江別市議会 令和7年第3回定例会 2025年9月11日
(1)鳥獣の保護及び管理並びに狩猟の適正化に関する法律の一部改正に基づくヒグマ対策について/(2)公用車の事故防止策について/(3)市街化調整区域における違法建築物の現状と対応について
2025年9月11日、江別市議会の一般質問で、髙柳理紗議員が「鳥獣の保護及び管理並びに狩猟の適正化に関する法律の一部改正に基づくヒグマ対策について」「公用車の事故防止策について」「市街化調整区域における違法建築物の現状と対応について」について質問し、市長 後藤好人、生活環境部長 近藤澄人、総務部長 白崎敬浩、建設部長 惣万祐仁が答弁しました。
- 質問者
- 髙柳理紗 議員
- 答弁者
- 市長 後藤好人、生活環境部長 近藤澄人、総務部長 白崎敬浩、建設部長 惣万祐仁
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
会議録の目次ではこの議員の件名が 3 件あります。1回の登壇で続けて質問しており、議事録の中に件名ごとの区切りが無いため、1件の中に並べています。件名は会議録の目次の表記です。
質問 髙柳理紗
ただいま議長に発言の許可を頂きましたので、通告に従いまして順次質問させていただきます。1つ目に、件名1、鳥獣の保護及び管理並びに狩猟の適正化に関する法律の一部改正に基づくヒグマ対策についてお伺いいたします。項目1、ヒグマ出没対応マニュアルの策定状況についてお伺いいたします。近年、全国的に熊が市街地で目撃される機会が爆増し、熊による食害、人的被害が多発しております。江別市においても、2019年6月に、道立自然公園野幌森林公園内で77年ぶりにヒグマが目撃され、2023年にも、再び複数回の目撃情報があったことが記憶に新しいかと思われます。さきに申し上げました背景から、国においては、2025年4月、改正鳥獣の保護及び管理並びに狩猟の適正化に関する法律が可決、成立し、人の日常生活圏に出現した場合に、生命、身体に害を及ぼすおそれが大きいものとして、ヒグマ、ツキノワグマ、イノシシが危険鳥獣に指定され、緊急銃猟制度の対象となりました。本改正の2025年9月1日施行に伴い、江別市としても、ヒグマ対策マニュアルの見直し、改正が必要と考えます。そこで、現在のマニュアルの策定状況についてお伺いします。既存の対応マニュアルのブラッシュアップを行うのか、または、緊急銃猟制度など新たな対応を個別に盛り込んだ新規マニュアルを策定する計画があるのか、具体的にお示しください。続いて、項目2、市民への情報発信及び周知体制についてお伺いします。ヒグマの目撃が増え、市民の安全を守るために、正確かつ素早い情報の提供が本当に重要になります。北海道全体としては、春は4月1日から5月31日、秋は8月22日から10月31日の期間、ヒグマ注意特別期間が設定されており、現在もその期間に入っております。この期間中は、ヒグマの活動が盛んになるため、特に登山や山菜狩りなどで野山に入る人は、複数人で行動することや音出し、早朝・夕方の入山回避といった基本的な予防行為が啓発、推奨されているところであります。江別市としては、自治体として、ヒグマの出没情報や対策について、どのような方法で市民の皆様に周知しているでしょうか。例えば、防災メール、SNS、広報紙、説明会などがあれば教えてください。さらに、もし緊急時や市街地近くでヒグマが出た場合には、情報をどのような体制で発信していくのかも具体的にお聞かせください。項目3、猟友会との連携について。現在、江別市では、北海道猟友会江別支部との間でどのような連携体制を構築しているのか。その上で、ヒグマ確保等の駆除活動における猟友会の具体的な役割や支援状況についてお示しください。続けて、2つ目の質問をさせていただきます。件名2、公用車の事故防止策についてお伺いいたします。項目1、公用車の職務中における事故が若干目立つ状況を踏まえ、公用車の事故防止策に関する取組についてお尋ねいたします。