深川市議会 平成24年第4回定例会 2012年12月10日
社会教育
2012年12月10日、深川市議会の一般質問で、松沢一昭議員が「社会教育」について質問し、教育部長 平山泰樹が答弁しました。
- 質問者
- 松沢一昭 議員
- 答弁者
- 教育部長 平山泰樹
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 16番 松沢一昭
質問にないところまで答弁をいただきましたので、次に移ります。5番目、社会教育について。一つは、ストーンサークルについて。第3回定例会で伺った表示看板と駐車場については、必ず実現してもらえると思いますので、今回はお尋ねしません。10月24日の北海道新聞に載ったユネスコの世界遺産登録に東北・北海道の縄文遺跡群が対象になっているという記事について伺います。深川市のストーンサークルは、この中に名前が全く出ていないのです。地理的には少し離れていますけれども、恐らくは深川市のそれは北限ではないかと思っています。これまで打診はなかったのでしょうか。これからその仲間入りはできないのかどうかについて伺います。もう1点は、砂金掘りの体験学習についてであります。今、市内でやってみたいという人が何人か出てきています。生涯学習課としての支援の考えについて伺います。
答弁 教育部長 平山泰樹(教育部長は2015年3月まで)
社会教育についての1点目、古代遺跡群の世界遺産登録の動向及び深川市のストーンサークルについてお答えいたします。北海道・北東北の縄文遺跡群につきましては、河川流域や丘陵地帯などの多様な地形にある集落跡、貝塚、環状列石などから成りまして、長期間にわたり継続した自然と人間の共生のあり方を示す資産として、顕著な普遍的な価値を持つという判断から、北海道4カ所、青森県8カ所、秋田県2カ所、岩手県1カ所の計15カ所の遺跡、平成24年12月にはさらに北海道2カ所、青森県1カ所が正式に追加される予定とのことですけれども、これらの遺跡群の世界遺産登録を目指しているところでございます。既に、平成21年1月にユネスコの世界遺産暫定一覧表に記載されておりまして、今後は、日本政府の世界遺産推薦決定をいただいて、その後、ユネスコ世界遺産センターへの推薦書の提出、国際記念物遺跡会議の現地調査と勧告、そして世界遺産委員会での審議がなされ、登録の可否が決定されるとのことでございます。現在、世界遺産の国内暫定一覧表に掲載されているのは、北海道・北東北の縄文遺跡群を含め12件とのことですが、近年のユネスコ世界遺産委員会において、登録遺産の増加や十分な保護措置の確保などから新たな登録を抑制する傾向が強く、審議の厳しさが増している状況にあるようでございます。深川市の史跡、音江環状列石ストーンサークルは、縄文遺跡群との関連では、北海道の縄文文化や縄文遺跡群に対する理解を深めるためにつくられました「北の縄文世界」という本があるのですけれども、その本によると、縄文時代につくられた環状列石ストーンサークルとして、音江環状列石がその本の中で紹介されております。したがいまして、縄文時代における古代遺跡群の一つとして扱われているということでございます。世界遺産登録に当たって証明される必要のあること、一つは先ほど申し上げた価値の証明という、普遍的な価値の部分でございます。もう一つは、保存管理ということが重視されているということでございます。価値の証明については、専門家、研究者が主に担うことになると思いますけれども、もう一つの保存管理というのは、10月24日、今、議員がご紹介いただきました北海道新聞の世界遺産登録推進本部の菊地教授の談話にあります統一的な保存管理が登録の条件とされております。例えば、岩手県平泉、ここは仏国土をあらわす建築・庭園及び考古学的遺跡群ということですけれども、2011年6月26日に世界遺産に登録されました。その際にも、積極的な遺跡の保護と見学者への管理手法をきちんと策定するということが指摘されております。そのため、岩手県や平泉町では、世界遺産にふさわしい景観を守るなどのまちづくりを進めておりまして、また住民の側でも、通訳ガイド、ボランティアガイドなどの養成に参加するなど、さまざまなことに取り組んでいると聞いております。