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深川市議会 平成24年第2回定例会 2012年6月19日

開村120年・市制施行50年記念事業

2012年6月19日、深川市議会の一般質問で、辻本智議員が「開村120年・市制施行50年記念事業」について質問し、企画総務部長 坂本光央、教育部長 平山泰樹が答弁しました。

質問者
辻本智 議員
答弁者
企画総務部長 坂本光央、教育部長 平山泰樹

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 3番 辻本智

通告の最後になります。深川市開村120年・市制施行50年記念事業に関連して、3点お伺いします。本事業をなるべく簡素に、そして心に残るものをという市長の思いと、この事業の規模等については、本年度の予算審査特別委員会の場でも明らかにされているところであります。ただ、具体的な内容に関しましては、今ちょうど動き出したところと感じているところであります。そこで、1点目に、市制50年の位置づけと記念小冊子構成の考え方についてであります。本年の予算審査特別委員会の質疑の中では、この10年間のダイジェスト版的な記念小冊子を発行するという説明があったと思います。その構成に関しての提案になると思いますが、私は今回、開村120年の部分と、後半の市制施行50年というのを少し分けて、現在、深川市に求められている課題との関係で整理することも必要ではないかと考えるものであります。前半の深川開拓の明治から昭和にかけた歴史的な部分というのは、既にある程度確定したものであります。これまでも資料的な編さん等は、深川市史の新旧の2冊にまとめられているので、それはそれほど変更はないと思っております。ただ、それに比べて、事業名称の後半部の市制施行50年、50年というのはやはり100年の半分、半世紀になるわけであります。この間の市政をかじ取りされてきた先輩の皆さんのご苦労をたたえることとあわせ、深川市がその時々の時代の流れの中で、この地域の中でどんな役割を果たし、そしてその上に立って、現在どのような課題があるのか、そうした点を市民の皆さんが理解できるような小冊子にならないかと考えるところであります。現在の山下市長は、市制という視点で見れば、1世紀100年の歴史のちょうど中間点におられるわけでありますから、市長の目から、これまでの50年を大まかに俯瞰し、今後50年が見通せるような、そういった言葉を市民に対して発信していく必要があると考えております。とりわけ現在、市財政の健全化に向けて市民生活の中にさまざまな負担と市民への協力を求めている状況にあります。ですから、この50年間の中の歴史的な位置づけと、また議会の場でもこれまでたびたび提案されてきたところでありますが、財政健全化に向けた現在の進捗状況、今後の見通しを、市民生活のかかわりの中で具体的に示す時期に来ているのではないかと思うわけであります。そして、残り後半世紀のいつぐらいの場面で、市民生活に安定と安心を提示するのか、そんなフレームの記念小冊子としての構成を検討できないのか。ただ単に10年間のダイジェスト版ということも一つではありますが、そういった点というのも今の市制の課題という観点から必要ではないかと思いますので、考えをお聞かせ願いたいと思います。2点目は事業の前段、開村120年にかかわって、これは一つの提案になろうかと思います。それは、深川の郷土史を視聴覚ライブラリー化する取り組みということであります。今回、私は深川市の図書館に行きまして、深川市史の新旧2冊に目を通してまいりました。内容は大変充実しており、特に深川の開拓から大正、昭和の時代背景をもとにした深川の町並みの変遷、農業を基盤としながらも、木材、工業、商業の発展過程が実に克明に記述されており、あわせて神社・仏閣の由来、伝統芸能なども記載が多岐にわたっているわけであります。ただ、残念なことに、大変ページ数も多く、たしか市の図書館で貸し出しに対応している本は1冊しかありません。私が行ったときは、たまたまそのときはその1冊が貸し出し中でありまして、カウンターの方の気遣いで、予備のものを手にして読むことができたわけであります。このように、こういった郷土史に係る資料というのは、多くの市民の皆さんがそう簡単に手にとってみる、あるいはこの本を材料にして、例えば老人クラブや地域の集まりで、その場の参加者が語り合うことができない状況にあります。現在はデジタル化の時代でもありますから、こうした資料や当時の写真等をデジタル画像に置きかえ、そこに簡単なコメントを入れるなどの工夫をした、いわゆる深川版視聴覚ライブラリーみたいなものを、例えば開拓でありますとか、産業であるとか、町並みであるとか、テーマごとに、年次計画の中で順次作成するということはどうだろうかということであります。このことは地域の伝統・歴史を後世に残す。また、世代間の交流といった社会教育、生涯学習の道具として、さまざまに活用の場面が想定され、意味あるものだと考えますが、ぜひ所管としての考えをお聞かせいただきたいと思います。3点目に、現在、市内の小学校で使われている社会科副読本の改訂に関してであります。まず、最初にお断りしておきますが、私はこうした議会の場で学校教育の個々の内容や教材について話題にすることに関しては、極めて限定的、みずから抑制的でなければならないと考えるものであります。ですから、今回の提起は、あくまで語句や表現内容の時代的ずれへの指摘としてとらえていただきたいと思うわけでありますが、一つ例示するならば、この本の最終項は「これからの深川市」として、第四次総合計画と開村110年の内容になっております。こうした部分は当然手が加えられるのだと思いますが、そうした機会に、もう少しほかのページも、それぞれの該当する所管が目を通す機会を求めたいと思うのであります。具体的例示であと1点、深川市の基幹産業である農業や、もしくは農協等についての記述でありますが、一言で言うと、とても古い表現内容になっております。具体的グラフ等は平成21年のものでありますから、多分その都度、農政課あたりから提供されていると思われますが、多分、農業や農政に対する基本の見方、考え方というのは、編集委員である学校現場の先生方のどこかの時点の認識のまま、検証されずに来ているのではないかと推測するわけであります。深川の子供たちが日常目にする風景や大人たちの仕事をもっとダイナミックに、経済活動の躍動性に軸足を置いた、生き生きとした表記に変えることが望ましいと考えるところでありますので、その点もあわせて考えをお聞かせ願いたいと思います。

