みんなの議会

蘭越町議会 令和8年第1回定例会 2026年3月11日

大規模太陽光発電所設置に対応する再エネ規制条例

2026年3月11日、蘭越町議会の一般質問で、永井浩議員が「大規模太陽光発電所設置に対応する再エネ規制条例」について質問し、町長 金秀行が答弁しました。

質問者
永井浩 議員
答弁者
町長 金秀行

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

議員の質問 10番 永井浩

ただいま淀谷議員からは水資源ということで、森林。私からは環境、景観ということで質問させていただきます。再エネ規制条例について。大規模太陽光発電所設置に対応する再エネ規制条例が北海道各地で議会に提出されているが、本町の考え方はいかがなものでしょうか。

答弁 町長 金秀行

永井議員の再エネ規制条例についての御質問にお答えをいたします。近年、大規模太陽光発電所設置による景観の悪化、さらには山肌や森林の伐採に伴う環境の変化、住民の意向を取り入れずに事業を強行するケースも見られることから、他の自治体では、太陽光発電施設の適正な設置及び管理のため、事前協議による届出などの条例を制定し、禁止や規制区域を設定するなど規制強化に乗り出している自治体が広がっていることは認識をしているところでございます。国においても、森林の開発行為に限ると、太陽光発電設備を設置する場合は、これまでの開発面積1haを超える場合から0.5haを超える場合に許可が必要となるよう令和5年4月に基準を改正し、規制の強化を行っております。大規模太陽光発電所設置に対応する再エネ規制条例の考え方についての御質問でございますが、本町の太陽光発電施設への対応については、令和4年3月に蘭越町太陽光発電施設設置に関わるガイドラインというものを策定をしております。10kW以上で区分される産業用施設に対し、必要な事項を定めております。要領に内容につきましては、太陽光発電施設の建設などに対し、環境保全や景観形成の観点から、建設等における基準として住宅等からの距離や地域住民への事業説明など事業者が遵守すべき事項を定めているところでございます。現在、ガイドラインに当てはまる大規模太陽光発電設置に関する問い合わせは受けていない状況でございますが、住環境や景観等に関わる産業用施設の建設計画、この部分についても、現在のところ予定なども伺ってはいない状況でございます。国としては、国が指定している2050年までのカーボンニュートラル、さらには脱炭素の取り組みなど、再生可能エネルギーの推進に関しては理解をしているところでございます。町としても、その部分の中で進めていかなかったらならないというふうに考えております。その開発によって景観の悪化、さらには森林伐採に伴う環境の変化、生態系への影響など、地域住民の生活に支障を及ぼす場合には推進を全て容認できるものではないということは私も認識をしている部分です。現時点では、産業用施設とする場合には策定されているガイドラインに基づいて、事業者からの申出や開発行為の届出などによって事業実施の把握を行って、開発の適否をしてまいりたいと考えているところです。今後、更なる規制の強化、強制力の必要性が生じた際には、議会の皆さんや町民の皆さんの御意見を参考としながら、ガイドラインの改定、更には条例化に向けて検討してまいりたいと考えておりますので御理解を願いたいと思います。以上です。