このように、世界遺産の対象となる遺跡に加わることは、非常に規模の大きな取り組みになるということでございまして、音江環状列石について、平成19年の北海道教育委員会の調査がございまして、その時点では、草刈りや現況確認作業を行うことで管理し、公開することをそのときは行っておりましたので、それ以上の整備計画を持っていなかったということで、共同提案に加わる条件が整っていなかったということがございます。今後、音江環状列石が新たな縄文遺跡群に加わることは難しい部分もありますけれども、縄文時代の史跡として価値を有することは間違いのないところでありますので、本市の貴重な文化財であるとともに、世界遺産の関連史跡として、今後とも保存管理、そして多くの方々への周知について取り組んでいきたいと考えているところであります。次に、砂金掘り体験について答弁いたします。一般に、社会教育事業あるいは生涯学習事業におきまして、さまざまな学びに取り組むということにつきましては大変重要なことだと考えております。それらが市民の皆さんの生涯にわたる学習活動にもなり、充実した時間を過ごすことにつながるということに期待していきたいと思っております。砂金掘りというサークル、どのような種類の学習をテーマにしたものなのか、つまびらかにしませんけれども、例えば砂白金の採掘を実際に体験することを通じて郷土の歴史を学ぶことをサークルのテーマにするとすれば、砂白金の発掘以外にも郷土の歴史を学ぶという意味では、さまざまな体験が考えられておりますので、そうした分野における情報提供などにも協力してまいりたいと考えております。砂白金の採掘でまちおこしをしている例としましては、議員ご存じのとおり浜頓別町があります。そこでは、社会教育という分野ではなくて、観光振興という側面から実施しておりまして、インターネットなどで見ていただくと、砂金フェスティバルと題して、例えばスタンプラリーの対象イベントとして行われているという事実もございます。そうした意味では、体験学習という視点から離れて、広くまちおこしということで実施することも検討されてはどうかと思っております。サークルへの経済的、金銭的な支援については難しい状況にありますけれども、事業のPRですとか、あるいは以前取り組んだ事業のビデオもございますので、それを参考にしていただくとか、可能な限りの協力をしていきたいと考えているところであります。
再質問 16番 松沢一昭
2点伺いましたが、1点について再質問いたします。砂金掘りの体験学習についてでありますけれども、お金の面での支援は難しいという答弁がございました。この点では余り期待ができないと思いながら聞いていました。もう一つ、雨竜川水系になるのですが、河川を掘るものですから、許認可の関係での申請とかいろいろ、我々がやっていく上ではなかなか、行政がやってもらったほうがスムーズにいく部分もございますので、その辺も含めて支援の可能性といいますか、要望があった分には、やってほしいと思いますし、その考えをお聞かせいただきたいと思います。あと、以前にお尋ねしたときに、見本となっている現物が引っ越しで見えなくなったということがございましたが、これをやることでここら辺も確保できると思って期待しておりますし、それも含めて、ビデオもあるのでということで、体験者が今、どんどん高齢化して亡くなっていっている状況で、ビデオを頼りにして再編しなければ、恐らくできないのではないかと思っています。そのビデオですけれども、DVDへダビングして長期保存に耐えるようにしたいということも以前にあったのですけれども、ビデオの保管あるいはDVDへのダビングと保管含めて、再答弁してください。
答弁 教育部長 平山泰樹(教育部長は2015年3月まで)
初めの、河川を掘るということで、これは私も実際に試掘の際に担当していたことがございまして、そのとおりでございまして、石狩川開発建設部だったと思いますけれども、そこに、雨竜川の河川において、きちんと埋め戻ししますので許可をいただきたいということを申請した覚えがございます。その際にはいろいろ難しい条件があった印象を受けておりますけれども、最終的には実際の事業として成り立ったということがありますので、許可いただいたのではないかと思っております。したがって、そういった申請行為等についての協力というのはやぶさかではないと考えておりますので、当然、協力していきたいと思ってございます。もう一つは、DVDの関係ですけれども、どの程度のものが参考になるのかということも含めて、もう一度確認いたしまして、それを視聴できるような形で用意できれば、きちんと提供していきたいと考えておりますので、いま少し時間をいただきたいと思います。