みんなの議会

遠軽町議会 令和3年第6回定例会 2021年9月8日

(1)生理の貧困について/(2)子どもの目の健康について

2021年9月8日、遠軽町議会の一般質問で、阿部君枝議員が「生理の貧困について」「子どもの目の健康について」について質問し、町長 佐々木修一、教育長 河原英男、総務課長 村上裕和、教育総務課長 村上裕和、教育部長 大貫雅英、危機対策室参事 山地茂樹が答弁しました。

質問者
阿部君枝 議員
答弁者
町長 佐々木修一、教育長 河原英男、総務課長 村上裕和、教育総務課長 村上裕和、教育部長 大貫雅英、危機対策室参事 山地茂樹

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

議員が最初の質問で述べた件名は 2 件あります。1回の登壇で続けて質問しており、議事録の中に件名ごとの区切りが無いため、1件の中に並べています。件名は議員の発言から取ったものです。

質問 9番 阿部君枝

通告書に従いまして、大きく2点質問させていただきます。1点目は、生理の貧困について。国内において、5人の1人の若者が経済的な理由等で生理用品が買えない「生理の貧困」。この問題から女性の尊厳、性教育の在り方など、一人一人が考えるきっかけにしていくことも大事ではないかと考えます。国では毎年、「地域女性活躍推進交付金」として、女性活躍の推進、課題解決に予算を計上しております。本年は、追加措置部分として、「つながりサポート型」がありますが、内容は「孤独・孤立で不安を抱える女性が、社会との絆・つながりを回復することができるよう、NPO等の知見を活用したきめ細やかな支援」となっており、その中には、女性用品の提供も含まれております。女性や子どもの貧困、児童虐待などの観点から実態を把握し、学校での無償配布など検討していただきたいと考え、次の点についてお伺いいたします。1点目。政府は本年4月に、子ども・若者育成支援推進大綱に「学校で生理用品を必要とする児童・生徒への対応を進めること」などを掲げました。そこで、学校で生理用品を必要とする児童・生徒への対応について、どのように進められているのかお伺いいたします。2点目。生理用品の正しい使用方法や身体への影響を伝え、自分の体を大切にして、自分らしい選択ができることを学ぶ機会や相談体制への強化をすることも必要を考えますが、見解をお伺いいたします。3点目。遠軽町では、防災備蓄品目の中に生理用品が入っていません。災害等に備え、備蓄すべきと考えます。食品は賞味期限がありますが、衛生用品には使用期限がありません。食品以外、日常使いできる生活用品、衛生用品もローリングストックで食料と合わせて備えたいものですが、ある程度の期限を設けて入替えすることも必要と考えます。入替えに伴い、生活困窮者やそのものを必要とされる町民に広く周知し、還元することも提案いたしますが、見解をお伺いいたします。大きな2番として、子どもの目の健康について。令和3年4月、GIGAスクール構想による1人1台端末環境下での学びが始まる中、ICT機器の長時間使用による「ドライアイ」や「視力の低下」が懸念されています。文部科学省は、子どもたちの目の健康と今後の対応について眼科医や専門家の意見を聞く懇談会を開催しました。その後、文部科学省のホームページに啓発リーフレットや日本眼科医会ホームページ啓発マンガの活用推進の話がありました。「端末を使用する際には姿勢をよくする」、「一定時間端末を使った際には、画面から目を離して遠くを見る」など、学校内でのルールの徹底をしています。そこで、子どもの目の健康を守るための取組についてお伺いいたします。以上です。

答弁 町長 佐々木修一

阿部議員の一つ目の項目、生理の貧困についての3点目の御質問についてお答えをいたします。生理用品の災害時備蓄については、私も必要性があると考えますので、整備してまいりたいと考えております。また、使用期限はないものの、ある程度の期限を設け、入替えしたものを生活困窮者や必要とする町民に還元することについては、今後検討してまいります。以上です。

答弁 教育長 河原英男(教育長は2023年6月まで)