議員の質問 10番 永井浩

今、令和4年にガイドラインを策定したということですが、事業っていうのは、御存じだと思いますけども、平成24年に電力会社が一定量の、一定の価格で買い取りますよって宣言して、FITという言葉で使われてますけども、買取制度ですね。それで急にですね、太陽光発電事業者が増えて、大きくなった。ところが、規制が何もない状態で、せいぜいあったのが環境条例ぐらいで、それでは全然対応できないということで皆さん作ってます。私、釧路のほうに行くことが年に何回かあるんですけども、今まで高速道路が釧路までつながったんですよね。市内に。今までは阿寒インターで降ろされてたんですけどつながったんです。そこはあの釧路湿原の上を走ってるんですが、びっくりしたのは両サイド太陽光パネルなんですよ。あんな醜いものはないし、釧路から厚岸に向かっていくと、厚岸に向かった左側の斜面っていうのはずらっと太陽光パネルが貼らさっている。毎年行くたびに増えている。それは釧路市の考え方もあれば、厚岸町の考え方もあるだろうけれども、やはり醜いですね。すごい。それで、釧路もですね、かなり昨年の10月ですか、かなり厳しい条例を作ったんですけども、やられてしまってるからもう手遅れなんですよね。そういうことがあるので、やはり先手、先手で、また登別では罰則規定のある条例を作ったという。あと三笠市の農地のすぐ横に知らないうちに杭打たれてたとか、そういうことが実績としてありますので、なるべくなら早い、早い、手を、今のところね、問い合わせはないって言うんですけど、意外と問い合わせくる時、もう土地買われていたりなんかする場合があるので、そのへん先ほども話してた土地の購入に対するブレーキの条例が作るとか、そういうのを道で決められている条例をもっともっと生かすとか、そういうことを考えていかなければならないし、三笠においてはですね、計画地は80haで、事業者は既に地権者と土地売買契約を締結、工期は26年5月開始と説明していた。事業者は去年12月、道と市の行政指導を受けて違法な作工物を撤去したが、事業からの撤退は表明していない。こういう状態なんですよね。だから、指導されたところは改善するけど事業は絶対やりますよ。80ha、あの三笠のワインのね、ここ、ワインの作る農地がずらっと並んでるその真ん中に作ろうとしてるんですよね。だからそういうことが蘭越町でもですね、ないようにしていただければ、本当に、農村のすごい素晴らしいところにずらっとあの黒いパネルが立っているというような状況だけはですね、避けてもらいたいし、これでね、新しい商売が生まれてるんですよ。鶴居村なんですけども、鶴居村はこの間8,000万円で土地買い、あれ2期にわたって買ってるんですよね。それは、土地は300万円と400万円です。700万円なんですよ。既にそこは造林、全部切って、いつでもスタートできるような、建設スタートできるような状況にあったから、その買い取った条件として、それまでにかかった工事費を払えって言われています。企業から。それでその工事費も含めて8,000万円の予算計上したということです。これ、評論家に言わせると、いい商売だ。やるやるって言って買って、土地買ってからやりますよって説明して、もう開発行為始めますって言った後に、いやそれはちょっと勘弁してくださいと土地買い戻しますからって言ったら、じゃあ土地代はいくら、それから造成にかかった経費はいくらでそれ払ってくださいっていうような状況が、新たな商売として生まれてるっていう可能性がありますよという提言なさってる方もいらっしゃるんです。だから、極力早め早めのですね、手立てをしてっていただきたいなと思います。

答弁 町長 金秀行

永井議員の再質問にお答えします。太陽光発電施設の設置に係る部分の中で、もっと強化をしていくということは、私も非常に理解をしているところもあります。先ほど答弁をさせていただいたガイドラインっていう部分の中でも、確かに内容については各町村で設置してる条例なんかも、うちのガイドラインとそんなに大きく遜色はないんですが、先ほど議員おっしゃったとおり、登別市は罰則5万円の過料ということで、ほかはほとんど罰則設けてないんだけども、登別市ではもうそこまで強制的にいきますよっていうふうに設定をしました。非常にガイドラインは行政目的、そういうものの達成のための、ある程度、指針ですとか、推奨だということです。ただ、条例になってくると、議会の議決を経て制定するという部分ですので、法的拘束力っていうものは出てくるだろうというふうに考えております。先ほど鶴居村のお話もされました。私も鶴居の村長とは結構友好にさせてもらってますので、いろんな問題があってですね、そこを買ったというようなお話も受けました。羊蹄山麓においても、先般、羊蹄山周辺のそういう土地も購入したという町村もあるということもお聞きしております。太陽光発電だけに限らず、いろんな開発行為を行う、その部分の中では、やはりその事業者の方にとってはですね、いろんな民地から土地を購入して、その部分開発行為をしていくという部分ありますので、私としては、今のガイドラインの部分の中では、その開発行為をするときには必ず地域住民の説明会をするという、そういうものの規定も定めておりますし、その住民の説明会を行った報告等については町のほうにも必ず報告をするようにと。そして、町のほうにおいては、騒音ですとか低周波の対策、さらには電波障害とか自然環境対策とか、景観対策とか、そういう部分の中でいろいろ措置を講ずると、話を聞きながらきちっとやってくださいよというような部分は業者のほうに申しつけることはできますけれども、ある程度ガイドラインですから、これは業者が自主的に遵守するという部分なので、それは必ず今の中で法的根拠がないので、事業者のほうにきちっとその対応をしてくださいというお願いというふうに限られてます。ですから、今後、様々ですね、再生可能エネルギーというのを進めていく部分の中で、今、太陽光については、かなりいろんな町村の部分の中で問題が出ておりますし、その対応というのは協議していかなかったらならないと思ってます。で、私としては、いろんな大規模開発とか、いろんな再生可能エネルギーもそうですが、そういう大規模に行いたいっていうのが来た場合には、まずは議会のほうにもきちっと説明をして、そういう中でどうだという御意見も聞きながら進めていきたいというふうに考えてますし、これまでもいろんな部分の中で大規模にやる場合は、そういうふうな対応をとってきた部分もありますので、今後、今現在はそういうような小規模でやってる方はおりますけども、大規模開発になればですね、十分、議会との協議、さらにはそれでもですね、いろんな部分でどんどん進んでいけば、先ほど議員が言った条例制定、これも議会の皆さんと協議しながら進めていく。この部分については、今後の状況によっては十分検討していきたいなというふうに考えておりますので、御理解願いたいと思います。以上です。

