深川市議会 平成24年第4回定例会 2012年12月11日
自転車観光受け入れ
2012年12月11日、深川市議会の一般質問で、宮澤孝司議員が「自転車観光受け入れ」について質問し、経済・地域振興部長 藤田正男が答弁しました。
- 質問者
- 宮澤孝司 議員
- 答弁者
- 経済・地域振興部長 藤田正男
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 2番 宮澤孝司
次に、自転車観光の受け入れについてお伺いします。台湾を中心とする海外の自転車愛好家を対象にした観光振興をPRする「サイクルツーリズムそらち推進連絡会」の設立が、空知総合振興局や空知管内の観光協会を中心に進んでいると聞いております。空知管内の観光地を自転車で回るルートをつくり、観光PRの目玉とするもので、アジア各国からの観光誘致を推進する北海道としては、新たな顧客獲得に向けた取り組みとして注目されております。ヨーロッパでは、以前から自転車文化が根づいておりますが、台湾には自転車文化がなく、自転車はつくるもので乗るものではなかったそうです。台湾は、もともと世界的な自転車機材の製造国ではありますが、大人が自転車に乗ることは余りなく、自転車は子供の乗り物であったそうです。しかし、ここ二、三年自転車ブームが到来し、最近ではツーリングのためにサイクリングロードの整備も進み、自転車に乗る大人が急増しているようです。北海道は、毎年夏になると本州から自転車やバイクでのツーリングで観光を楽しむ旅行客が多く訪れます。最近ではNHKのテレビ番組でも、「人生下り坂最高」のコメントで有名な俳優の火野正平さんが自転車で全国を旅しております。ことし7月、深川市でも撮影があり、深川駅から多度志へ向けて走られた風景が放送されました。深川市内の撮影では、レストランで食事をとった際、旧深名線の路線図が欲しいとの要望に対し、レストラン従業員から連絡を受けた市役所職員がすぐに地図を届けたところ、番組内でその対応を大変褒めており、あの場面は深川市のイメージアップにつながったものと思っております。私自身も以前、自転車にテントと寝袋を積み、北海道から沖縄へ一人旅をした経験があります。自転車のよさ、大変さを十分経験しております。8月、炎天下の中、毎日100キロメートル以上を走り、長くきつい坂、上り坂を目の前にしたときの挫折感、坂を上り切ったときの達成感は、ペダルをこぎ切った者でなければわかりません。しかし、その後には必ず下り坂が待っております。また、雨にぬれながらの走行やパンクなどのアクシデントは、自転車ならではの旅のつきものであります。また、車の旅とは違い地元の方々との会話の機会も多く、気楽にとまって道を尋ねたり、声をかけられ、思わぬ時間を過ごしたりすることも、自転車ならではの旅の楽しさでもあります。旅の途中に、今は被災地となった福島県で、パンクの修理中に地元の方から買ったばかりの「ずんだ餅」を、地元の名物だから食べてといただいたことが、いい思い出になっております。私は暑い夏、南に向けて走りましたが、北海道の夏は自転車ツーリングには最適な環境であります。国内最大の自転車レース「ツールド北海道」が開催されるのも、広い道路と気候にあります。ツーリングを取り入れたツアーでは、自転車での移動がすべて観光になり、その土地の空気に触れながら景色を楽しむ旅は、格別なものがあるに違いありません。タイなど、高温多湿のアジアの国々の方は、北海道観光では雪が見たいという方が大変多いようですが、夏の気候もきっと満足いただけるものと思っております。このような北海道を満喫いただける取り組みに、深川市としてもぜひ参加すべきと考えます。ここで、お聞きします。「サイクルツーリズムそらち推進連絡会」は、当初、岩見沢・滝川・美唄・砂川・浦臼の5市町での立ち上げで深川の参加がないようですが、地域振興の観点から積極的に参加すべきと思いますが、お考えをお聞かせください。
答弁 経済・地域振興部長 藤田正男(経済・地域振興部長は2015年3月まで)
自転車観光受け入れにつきまして、お答え申し上げます。サイクルツーリズムと称する自転車観光は、自転車愛好者が観光しながら長距離のサイクリングを楽しむもので、議員も触れられておりますように、近年、台湾や香港など東アジアからのツアー客の需要が高まっており、北海道のコースも人気となっておりますことから、観光振興の新たな取り組みとして注目されているものであります。そこで、質問の「サイクルツーリズムそらち推進連絡会」の関係でありますが、ことし10月に、この連絡会の設立準備の新聞報道がございました。報道の内容は、滝川市の観光協会などが主体となって、中空知と南空知管内の観光資源をめぐるコースを設定し、香港のツアー客を受け入れしたというもので、さらにこの受け入れに携わった自治体や観光協会が「サイクルツーリズムそらち推進連絡会」の設立準備を進めるという内容でございました。この「サイクルツーリズムそらち推進連絡会」に対します本市の対応でありますが、報道後、早速、「サイクルツーリズムそらち推進連絡会」の立ち上げの中心であります「たきかわ観光協会」とコンタクトをとりまして、事業の詳細把握や連携協議を行いましたところ、たきかわ観光協会から連絡会への参加について快諾を受けましたので、現在参加の手続を進めているところであります。今後におきましては、ルート設定や観光農園など想定される観光資源の案内表記の外国語対応など、受け入れに必要な環境整備に鋭意取り組んでまいる考えであります。