江別市が保有する公用車の総台数は、普通車両130台、特殊車両68台の計198台と把握しておりますが、現在、公用車におけるドライブレコーダーやバックモニターの搭載率について正確に御説明ください。項目2、公用車の更新時期に合わせた事故防止策の強化についてお伺いを致します。自動車事故防止のための装備には様々な種類があります。例えば、衝突回避軽減ブレーキや車線逸脱警報装置、ドライブレコーダー、バックモニターなどが挙げられます。職務中の事故事例を見ますと、全てではありませんが、バックモニターの装備によって防げた可能性がある事故もありました。例としては、後方確認のためにドアを開けながらバックした際に、ドアが強風にあおられて隣の車にぶつかってしまったという事故があったのですけれども、このケースなどは該当すると思います。昨今では、バックモニター搭載の車両が多く、職員も、プライベートではモニターを見ながらのバックに慣れている一方で、バックモニターを搭載していない公用車に乗った際の感覚の違いが、一部の事故の原因になっている可能性があるのではないかと考えます。一気に全車両に搭載するということは難しいと思いますけれども、公用車の更新時には、順次、バックモニターの装備を検討していただきたいと考えますが、いかがでしょうか、お伺いします。次に、件名3、市街化調整区域における違法建築物の現状と対応についてお伺いいたします。項目1、違法建築物の実態の把握状況についてお伺いします。昨今、札幌市をはじめとする北海道内の自治体では、市街化調整区域における違法建築物の存在が社会的に大きく注目を集めています。市街化調整区域は、都市計画上、自然の保存や保全と無秩序な開発の防止という本来の感覚から、原則として、新築や増改築など建築行為が厳しく制限されている区域であります。違法建築の横行は、市街化調整区域という都市計画の根幹を揺るがす問題であることを踏まえ、本市の市街化調整区域における違法建築物の実態や現状について、件数、種類など、可能な範囲でお示しください。項目2、違法建築物による地域社会への影響と対応策についてお伺いします。市は、市街化調整区域内にある違法建築物による地域社会、特に都市計画の適切な運用や今後のまちづくりにどのような影響を及ぼしていると認識しておられるでしょうか。また、これらの影響に対して、市としては、具体的にどのような対応策や課題認識を持ち、改善、是正に向けてどのような取組を行っておられるか、御説明ください。項目3、角山地区の違法建築物に対する指導状況についてお伺いいたします。最近、動画投稿サイトで、江別市内における市街化調整区域に関する違法建築物の動画が話題となりました。私たち議員や市役所にも多数の問合せが寄せられていると認識しています。江別市としても、こうした市民の関心の高まりや地域への影響の大きさは御認識のことかと思います。このような状況を踏まえ、今回は、あえて限定的に、角山地区の市街化調整区域にあります礼拝所の存在についてお伺いいたします。市街化調整区域内に存在する礼拝所に対して、これまで市が行政指導や何らかの対応を行った事例があるのか、また、今後の指導方針について具体的に御説明ください。以上で、私の1回目の質問を終わります。
答弁 市長 後藤好人
髙柳議員の一般質問にお答え申し上げます。私からは、鳥獣の保護及び管理並びに狩猟の適正化に関する法律の一部改正に基づくヒグマ対策に関しまして、まず、ヒグマ出没対応マニュアルについて御答弁を申し上げます。近年、ヒグマをはじめとする危険鳥獣の市街地への出没が相次ぎ、人身被害も増加していることから、鳥獣の保護及び管理並びに狩猟の適正化に関する法律、いわゆる鳥獣保護管理法が改正され、9月1日に施行されたところであります。今回の法改正により、市町村長が、一定の条件の下、住居集合地域等での銃猟を行うことができる緊急銃猟制度が新設されました。この緊急銃猟制度は、危険鳥獣が人の日常生活圏に進入しているまたは侵入するおそれが大きいこと、危害の防止措置が緊急に必要と認められること、銃による捕獲以外での対応が困難であること、人に弾丸が到達するおそれがないことの4つの条件を全て満たす場合に、市町村長の責任において、住宅集合地域等での銃による捕獲、いわゆる銃猟を可能とするものであります。