映させているところであります。最後に、4点目の市民参加型の予算編成についてでございます。このことについては、これまで何度かご提言を受けまして、その都度、検討を進めていく旨のお答えをさせていただいておりますけれども、市としましては、秋の地区別町内会長会議あるいは各種団体からの新年度予算の要請というものがございまして、これら要請については、予算編成過程で種々検討させていただいておりますので、市民の一定の参加ということで受けとめているところです。なお、今後に向け、本市としてどのような方策をとっていけるのか検討してまいりたいと考えているところです。

出典:深川市議会 平成25年第1回定例会 2013年3月5日 議事録 PDF(1ページ) 間違いを知らせる