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江別市議会 平成17年第4回定例会 2005年12月15日

(1)職員の採用計画について/(2)収納率向上について/(3)教育行政について

2005年12月15日、江別市議会の一般質問で、尾田善靖議員が「職員の採用計画について」「収納率向上について」「教育行政について」について質問し、市長 小川公人、教育長 高橋侃が答弁しました。

質問者
尾田善靖 議員
答弁者
市長 小川公人、教育長 高橋侃

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

会議録の目次ではこの議員の件名が 3 件あります。1回の登壇で続けて質問しており、議事録の中に件名ごとの区切りが無いため、1件の中に並べています。件名は会議録の目次の表記です。

質問 尾田善靖

議長から発言の許可をいただきましたので、通告に従い質問いたします。初めに、職員の採用計画について質問いたします。市職員数は、職員定数条例に規定されておりますが、近年は財政事情等により欠員が生じている現状にあり、さらに2か年間は採用凍結を行ってきました。来年度から採用を再開する予定ですが、2点ばかり基本的な採用計画についてお伺いいたします。障害者の雇用の促進等に関する法律では、事業所に一定の割合で障がい者の雇用を義務付けております。地方公共団体の場合、職員の2.1%以上を雇用しなければならないとしており、民間企業の手本となるよう期待されております。そこで、今日12月15日の朝刊第4面、これは道新なんですが、たまたま私の質問にかかわる記事が載っていましたので、ご紹介させていただきます。北海道労働局の調べで、道内企業の障がい者の雇用の状況ですが、最多になっているという、うれしい記事であります。雇用されている障がい者数が全道で5,312人で、1983年以降最高となったとあります。ご承知のとおり、障がい者の雇用については、民間企業の場合、法定雇用率が1.8%でありますが、現在1.63%ということで、7年連続で下回ってはいるものの、前年に比べると0.02ポイント増、一方、地方公共団体の雇用率は法定で2.1%ですが、現在2.36%で、法定雇用率を上回っているということであります。しかも、前年に比べますと0.05ポイント増であると、こんな記事が今朝の新聞に載っておりましたので、私はこれを読んで若干安心したというか、ほっとしたところであります。そういうことをご紹介しておきます。戻ります。このたび、障害者自立支援法が制定され、私の所属する厚生常任委員会で関係条例の改正を審査したばかりであります。審査の過程で担当部局から、今後は江別市を挙げて障がい者の就労支援を含めた社会的自立を推進するよう方針が示されました。江別市というより、江別市役所も市内の事業所の一つでありますから、条例の目的、精神から、当然障がい者に対しては真っ先に自立、就労支援に力を入れていかれるものと判断しております。そこで、障害者の雇用の促進等に関する法律に基づく現在の雇用状況をお伺いいたします。また、法の趣旨を踏まえ、今後の計画、考え方についてお伺いをいたします。次に、消防関係について質問いたします。国が示した消防力の整備指針を基に、私の試算では江別市の消防職員は160名程度必要と思いますが、現状の職員数は条例に定められた130名にも満たない124名と記憶しております。整備指針には程遠く、定数条例にも満たない状況にあって、市民の生命と財産を守るため日夜勤務に励んでいる皆さんには頭の下がる思いであります。厳しい財政事情といえども、消防職員については、市民の安心・安全のため適切な配置をお願いしたいと思います。蛇足ですが、不正経理問題は別にして、警察職員についても増員するよう北海道知事に期待している一人です。消防職員を計画的に採用していることは理解しておりますが、ここ数年の採用状況を見ると、女性の採用がありません。現在1名の女性消防士が活躍していることは承知していますが、私の期待は救急業務における女性の進出です。小さな子供や女性患者にとって女性救急隊員の姿は、病院の女性看護師のように温かく、安心や親しみを与える存在ではないかと考えます。誤解しないでいただきたいのですが、決して男性消防士がいけないと言っているのではありません。