また、今回の法改正に合わせて、国はガイドラインを作成し、各市町村に緊急銃猟の運用に関するマニュアルの作成を推奨しております。市と致しましては、市民の安全を確保するため、ヒグマが出没した際の対応を準備しておくことは重要と認識しておりますことから、現在、国のガイドラインを踏まえて、令和元年度に策定したヒグマ出没対応マニュアルの改定を進めているところであります。改定に当たっては、ヒグマ出没時のフローや緊急対応の手順、緊急銃猟時のチェックリストなどを加え、関係機関と協議しながら進めてまいりたいと考えております。次に、市民への情報発信及び周知体制についてでありますが、市では、全道各地におけるヒグマの出没状況を踏まえ、市ホームページにおいて、ヒグマとの遭遇時の対応や森林に入る際の注意点などの情報発信を行っております。また、令和5年にヒグマが出没した際には、ヒグマ出没対応マニュアルに基づいて、出没場所や注意点などについて市ホームページや公式LINEなどにより広く周知したほか、近隣の自治会や小・中学校、高校、大学にも速やかに情報提供を行ったところであります。さらに、出没が確認された道立自然公園野幌森林公園に注意看板を設置するとともに、北海道猟友会江別支部、江別警察署と協力して出没エリアをパトロールし、注意喚起を行っております。今後のヒグマ出没時の対応につきましては、令和5年の対応に加え、市の各種SNSや防災情報メールを活用するなど、情報発信を行ってまいりたいと考えております。私からの答弁は以上でありますが、このほかの質問につきましては、生活環境部長ほかをもってお答え申し上げます。
答弁 生活環境部長 近藤澄人
私から、鳥獣の保護及び管理並びに狩猟の適正化に関する法律の一部改正に基づくヒグマ対策についての御質問のうち、猟友会との連携について御答弁申し上げます。猟友会とは、これまでも、有害鳥獣捕獲について適宜協議を行ってきたところであり、令和6年度からは、北海道内でヒグマの出没が増えている状況を受けて、江別警察署等も交えたヒグマ対策関係者会議を定期的に開催しております。市は、ヒグマが市内に出没した際に備えて、北海道から捕獲許可を得た上で、必要が生じた場合には猟友会に出動を要請し、猟友会では、市内のパトロール、箱わなの設置、捕獲した際の駆除などを行うこととなっております。なお、猟友会に対しては、ハンターの出動回数に応じた謝礼を支払うこととしております。以上であります。
答弁 総務部長 白崎敬浩
私から、公用車の事故防止策について御答弁申し上げます。まず、ドライブレコーダーとバックモニターの搭載率についてでありますが、ドライブレコーダーにつきましては、乗用・貨物自動車は130台中109台に搭載しており、搭載率は83.8%、特殊車両は68台中60台に搭載しており、搭載率は88.2%、公用車全体での搭載率は85.4%となっております。次に、バックモニターの搭載率でありますが、乗用・貨物自動車は35台に搭載しており、搭載率は26.9%、特殊車両は47台に搭載しており、搭載率は69.1%、公用車全体での搭載率は41.4%となっております。次に、車両の更新時期に合わせた事故防止策の強化についてでありますが、国が定める道路運送車両の保安基準の令和3年の改正により、令和6年11月以降に販売される新車については、特殊車両等一部の例外を除き、センサーまたはバックモニターなどの後退時車両直後確認装置の搭載が義務づけられたところであります。このことから、乗用、貨物の公用車につきましては、更新の際に、センサーまたはバックモニターなどの事故防止のための装置が搭載される見通しとなっております。議員が御指摘のとおり、公用車における後退時の事故は例年1件から2件程度発生しており、その中には、バックモニター等の搭載により回避できた可能性のある事案もあると考えております。市と致しましては、バックモニター等の導入は、事故の回避に一定の効果があるものと考えておりますが、事故防止のためには、まず、第一に、職員の安全運転に対する意識が重要でありますことから、職員への日頃の注意喚起や研修等の取組を引き続き実施するとともに、より効果的な事故防止策について、先進事例を調査研究してまいります。以上であります。