議員の質問 10番 永井浩

後手に回らないように、本当にメガソーラーの発電所については全部、各町村後手に回ってしまってて、大変なことになってます。仙台でもかなり問題になって、知事が中止、市長か、仙台市長が中止してくれってお願いしても知らん顔されているような状態だということもありますし、やってもらいたいです。本当にゼロカーボンを宣言してると、やっぱり森林は、蘭越町の場合80%を占めていると。結局それもベースに相殺されるわけだからCO2の排出、吸収。だからその再エネやるために山林伐採をされるとですね、結局、意味なくなっちゃうので、そのへんアンテナをですね、本当敏感に立てて対処していただきたいなと思います。

答弁 町長 金秀行

御質問にお答えします。今、開発行為に関しては、それぞれいろんな、今、このエリアですから、担当のほうに説明が来ております。その都度、私どものほうにも報告を上がってきております。で、その開発行為によって大規模、そういうふうになった場合には、できればまずそういう開発をしたいっていうふうになればですね、担当者で聞きながら、そして、さらに副町長なり私のほうにも話を聞かせてほしいというふうに指示をしているところです。で、その話を伺った部分の中で、さらに、この部分についてまださらに大規模だっていうふうになればですね、先ほど議員おっしゃったように、私も景観とか自然、これはもう絶対大事だっていうふうに思ってますし、その再生可能エネルギーだと言っても、それをゼロカーボンするための、先ほど言った相殺、そういうことには、やはり蘭越町にとって、その資源、自然、この部分を守っていくことが大前提ですから、そこをですね、間違わないようにというか、きちっと議会の皆さんともあるようになれば私はきっと協議をさせていただく、そのことは今後も職員共々ですね、一つのその開発行為に対して町のスタンスっていうのはそういうかたちを取りながらですね、行っていきたいなというふうに思ってます。ただ、何もしないっていう部分ではなくて、やはり再生可能エネルギーの部分でも必要だというような、そういう事業も今後出てくるかもしれませんので、そういう場合においても議会の皆さんともきちっと相談しながら進めていく。そのことについては、私のスタンスは変えていないというふうに考えておりますので、御理解を願いたいと思います。以上です。

議員の質問 10番 永井浩

2問目です。ドッグランの設置について。尻別川河川敷の旧パークゴルフコースにドッグラン施設を設置してはどうかという町民の皆さんから御意見をいただいております。近隣では真狩村や留寿都の道の駅等に隣接して設置されております。ドライブ等で愛犬連れの方々やドッグラン利用目的で訪れる方々、また蘭越町からも利用しに行く方々がいるようです。本町の河川敷の旧パークゴルフコース周辺は、公園があり、駐車場やトイレ等が整備されております。また、羊蹄ニセコを望む桜の名勝地ですので、キャンプ、車中泊をする方々も少なくありません。旧パークゴルフだったことから、芝が全体に張られており、簡易的な柵と適度な草刈りで設置できると考えますが、いかがなものでしょうか。