緊急患者にとっては、話しやすさ、親しみが重要です。病状を包み隠さず一刻も早く話すことが生命の確保につながり、救急業務の効率化にもつながると申し上げたいのです。例えば、小さな子供にとって話しやすいのは、我が家の子供の経験からは、男の父親ではなく、女の母親でした。また、最近は未婚女性や中高生でも妊娠障がいということがあり、親にも言えないことを男性消防士には言いづらいのではないか。女性特有の病気のときも、女性患者としては男性には説明しづらいのではないか。その結果、直ちに産婦人科に運ぶべきところを一度内科に運んでしまい、手当てが遅れてしまう、そんなことも起こり得るのではないかと心配です。人命優先の考えから、将来は救急隊に女性がいることを期待しています。消防という特殊業務の関係で、直ちにというわけにはいかないことを理解しつつ、女性消防士の採用について今後のご見解をお伺いいたします。次に、収納率の向上について質問いたします。市はこれまで、事務事業評価と施策の優先度に基づく財源の枠配分や業務内容の見直し、人件費の抑制、事業の民間委託、補助金の見直しなど歳出抑制に全力を挙げてきましたが、歳出抑制だけでは財政の健全化は図れないと思います。歳入に関しての厳しい点検、対策も必要と思われます。私もいろいろ検討しましたが、新たな企業進出は厳しく、公営ギャンブルは赤字になり、観光・レジャー施設、テーマパークなどの誘致も、他市の例を見ると、うかつには取り組めない。高収入の住民を江別市に移住させることもできません。つまり、特効薬はないに等しいという結論に達しました。また、健康増進法に基づき市が全力で取り組んでいる喫煙場所をなくす効果により、禁煙者が増え、昨年度7億4,000万円あったたばこ税収入も徐々に減少していくと思われます。したがって、新たな収入確保が厳しい現状では、現在確保できる収入をより確実にすることが重要になります。本定例会初日の一般会計決算認定の討論でも若干触れましたが、本来市に入る予定の税、負担金、使用料など納入されなかったものが多くあります。平成16年度各会計決算を調べると、消滅時効によるもの又は自己破産、死亡、行方不明など滞納処分停止による不納欠損額は、一般会計が約1億4,200万円、国保会計が約2億1,200万円、水道事業会計が約2,000万円、下水道事業会計が約1,300万円、病院事業会計が約1,000万円、合計で3億9,700万円となります。不納欠損処分は、法律上認められた処分ではありますが、今までも毎年億単位で、本来歳入として予定していたものが、未収金として手の届かないところに消えていってしまいます。また、平成16年度末での収入未済額、つまり調定し、歳入として予定している過去の未納合計は、一般会計の11億7,700万円、国保会計の約16億5,400万円、ほかに水道事業会計、下水道事業会計、病院事業会計を合わせると、合計で30億円以上になると推測されます。このうち、次年度以降に収納できるものもありますが、過去の収納状況を見ると、滞納繰越し分の収納率は1割以下になっています。貴重な歳入を少しでも適切に確保するため、また、公平・公正のまちづくりにおいて、未納者対策が甘ければ、適正に納入している市民から不満が出ることも想定され、協働のまちづくりにマイナスとなります。市としても、各会計の収納担当者が督促業務や夜間、休日を含めた徴収体制に最大限の努力をしていることは高く評価しておりますが、従来の手法や現体制には限界があり、新たな取り組みを再検討すべきと考えます。そこで、一つには、市民の中で、税をはじめ各種公共の料金が未納になり、払いたいけれども払えないという人への対応です。理由は様々でしょうが、結果として住宅ローンや信販、カードローンなど多重債務に陥り、にっちもさっちもいかず、市税、国保税、水道料金なども未納になっている人については、根本的に生活設計を立て直さない限り、市に対する未納金は払ってもらえない状況が続くと思われます。いかなる理由であっても自己責任だと言ってしまえば、それまでですが、弁護士、ライフ・サポート・アドバイザーなど専門知識を有する人を含め、市収納担当者と一体となった生活設計相談組織、そういうものを検討する考えはないかお伺いいたします。二つには、集金体制の連携・強化についてであります。