答弁 建設部長 惣万祐仁
私から、市街化調整区域における違法建築物の現状と対応について御答弁を申し上げます。まず、違法建築物の実態の把握状況についてでありますが、江別市は、都市計画法の改正により、昭和45年に市街化区域と市街化調整区域に区分されております。市街化調整区域とは、都市計画法に基づき、無秩序な都市化を防ぎ、農地や自然環境を守るために、原則として建物や土地の利用が制限された区域でありますが、農家住宅や農業用倉庫などの建物は認められております。市では、定期的なパトロールや通報等により新たな建物を確認した際には、所有者などから目的や用途を聞き取り、違反の事実を確認した上で、違法建築物と認定しております。御質問の違法建築物の実態や現状につきましては、プレハブ小屋、作業場、事務所など、令和7年9月5日時点で76件の案件を認定しております。次に、違法建築物における地域社会への影響と対応策についてでありますが、江別市都市計画マスタープランでは、駅周辺に医療、福祉、商業などの都市機能を集約し、災害に強く、都市の質を高めたコンパクトなまちづくりを推進することで、将来にわたり、誰もが安心で暮らしやすい持続可能なまちづくりを進めております。市街化調整区域において無秩序な都市化が進むことは、都市計画で定める良好な市街地環境の形成を阻害することとなり、地域コミュニティーや防災力の低下、広域的な交通アクセスの整備、自然環境の保全、農地の保全、環境汚染など、今後のまちづくりに様々な影響があるものと認識しております。議員が御質問の改善、是正に向けての取組でありますが、予防を目的に、広報えべつやホームページによる建築規制ルールの周知に努めており、市街化調整区域を示す建築規制看板を市内14か所に設置しております。また、初動対応が重要であるため、定期的にパトロールを実施するとともに、市民や関係部局等から寄せられる不自然な整地作業の情報など、違法建築物につながる動きがあれば、迅速に事実確認を行うなど、違法建築物の早期発見に努めております。違法建築物の是正に向けては、環境部局とも相互連携を図りながら、所有者等に対する面談及び文書により是正指導をしており、今後とも継続して取り組んでまいります。次に、角山地区の違法建築物に対する指導状況についてでありますが、角山地区の礼拝所は、令和3年9月のパトロールの際に建物の存在を確認しております。当初は、使用の目的が不明であったことから、定期パトロールにおいて建物の使用状況の確認を続けておりました。昨年、礼拝所として使用されていることが報道されて以降は、定期パトロールのほか、5回の現地確認を行いましたが、常に人がいる施設ではなく、責任者との面談ができない状況にありました。このため、本年8月に、英語併記した建築規制ルール文書を施設に投函し、後日、関係者からの聞き取りにより、都市計画法に適合する建物でないことを確認したことから、違法建築物と認定し、是正指導を行っております。当該礼拝所の関係者は、日本語による口頭指導が困難な場面もあることから、意思疎通が取れるよう必要な手段を講じながら、違反の事実と是正の必要性が伝わるよう、継続して是正指導に取り組んでまいります。以上であります。
質問 髙柳理紗
頂いた御答弁に対し、順次、要望、質問を行わせていただきます。鳥獣の保護及び管理の質問からは、猟友会との連携について再質問をさせていただきます。連携の在り方につきましては、さきの質問と御答弁から一定程度理解したのですけれども、続けて質問させていただきます。緊急銃猟制度の導入に伴い、猟友会との情報共有または訓練体制など、これに対しては新たに強化を検討している事項があるのかどうか、このことについて教えてください。
答弁 生活環境部長 近藤澄人
