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深川市議会 平成24年第3回定例会 2012年9月5日

太陽光発電

2012年9月5日、深川市議会の一般質問で、小田雅一議員が「太陽光発電」について質問し、市長 山下貴史が答弁しました。

質問者
小田雅一 議員
答弁者
市長 山下貴史

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 4番 小田雅一

次に、太陽光発電について伺います。昨年の東日本大震災において、福島第一原子力発電所が被害を受け、放射性物質が大気に放出し、近隣住民に甚大な被害を与え、今なお多くの方が避難生活を余儀なくされております。このような状況の中、エネルギーを取り巻く環境は大きく変化し、加えて地球温暖化問題、化石エネルギーの枯渇問題に加え、新興国の経済発展に伴う新たなエネルギー消費によって、絶対的消費量は地球規模で増加しております。今や、エネルギーの安定供給と安全性の確保は各国の重要課題となっております。今では、再生可能エネルギーに関心が寄せられ、太陽光や太陽熱、水力、風力、バイオマス、地熱などのエネルギーは、一度利用しても比較的短期間に再生が可能であり、資源が枯渇しないエネルギーであります。特に、自然の恵みでもある太陽エネルギーを電気に変換する太陽光発電は、クリーンな発電システムでもあり、地球温暖化対策としても大きく期待されております。また、国において2009年11月1日から、太陽光発電システムなどの自然エネルギーでつくられた電気のうち、自宅で使い切れずに余った電気を、これまでの倍程度の48円パーキロワットアワー、平成24年より42円パーキロワットアワーで、電力会社に売ることができるようになるなど、固定価格買取制度の充実が図られ、全国的に一般住宅への太陽光パネルの設置がふえてきております。北海道におきましても、現在までに、道内市町村の約38%にも及ぶ69市町村が独自で太陽光発電システム導入補助制度を行っております。空知管内では9自治体、近隣では滝川市、秩父別町、北竜町であります。一つの例を挙げますと、北竜町で、昨年7月より、システム容量9.79キロワットの施設でシステムが稼働しております。7月より本年3月までの発電量は6,742キロワットアワー、自家消費量が1,417キロワットアワー、差し引くと5,325キロワットアワーの電気が電力会社へ売電されたこととなります。環境に優しいエネルギーであり、導入するに当たり国の補助を生かしながら、さらには固定価格買取制度を活用しながら、経済メリットを生かして節電を目指す市民がふえていくと考えられます。深川市においても、省エネを目的に、太陽光パネルが2011年に道の駅に設置され、そして本年、デ・アイにも設置が計画されております。そこで伺います。1点目、太陽光発電は安心・安全なエネルギーであることと環境に優しいシステムであると考えますが、市としての考えを伺います。2点目、今、北海道の電力需給は厳しい状況が予測され、計画停電が予定されておりましたが、いまだ実施するまでに至っていないことは、安心しているところでございます。しかしながら、北海道はこれから冬にかけての電力需給が厳しいと言われております。市民一人一人が節電の意識を高め、取り組むことが大切であります。その一助として太陽光発電システムの導入が考えられますが、今後、市として住宅用太陽光発電システム導入に当たっての補助をする考えはないのか伺いたいと思います。

答弁 市長 山下貴史(市長は2022年12月まで)

太陽光発電についての質問にお答え申し上げます。1点目の太陽光発電に対する市の考え方についてでございますが、太陽光発電につきましては、言うまでもなく、その発電量が天候に左右されるという宿命を持っております。深川市の場合は、積雪寒冷地帯でございますので、設置したパネルが例えば雪に埋もれる可能性でありますとか、あるいは凍結によって設備が損傷するおそれがあるなどといった懸念もございますが、太陽の光を直接電気エネルギーに変換するという発電システムは、その過程で全く排出物を出さない、環境に負荷をかけない発電システムということでありますし、加えて一度その設備を設置いたしますと、比較的保守管理が少額で、長期間にわたって発電が可能であるというメリットも指摘されているところでございます。いずれにしても、これから先の電力を賄う上で、有力な一つのシステムであるということは間違いないと認識しているところであります。次に、2点目のそうした住宅用太陽光発電システムの導入について、市として助成する考えはないかという点についてでありますが、議員も今言われましたように、住宅用太陽光発電システムについては、家庭向けの助成制度として、経済産業省が住宅用太陽光発電導入支援対策費補助金という名称で、太陽光発電の能力が10キロワットアワー未満のシステムに係る設置工事に対して、発電能力1キロワット当たり3万円から3万5,000円を補助するという制度が既に存在しております。それからまた、議員も言われましたように、道内の各市町村、全体的には69自治体が、そうした国の制度に対して独自の上乗せ制度を設けている状況でございます。そこで、深川市としても独自の制度を設ける考えがないのかどうかという点につきましては、一般論として、太陽光発電システムの普及がどんどん進みまして、現在の電力供給状況が今よりも大きく変化していくということになっていけば、それはまさに再生可能エネルギーでそれを賄うということでありますので、環境面で大変大きなというか、前向きな評価ができると考えております。他方で、現在の固定価格買取制度は、議員も言われましたが、この制度を活用することなどで、今でも設置者は十分設置費用を回収できるということになっておりますし、さらに、その支えである固定価格での買い取りに要する費用といいましょうか、これは結局のところ割高な経費がかかっているわけでございますが、その経費は、やはり一般消費者がみんなで負担することになる。社会的な全体のコスト面の現実といったことも考え合わせますと、この時点で補助制度の創設の是非の結論を出すというのはなかなか難しい。今後、いろいろな面で慎重に検討・研究して対応を考えていきたいと考えているところでございます。

出典:深川市議会 平成24年第3回定例会 2012年9月5日 議事録 PDF(1ページ) 間違いを知らせる