現在、市税、国保税は総務部納税課、市営住宅使用料は建設部建築住宅課、保育料は健康福祉部児童家庭課というように、下水道使用料、水道料金、病院医療費などもそれぞれの所管で集金・徴収業務を担当しています。市民の中には、市に関係するもので二つも三つも未納になっている場合があり、効率性を考えると、各担当者が連携し、横断的な組織を作り、効率的な集金業務を行うことはできないのでしょうか。また、民間で集金経験のある人、特別な才能を持つ人など、多彩な人材を加えた集金体制の強化も図るべきです。私自身、30年前、市職員として国民年金保険料の徴収をした際、収入や生活実態から当然支払能力があると思われるのに、何度訪ねても居留守を使われたり、威圧的な態度で追い返されたという苦い経験があります。多彩な人材を加え、横断的で多面的な集金業務を行うため、他市の動向も参考にして、例えば江別市公金徴収センターのような新たな集金組織を設置する考えはないか、ご見解をお伺いいたします。最後に、教育行政について質問いたします。現在、文部科学省では、平成19年度実施を目標に、小中学校において通常の学級に在籍するLD、ADHD、高機能自閉症等の児童生徒に対し、適切な指導、支援を行うとして、特別支援教育の準備を進めています。教員の適切な配置、個別指導や学習内容の習熟度に応じた指導、そして、必要に応じて通常学級を離れた特別の場での指導なども検討されているようであります。詳しい内容や実施要領等は今後、法整備を進め、指示がなされるものと理解しておりますが、残り1年3か月であり、江別市教育委員会としても、ただ文科省からの言いなりではなく、江別市としての問題点の整理や対策を検討しておく必要があり、何よりも教育現場や関係者との間に混乱が生じないよう十分な協議、話合いが重要と考えます。特別支援教育について、現状と今後の進め方についてお伺いいたします。次に、小中学校の適正配置についてですが、少子化により児童生徒が減っています。当市は、人口の着実な増加とともに児童生徒が増え、ここ15年間を見ると、児童生徒数が最も多かったのが平成10年度で、小学生8,434人、中学生4,635人、合計1万3,069人いましたが、その後、徐々に減少し、本年度、平成17年度には小学生7,604人、中学生4,325人、合計1万1,929人と、7年で1,140人減少しました。さらに、今後、平成25年度までには約2,600人減少すると推計されています。平成16年1月に学校の適正規模の基本方針が示され、12学級から18学級を1校の基本としました。しかし、このペースで児童生徒が減少すると、いずれ現在の小中学校数を維持するのは難しくなるのではないかと考えています。児童生徒の教育条件や教育環境に影響が出ますし、学校運営費や校舎の老朽化による修繕費など経費の面でも検討が必要になると思いますので、今後の小中学校の適正配置の見通しについてご見解をお伺いします。最後に、児童生徒の登下校時の安全対策についてお伺いいたします。ここ2週間、新聞、テレビを見るたびに理解に苦しみ、何とも言えぬ憤りを覚えるのは、ここにいらっしゃる皆さん同じ気持ちだと思います。異常者、変質者、おかしな人間が増え、子供たちに、知らない人には近づくな、声を掛けられたら逃げろと、そう教えなければなりません。子供たちと大人との距離がだんだん遠くなるような気がします。もう地域住民やPTAであっても、気軽に子供たちに近寄ったり、声を掛けられなくなったと言わざるを得ません。罪もない小さな命が奪われる残虐な事件が、11月から広島県、栃木県、京都府で起きました。特に広島県、栃木県の事件は、学校の下校時に小学一年生の女の子をねらったもので、教育関係者ばかりでなく、全国の親に衝撃が走りました。事件後、全国で再発防止に向け、集団登下校、地域監視ボランティア、危険箇所注意マップ、不審者出没マップ、監視カメラ、車用防犯ステッカー、携帯電話や防犯ブザーを持たせるなど、様々な対策が行われています。江別市教育委員会として、これらの事件発生後、どのような対応をされたのか。また、今後、登下校時の安全対策についてどのように考えておられるか、お伺いいたします。以上です。次ページ前ページこのページに関するお問い合わせ先議会事務局 総務課〒067-8674北海道江別市高砂町6番地江別市役所本庁舎3階Tel:011-381-1051Fax:011-381-1075お問い合わせはこちらから6 議事次第の続き一般質問の続き