再質問に御答弁を申し上げます。緊急銃猟に伴う猟友会との連携についてでありますが、緊急銃猟制度開始に合わせて、江別警察署が主催し、猟友会などの関係機関が参加する訓練が、今月初めて行われる予定であります。この訓練では、市内にヒグマが出没したことを想定し、現地での避難誘導や関係機関の役割、銃猟の手順などの確認が行われることとなっております。市と致しましては、緊急銃猟を想定したこの訓練を通じて、猟友会など関係機関との連携を図ってまいりたいと考えております。以上であります。
質問 髙柳理紗
承知いたしました。1回目と今の2回目の答弁において、猟友会やハンターの現在の役割や連携の在り方については理解いたしました。もう一つ質問したいのですけれども、新たに緊急銃猟制度が設けられたことによりまして、ハンターに対して、発砲時の責任問題や安全確保の懸念ということがずっと指摘されています。市としては、ハンターの心理的安全面への配慮や発砲の判断に関わるサポート体制について、どのような対応を検討しているのか教えてください。また、ハンターが発砲を拒否する場合の対応や代替措置についても御答弁をお願いいたします。
答弁 生活環境部長 近藤澄人
再質問に御答弁申し上げます。猟友会が派遣するハンターへの支援等についてでありますが、国のガイドラインでは、緊急銃猟を行う際には、市町村職員が同行して現場の指揮等を行うこととなっており、また、ハンターが発砲を断ることは可能とされております。こうしたことから、緊急銃猟の実施に当たっては、発砲できない場合の対応や法的責任を問われる可能性、ハンターへの支援などの課題があり、北海道市長会では、課題の解消に向け、国に要望書を提出しているところであります。以上であります。
質問 髙柳理紗
緊急銃猟の現場運用に当たっては、ハンターの法的責任や支援体制に多くの課題が残されている現状を重く受け止めています。国のガイドラインに従い、市町村職員が現場に同行して指揮する仕組みがある一方で、実際には、ハンターが発砲を断る場合の対応や事故発生時の責任の所在など、現場の判断や負担が大きいことが今ほどの答弁でも分かりますけれども、とても懸念されています。江別市は、ヒグマ出没の頻度こそ多くはないのですけれども、万が一ということは十分あり得ますし、ヒグマ対策は人命、安全、地域生活に直結する重大な課題です。市町村や猟友会などの現場の責任、負担ばかりが過度に問われることのないように、引き続き、国に対して、財政的、制度的な支援や法的整備の強化、現場の実態に寄り添った体制整備についてしっかりと働きかけていただくことを強く要望いたします。続けて、再質問をさせていただきます。公用車の事故防止策の質問の項目2、事故防止策の強化について再質問をさせていただきます。頂いた御答弁のとおり、国の基準改定に合わせて、今後は、公用車の更新時には、センサーやバックモニターといった事故防止装置が順次搭載されていくということを理解いたします。その上で、向こう3年間に更新予定の公用車の台数見込みについて、具体的に教えてください。また、後進時の事故以外の事故も目立つことを心配しています。職員には、日頃の注意喚起や研修が行われているということですけれども、それはどんな内容なのか、そしてどんな効果が見られているのか、主な取組を具体的に教えてください。
答弁 総務部長 白崎敬浩
再質問に御答弁を申し上げます。乗用、貨物の公用車の更新につきましては、使用年数、走行距離、各車両個別の状況や継続使用の必要性等を総合的に勘案して決定しているところでありまして、現時点で具体的な台数を申し上げることは難しいと考えております。次に、公用車の事故防止策につきましては、適宜、安全運転の徹底について周知をしており、さらに、一般の公用車につきましては、運転直前の注意喚起として、ハンドルに注意書きを装着し、この注意書きを外さなければ運転操作ができない状態となっております。また、警察署や損害保険会社の職員を講師に迎え、事故防止のための心構えなどについての安全運転講習会を年1回実施しております。こうした取組により、近年、公用車の公道における事故は減少傾向にあり、一定の効果があるものと考えております。以上であります。
質問 髙柳理紗