答弁 町長 金秀行

永井議員のドッグランの設置についての御質問にお答えをします。尻別川河川敷地は、今や町を代表するイベントでありますせせらぎまつりの会場、また、健康志向の高まりを受けてウォーキングを楽しむ方がいたり、釣りの愛好家が訪れたりと町内外からたくさんの方々が訪れる大変魅力的な自然環境があふれる場所であると認識をしております。その河川敷地でございますが、令和2年には、利用者数の減少と維持管理に負担が生じているとの状況から、パークゴルフ場の閉鎖を余儀なくしたところでございます。閉鎖後については、河川管理者であります小樽開発建設部が中心となって、尻別川の河川空間を利用した地域活性化について議論をする尻別川ワークショップを開催をして、役場職員、関係機関が、パークゴルフ場閉鎖後の利活用について検討を行ってきた経過にございます。サイクルツーリズムの取り組みとして、ワークショップの意見が反映されたかたちで河川敷地にサイクリング誘導看板が設置されたという経緯もございます。現在、このワークショップは、昨今の集中豪雨など、気候変動を踏まえた治水計画の見直しや川の断面積を広げる稼働掘削工事の実施等によって議論が中断となっているところでございます。尻別川河川敷の旧パークゴルフコースにドッグランを設置をしてはどうかという議員からの御質問ですが、小樽開発建設部より、先般、今年度の工事の実施状況によって一定の目処がつくことから、ワークショップを再開して利活用の議論を進めていきたいという申し出を受けたところでございます。このワークショップが開催された際には、ドッグランを希望されております町民の方の御意見もあるということを一つの案として提案をしてまいりたいというふうに考えております。ドッグランは運動不足の解消やストレス発散などのメリットがありますが、他の犬との喧嘩、さらには感染症、寄生虫などの健康面、衛生面などのデメリットもございます。また、管理面として、芝刈り、フンの処理など、メンテナンスも必要となります。河川敷という制約がある中で、設置が可能かどうか、ワークショップでの協議、他町村のお話を伺い、河川管理者の御意見をいただきながら検討してまいりたいと考えておりますので御理解を願いたいと思います。以上です。

議員の質問 10番 永井浩

ありがとうございます。是非、尻別川ワークショップに提案していただきたいと思います。やはり、いろいろな面あると思うんですが、意外と飼い主さんはそういうことを知ってまして、いろいろ問題のことは知ってまして、意外と、何て言うんですか。他の犬とのとか、それからそういう排便したものとかそういうのをきちっとですね、やってるようです。そして、一番いいのは河川敷をリードをつけて散歩して、そしてぐるっと回ってきて大谷あたりまで歩いて戻ってきて、あの橋のたもとにドックランあったら、リードを離して思いっ切り走らせるとかっていうのがですね、望んでるようです。是非ですね、対応していただければ、提案して開発で駄目ですって言われたらもうそれで終わりなんですけども、一応提案していただければありがたいです。よろしくお願いします。

答弁 町長 金秀行

永井議員の御質問にお答えします。利用者のマナーっていうのはこれは非常に大事だなっていうふうには思うんですね。ただ、いろいろ設置してるところのお話を聞くとですね、マナーを守る方もいれば、やはりフンとか、そういう部分はそのままにしていく。結局、それを管理する町の職員とか、委託してるそういう方々にお願いするしかないっていうお話は、実は聞いているところです。ですから、非常に、やる部分については提案をしながら進めていきたいなというふうには思ってますけども、まずいろんな課題、こういうものも近隣町村のほうから聞いてますので、仮にですね、市町村、他の市町村においては、最初、進めるに当たって、イベントとか期間限定で仮設のですね、そのドッグラン。ドックランは、あの網というか、その支柱とネットを張ってですね、そんなに費用がかからないというような部分もあるので期間限定の仮設ドッグランを設置して運用すると。それによって利用者のニーズとか、場所とか、そういうものも検証しながら検討を進めているという、そのお話を聞いたこともありますので、開発のワークショップでの協議と合わせて、うちもそういうようなことも含めながら、いろいろ利用に当たって意見なんかも聞いてね、そしてドッグランが皆さんに有効にきちっと活用される。そんなようにしていければいいなというふうには、今、現在考えております。いずれにしても、議員から貴重な御意見をいただきましたので、その部分についてはきちっとお話をさせていただきながら、そして、町としても、これからそういうようなイベントなんかあるときに、そういう御意見をいただく、いろんな場所としては、仮にですよ。尻別川のせせらぎまつりのときに何かそういうような部分を作りながら、意見なんか聞く場とか、それは内部でも十分検討しながら進めてまいりたいなというふうに考えておりますので御理解を願いたいと思います。

議員の質問 10番 永井浩

終わります。

出典:蘭越町議会 令和8年第1回定例会 2026年3月11日 議事録 PDF(39ページ) 間違いを知らせる