阿部議員の一つ目の項目であります生理の貧困についての1点目、学校で生理用品を必要とする児童・生徒への対応について、どのように進められているかとの御質問にお答えいたします。まず、令和3年4月に子ども・若者育成支援推進本部が作成しました、子ども・若者育成支援推進大綱の施策の具体的内容の中で、子どもの貧困問題への対応として、「学校において月経に関する指導を児童・生徒の実態に応じて行うとともに、学校で生理用品を必要とする児童・生徒への対応がなされるように、教育委員会等に対し促す。」とされております。遠軽町の現状といたしましては、生理用品の無料配布は行っておりませんが、特に、必要とされる児童・生徒がいた場合に対応できるように、保健室で準備をしているところでありますので、御理解を頂きたいと思います。2点目の生理用品の正しい使用方法や身体への影響を伝え、自分の体を大切にして、自分らしい選択ができることを学ぶ機会や相談体制の強化をすることも必要を考えますが、見解をとの御質問ですが、学ぶ機会については、各学校では保健体育及び性教育の授業の中で児童・生徒の成長に合わせた学びを行っているところであります。また、相談体制の強化につきましては、保健室で生理用品を配布することによって、児童・生徒と養護教諭が個別に面談し、相談をしやすい環境になっているものと考えているところでありますので、御理解をお願いいたします。次に、二つ目の項目であります子どもの目の健康についての御質問でありますが、健康面での配慮は、とても大切なものだと考えております。令和2年度学校保健統計調査結果で、裸眼視力1.0未満の子どもの割合は年齢が高くなるにつれて、おおむね増加傾向となっており、小学1年生では約4人に1人、小学6年生では約半数となっている結果が出ております。子どもの目の健康を守るための取組については、文部科学省から通知のあった児童・生徒用の「タブレットを使うときの五つのやくそく」で、一つ目は「タブレットを使うときは姿勢良く」、二つ目は「30分に1回はタブレットから目を離す」、三つ目は「寝る前はタブレットを使わない」、四つ目は「自分の目を大切にする」、五つ目は「ルールを守って使う」、この5項目の内容を各学校に通知し、各学校においては、これらの項目を組み入れながら、使用のルールとして活用したり、パソコン指導時においても、留意しながら指導をしているところでありますので、御理解を頂きたいと思います。

質問 9番 阿部君枝

初めに、生理の貧困についてということで、このことは世界各国でこういう話題になって、いろいろな問題が起きて、問題が上がっていると伺っております。本当に日本の場合は、どちらかというと、この問題は無関係ではなく、先日も任意団体である「みんなの生理」が行ったオンラインアンケートによると、5人に1人ということで、金銭的な理由で生理用品を買うことに苦労したとか、他の物で代用していると、また結果が出ております。危惧される部分というのは、購入できないということに対しては、ネグレクトがあったりとか、また、母親がいなくて父子家庭で、父親に言いにくかったり、親に心配をかけたくないと、そういうことで、相談のできにくい子どもに対する対応ということからいくと、このことは避けられない問題ではないかなと思います。今、お答えいただいた部分では、学校でそういう、保健室で無料で配布もしているということでしたけれども、保健室に行ける子はいいのですよね。ですけれども、やはりそのことを声に出せない子どももいらっしゃるように聞いております。そういうことの対応ということは、実態的には把握されているのでしょうか。

答弁 総務課長 村上裕和(総務課長は2021年12月まで)

ただいまの御質問についてお答えいたします。保健室に行けない子の対応でございますけれども、各学校の担任もしくは各学校に設置しております支援員等に各子どもの声を聞いていただくという対応もしておりますので、そういう意見等、子どもの意見等聞きながら対応していきたいと考えております。以上でございます。

質問 9番 阿部君枝

対応していくということはよろしいのですけれども、学校でのこの配布ということでは、今、各地でいろいろな形で常備しているというふうに伺っています。本当にトイレットペーパーと同じように考えて、置いているところも多くなっております。一つの事例としては、児童・生徒の誰もが気後れすることなく、申し出やすいように各トイレにナプキンが必要なあなたへ、保健室にありますよ、お気軽に使ってくださいね、後で返さなくていいのですよという、こういうメッセージ、ステッカーを貼っているということも伺いました。保健室でどうやったら配布を受けやすくするかという配慮というのも考えていただきたいなと思うのですが、この点はいかがですか。

答弁 教育総務課長 村上裕和

ただいまの御質問にお答えいたします。各学校への配置については、トイレに置くことも含めて、利用しやすい設置場所の御意見等を頂きながら、調査・検討をしていきたいと思いますので、御理解願います。

