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深川市議会 平成24年第3回定例会 2012年9月6日

平成25年度の予算編成方針

2012年9月6日、深川市議会の一般質問で、田中昌幸議員が「平成25年度の予算編成方針」について質問し、市長 山下貴史が答弁しました。

質問者
田中昌幸 議員
答弁者
市長 山下貴史

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 15番 田中昌幸

今定例会の最後の一般質問者ということで、一般質問させていただきたいと思います。ロンドンオリンピック・パラリンピックが開催中でございます。オリンピック競技は私も含め日本中の皆さんに寝不足と大きな大きな感動を与え、全競技を終え、そして今、パラリンピック競技が進められております。このパラリンピックにも、日本選手団として多くの選手が参加されておりますし、中でも、日本選手団主将で車椅子陸上5,000メートルとマラソンに出場される土田和歌子選手は、今大会の直前合宿を深川市で行われていた方で、市内を車椅子でトレーニングする姿を私も何度か見かけましたが、ベストを尽くす姿を私たちに見せてほしいと心から願うものでございます。障がいのある方たちがその個性と正面から向き合い、不屈の精神と努力、家族や仲間の支えで代表となり、ロンドンの地で世界のライバルたちと競う姿に心より敬意を表し応援するものであります。一方、オリンピックでは、連日、新聞でもテレビでも競うようにして報道されておりましたが、現在のパラリンピックの報道が余りにも少なく残念でなりません。日本では今、毎年、深川市の人口2万3,100人余りを大きく超える3万人以上の方が自殺という形でとうとい命を失っております。昨日も札幌の中学1年生の男の子が、いじめと予想される、原因と見られる自殺という報道があり、私自身、中学2年生の男の子の親として、全く他人事ではないという思いがあります。自殺の原因は単純ではないと考えます。しかし、みずから命を絶つということに至る思いの中で、ハンディキャップとともに努力を重ね、ひたむきに打ち込む姿を目の当たりにすることで、生きる勇気をもらい、思い詰めるその思いをとどめることもできるのではないのでしょうか。ロンドンで活躍されるパラリンピックに出場されているアスリートたちに心よりエールを送りつつ、一人の命が失われたことばかりを追う報道よりも、一人でも多く希望を持てるような報道や国、地方のお金の使い方に変えていくべきという思いを持って、通告に従い一般質問を行います。1番目は、2013年度予算編成方針についてお伺いします。東京都千代田区など多くの東京都の区では、8月末に翌年度の予算編成方針をホームページで公表し、予算編成を市民の皆さんに見えるようにしながら、安全安心の確保の最優先や施策の効果や必要性を区民が一層実感できるよう、施策目的の再確認や事務事業の執行方針の総点検を行う、あるいは個々の事務事業の見直しを行うことなどの軸をしっかりと置き、誰もが共通認識できる環境づくりをして予算編成作業にかかっております。また、近江八幡市などでは、予算要求段階から内容を公開し、各所管の取り組みも情報開示しながらまちづくりに取り組んでいる自治体もあります。一方、深川市においては、今年度予算の発表で高齢者バス助成事業の方向が突然発表されるなど、結果として、準備不足、議論不足の事業が予算の段階で提案されることなど、予算編成の透明化が私の立場から見れば進んではいない、より一層の透明化が求められると考えるところでございます。ここで質問いたします。1点目、財政収支見直しから丸4年、民主党政権から3年経過し、自治体財政を取り巻く情勢は大きく変化しております。少子高齢化のさらなる進行、人口減少など市内環境も大きく変化する中、第五次深川市総合計画の2年目、過疎計画の4年目となる新年度予算編成方針について基本的な考えをお伺いします。2点目、単年度収支の均衡が一般会計では既に3年連続実現しております。しかも、多額の実質黒字を出している状況のもとで、低迷を続ける市内経済に配慮した予算編成についてどのようなお考えをお持ちかお伺いします。