答弁 市長 小川公人(市長は2007年3月まで)

尾田議員の一般質問にご答弁を申し上げます。初めに、障がいを持つ方の採用に関するご質問でありますが、このたび成立した障害者自立支援法では、働く意欲と能力のある障がい者が就業できるよう、福祉面から支援することを制度のねらいの一つとしており、これに関連して、障がい者の就業機会を拡大する目的で、障害者の雇用の促進等に関する法律、いわゆる障害者雇用促進法も改正されました。障害者雇用促進法によって、事業所として江別市に課せられている障がい者雇用率は2.1%でありますが、現在、市では12名の障がい者を雇用しており、法定雇用数を上回る状況にあります。今回の法改正の趣旨を踏まえ、当面、パートタイム職員としての雇用なども活用し、働く意欲と能力のある障がい者の雇用に努めてまいりたいと考えております。また、障がいを持つ方を対象とした採用選考につきましては、雇用義務の強化に対応するため、今後検討してまいりたいと思います。次に、女性消防士の採用についてでありますが、従来、男性の職場とされていた職種への女性の社会参加が進むにつれ、消防職場においても女性が活躍する場は、デスク・ワークだけではなく、現場における、より実践的な活動に広がりつつあります。このような中で、江別市におきましても、現在、平成13年度に採用された女性消防士1名が消防課に配属され、現場における消防業務に従事しております。ご質問にありますように、対象者が女性や子供である場合、女性の救急隊員や消防隊員が接することによって、安心感、親近感を与える効果があると考えております。消防職員の採用に当たっては、雇用における機会均等という趣旨から、女性を対象とした選考を行っておりませんが、公務員に求められる能力、知識に加え、消防士に必要な機敏性や基礎体力を備えた志望者の中から、男女の区別なく消防士としての適性を有する人材の採用に努めております。また、市民の生命と財産を守る消防体制の整備につきましては、当面、条例定数130名体制の充足に向け計画的に採用を進めてまいりますので、ご理解を賜りたいと存じます。次に、生活設計をも相談できる体制の充実についてということでありますが、現在、徴収業務はおもだったもので7部署に分散されており、それぞれが収納率向上を目指して努力しておりますが、各部署では、滞納者個々の生活に直結する部分にも踏み込みながら、できる限り詳細な滞納原因や生活状況等を把握し、その上で適切な納付方法を協議するとともに、場合によっては扶助制度あるいは各種融資制度等のアドバイスも行っているのが実態であります。しかしながら、社会経済情勢が混迷を深めている昨今の状況を反映してか、単なる行政的なアドバイスでは解決に至らない状態の滞納者もいるのが現状であり、議員ご指摘のような多重債務者あるいは生活設計の立て直しが必要な生活困窮者への対応に苦慮していることも事実であります。そこで、これらの複雑な状況の打開策の一つとして、近年、過去の徴収経験者を効率よく各徴収現場に配置するとともに、内部研修を十分行い、習熟度及び業務ノウハウの低下防止に努めながら、相談の受け入れ態勢も強固なものとし、総合的な生活指導も含めて業務を展開しているところであります。しかしながら、より専門的な分野については、おのずと指導に限界もありますので、そのようなケースは、市民相談室あるいは顧問弁護士の法律相談等を受けるよう指導するなど、専門知識を有する者との連携を強めながら対応しております。今後とも、きめ細かな対応に努めてまいりますので、そのようにご理解を賜りたいと存じます。次に、ご質問の横断的な徴収組織の設置についてでありますが、現在、徴収業務を担当している部署は、先ほども述べましたが、多数あり、市税、国保税が納税課、水道料金が水道部業務課、市営住宅使用料が建築住宅課、保育料が児童家庭課、医療費が市立病院等と、それぞれの所管課において、市民の公平負担の維持を大原則として、不平等感を生じさせることのないよう業務を担っております。このように徴収業務が分散されているのは、適用される関係法令等が部署により大きく異なっていることが要因であり、おのずと担当職員の権限範囲の違いもあり、体制の一元化は非常に困難であると考えております。例えば、権限の範囲として、市税等の所管である納税課には、地方税法により自力執行権、いわゆる強制執行を自らが行える権限が認められており、また、独自で滞納者の財産や収入状況等の調査権も有しているほか、個人情報保護の規定も適用除外とされております。一方、他の徴収業務においては、住民情報や税に関する情報も本人の同意なしでは調査することが不可能となっており、当然、自力執行権などは所管する法に規定もされておりません。しかしながら、このような状態をただ漫然としておいては収納率向上に支障を来すため、平成13年1月に先ほどの収納担当部署で構成する庁内収納事務連絡協議会を設置し、それぞれの法規定に抵触することなく、また、プライバシーの侵害とならない範囲で、情報の共有化あるいは収納率向上を目指しての具体的手法等の協議を行うなど、徴収業務の強化に努めているところでありますので、そのようにご理解いただきたいと存じます。なお、市税等の分野では、時期及び状況が未確定ではありますが、悪質滞納者及び高額滞納者の解決策として、石狩管内に新たな徴収組織の構築も考えられておりますし、さらには、市民の公平負担と行政サービスの低下防止を目的として、悪質者の氏名を公表する条例の制定を行った小田原市や芦別市の例もありますので、引き続き新たな手法の検討や徴収体制の充実に向け努めてまいりますので、ご理解いただきたいと思います。いずれにいたしましても、公平な市民負担の秩序を維持しながら収納率向上に努めており、ここ数年の実績として、納税課をはじめ各所管の収納率は、微増ではありますが向上している状態にあり、今後とも、より一層きめ細かな対応に努め、収納率向上を目指してまいりたいと考えております。このほかにつきましては、教育長からご答弁を申し上げます。