質問 9番 阿部君枝

このように言うのは、やはり、先ほど行ったように声が出せない子ども、また、男性ではちょっと分かりにくい部分かもしれない、とっさに、予兆なくというか、そのときの精神状態だとか、いろいろな状態で急激に生理になったときに、やはり一番つらいというか、驚いたりするのが子どもなのですよね。それに、やはりそういうときに保健室まで行くというのはなくて、今、言っていただいたように、いち早くトイレに整備していただいて、そのことをもっと知っていただくというか、そういう状況下が必要ではないかなと思います。どちらかというと、先ほど、2番目のところで、方法とかそういうのがありましたけれども、子どもが本当に行きやすい状況下はもちろんなのですけれども、生理については、故意に知られたくない、恥ずかしいという声もあります。今現在、結構低年齢化、生理になる方が低学年にも出てきているということからいくと、先ほど、教育、保健体育の時間とか、いわゆる修学旅行があるとか、そういうときに言っていますよというのですけれども、なかなか、そうではなくて、生理をテーマとして自分の体を知っていただく、そういう学ぶイベント等をやはり考える必要があるのではないかと考えるのですが、その点はいかがでしょうか。

答弁 教育部長 大貫雅英(教育部長は2021年9月まで)

そのような形、今後、養護教諭と教育委員会との話し合いという場が秋に持たれるということもありますので、そのような場で、養護教員の方からどういう方法がいいのかだとかということを聞き取りながら、いろいろ検討してまいりたいと思っております。以上です。

質問 9番 阿部君枝

ぜひ、早急に取り組んでいただきたいと思います。本当に生理のことというのは、どちらかというとタブー視されてずっときている部分というのは、私の時代からというか、ずっとあるなと。それで、当たり前、女性にとって生理は当たり前という、そういう日常をやはりもっていくというか、そういう状態になっていくことが必要ではないかと。不定ではないという、そういう意識を男女皆さんが理解していただける、やはりそういう環境下というのが非常に大事ではないかと思います。それは、それで分かりました。3点目の防災の備蓄品の生理用品が入っていないということでは、私もびっくりしたのですけれども、やはり、どちらかというと遠軽町は災害が少ないので、こういうことだったのかなと、私自身もちょっとチェックが甘かったなと反省したところなのですけれども。先ほどお話があったように、確かに期限はないのですけれども、それでも衛生上から考えれば、3年ぐらいに1回は取り替えていただくとか、ローリングストックですか、これをしていただいて、できれば公共施設、ここへ行くとナプキンがいつもあるよと。最近ですと、ちょっとした喫茶店だとか、スナックだとか、そういうところに行くと用意されております。ですから、公共施設も当然、そういう環境下があってもいいのではないかと考えますが、その点はいかがでしょうか。

答弁 危機対策室参事 山地茂樹(危機対策室参事は2022年3月まで)

公共施設等にこのような生理用品があったほうがいいのではないかという御質問でありますけれども、災害時の備蓄については、項目が漏れておりましたので、町長答弁のとおり準備をして整備をしていきたいと思います。また、この保管の場所ですけれども、これはもう今後検討していく必要があると思いますので、それも合わせて今後検討してまいりますので、よろしくお願いします。

質問 9番 阿部君枝

これ以上言うと、ちょっとあれですけれども。町長、この辺はいかがでしょうか。町長の御意見を聞かせていただきたいのですけれども。公共施設にという部分で。

答弁 町長 佐々木修一

聞き取れなかったのですけれども。

質問 9番 阿部君枝

備蓄品ということもあるのですけれども、今後、公共施設、当然新しい施設も出てくるのですけれども、ここにない話なのですけれども、そういうことも考えられますでしょうかという意見です。

答弁 町長 佐々木修一

通告がなかったので、検討しておりません。以上です。

質問 9番 阿部君枝

今後いたします。はい。分かりました、その件は。それで、大きい2点目の子どもの目の健康についてですが、これは本当に今後大きな課題だなと思いますので、ここにある文部科学省で出しているとか、その啓発リーフレットもありますし、ホームページ等、それらをマンガの活用推進などが大事かなと思いますので、ぜひ進めていただきたいと思います。特に、これにはありません。以上です。

出典:遠軽町議会 令和3年第6回定例会 2021年9月8日 議事録 PDF(15ページ) 間違いを知らせる