答弁 企画総務部長 坂本光央(企画総務部長は2014年3月まで)

開村120年・市制施行50年記念事業についての質問のうち、1点目及び2点目についてお答えいたします。初めに、市制施行50年の位置づけと記念小冊子の構成の考え方についてでございますが、開村120年・市制施行50年記念事業につきましては、これまでの節目の記念事業と同様に、簡素な中にも心がこもった内容で実施したいと考えております。記念事業につきましては、中心となる記念式典の具体的内容等について、現在、最終的な検討を行っているところでありますので、できるだけ早期に日程等を確定し準備を進めなければならないものと思っているところでございます。そこで、記念事業の取り組みの一つであります記念小冊子につきましては、基本的には10年前と同様に、広報ふかがわのデータ化された資料をもとに、この10年間の出来事をダイジェスト的に編集した内容で作成したいと考えているところでありまして、議員のご指摘は大変貴重なものと受けとめておりますけれども、記念事業全般の準備対応等のかかわりもありますことから、今回の小冊子につきましては、前段申し上げました方法で作成させていただきたいと考えているところでございます。しかしながら、質問のご趣旨を受けとめさせていただきまして、内容的には、できるだけ充実を図ってまいりたいと考えております。次に、郷土史を視聴覚ライブラリーとして整理・保存する取り組みということでございますが、記念事業については、これまでも基本的に節目の年の単年度事業として行ってきておりまして、郷土史の整理・保存といった作業は大変特殊な分野でもあり、専門的な知識に加えて相当量の時間と労力を要するものと受けとめておりますので、今回の記念事業の中で取り組むということについては非常に難しいものだと考えております。しかしながら、深川のさまざまな記録資料や貴重な写真などを整理・保存し、後世に残そうということについては非常に意義あるものと考えておりますので、今後そうした取り組みについて、どのような対応が可能であるのか、関係部局とも協議してまいりたいと考えております。

答弁 教育部長 平山泰樹(教育部長は2015年3月まで)

私からは3点目の小学校社会科副読本改訂に関してお答えいたします。小学校の社会科副読本「ふかがわ」につきましては、小学校3・4年生が自分の故郷について学ぶ授業の中で、補助教材として使用するものでありまして、毎年、小学校3年生の児童に配付しております。現在使用している副読本は、平成23年3月に増刷したものでありますが、もととなる内容は、16年に市内各学校の先生で構成する編集委員会により編集し、第7次の改訂版として発行したものを、関係する所管課において、資料データの更新とあわせて、記述内容についても確認、修正し、増刷しているものであります。今年度におきましては、来年度とその翌年度の2年間に使用する副読本について増刷を予定しておりますことから、議員が質問で触れられました「これからの深川市」の項の記述につきましては、本年度が第五次総合計画の初年度であるということ、また開村120年・市制施行50年を迎えますことから、新たな内容に修正するものでありますが、ご指摘のありました語句や表現で現状にそぐわない部分につきましては、関係所管課からの資料提供を受けながら、予算の関係もありますが、可能な範囲で修正を施してまいりたいと考えております。

出典:深川市議会 平成24年第2回定例会 2012年6月19日 議事録 PDF(1ページ) 間違いを知らせる