答弁 教育長 高橋侃(教育長は2008年6月まで)

私から、教育行政につきましてご答弁申し上げます。特別支援教育についてでございますが、各学校の取り組み状況としましては、学校内での組織的な支援体制であります、いわゆる校内委員会を設置している学校はどのくらいなのかと申しますと、小中学校全29校中25校でございまして、全体の86%でございます。また、学校内や関係機関との連絡調整とか、保護者との相談窓口等の役割を担う、いわゆるコーディネーターの設置率は15校でございまして、これは全体の52%の状況となっております。このような状況の中で、まだそれらを設置していない学校につきましては、本年度中に設置を行うこととしておりますので、ご理解いただきたいと思います。今後の見通しでございますが、市教委では、まず年明けの1月11日に野幌公民館で、教職員や幼稚園、保育園関係者等を対象とした研修会を、道立の特殊教育センターの協力を得て行いますし、児童生徒の保護者等を対象にした研修会も、その後、計画中でございます。以上の研修会のほかにも、平成18年度中に、学校全体で支援することの意識の醸成を図るために、教職員を対象とした研修会とか、特別支援教育とは何かについて保護者の理解を図るための、保護者を対象とした研修会もそれぞれ予定しているところでございます。また、該当する児童生徒の支援として、医療機関、養護学校等と連携した相談窓口を置くことや、お互いが共通認識の下で支援ができるように、教育、医療、福祉などを含めた関係者による協議会の立ち上げ等も計画しているところでございます。いずれにいたしましても、文科省では平成19年度までに全国すべての小中学校に、これまでの特殊教育から、児童生徒一人ひとりの教育的ニーズに応じた適切な教育を支援することを目的とした特別支援教育への転換に向けた法改正等の整備をする中で、支援体制づくりを目指しておりますので、それを受けて市教委といたしましても、議員ご指摘の教育現場等と理解を深めながら、十分に連携を図り準備を進めてまいりたいと思いますので、ご理解を賜りたいと存じます。次に、小中学校の適正配置計画についてでございますが、当市におきましても例外なく、議員ご指摘のとおり、人口増の鈍化を背景にして、少子化の進行、学齢人口が減少傾向となっておりまして、今後、小規模化する学校の増加が見込まれるところでございます。学校教育は、集団で行うことを基本としておりまして、学校全体あるいは1学年の児童生徒数や学級数が減少していくことによって、児童生徒の教育条件や教育環境、さらには学校運営等に様々な課題が生じてまいります。また、学校教育を取り巻く社会環境も大きく変化してきておりまして、子供たちにとって望ましい教育環境の整備や、学習施設の充実を図っていかなければならないと思っております。そのために、教育委員会としましては、既に平成16年1月に学校の適正規模の基本方針を作成しておりまして、このたび、それに基づいて、学校の適正配置へ向けた考え方や今後の対応について、適正配置の基本的な考え方を取りまとめたところでございます。教育委員会といたしましては、今後、より幅広く市民の方々のご意見、ご提言をいただく場として、この10月に自治会連絡協議会、通学区域審議会、PTA連合会等の代表の方々、13名の委員で構成された学校適正配置検討懇談会を新たに立ち上げたところでございます。これまで2回の懇談会を開催してきておりますが、様々なご意見をいただいているところでございます。今後、懇談会での意見等が最終的にまとまった段階で、これらを反映した学校適正配置計画を作成していく予定でございます。いずれにいたしましても、学校の適正配置の取り組みにつきましては、地域の特性や将来動向を見極めながら、学校側の意向も踏まえて段階的に進めてまいります。具体的な検討の際には、保護者や教職員あるいは地域関係者等と十分協議を行いながら、適正配置の必要性に対しての共通理解を前提とした取り組みを進めてまいりたいと考えておりますので、ご理解を賜りたいと存じます。