答弁 市長 山下貴史(市長は2022年12月まで)

田中昌幸議員の平成25年度の予算編成方針について、2点の質問に順次お答え申し上げます。初めに、平成25年度予算編成方針についての具体的な考え方についてでありますが、8月17日に、政府は25年度の予算の概算要求基準を閣議決定いたしまして、また先週末、8月31日に25年度から27年度までの新たな、いわゆる中期財政フレームを閣議決定したところでございます。その決定の中で、政府は、国債の利払い費などを除く歳出の枠、一般歳出と昔言っていたその歳出上限の大枠を引き続き今年度と同じ71兆円に抑えるということ、そして地方への一般財源の総額についても、今年度の地方財政計画の水準を下回らないように、実質的に同水準を確保するという平成25年度予算の大枠を示したわけでございます。こういうことで示されはしましたが、ご承知のように政権の行方が不透明な状況でございますので、今後の動向次第では、これらについての方向転換もないとは言えない状況かと思います。そこで、やはり財政基盤が脆弱な本市にとりましては、国の予算の動向というものが大きく影響いたします。本市の来年度の予算編成方針の策定に当たりましては、まず国の動向が定まり国の概算要求の案が固まりまして、具体的な予算案が示されることをある程度待たなければ決められないという状況にあるところでございます。そうしたことを受けつつも、しかしその上で、来年度に向けた予算編成方針ということについては、ことし初め第五次深川市総合計画を決めたわけでありますが、この中で八つの大きな課題を掲げております。その八つの課題の解決に向けた施策の推進ということをしっかり念頭に置いて、具体的な予算編成を行っていくことが重要であり必要だろうと考えておりまして、そうした考え方で今後作業を進めてまいる所存であります。それから2点目に、実質黒字、本市の決算の中で黒字が続いていると、そんな中で市内経済に配慮した予算編成についてのお尋ねがございました。そこで、今議会で決算認定をいただく予定にしておりますが、本市の平成23年度決算におきましては、約2億8,000万円の実質収支の黒字が生じたところであります。ご承知のとおり、本市は平成21年度から本格的な財政収支改善の取り組みを始めまして、持続的な財政基盤の強化推進に努めてきております。また、客観的に見て、国においてもここ数年来、地方財政対策への配慮から、地方交付税等の総額などに充実を図るといった動きなどもありました。ですから、本市の自発的な努力の部分と、それから政府における地方財政政策の傾向といったこと、この二つの結果、財政上のプラスが同時に発生してこういう結果になっているということが正しい認識と思っております。こうした本市独自の取り組みと、それから地方財政対策の両方が相まってのこういう決算というのが実情ということで認識しておりますが、そうであればどちらかが欠けても本市の財政の健全性というのは危うくなりかねないという現状にあろうかと思います。そうしたことが基本的な本市の財政の状況ということで認識しつつ、今申し上げたような財政状況の中、今後しかるべき時期になれば、きちんと粛々と予算編成の作業を進めていくわけでありますが、当然これまで同様に、ことしもいろいろな方々が、経済団体も含めましてですけれども、予算的な要望についていろいろと申し入れなり要望が寄せられることになろうかと思いますので、そうした具体的な要望なども十分勘案して、それらを踏まえまして、また議員がまさに端的に言われた市内経済への配慮といったことも当然念頭に置きながら、十分さまざまな要素に意を用いながら予算編成に努めてまいる所存であります。市政振興上いろいろ要請があることにバランスよく応えた予算編成、予算案ができるように、またあわせて透明性についてもお話がございましたが、透明性などについても配慮した作業ができるように、今後いろいろと検討を進めてまいりたいと。検討というのは、予算内容をつくるということについての検討でありますけれども、粛々と作業を進めてまいりたいと考えております。

出典:深川市議会 平成24年第3回定例会 2012年9月6日 議事録 PDF(1ページ) 間違いを知らせる