この質問に対しては、最後に要望を述べさせていただきます。注意喚起と研修の効果というふうにあえて聞きましたけれども、公用車による公務というのは毎日のことでありまして、注意喚起や研修の効果といっても、年単位の事故発生件数などで判断するほかない面がありますし、事故防止策については、さきの答弁にもあったかと思いますが、基本的には一人一人が意識をして、注意力を高めて協力していくことが安全確保の大前提なのかなというふうに考えています。ただ、議会としても、委員会に交通事故の報告があるたびに、職員皆さんの心身の安全を大変心配していることは知っていただけたらというふうに思います。近年の事例を拝見しますと、幸いにして人命に関わるような重大な交通事故は発生していないというふうに確認していますけれども、タイミングがずれていれば、いつ大きな事故につながってもおかしくないというふうにも受け止められます。職員の皆さんの安全はもちろん、市民の皆さんの大切な命と安全を守るためにも、今後とも、交通安全の啓発の充実や車両の安全装備の整備、充実に積極的に取り組んでいただきますよう要望いたします。次に、市街化調整区域における違法建築物の質問の項目3について、再質問させていただきます。さきの質問でも触れましたけれども、とある動画投稿サイトに、江別市内の市街化調整区域における違法建築物に関する動画がアップロードされまして、この反響はかなり大きなものであったと理解しています。この動画配信者の動画の内容がエスカレートしているようでして、動画配信者が市役所や礼拝所に突然現れるような事態にも発展しているようなのです。その影響で、市内に在住しておられる外国人の方は、差別的な言葉を浴びせられて苦しい思いもしていますし、元から江別市に暮らす市民は、本当に不安を感じているというふうな声も受けます。市の対応に関しては、その動画に対する反応ですけれども、バッシングが多いと、関係者全てが心を痛めるような事態になっているのかなというふうに思っていまして、私も大変苦しく思っています。御答弁の中で、角山地区の礼拝所については、定期パトロールのほか5回現地に行っているが、責任者とのコンタクトが取れなかったというふうにありました。今年の8月になって、英語併記した建築規制のルール文書を投函したとありました。意思疎通が難しい相手だからこそ、いきなり指導ということではなく、時間をかけてルールを伝えるなどコミュニケーションを図る必要があると思うのです。その面では、いささかのんびりした対応だというふうに感じております。この対応について、市長は適時適切であったと思っておられるのか、考え方で構いませんので、このあたりについてお答えください。
答弁 市長 後藤好人
再質問に御答弁を申し上げます。先ほど、角山地区の違法建築物に関しましては、定期パトロールのほか5回の現地確認を行っているというふうにお答えしました。現地確認自体は春から秋までの間しかできないものですから、去年の秋に2回、今年の春になってから3回行って、4回目にこのルール文書を投函しているという状況になります。通常ですと定期パトロールだけで終わらせるところを、5回の現地確認を行っているというのは、市として、非常に丁寧な対応をしているというふうに考えております。以上です。
質問 髙柳理紗
最後は、要望にさせていただきます。この角山地区の礼拝所については、さきの御答弁でもありましたように、現地確認や文書の投函など、困難な状況でも一貫して対応していただいている点は、一定の理解をしております。今後も、多言語対応や現場訪問の工夫というのを考えて、より有効な対策を慎重に進められるよう、検討を続けていただくことを要望いたします。今回は、市街化調整区域について、都市計画上の視点からの質問ですから、共生の課題については別の機会に取り上げさせていただきますが、外国人居住者の増加が著しい本市においては、今回で言いますと市街化調整区域における課題ですけれども、所管で対応が縦割りになり過ぎないように、庁内ではさらなる連携の工夫をお願い申し上げたいところであります。以上を述べさせていただきまして、私からの質問は終わりでございます。