次に、登下校時の安全対策についてでございますが、まずもって、広島県、栃木県で相次ぎ起きました痛ましい凶悪事件に対し、亡くなった小学生のごめい福を心よりお祈り申し上げたいと存じます。この事件は、小学校一年生が下校中に被害に遭っており、人や車がまばらな地域の通学路で起きたものであります。時間帯では、午後の比較的早い時間にもかかわらず、下校時に起きておりますことから、これまでの防犯対策に対して大幅な見直しを掛けていかなければならないという危機意識を持って私どもは受け止めております。各学校では、これまでも通学路安全マップの作成とか、保護者による子供たちの車での送迎、教職員による立しょう指導、不審者対策訓練など、今年から強化した学校、地域、PTAの連携による安全パトロール隊の組織づくりなど、様々な面で各学校がその対応に取り組んできたところでございます。事件が報道された翌週の12月6日と7日に掛けて、私を含め部長、次長、総務課長と共に、通学路の距離が比較的に長い学校とか、市街地から離れた郊外で人の往来が少ない校区の学校、また、以前不審者が出没していた学校など、6校の小中学校を重点的に緊急に訪問し、該当校の校長と通学路の図面を見ながら協議して、その後、通学路を中心に危険箇所あるいは死角になりやすいところなど、現状を視察してまいりました。現状を見た中で感じましたことは、まず、小学生では自宅から学校までの距離が2キロメートルを超えている児童がおりましたこととか、中学生では最大で6キロメートルの生徒がおりましたが、基本的には保護者が車で送迎しているとのことでありますが、中には保護者の事情で徒歩の場合もありますことから、このケースにおける対応が必要かと存じます。また、下校時の対応として、どこの学校も集団下校を行いますが、最終的には児童が一人になり、自宅までのこの間が一番危険であること。さらには、中学校での部活の終了時間が通常、現在午後5時半でありますことから、日没から相当時間がたっていることも課題になると思っております。どちらかと言うと、これまでの通学路につきましては、児童生徒を交通事故から守るという交通安全の観点で、交通量が少ないルートを優先的に設けておりましたが、これからは逆に人や車の往来の多いところを通学路に変更するなど、もちろん交通安全を踏まえた上で、なおかつ犯罪を防ぐという視点で通学路の見直しを、それに対して早急に取り組んでまいりたいと考えております。また、犯罪の抑止策の一つとして、例えば家庭訪問のときなどで、担任と児童生徒が一緒に通学路を歩きながら危険な箇所などの確認を行うなど、子供たち一人ひとりに対応したきめ細かな安全対策が今後より一層必要であるものと認識しております。これらにつきましては、去る12月9日に各校長を緊急招集して、安全な登下校のために何ができるのかを含めまして、各校長に対して指示並びに情報交換を行ったところでございます。また、青色回転灯とか防犯ステッカーを付けた巡回車による下校時の見回りや夜間パトロールについては、現在、一部の校区で実施しておりますが、今後、警察、PTA、地域等と協議する中で、ほかの校区へ広げていけないものかどうか、その可能性についても検討してまいりたいと思っております。いずれにいたしましても、子供たちの安全確保につきましては、地域の防犯力をどのように生かして取り組んでいくのかを含めまして、全力を挙げて対応してまいりますので、ご理解を賜りたいと存じます。以上でございます。次ページ前ページこのページに関するお問い合わせ先議会事務局 総務課〒067-8674北海道江別市高砂町6番地江別市役所本庁舎3階Tel:011-381-1051Fax:011-381-1075お問い合わせはこちらから6 議事次第の続き一般質問の続き

出典:江別市議会 平成17年第4回定例会 2005年12月15日 議事録 PDF(1ページ) 間違いを知らせる